アテローム 治療。 粉瘤(ふんりゅう、アテローム)の治し方まとめ!おススメの市販薬も紹介!

【医師監修】粉瘤(アテローム)ができる原因はストレス?体質?症状と特徴について

アテローム 治療

本ページの目次• 粉瘤(アテローム)とは 粉瘤(ふんりゅう)は、 垢や皮脂などの老廃物が皮膚の内部にたまることによってできる、良性の腫瘍のことです。 皮膚の内側に袋が形成され、本来剥がれ落ちるはずだった老廃物がその袋に入りこんだものと言えます。 粉瘤・アテロームの原因 ほとんどの粉瘤の原因は現状ではわかっておりません。 何らかの原因で皮膚の垢が皮膚の内側に蓄積してしまい、角質物質の周りの皮膚が皮膚の下で袋状に発達することで起きます。 まれに外傷が原因になることがあります。 粉瘤・アテロームの症状• 初期症状は自覚が難しい 初期の症状では、皮膚の下にしこりが見られることにとどまり、皮膚表面上には症状が現れないことが多いため、自覚することが少ないです。 初めは非常に小さい袋ですが、角質や皮脂は袋の外には出られないため、どんどん溜まっていきます。 それに伴い、粉瘤も少しずつ大きくなっていきます。 なお、皮膚の下にしこりを感じるものとして「石灰化上皮腫」も挙げられますが、こちらは毛母腫とも言われるとおり、毛根に発生起源性があります。 炎症の危険性も 粉瘤には小さな穴が開いていて、そこに細菌が入り込むと感染を引き起こしてしまいます。 感染し、炎症を起こした粉瘤は「」と呼ばれ、多くの場合は痛みや熟感、そして赤みなどの症状が伴います。 膿みを出すため、迅速な排膿手術が必要な場合もあります。 なお、特に耳の周囲のの場合、「耳前瘻孔」と間違われやすいので、慎重な診断が必要です。 耳前瘻孔は生まれつき、耳の付け根付近に小さな穴が見られる病気です。 この穴から細菌が入り、感染を起こすことがあります。 「できもの」や「ニキビ」と 間違えている場合も 単なるできもの、おでき、脂肪のかたまりと考え、特に気にしないまま放置している方もおり、ニキビと間違えていることもあります。 そしてある日、炎症や化膿が起きてから病院に駆け込む場合があります。 また、粉瘤は「脂腺嚢腫」と間違えられることもあります。 脂腺嚢腫とは、全身(特に腋窩,前胸部,上肢などに好発)に正常皮膚色から淡黄色あるいは淡青色調の半球状に隆起した嚢腫を多発する疾患のことです。 粉瘤・アテロームを自分で摘出しようとするのは危険 「自分で潰せそうだから、潰しちゃっても良いのでしょうか・・・?」 こうしたご質問を受けることがございますが、 自分で潰すことは絶対に避け、医療機関を受診してください。 気になるからと言って無理に潰したりすると、細菌が入り込み感染を招き、 あっという間に2~3倍の大きさになり、炎症を起こして痛みを伴うようになってしまいます。 また、粉瘤の袋が周囲と癒着しやすくなり、傷跡が綺麗に消えにくくなってしまいます。 これは傷跡にこだわる医師にとっては大変残念なことです。 さらに、 粉瘤は放っておくと年々肥大化します。 今すぐ体に異常を来すということはなくとも、早めに医療機関で治療を受けることをお勧めします。 粉瘤・アテロームの予防・放置しても自然治癒は可能? 残念ながら、粉瘤は自然治癒しないうえ、原因がわかっていないためこれといった予防法は存在しません。 ストレス解消、適度な運動、睡眠時間の確保、バランスの取れた食事など、一般的に病気を予防するような対策は、粉瘤と類似した疾患(ニキビ、その他のおできなど)には効果があると言われています。 しかし、これらの対策が粉瘤の予防と関係があるとはいえません。 粉瘤は投薬のみで根治治療が可能か? まず知っておかなければいけないことは、手術を行っていない場合、粉瘤は抗生剤での治療となる事が多いということ。 特に炎症が起きている粉瘤の場合、まず抗生物質の内服薬を処方し、数日間服用して炎症を抑えます。 抗生物質を飲んで痛みがなくなることもありますが、それは痛みのあった粉瘤の感染がおさまっただけで、腫瘍が取れたわけではありません。 この治療法によって感染を改善することはできますが、薬のみで医療機関に行かず様子を見ていると、後日、細菌感染が再発する可能性があります。 また、個人ブログなどに掲載されている化膿止めや、膿を吸い出す市販薬などはお勧めできません。 なぜなら一時的に症状が抑えられても、皮膚の中に囊腫は残っているので粉瘤が完治したとは言えないからです。 粉瘤の根治治療を行うためには、医療機関で手術して取り除く必要があります。 粉瘤(アテローム)の再発について 粉瘤は再発することが多い厄介な病気 粉瘤は再発することが多い厄介な病気です。 また、粉瘤治療においてさらに厄介なのが次の点です。 ・診察可能な病院に行っても、手術を行えない場合がある• ・病院で治療を行ったとしても抗生剤治療などで終わってしまう場合がある• ・抗生剤治療で一時的に改善しても、再発してしまうケースがある このような実情に鑑みると、 実は粉瘤治療においては、まず自分が根治治療を行ったかどうかを確認することが重要です。 粉瘤の根治治療は嚢腫(粉瘤の袋)の完全な外科的切除ですが、そのうえで、 根治治療を行っていない場合と行った場合に分けてご説明します。 粉瘤の再発を防止するための確認事項 根治治療を行っていない方の場合:再発の可能性あり 粉瘤の根治治療を行っていない場合は、そもそも嚢腫が皮内に残っています。 したがって、嚢腫内に内容物である角質や皮脂などが溜まって大きくなったり、感染した場合は赤く腫れ上がり痛みを伴ったり膿が出たりすることを繰り返す可能性があります。 根治治療を行った方の場合:場合によっては再発の可能性も 粉瘤の根治的な外科手術を行っても、残念ながら嚢腫が皮内に残ることはあります。 特に感染でとなってから根治治療を行った方はそのリスクは高まります。 感染の程度にもよりますが、感染して化膿すると嚢腫が脆くなって破れてしまったり、溶けてしまったりすることがあるからです。 その場合、散らばった嚢腫は完全に摘出することが困難になることが理由です。 散らばった嚢腫を確実に切除するためには、大きく切除する切開摘出術によれば再発のリスクを減らすことはできますが、大きな傷痕が残ってしまうことが美容的に必ずしも望ましいとは言えません。 炎症後粉瘤でも、くり抜き法による再発率が技術の進歩で低くなってきており、粉瘤手術に力を入れているクリニックに相談することが望ましいでしょう。 もしかして再発? 術後トラブルについて 粉瘤の診療でよくある質問のひとつに、「 再発に関する勘違い」があります。 傷跡がしこりのように硬くなるケース 術後の創傷治癒の過程において傷痕がしこりの様に硬くなることがあり、これがよく再発と間違われますが、これは再発ではありません。 どうしても心配であれば、主治医に診察してもらうのが良いでしょう。 血腫(けっしゅ)ができて粉瘤と勘違いすることも 元々粉瘤があったスペースに周辺からじわじわと出血が起こって、中に血の塊を作るというトラブルです。 手術部位を動かすと血腫ができやすくなります。 どこまで動かして良いかは、手術部位や手術の大きさ、深さで大きく変わります。 手術後患部をどの程度動かしてよいかをあらかじめ医師に尋ね、安静にしましょう。 だんだん痛みを伴う場合は再発を疑ってみる しこりのようなものが術後にあった場合でも、痛みを伴ったり腫れたり膿が出てきたりする場合は粉瘤の再発を疑った方が良いでしょう。 また、再発した場合は周辺組織と癒着してしまい取り出しにくくなることもあります。 粉瘤が再発した場合は速やかに医療機関に相談してください。 従来の方法で粉瘤治療を行うと、かなり目立つ傷が残ってしまいます。 特に、顔や首の粉瘤を取り除く場合や女性の患者さんの場合、傷はできるかぎり目立たなくしたいという方が非常に多いです。 そこで、アイシークリニックでは、「くりぬき方法」と呼ばれる方法で粉瘤の手術を行っております。 従来の粉瘤の治療方法 これまで粉瘤の手術においては、非常にシンプルな手術方法がとられていました。 皮膚を紡錘(ぼうすい)形に切開し、粉瘤を取り除いてから縫い合わせるという手術です。 この方法だと、例えば 2cmの粉瘤を切除するのに、2cm以上の傷ができることになります。 かなり大きく目立つ傷が残ってしまうという弱点があるのです。 治療方法「くりぬき法(へそ抜き法)」 くりぬき法とは? 手術時間 数mm程度の小さな粉瘤の場合は5分程度で手術が終わることもよくありますので、診察後にその場で迅速に手術でお取りすることが可能です。 ある程度大きな粉瘤は診察後に予約をお取りいただき、改めて予約日に手術を行うこともあります。 大きい粉瘤であっても、手術は長くて20分程度で終了する治療を目指しています。 手術時の痛み 手術は局所麻酔をしてから行うため、 痛みのほとんどない治療を目指しています。 ただ、局所麻酔を注入する際にほんの少し痛みを伴います。 アイシークリニックでは、麻酔の痛みも抑えるため極細の針を用いるなどの工夫をしております。 くりぬき方法による治療の流れ• 手術前に切除を行う粉瘤をペンでマーキング。 局所麻酔を注射。 トレパンと呼ばれる特殊なパンチで粉瘤に穴をあける。 内容物を揉み出しながら手術することで壁も取り出せます。 粉瘤を手術的に抜き取る• そのまま手術終了。 または、縫い合わせる。 傷の治りをよくする軟膏を塗り、湿潤療法を取り入れています。 もちろん、くり抜き方法でなく従来の方法で手術を行う方が良いと思われる場合には、そちらを優先いたします。 患者様とじっくり話し合い、丁寧に診察した上で、患者様にとって最善な方法で手術にあたっております。 また、程度の小さな粉瘤でしたら、別日に手術を行わなくとも、診察後にその場でお取りすることが可能です。 それよりも大きな粉瘤は診察後に予約をお取りいただき、改めて別日に手術を行います。 顔にできた粉瘤(症状画像) 発生部位が「顔」の場合、初期症状が似ていることからニキビに間違えられることがあり、発見から治療までの期間が空き、炎症が起きるなど悪化してから来られる患者様がおられます。 顔の場合は特に、傷跡が残ることを心配される患者様もおられますが、アイシークリニックでは、傷跡にも細心の注意を払い治療いたします。 おでこにできた粉瘤(症状画像) 目(目頭・目尻)やまぶたにできた粉瘤(症状画像) 口やくちびるにできた粉瘤(症状画像) 耳にできた粉瘤(症状画像) 顔の中でも特に耳周辺は粉瘤の好発部位とされており、耳たぶや耳の後ろにできる人、耳の付け根、耳の下、耳の裏などにもできることがあります。 耳の後ろにできた粉瘤(症状画像) 耳たぶにできた粉瘤(症状画像) 耳横にできた粉瘤(症状画像) 耳の下にできた粉瘤(症状画像) 鼻にできた粉瘤(症状画像) 顔の中で鼻もまた粉瘤ができやすい部位です。 鼻は顔の中でも特に目立つため、「なるべく手術を避けたい」という方もいらっしゃいますが、粉瘤は手術をしなければ治ることはありません。 顎にできた粉瘤(症状画像) 顎にも粉瘤ができることがあります。 特に発生部位が顎の場合、初期症状が似ていることからニキビに間違えられることがあります。 頭にできた粉瘤(症状画像) 一口に頭と言っても、後頭部や側頭部、頭頂部やおでこ(額)など様々な場所にできることがあります。 実際の症例画像の一例を紹介しますので、ご参考ください。 首にできた粉瘤(症状画像) 首にも粉瘤ができることはありますが、首の粉瘤の場合、顔の粉瘤と違い、かなり大きくなるまで放置される患者さんもおられます。 長期間放置されると炎症を起こす可能性もあり、臭いを発してしまったり傷跡が残りやすくなったりしてしまうため、「粉瘤かも」と疑った際は医療機関を受診することをお勧めします。 首の横にできた粉瘤(症状画像) 首の後ろにできた粉瘤(症状画像) 首筋にできた粉瘤(症状画像) 喉にできた粉瘤(症状画像) 肩・脇の下にできた粉瘤(症状画像) 肩・脇の粉瘤の場合、腕を動かすたびにしこりが気になりご来院される患者様もいらっしゃいますが、目立ちにくいという理由で放置してしまった結果炎症が起きるなど、悪化してからご来院される患者様も比較的多いように感じます。 背中にできた粉瘤(症状画像) 背中の粉瘤の場合、普段から鏡などで確認できないため、気がついたら大きくなっていたという方もおられます。 「粉瘤かも」と疑った際は医療機関を受診することをお勧めします。 胸の下や横にできた粉瘤(症状画像) 胸の粉瘤の場合も、初期症状が似ていることからニキビに間違えられることがあります。 発見から治療までの期間が空くと、炎症が起きるなど悪化してしまいます。 腹部にできた粉瘤(症状画像) 腹部の場合も、普段見えないからと気にされない方がいらっしゃいますが、盛り上がったできものが腹部にできた場合、診断の結果「粉瘤」の場合があります。 下腹部にできた粉瘤(症状画像) 肋骨付近にできた粉瘤(症状画像) 腕・肘・手にできた粉瘤(症状画像) 腕や手の粉瘤の場合、単なるできものに間違えられることがあります。 以下は一例ですが、ぽこっと腫れたようなできものでも、診断を受けると「粉瘤」ということがあります。 肘にできた粉瘤(症状画像) 腰・おしりにできた粉瘤(症状画像) 腰やおしりの場合も、単なるできものに間違えられることがあります。 発見から治療までの期間が空くことが多く、炎症が起きたり肥大化し、痛みを訴えながら来院される場合があります。 足・太ももにできた粉瘤(症状画像) 足にできた粉瘤は「しこり」と間違われることがあります。 顔まわりや手・腕と比べ、しこりができていても気になりにくい部位のため、放置し大きくなってしまうケースがあります。 股関節・足の付け根にできた粉瘤(症状画像) 膝にできた粉瘤(症状画像) 手術後の注意点 粉瘤の手術の後は、通常であれば抜糸の必要はありません。 なにか心配なことや不安なことがあった場合にいつでも対応いたしますので、ご安心ください。 飲酒・運動は可能? 出血の可能性があるため、手術当日・翌日の飲酒と運動は控えて頂きたいと考えております。 それ以降は医師の指示によりますが、原則、普段通りでかまいません。 ただ、関節部分に位置する粉瘤を治療した際には、サイズによってはもう少し安静を必要とします。 入浴は可能? お風呂に関しては、手術当日は出血のリスクがあるため、入浴は控えていただきます。 翌日以降はシャワー浴にて石けんで傷を洗っていただいておりますが、お風呂・プールは清潔でないため、約1週間は、シャワーのみでお願いいたします。 手術跡・傷跡について 粉瘤というのは手術的にお取りするものなので、残念ながら全く傷が残らないということはありえませんが、傷跡がもっとも目立たない方法をご提案しております。 傷の治りをよくする軟膏を塗り、湿潤療法を取り入れています。 徐々に傷痕はなじむことが予想されます。 粉瘤治療の料金 粉瘤の治療にあたっては、診断、検査、手術、病理検査に対して保険が効きますのでご安心下さい。 アイシークリニック渋谷院 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-16-2 ニュー三水ビル5階 形成外科、保険診療 全日:10時〜19時診療。 ( 保険証の割合が3割の場合150円の加算になります。 ) アイシークリニック新宿院 〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階 形成外科、保険診療 全日:10時〜19時診療。 ( 保険証の割合が3割の場合150円の加算になります。 ) アイシークリニック上野院 〒110-0015 東京都台東区東上野3-16-5 サンク・ユービル1階 形成外科、保険診療 全日:10時〜19時診療。 14〜15時は休診時間、18時半最終受付 アイシークリニック池袋院 〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-15-3 前田ビル9階 形成外科、保険診療 全日:10時〜19時診療。 ( 保険証の割合が3割の場合150円の加算になります。

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粉瘤(アテローム)の治療 2種類の手術と再発するワケは?|アスクドクターズトピックス

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粉瘤とは? 粉瘤(アテローム)とは、皮膚にできる良性腫瘍の中で最も多く、体中場所を問わずにどこにでも出来る可能性があるものです。 好発部位は顔、背中、おしりと言われています。 出来始めはニキビのようにぽつんと小さいものですが、徐々に大きくなっていくという特徴があります。 炎症がなければ触っても痛みはありません。 粉瘤の中身は古い角質など、肌の老廃物です。 通常であれば体外へと剥がれ落ちる肌の老廃物が、表皮の下にできた嚢胞に溜まっていき、その為粉瘤は時とともに大きく成長していきます。 稀に、粉瘤の中央に黒点のように小さな穴があらわれ、そこから膿が排出されて悪臭を伴うことがあります。 粉瘤は自然治癒は見込めなく、必ず何かしらの治療を行わなければ消えることはありませんが、放っておいても体に影響はありません。 しかし、大きくなりすぎると手術による切除も困難になりますので、粉瘤が目立つようになってきたり、悪臭を伴う粉瘤の場合には治療を考えなければいけないでしょう。 粉瘤のできる原因 粉瘤のできる原因やメカニズムについては、はっきりと解明されていません。 多くの場合原因不明ですが、足の裏や手のひらといった部分に粉瘤が出来た場合は外傷が切欠であると予想されます。 粉瘤は生まれつきの体質によるとの説もあり、元々粉瘤ができやすいという人は体のあちこちにいくつも粉瘤が出来ることもあります。 また、毛根の組織である毛漏斗部の一部がめくれて袋状になってしまうためではないかともいわれていますが、あくまで一説です。 粉瘤と間違えやすいできもの 一見すると粉瘤のように見えますが、似たような腫瘍もありますので注意が必要です。 脂肪腫 脂肪腫は一見皮膚の腫瘍に見えますが、実際はその下の皮下脂肪にできる良性の腫瘍です。 こちらも粉瘤と同じく良性腫瘍ですが、とても大きくなるという特徴があり、放っておくと10センチ以上にも巨大化してしまうこともあります。 その為、脂肪腫が出来た場合にはすぐに手術による治療が行われます。 また、脂肪腫と似ている腫瘍で「脂肪肉腫」がありますが、こちらは悪性腫瘍になります。 良性か悪性かは組織を採取し、検査して判断します。 外歯瘻(がいしろう) 虫歯を放置したことで、鼻や頬の皮膚から膿が漏れ出てくる外歯瘻も、粉瘤と間違えやすいようです。 虫歯や歯周病によって、歯茎などに溜まった膿がトンネル状の道を皮膚まで作ることで外歯瘻が起こります。 鼻や頬の皮膚が腫れるため、虫歯との関連性があまり認識できないこともありますが、外歯瘻となってしまった場合には大掛かりな手術が必要になります。 粉瘤は放置しても大丈夫? 粉瘤はそのメカニズムもあまりわかっていないため、放置していても絶対に大丈夫という保証は全くありません。 一般的には、痛みもない良性腫瘍ですから今すぐに治療をしなくては大変なことになる、ということはないようですが、それもケースバイケースでしょう。 「粉瘤とは?」の項で説明した通り、膿の排出によって悪臭を伴う粉瘤の場合は、膿がでる穴から細菌が感染して炎症を起こしてしまうこともあります。 また、粉瘤が大きくなるペースには個人差があり、数年経っても大きさがあまり変わらない人もいれば、気が付くと粉瘤がとても成長してしまっているといったケースもあります。 いくら良性腫瘍とはいえ粉瘤は自然治癒の見込めないものですから、粉瘤の大きさやにおいが気になるという方は、すぐに皮膚科にて診療を受けるのがベストです。 粉瘤に良い成分とは? はっきりとしたことが解っていない粉瘤ですが、食生活とも関わりがあるのではないかと言われています。 近代的な高脂肪・高たんぱく・高カロリーの食事は粉瘤によくないと言われており、粉瘤ができやすい人は食生活の改善も行った方が良いでしょう。 食生活が洋食中心であるという方は、和食中心の生活に切り替えるのがおすすめです。 特に効果があるのではないか?と言われているのがオメガ3脂肪酸です。 オメガ3脂肪酸は、主に青魚などに含まれている油で、脂質異常症などコレステロールが気になる方にも有効とされている成分ですよね。 粉瘤では動物性の油の摂取は控えた方がいいようなので、クルミなどのナッツから摂取するとより良いでしょう。 海藻や大豆製品も体質の改善が見込まれますので、脂肪分の少ないあっさりとした食生活を心掛けてください。 粉瘤の治療法 病院で粉瘤の治療を行う時には、手術が一般的です。 どのような手術があるのか、また手術以外にも方法があるのか見ていきましょう。 摘出術 皮膚を直接切開し、粉瘤を取り除いた後縫合する手術です。 粉瘤に開口部がある場合には、開口部を中心として切開箇所をマーキングします。 その後、局所麻酔を施し、切開。 嚢胞を周囲のから剥離しつつ、ピンセットで引っ張り嚢胞を取り出します。 手術は日帰りとなり30分ほどで終了し、約1週間後に抜糸し終了となります。 切開した傷の痛みはありますが、2日も経過すれば治まるでしょう。 くりぬき法 専用のパンチのような特殊器具にて粉瘤に穴をあけ、内容物を除去後に嚢胞を取り出すという手術です。 硬くなってしまった粉瘤には向きませんが、うまくいけば3分ほどで手術は終了します。 摘出術と異なる点は、穴をあけて揉みだした後の治療が、縫合・ガーゼで保護・湿潤療法の3パターンに分かれることです。 摘出術と同じく、開口部に痛みはありますがこちらもすぐに治まります。 手術自体の痛みも、切開しないため摘出術より軽いと言われています。 薬で散らす 粉瘤は手術で取り除かなければ完治しませんが、粉瘤自体の炎症が強く、手術に踏み切れない場合にはまず薬によって治療を行います。 抗生物質を一定期間服用し、炎症が治まった後に手術を行うという2段階での治療が必要となります。 何科の病院へ行けばいい?入院は必要? 粉瘤の治療は、皮膚科で行います。 手術は短時間で入院の必要もないため、手術を望めば診察後すぐに手術を行ってもらえることもあります。 どのくらいで完治する?治療金額は? 粉瘤の手術金額は、粉瘤自体の大きさやできている箇所によって異なります。 顔の場合には5000円~10,000円未満、背中などにできた場合には20,000円程度かかるようです。 病院によって細かな金額の差はありますが、粉瘤の手術は保険適用ですのでそんなに大きな金額はかからないでしょう。 これに診察代や薬代を含め、多くとも30,000円程度と考えておくと良いでしょう。 切開後の縫合した傷が治るまでは3週間程度かかります。 1か月たっても傷口が治らない場合には、もう一度皮膚科にて診てもらいましょう。 効果の期待できる市販薬は? 簡単に手に入る市販薬での治療も、粉瘤の出来始めには効果が期待できます。 ドルマイシン軟膏(ゼリア新薬).

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耳のアテロームは潰さない!アテロームの治療法を1から解説

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5時間以内であればt-PAという、血栓を溶かすお薬を静脈に注射し、血管を塞いでいる血の固まりを溶かします。 ただし、検査に時間がかかるため(1時間程度)、この治療を受けるには少なくとも3. 5時間以内に病院に着いている必要があります。 血管内治療 カテーテルという道具を詰まっている血管まで通し、血の固まりを削り取ったり、吸引して再開通させます。 発症24時間以内で「内頚動脈」または「中大脳動脈水平部」という太い血管が詰まっている場合、t-PA治療に引き続いて血管内治療を行ったほうが後遺症が少なくなることが分かっています。 脳梗塞急性期のお薬による治療 脳梗塞がおこってから48時間以内であれば血が固まるのを抑制するお薬(抗凝固薬)を投与します。 アテローム血栓性脳梗塞、ラクナ梗塞の場合には、血を固まりにくくするお薬(抗血小板薬:一般的には血をさらさらさせるお薬として知られています)を投与します。 治療 病型 ラクナ梗塞 アテローム血栓性脳梗塞 心原性脳塞栓症 t-PA• ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症の治療に用いられます。 外科的治療・血管内治療 血の固まりをとるなどの外科的治療です。 アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症の治療に用いられます。 フリーラジカルスカベンジャー 脳を保護するお薬です。 ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症の治療に用いられます。 抗血小板薬(注射) 血小板の働きを抑えるお薬です。 ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞の治療に用いられます。 抗トロンビン薬 トロンビンの働きを抑えるお薬です。 アテローム血栓性脳梗塞の治療に用いられます。 抗凝固薬(注射) 血液の凝固を抑えるお薬です。 ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症の治療に用いられます。 抗凝固薬(経口) 血液の凝固を抑えるお薬です。 ラクナ梗塞(心房細動合併時など)、アテローム血栓性脳梗塞(心房細動合併時など)、心原性脳塞栓症の治療に用いられます。 抗血小板薬(経口) 血小板の働きを抑えるお薬です。 ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞の治療に用いられます。 デキストラン40製剤 血流をよくするお薬です。 アテローム血栓性脳梗塞の治療に用いられます。 ときにラクナ梗塞の治療にも用いられます。 濃グリセリン・果糖製剤 脳浮腫を軽減させるお薬です。 アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症の治療に用いられます。 原則としてラクナ梗塞の治療には用いられません。

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