キーエンス の 株価。 キーエンスの株価推移と株主優待・配当利回りまとめ

【キーエンス】[6861] 過去10年間の株価

キーエンス の 株価

キーエンスの株価は常に割高と言われている中、過去10年で6倍以上になっている。 キーエンスは典型的な成長株であり、注目している個人投資家も多いだろう。 ところが、キーエンスの株価は2018年以降、一進一退の攻防が続いている。 買い時のようにも見えるが、今後キーエンスの株価はどうなるのだろうか。 本記事では、キーエンスの株価動向を振り返るとともに、今後の株価を見通すためのポイントについて解説していく。 キーエンスの株価は長期的にみると、右肩上がりのきれいなチャートになっている。 今後も株価は上昇すると予想する投資家も多いだろう。 しかし、2018年以降のキーエンスの株価は一進一退しており、2年近く明確な上昇は見られない。 キーエンスの業績と株価の関係から、その理由を探っていこう。 注目したいのは、株価が大きく動いたリーマンショック(2008年)前後とチャイナショック(2015年)前後だ。 キーエンスの株価は2007年に一時18,000円を超えていた。 しかし、2007年8月に世界の金融市場を震撼させたパリバショック以降、キーエンスの株価は徐々に下落していった。 そして、リーマンショックにより世界的な金融危機に陥った2008年後半に、キーエンスの株価は急落し、一時は7,000円近くになった。 2年も経たないうちに約60%も下落したことになる。 一方、リーマンショック前後のキーエンスの業績は以下のとおりだ。 2008年3月期を頂点として、2009年、2010年と急激に売上高・営業利益が減っている。 2008年~2010年の2年間で営業利益がほぼ半分になったことからも、リーマンショックの影響の大きさがうかがい知れる。 優良企業として有名なキーエンスだが、同社の業績は景気の影響を受けやすいことがわかる。 チャイナショック(2015年8月)前のキーエンスの株価は約21,000円だったが、2016年6月には15,000円を割っている。 この時の下落率は約30%である。 リーマンショックの時ほどではないが、普通の投資家にとっては辛い下落だっただろう。 チャイナショック前後のキーエンスの業績は、以下のとおりだ。 リーマンショックの時と違って、2015年、2016年ともに増収増益だった。 しかし、それまでの成長が鈍化し、成長株としての期待感が薄れてしまったことが株価が下落した原因と考えられる。 以上のことから、キーエンスの株価には以下の特徴があることがわかる。 しかし、キーエンスの製品は工場や研究開発の現場で使われるものが多く、不況になると企業は一斉に設備投資予算を削減するため、キーエンス製品の需要は減ってしまう。 したがって、キーエンスの業績は企業の設備投資予算に左右されやすいということになる。 キーエンスの株価動向を分析する際は、企業の設備投資の動向にも注目する必要があるだろう。 たとえば、2016年以降の全産業設備投資(前月比)は以下のとおりだ。 2018年までは、好調な景気を反映して設備投資は比較的活発だった。 しかし、米中貿易摩擦が激化して景気の先行き懸念が強まった2019年は、急激に落ち込んでいる。 キーエンスの最近の四半期業績は、以下のとおりだ。 キーエンスの営業利益は、大きく悪化しているわけではない。 しかし、2018年以降は営業利益の前年同月比が徐々に下がっており、2018年4Q以降はマイナスに転じている。 2018年以降のキーエンスの株価が一進一退を繰り返しているのは、日本企業の設備投資の減少による業績低迷を先取りしていたためと考えられる。 設備投資需要は、景気に左右される。 現在は、米中貿易摩擦によって世界中で景気悪化が懸念されているため、その行方にも注目したい。 今後のキーエンスの株価動向については、以下の2つのパターンが考えられる。 1.もし、このまま米中貿易交渉が進展せず、景気悪化が進行するなら、キーエンスの株価はさらに下がると予想される。 2.米中が何らかの合意をできれば、状況は一変する。 景気回復の期待が高まり、徐々に設備投資も増えるだろう。 すると将来の設備投資増を織り込んで、キーエンスの株価も上昇する可能性が高い。 米中貿易交渉は、これまでも二転三転している。 政治の行方を予想するのは難しいため、キーエンスの株価動向は予想しにくいと言わざるを得ない。 しかし、事前に複数のシナリオを想定しておくと、いざという時にチャンスをつかみやすいはずだ。 1単元は100株なので、最低投資金額は約665万円だ。 キーエンス株の購入にあたって、手数料を抑えて購入できる証券会社は以下のとおりだ。 ライブスター証券 800円(税抜) DMM. com証券(DMM株) 800円(税抜) GMOクリック証券 900円(税抜) SBI証券 921円(税抜) 楽天証券 921円(税抜) 岡三オンライン証券 2,700円(税抜) 中堅ネット証券のライブスター証券とDMM. com証券が最安であり、次にGMOクリック証券、SBI証券、楽天証券が続く。 中堅ネット証券は、大手に比べて若干安いと言えるだろう。 富裕層なら問題ないだろうが、一般投資家にとっては準備しにくい金額だ。 キーエンスのような「値がさ株(1株あたりの金額が高い銘柄)」を買う時は、単元未満株を売買できる証券会社を利用するといい。 1株買うだけなら約6. 7万円を用意すればいいので、富裕層でなくても問題なく投資できるだろう。 ちなみに、単元未満株でも配当はもらえる。 単元未満株を購入したいならSBI証券やマネックス証券、SBIネオモバイル証券などを利用するといい。 各証券会社の単元未満株の売買手数料は、以下のとおりだ。 ・SBI証券 約定代金の0. 5%(税抜) ・マネックス証券 約定代金の0. 5%(税抜) ・SBIネオモバイル証券 月間合計約定代金50万円まで200円(税抜) 単元未満株の手数料は、単元株よりやや割高になることが多い。 しかし、1株から少額で分散投資できるのが魅力だ。 キーエンスのような値がさ株を買う時などに、上手に活用したい。 キーエンスは高収益・高成長の優良株として有名である。 しかし、同社の製品需要は企業の設備投資の動向に左右される。 そのため、同社の業績と株価は景気に敏感に反応するという特徴がある。 今後のキーエンスの株価は、米中貿易摩擦の行方に左右されることになるだろう。 同社への投資を検討する際は、米中貿易交渉の進展に注目してほしい。 文・ロイナビ(長期投資サイト「ロイナビ」 管理人).

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キーエンス(6861)の株価はなぜ高いのか分析

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どうも!! 『らしらん』 rasiran です。 今回は『キーエンス』【6861】の株価分析を行います。 キーエンスは、工場での自動生産を助けるためのセンサや、自動制御機器を作る企業です。 多くの工場の目標の一つに 無人化:FA(ファクトリーオートメーション)があげられ、生産性と品質の向上を求めらえられるわけですが、その無人化に役立つ製品をキーエンスは開発しております。 社名の『キーエンス』は、Key of Science に由来するものです。 1974年に、兵庫県尼崎市リード電機株式会社として設立され、現在の社名である『株式会社 キーエンス』に変更されたのは1986年です。 記事の内容は私の個人的な考えであり、株の購入を勧めるものでも安全性を保障するものでもありません。 あくまで投資は自己責任にてお願いいたします。 また、企業の一般公開情報によって判断を行ったため、事実と異なる点が存在する可能性があります。 どのような考えを持って投資を行うかの『考え方の流れ』を参考にいただければと思います。 参考にしたうえでの不利益を当方で負うものではありません。 ご自身の判断によって投資は行ってください。 自社工場を持たないファブレス生産体制 以前のでも触れましたが、キーエンスもファブレス(fabless)と呼ばれるビジネスモデルを採用しております。 ファブレスとは、fabrication facility(製造施設)がless(無い)である。 すなわちファブレスとは、工場を持たないことを意味するわけですが、利点は製造を国内外の協力企業に委託することで、自社で製造設備を保有するコストを研究開発や企画に振り分けることができること。 そして、 仮に受注、生産がストップするような状況での維持管理コストがかからないことが挙げられます。 自社工場を保有する企業であれば、生産がストップした状況だと工場の土地や建物、また、工場で雇用している従業員の給料を 企業の収益がストップした状況で支出し続けなければならないことになります。 とくに最近のような状況だとファブレスはリスク管理に大きく役立ちます。 グローバルダイレクトセールス 多くのメーカーではメーカーと顧客の間に代理店や販社を置き、いうならば メーカーで作った出来上がりの物を代理店に売ってもらう形をとっていますが、 キーエンスでは、顧客の元へ直接足を運び、 現場で問題点を見つけ、問題解決につながる製品を現場で提案する直販体制(グローバルダイレクトセールス)を取っています。 同社の強みは、 『開発する7割の製品が世界初、業界初である』と言われますが、これも製造業の現場で問題解決に役立つ製品を生み出すからこそ、今までにない新たな製品が生まれるという事なのでしょう。 一株当たりの利益の割合をあらわす、 株価収益率 は 54. 91倍と一般的な企業の平均の15倍と比較するとかなり割高の水準にあります。 一株当たり利益 は、 816. 4円です。 を基準にお買い得と判断されるPERの10~15倍を掛けると、 8164~12246円です。 ちなみに 現在の株価44830円とEPSの15倍の差は 32584円です。 単純に、これらの指標だけで株価が割高であると判断するには早いですが、 一般的な判断基準の水準からするとかなり高額であると判断される株価であることは頭の片隅に置いておくべきです。 投資の場での違和感には必ず理由がありますから、ここで考えることは『なぜ、こんなに高い株価で取引されているのだろうか?』と疑問を持つことです。 もう少し指標の計算を行いながら、 株価の高い理由を探っていきましょう。 キーエンスを資産の観点から分析する 株価が(一株当たり純資産)の何倍の価格になっているかをあらわす(株価純資産倍率)の値を確認すると、 6. 18倍です。 5倍までが割安ととられることを考えると、こちらも割高の水準です。 は7249. 02円なので、お得の範囲内とされるの1. 5倍を計算すると、10873. 53円ですから現在の株価44830円と比較すると資産面からは、33956. 47円割高だと言えます。 理論上の株価の底値は7249. 02円です。 キーエンスの配当や株主優待はどうなのか? 配当は、一株当たり200円を予定しているので、100株保有していたとすると配当は20000円です。 は、 0. 45%と株価に対しては低めの配当です。 配当性向は、18. 36%ですから、一般的に目安とされる30%と比較すると低いと言えるでしょう。 前期(2019. 3)までは、おおむね10%以下の推移でしたから企業としては手堅い経営を行っているのだろうと予想が立ちます。 株主優待は、行っていないようです。 キーエンスの売上高と利益はどうなのか? 、営業利益ともに過去のグラフから順調に上昇傾向で推移していることが分かります。 また、ここで注目していただきたいのが、 営業利益率です。 同社の営業利益率は、2020年3月時点で 50. 3%であり、長期的にみるとやや上昇傾向にあるようです。 キーエンスと似たような業種の平均は 7%前後であることから、とんでもなく良い数値であることが分かります。 2%、ROAは13. 3%、ROAが10. 8%と若干停滞気味ですが、利益率の良い経営をしてると言えます。 流動比率は15. 24倍で短期的な資金には問題ない。 というよりも 企業としての収益が完全にストップしてもまったく問題がないほどの余裕があると言えます。 流動比率を簡単に説明すると、一年以内に現金化できる資産である『流動資産』を一年以内に支払う必要のある負債である『流動負債』で割って以下のような式で求めます。 自己資本比率は96. 7%とこちらもとんでもない数値です。 営業キャッシュフローと有利子負債の割合についても、そもそも有利子負債がありませんからキャッシュフローにも十分な余裕があります。 まとめ 今回は『キーエンス』の株価分析を行いました。 さすがは 日本を代表する優良企業と言われるように非常に健全で効率的な経営が行われていることが分かりました。 ただし投資対象として考えると、いくら長期的視点で成長が見込まれるとしても現在の株価はあまりにも高額です。 長期投資の視点で考えても、厳しいのではないでしょうか? 現在のような高額な株価の原因は、• 優れた企業であることから投資家の人気が高まる• 人気が高まり株が購入されることで、株価がさらに上昇する• 株価が上昇すればさらに投資家の期待が高まる• 期待が高まるとさらに株が購入される、、、、、、 といった具合ですね。 最後までお読みいただきありがとうございました。

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キーエンス(6861)の株価はなぜ高いのか分析

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「30代で家が建ち、40代で墓が立つ」というフレーズを耳にしたことがないでしょうか。 キーエンスに勤める人を昔誰かがこう表現したものです。 このフレーズから、 超高給で超激務、というイメージがある人も多いでしょう。 一方でほとんどCMもなければメディアへの露出も極端に少ない会社で、どこか謎めいた企業という印象を僕は持っていました。 そんなキーエンスですが、株価は一単元100株あたり約700万と、 日本で一番高い株としても有名です。 同社はTOPIX CORE30を構成する銘柄であり、日々の出来高も多いのですが、なぜか株価の掲示板などでもあまり話題に上がることが少ない印象があるのは僕たち個人投資家が扱うにはあまりに高額だからかもしれません。 僕も到底同社の株を買うことはできませんが、興味が湧いたので投資対象としていろいろ調べてみた内容を今日はお伝えします。 事業内容 同社HPより引用 本社は大阪高槻にあります。 上の写真のとおり特徴的な形の本社ビルが象徴となっています。 キーエンスは、 「ファクトリーオートメーション(FA)の総合メーカ」です(同社HPより)。 FAは工場の自動化などを推進する機械類で、ロボットアームのようなものを想像されるかもしれませんが、僕が同社のHPを見た感じだと主力は製造業の最終工程に使われる 品質確認用のセンサなど、計測器類です。 同社HPより この他にもバーコードリーダなど、センサ技術を核とした製品展開となっています。 これらセンサ製品の開発と販売を行うのがキーエンスの事業の根幹です。 これだけだと普通のFAメーカにしか見えませんが、同社がすごいのはあらゆる製造業 25万社を顧客に持っているという点と、 海外45カ国に200拠点を展開するグローバルな企業であることです。 有名なフォーブス誌の 「世界でもっとも革新的な企業TOP100」に8年連続でランクインしています。 同社HPより キーエンスの業績のポイント キーエンスの決算などは後ろにまとめますが、これだけ株価が上がっているポイントを先にお伝えします。 過去25年の平均成長率が10%以上 同社HPより引用 キーエンスは1974年創業と日本の会社としては若い方ですが、それでも 年率平均10%以上の成長を続けているメーカーを僕は知りません。 もしかするとソフトバンクやヤフーなどがそれ以上の成長をしているかもしれませんが、業態が全く違います。 物を作って売るというメーカーがこれだけの成長を維持しているのはとんでもないことです。 1の25乗で計算すると、この 25年で10倍以上の規模になった会社、ということです。 営業利益率50%以上 同社HPより引用 営業利益率も50%を超えており、これまた メーカーでは考えられない数字です。 製造業はどうしても原価比率が高くなりますので、優良企業でも利益率は低くなりがちです。 これだけ業績を拡大し続けているということは新規顧客をどんどん開拓しているはずですが、このご時世にありながら、安値取引きによる拡大ではないということです。 それだけ付加価値の高いサービスを提供しているということが分かります。 さらに同社は徹底した合理主義であり、無駄を極限まで削ぎ落とすことを重視しています。 株価推移 過去10年の株価推移をマネックスより引用します。 株価はこの10年上がり続け、2019年現在、 時価総額はとうとう日本のTOP5に入りました。 グラフのとおり、10年前に同社の株を買っていたら、 100万円が700百万円に化けていたということです。 売上高などはもっと上の会社がありますが、上のとおり業績がずっと好調なため、株価も上がり続けています。 この理由を同社の決算資料等から分析していきたいと思います。 決算、ファンダメタルズの確認 昨年度の決算資料をもとにファンダメンタルズをまとめてみました。 4 % 1株利益 1736 円 配当利回り 0. 15 % PER 37. 0 倍 自己資本比率 92. 9 % IR資料はとてもシンプルで、ここにも同社の合理化主義を感じました。 とんでもない利益率と自己資本比率 まず上の表で目に付くのは 営業利益と自己資本比率です。 こんな数字僕が今まで調べた会社で見たことありません。 メーカーの営業利益率は一般的には10%もあれば優秀と言われる中、 驚異の50%超えです。 また、自己資本比率は40%が安定した企業の目安ですが、ここも 90%とすさまじいですね。 圧倒的な営業利益によって積み上がった純資産、もう倒産なんかあり得ないって感じですね。 割安さはない 株価の割安性を示すPERは 30倍を超えています。 僕は割安株好きなので、このPERを割と重視しています。 株価を一株あたり利益(EPS)で割って算出されるこの数字は、一般的な日本企業であれば15倍前後と言われています。 まぁこれだけ株価が上がっていたら割安でないのは当たり前ですし、その 成長性が市場に認められていると見ることもできます。 配当は超少ない 配当金は100円です。 700万投資して、1年間に1万円の配当金しかでません。 しっかり利益が出ている会社の配当利回りは2〜3%が多い中、同社の 配当利回りは0. 15%と、これまた見たことない数字です。 近年は企業は株主のものという意識が高まりつつあり、株主還元のために配当を増やす企業が多いですが、同社はそんなの関係ねぇって感じですね。 同社の自己資本のほとんどは利益剰余金、すなわち今まで自分で稼いだお金ですので、 極端に言えば株価が暴落したとしても、同社は痛くも痒くもないのです。 こういうところからも会社の強気な姿勢や合理主義なところが見えるように思います。 キーエンスはなぜ強いのか この記事を書くにあたり、同社のIR資料などを読み漁ったり、転職者の書いたブログなどを見ました。 これらを参考に、分野は違いますが同じくメーカーで働く僕なりに分析してみたことをお伝えします。 ただし、以下はあくまで僕の主観、予想であることを最初に断っておきます。 圧倒的な営業力 同社の社員のほとんどは営業マンです。 取引先25万社に対し営業マンの方が圧倒的に少ないので、一人で複数の案件を担当するのが当たり前ということですね。 メーカーですので、営業マンといえど自社の商品の技術的なセールスポイントや他社製品との違いなどを理解する必要があります。 僕の勤める会社の営業マンはあまり技術に興味がないのか、人柄や気遣い、時には接待など、ウェットな感じで仕事を取ってくるタイプができる営業マンの仕事のやり方だったりします。 技術的な説明はエンジニアにお任せという感じで、正直客前での製品仕様の調整などの場では役に立ちません。 話がそれましたがメーカーにはこういう側面もあります。 技術を語れる営業は希少です。 これに対しキーエンスは接待も禁止ですし、営業マン自身が技術も理解し、客先と渡り合う力が求められます。 客先も工場など、エンジニアが大半でしょうから、半端な知識では信頼を得ることはできません。 このように高い能力を有した精鋭部隊が同社の成長を支えています。 徹底した業務管理 スケジュールを分刻みで報告する義務があるそうです。 結構いろんなところに書かれてたので本当なのでしょう。 ただ、おそらくこの業務管理は、管理という意味合い以上に、 業務効率の向上のためのPDCAサイクルを回す目的と理解すべきでしょう。 成功事例をマニュアル化し、他の社員にフィードバックする目的もあるとのことです。 徹底的な合理主義をモットーとする同社では、日々業務の改善を求められるということで、相当意識が高い人でなければとてもついていけないと思います。 また、業務時間中の喫煙も不可、職場の飲み会も禁止などといった情報もありました。 どこまでが本当かは分かりませんが、僕にはとても耐えられそうにありません。 付加価値の追求 僕もエンジニアの端くれですので、技術のコモディティ化が進む現代において、センサの性能そのもので同社が 圧倒的な技術力を保有しているのではないことは予想がつきます。 同社のHPには 「「超」付加価値を、世界に」というキャッチフレーズが使われるなど、「付加価値」を前面に出していました。 同社の商品は常に世界初、業界初にこだわっています。 メーカーというと世界最高スペックとかを想像されるかもしれませんが、上のとおり、これの意味は高性能なセンサをばんばん開発するということではないと予想します。 付加価値とは、 課題解決のためのプラスアルファのアイデア、ということでしょう。 これは想像力が求められるということであり、課題解決型の提案ができる人材であることが必要ということです。 ただ商品を売って歩く営業ではなく、日々客先とともに 考え続ける、それを苦と思わないような人にしか勤まりませんね。 優秀な人材しかいない ここは表現を悩みました。 圧倒的な高給取りであるキーエンス社員は、それ以上の価値が求められます。 話が一瞬横道にそれますが、企業の人員構成は、2.6.2の法則が成り立つと言われているそうです。 大企業だろうと中小企業だろうと、2割の優秀な社員、6割の並の社員、2割の使えない社員という構成になるという説です。 これにはそこそこ大企業に勤める僕も、なんとなくそんな感じかな、と思うところです。 ただ、 そんな比率で平均年収2,000万なんて出せるはずがありません。 徹底した管理やマニュアル化等で、並の6割を上の2割に引き上げることもしているでしょうが、それで誰もが一流になれるなんて甘いものではありません。 仕事は 本当に向き不向きがありますし、生まれ持った絶対的な能力、センスといったものもあります。 がんばっていようとも、伸びない社員、使えない社員に居場所を与えるような会社ではないだろうと思います。 元社員のつぶやきなども見たりしましたが、売れない営業マンは 入社数年でクビ、ということもありえるようです。 労働組合に守ってもらおうなんて考えは通用しないでしょう。 逆にぴったりハマれば無敵のサラリーマンですね。 キーエンスはブラック企業なのか 最後にこれも度々話題になりますが、キーエンスはブラック企業なのかということについて少し触れたいと思います。 僕はとても ホワイトな企業だと思います。 激務のためブラック企業というとイメージがあるかもしれませんが、働き方改革により残業規制も厳しくなっています。 ただ、今日この記事のためいろいろ調べた印象として、キーエンスに関しては ホワイトとかブラックを論じる会社ではないように感じています。 一般的な大企業のように、なんとなく決められた定時内がんばれば仮に成果が出なくてもOKなんて生易しい職場はなさそうですので、残業が少ないからホワイトとか激務だからブラックという観点は当てはまりません。 逆に決められた時間内に、高額年収に見合うアウトプットを出さなければクビになるかもしれない、この プレッシャーは半端ないだろうなとも思います。 まとめ 今日は株価が絶好調のキーエンス(6861)について、決算資料の確認や業績などを調べたことをお伝えしました。 過去にで調べたとおり、この30年間の日本で最も成長した企業だと思います。 また、同社の超合理主義は外国人投資家などに好まれそうですね。 700万円近い株なんか買えるわけもありませんが、僕が億り人なら持ってみたい銘柄と思いました。 また、後半だいぶ話がそれて僕の興味本意の会社分析となりましたが、同社に就職を目指されている方は、相当な覚悟を持った方が良さそうです。 ただ単に給料が高いからエントリーするとかはやめた方がよいというのが社会人の先輩としてのアドバイスです。

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