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このプロジェクトは、10年以上前の2005年に手を着けつつあったのだが、当時は実を結ばなかった。 オレはデュアルキャブのヘッドとデュアルマグネトーで88ciストローカーのナックルのエンジンを作っていて、友人から1933年のVLフレームを買ったばかりでもあった。 たったひとつの問題は、高度なメカニズムを構築する経験をまだ持ち合わせていなかったこと。 そして当時のオレは根気がなかった。 ワンメイクした独立点火式のデュアルマグネトー用のカムロータだけを手元に残し、エンジンやVLフレームは地元のスワップミートで売り払ってしまった。 フレームは友人の手に渡ったが、彼もその後やはり、別の友人に売却。 数年経ち、その友人もまた別の友人に譲った。 それから数年後、オレはULベースのロングバイクThe Lobster Boss 詳細は姉妹誌『Ripper mag vol. 06』をご参照いただきたい をフィニッシュさせた。 The Lobster Bossに搭載するエンジンのため、オレはリンカートのレーシングキャブ MR2を復元させた。 SVエンジンの内部も少し手を入れ、レギュラーガソリン仕様にしたが、かなりいい具合にチューンできた。 すると例のVLフレームを壁に掛けっぱなしだった友人が噂を聞きつけて、「そのMR2キャブを売って欲しい」とのオファーを受けた。 本当はそれを売りたくはなかったが、別プロジェクトのためにVLフレームとの交換を持ちかけた。 かくして2015年12月トレード成立。 手放した時と変わらない状態で1933VLフレームが戻ってきた。 オレは手始めにOHVエンジンと4spのトランスを載せ替えるべく、フレームを解体して必要な改良を施工した。 クロモリパイプを曲げ、新たなカーブトップパイプとリアセクションのTri-Barを作り、補強。 純正フレームになじむように、新しいパイプは然るべき位置にブレーズ溶接した。 蛇足だが、フロアボードの純正フレームタブはマフラーマウントとして再利用した。 マウント部にOHVエンジンのボルトパターンを施すため、元来のマウントホールを溶接して埋め、磨き上げてドリルドした。 ここまで来たところで100%正しいドライブラインはさらなる工夫が必要だと気づく。 さらにオレはプライマリー側の16丁のスプロケに旋盤で2ミリの円錐形の穴を開け、エンジンケースの側にオフセットした。 これにより完璧な駆動系が完成した。 今回のストローカーエンジンは90ciで、メタノール燃料で駆動する。 そのジャグもアンダース・ニーグレンがスウェーデンで初めてパーツを製造し始めた頃のような、古くさいFlathead Power 製のそれじゃない。 往時のH-D Factory Racingのルックスにするため、オレ自身のオリジナルコードを鋳造し、シリンダーベースにブレーズ溶接したスペシャルだ。 ヘッドは以前にデュアルキャブおよび2インチの吸気バルブ加工した出来の良いワンメイク。 再度ポート研磨して新しいシートやバルブ、頑丈なバルブスプリングを取り付けた。 ただ圧縮比が12:1だったため、燃焼室には再加工した。 幸運にも僕の手元には以前に手に入れたChet HerbertのLightningカムがあった。 これは彼の弟が手放したもので、アメリカに行った際、ペンシルバニア州Oleyのスワップで手に入れた。 このカムが激ヤバで圧縮比は12:1、レース用メタノールさえあれば、オレのエンジンも古き良き時代の強面に見えるし、キックスタートすれば、先人たちのレースバイクが奏でた無骨な響きが再現されるはずだ。 ちなみにChet Herbertは1949年に自動車産業にローラーカムを導入した偉人で、4輪エンジン用のローラーカムの先駆者だ。 その技術はH-Dから借用したものにせよ、最初に作ったのは彼だ。 時は流れ2008年、オレはRileyのデュアルキャブとまだ燃料パイプが垂れ下がっているHeim Co. の純正リンケージ、Offenhauserの吸気カム一式を掘り当てた。 それらは全て4バンガーのスプリントカーから取り出されたもので、最高だったのはキャブレターのシリアルナンバーが260番、261番と続いていたこと! それを見た瞬間買うしかないと思った。 ただ当時のオレの手持ちのエンジンには、このキャブは豚に真珠だった。 その後先のChet Herbertのカムと出会い、本気でアルコール燃焼のデュアルキャブOHVを作ろうと決心した。 キャブレター内のメインノズルは貧弱な形だったから、理想のノズルを旋盤でカットしなければならなかった。 幸い純正ノズルの寸法やイラストが載っているRileyの文献を持っていたので、大した問題ではなかった。 Rileyのキャブで作動するChandler-Grovesのニードル、バルブシート、エアブリードスクリュー Chandler-Grovesは、のちにHolleyと名称を変更した などは、全てNOSパーツで、eBayで手に入れた。 バルブシートはレース志向のキャブに合わせ、アルコール燃料の仕様にした。 バルブシートの調整方法もRileyの文献に載っていたので楽しみながら作業ができた。 2つ目のマグネトーのために小さなアルミのハウジングをワンメイク。 ジェネレータークレイドルの中に純正スクリューで固定した。 このマグネトーのため、特注のドライブギアとアイドラーギアを特注する必要があった。 純正ディストリビューターギアとのギア比を1:1にするのが難儀だった。 この問題を解決するには膨大な数学の知識と大量の酒と"The Pogues"を繰り返し聴く必要があった。 ところで『ROLLER magazine vol. 22』に使用されたカバー写真は、第2次大戦中にストックホルム郊外のゲットーの外れに作られた古い軍用トンネルで撮影した。 このトンネルは最高機密とされていたが、子供のころから知っていたし、入り口のフェンスも何十年も放置されていたから、簡単にスルーできた。 撮影当日は雪深く極寒だった。 トンネル中は雪こそしのげたが真っ暗で目の前に手をかざしても見えないほどだった。 オレたちはマグライトの光を頼りに重いカメラ機材とビールケースを担いで30分以上歩いた末、やっと地面が乾いたスポットを探し当てた。 排気量90ciのアルコール燃料デュアルキャブが奏でる、耳をつんざくような爆音がトンネル内に反響した! あんな経験は初めてで最高の気分だった。 ただし、暗いトンネルでこのダイナマイトの試乗は正直"骨まで震えるほど"の恐ろしい体験だった。 結局カバーのカットをメイクするのに2時間近くかかった。 その間クレイジーな爆音が響き渡っていたにもかかわらず警察が1度も姿を現さなかったのは不幸中の幸いだろう。 The OHVLは全てオレの手で作った。 使用した機械も50s同様のアナログだ。 1939年の"NOS"の純正オイルポンプと連動する1936~37年製の機械式オイルプレッシャーゲージは、小ぶりにシェイプした1937年製メーターダッシュにマウントされる。 TTスタイルのフェーエルタンクもワンメイクで50年代のモペット用がベース。 オイルラインは50sの航空機用ホースクランプ、シフトゲートはAtlas製でハンドシフトアームはステンレスのワンメイク。 ペットコックは50年代初期のギロチン型プッシュ式バルブ。 ラインは充分なアルコール燃料を確実に供給するため、内径7ミリに統一される。 1950年代の純正TTタンクを標榜し、これらのパーツがしかるべき場所にハンダ付けされる。 製作者曰く"最悪のコンディション"で発見したという、1947年の純正フレームを徹底的にプリペア。 ネック周りのキャスティングやダウンチューブ、サイドカーループを新品に刷新、歪みを修正しモーターマウントも再構成した。 排気量1,440ccにホップアップした、ダイナマイトを搭載するストレートなシャシー。 その車体は急勾配をものともせず、グイグイと駆け上がってゆく。 これがVardhallaの相方ジョンが昨年組み上げた、1947年のBig Twin Flattyだ。 実はVardhallaのテレスコを装着して、スウェーデンのMooneyes Showへの出展計画があったが、要のフォークの製作が間に合わなかった。 なのでJohnのガレージにあったVL用のI-Beamフォークをリペアして装着、Flandersのライザーを介しFaber Cycleのバーをセットしている。 フロントブレーキはアルミスクープがついた純正ドラムで、アルミキャストのクーリング・リングをポイントだよ。 フロントは1937-39年のスターハブにスチールスポーク、純正19インチの鉄リム、それにガバメントイシューされたGoodyearの GrasshoppersのNOSをセットしている。 スウェーデン軍は過去2輪用としてGoodyear を正式採用していて、その証にそれら軍用タイヤにはなんと我が国の軍の"3つの王冠"のシンボルマークが入っているんだ。 フロント同様にリアにもエクストラ・ベアリング内蔵の純正ステップド・スターハブにスチールスポークで、18インチの AllstateのDirtmanを装着したWR用リムのコンビ。 1,440ccのストローカーSVモーターもビルドした。 スウェーデンの冬はマジで長いから、おもしろいモノを作る時間がたっぷりあるのさ。 このモーターは1947年のModel-Uがベース。 蛇足だがこいつはオレが使った数あるポンプの中での"行き"も"戻り"もベスト。 カムシャフトはMr. Jim Leineweberに送って420"にリグラインドしている。 ハイリフト・バルブスプリングも同じくLeineweber製だ。 Jims製のBig Axleリフターを徹底的に磨き、OGリフターハウジングに。 インテークバルブは2. トランスはラチェットトップをハーフインチほどアップマウントした。 これにより通常よりハイトの低いTTスタイルのオイルバッグが装着可能に。 ハンドシフターが"中通し"されるフューエルタンクはシャベル用を加工。 「2012年の初頭、何年も必死に探していたVardをやっとの思いで手に入れた。 しかしそれはあまりに酷い状態でしかも"超"高かった。 時は流れ2015年の大晦日、FBI=Fifth Beer Idea 、すなわち"ビール5杯のひらめき"で、オレはVardの完全復元を心に誓ったんだ。 真っ先に機械工の親友John Mathisenに電話した。 あれがVardhallaの始まりだ——」。 全ては"同じ価値観を持つ仲間とのロマンの共有"のため、我らがマッドプロフェッサーは、手元にあるくたびれたVardを全バラにして細部まで徹底検証。 アウトラインはそのままウィークポイントを改善し、本物以上の品質を誇るスーパーリプロとして開発したのがVardhallaのテレスコピックフォークである。 本場アメリカのエンスージアストでも、航空機部品の製造メーカーだった本家Vardの実態を知るものは少ない。 だからこそVardhallaの噂は世界中のマニアの間を電光石火の如く駆け抜けた。 とは言えNickeとJohnのふたりによるスモールレーベルゆえ、月産数本が限界。 今もバックオーダーに忙殺されるふたりだが、本物を知るマニアも舌を巻くクオリティと評価が口コミで広がり、需要は高まるばかりだ。 「もちろんNickeのことはVardhallaで関わる前から知っていました。 彼のブログ"Rigid Hips"は、この世界で知らない人はいないでしょう。 縁あってNickeと知り合い窓口になったのですが、記念すべき1本目は私の37ELにセットしました。 タイミングも合ったので千里浜にも出走したのですが、これが想像以上に良くできていた。 本家のウィークポイントだったアルミキャストのカバーは、対策として肉厚を持たせた分太めですが、それ以外はキャスティングや質感も含めて申し分なし。 古めかしいルックスですが、北欧産の高品質な鉄と最新の航空機素材が使われ、品質も抜群です」。 今時の油圧フォークと性能を比較するのは酷だが、それでもスプリンガーフォークよりは格段に乗り易いというVardhalla。 ご存知の通り、高騰の一途を辿る往時のVardのスーパーリプロとして誕生した、マニア専科のキラーパーツ。

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「死ねない男」と「殺せない男たち」。 絶望が否定され続けることで自動的に希望が見えてくる構図は面白く、ブラックだけどハートウォーミングな傑作。 ダメダメな部分も目立つ脚本ですが、僕はかなり面白かったです。 邦題はまったく的外れ、題名で食わず嫌いするには惜しい作品。 あらすじ(ネタバレなし) 大学の講義室。 エスピノーサ教授の心理学講義。 「苦しみは、どんな手を使ってでも排除しなければならない。 」「苦しみを消せないなら、苦しんでいる人間が消えるしかない。 」 大学四年のガラルダは、単位が足りず留年の危機。 評価に納得できないガラルダは教授の元へ直談判に行く。 評価が低いのはカンニングをしたからだと言われ落ち込むが、教授はパソコンでガラルダの単位を4から5に上げ「こんなもんなんとでもなる。 俺の裁量次第だ。 ただ条件がある。 今夜10時にウチに来い。 」と自宅の住所を知らされる。 夜、言われた通りにマンションの部屋を訪ねたガラルダに、教授は「自分を殺してくれ」ともちかける。 そのかわりに単位をくれるという取引。 教授は、自分が起こした交通事故で妻を四肢麻痺にしてしまっていた。 事故の後悔や妻の看護生活に疲れ切った教授は「自殺を試みたが、勇気がなくて失敗してしまう。 だから、君に殺して欲しい。 」と頼む。 教授が「死にたい」と願う理由がもうひとつあった。 保険金。 自分が死んだら、妻に多額の保険金が支払われる。 その大金があれば妻は手術ができる。 自分の身を挺して妻を助けたい想いがあった。 ガラルダは「死ぬなんて良くない。 」「とにかく今日は帰ります。 」と、その場から逃げ出すが…。 ==以下ネタバレ== ネタバレあらすじ 外に出たガラルダを待ち受けていたのは借金取り三人組。 ガラルダはお金に困り闇金に手を出していた。 ボコボコに殴られ「あと3日待つ。 返せなければお前の父親を殺す」と脅される。 友人が主催するパーティに顔を出したガラルダ。 酒を飲んでいると、なんとそこに教授が現れた。 事情を知らない他の学生たちは「教授!よくきてくました。 」と歓迎する。 ガラルダが借金取りにボコられる姿を窓から見ていた教授は、自分殺しの報酬として、単位だけでなく、妻の手術代として貯めていた現金を提示する。 手術代は保険金が出れば問題ないからと。 教授は、ガラルダの仲間たちと飲んでいる最中に「死にたいんだ。 」「今の苦しみから逃れたいだけなんだ!」と口走り、その場で酔いつぶれて寝てしまう。 ドン引きの学生たち。 ガラルダは悪友三人を巻き込むことにした。 自分が受け取る報酬のことは伏せながら、事故のこと、奥さんのこと、保険金のことを三人に話し「教授は死にたがっているんだ。 それで奥さんが助かるんだ。 協力してあげよう。 」と言う。 四人は、酔いつぶれている教授をマンションの部屋まで運んでいき、部屋にあった睡眠薬を大量に飲ませた。 翌日「やばいよ。 やっぱりやばいよ。 」と焦る友達のノガレス。 彼は飲ませたクスリの瓶を見せる。 「どうして持ってきたんだ」「始末しとけって言うから。 」「指紋を拭いとけって意味だよ。 誰が持ってこいと言った。 」 ガラルダたちは、瓶を置きに教授の自宅に向かう。 そこに、ガルシアの恋人・ヌリアが論文提出のために現れて、二人は必死にごまかす。 しかし、教授は死んでいなかった。 ビビっていた四人の前に現れた教授は、ガラルダに「仲間を巻き込むとは考えたな。 昨夜は失敗しやがって。 今度は確実にやれ。 」と指示する。 夜、また酔いつぶれた教授は、橋の上から川に落ちそうになる。 反射的に「危ない!」と助けようとするノガレスだが、教授が死にたがっていることを思いだして手を離す。 川に落ちていく教授。 「殺した。 俺たちが殺しんだ」「違うよ、勝手に飛び降りたんだ」などと、またビビりまくる。 しかし、教授は死んでいなかった。 寒さと苦しさのあまりか、自分で陸に這い上がってきていた。 殺人の報酬に、ガラルダがお金を受け取る約束になっていることが仲間にバレる。 ガラルダは「提示はあった。 でも(まだ)受け取っていない」と言い訳をするが、仲間内がギクシャクしはじめる。 仲間に責められたガラルダは、恋人のヌリアに計画の概要だけを話す。 「金が必要なんだ、仕方ない。 」と言いながら、自分を責めている。 闇金グループが教授をガラルダの父親と思い込んで拉致する。 「オヤジを殺すぞ」と電話を受けたガラルダ。 電話の向こうでは「殺されたい」教授が父親のフリをしている。 そのまま父親だといえば教授は無事に殺されるかも知れない。 一瞬迷うガラルダ。 しかし、思い直し「その人は父じゃない。 教授だ。 」と告げ、教授は殴られて解放される。 また死ねない…。 夜、ノガレスたち三人が乗った車の前に、突然、教授が飛び出してきた。 車は教授をはねてしまう。 血だらけで倒れているのが教授であることを確認したノガレスたち。 「なんで教授が飛び出してくるんだよ」「知らねぇよ。 」とビビりながら、その場から逃げていく。 車はどこかに隠した。 翌日、ひき逃げ事件としてテレビで報道されており、車種や色の特定もされていた。 捕まるのも時間の問題だと覚悟したノガレスは、教授の身を案じて病院に来ていたヌリアに「ガラルダが殺人を引き受けた。 あいつがやったんだ。 あいつはカネを受け取っている。 」と、すべてを話してしまう。 いつものバーに集まった四人。 警察はすでに店の近くまで捜査に来ている。 焦る中、車の持ち主であった気弱な友達が「お前が運転していたんだ」と責任を押し付けてくる仲間にキレて、教授の銃を構えて店内で暴れだした。 騒然とする店内。 警察が銃をかまえて突入してくる。 「銃を降ろしなさい!」と迫られた友達は、銃を自分の口にねじこむと引き金を引いた。 …しかし、銃には弾丸が入っていなかった。 裁判所。 教授をひいた車を隠したのは、ガラルダを追っていた闇金組織のアジト。 車は父親が盗難届を出していた。 ひき逃げは借金取りたちの罪となった。 教授の葬儀。 車椅子に乗った奥さんに挨拶をするガラルダ。 奥さんはガラルダの名前を知っていて「夫がこれを渡してくれと」と封筒を手渡す。 封筒の中には約束のお金が入っていた。 「手術を?」と聞くガラルダに、奥さんは笑顔で「保険金がおりまして…」と答える。 封筒の中には、お金の他に便せんが入っていた。 教授からガラルダ宛ての手紙。 内容は「偶然、同じ部屋で死んだ身元不詳のホームレスを医者が私と間違えた。 妻が、ホームレスの遺体を私だと偽った。 」という真実が書いてある。 ガラルダの視線の先で、帽子に黒メガネをかけた教授が立っていた。 恋人ヌリアと肩を抱き合い、仲間と共に歩き出すガラルダ。 つまりこういう映画(語りポイント) とてつもなく絶望的なムードから始まる。 教授の口から語られるセリフは自殺を肯定するような言葉のオンパレード。 しかし、自殺を試みても「死ねない」。 学生に自分殺しを依頼するが、やはり「死ねない。 」交通事故にあっても「死ねない。 この映画が「死ねない人間」を描こうとしているのは明白。 終盤で、気弱な学生の自殺未遂のシーンがダメ押し気味に挿入され、その意図はより鮮明になる。 じゃ「死ねない」の次に何が来るかというと、もちろん「生きる」「生きるしかない」ということ。 劇中、決して「頑張って生きよう」とか「希望を持とう」などというセリフが出てくるわけでもなく、ただ、絶望を追いかけている物語なのだけど、 「絶望が否定され続けることで、逆に希望が見えてくる」不思議な感覚がある。 例えば裁判で「無実を証明する術」は「有罪を否定し続けること」しかない。 絶望するのは簡単だけど、希望を得るには根気がいる。 この映画の教授は「根気よく死のうとした」ことで、希望に行きついたという皮肉。 同時に「殺せない男たち」がいる。 どうしても罪の意識を拭えず、ビビりながら教授を殺そうとはするが、その実、まったく殺る気が感じられない。 決して積極的ではなく、偶発的に、あるいは自分じゃない誰かの手によって目的が遂行されることを願っているだけ。 「死ねない」男と「殺せない」男たち。 両者を描いているうちに、どんどん映画に温かみが出てくるのは、 登場人物ほぼ全員が優しいから。 優しさは強さになる。 「悲しい時は思い切り泣けばいい」などと言う。 ひとりで、泣いて泣いて涙も枯れるほど泣くと、ふと「泣いてることが馬鹿らしくなる」瞬間に行きつく。 そして自動的に前を向いて歩きだす(歩き出すしかないことを確認する)。 絶望ってなに?希望ってなに?そんな物語。 拾い物気味に面白い映画だと思いますが、一点、ラストシーンの脚本だけはいだだけない。 ダメダメすぎる。 教授が生きていた…というネタはいいのですが、見せ方が。 「偶然、同じ部屋で死んだ身元不詳のホームレスを医者が私と間違えた。 妻が、ホームレスの遺体を私だと偽った。 私は死んだことになっている。 保険金は降りた…」などと、全部セリフで説明してしまい、葬儀場に本人まで登場する。 あそこは、もっとセリフなしの映像で伝えられるし、生きていた教授と主人公が会うのはいいとしても葬儀場ではないだろう。 あんた、そんなところに居たら絶対みつかるでしょ。 あまりにもリアリティがない。 後日、手紙を読んだ学生が教授が隠れているどこかの島へ会いに行って…なんてことで良いんじゃない?と思います(それもベタですが)。 その前の裁判のくだりからリアリティは無視されているので、作る側も、わかったうえで思い切ったんでしょうけども。 面白かっただけに、最後がちょっと残念。 それ以上に残念なのは邦題。 集客のために、検索されやすい語句を使うのも、人気映画とわざと似せた題名にするのも、ある程度は理解できます。 でも、内容とまったくかけ離れた題名はさすがにヒドイ。 「つけたひと、絶対に映画観てないよね?」のレベルだから。 教授が決して「マッド」ではないし、「悪の境界線」を問う物語でもない。 そしてなにより『マッド・プロフェッサー 悪の境界線』と聞いて、観よう!と思う人より、観ない…と思う人の方が絶対的に多いような気がするのですが、どうでしょう? kyojikamui.

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MADFOOT! プレデターと並ぶ中期マッドフットを代表するモデル。 今回の復刻はローカットタイプをチョイス!過去様々なカラーバリエーション、素材で個性溢れる名作を残してきたモデルを最もシンプルなカラーで新たにリリース。 インターネットでのご注文は年中無休、24時間受け付けております。 お支払い方法は下記のいずれかよりお選びいただけます。 クレジットカード• 商品代引き• 楽天バンク決裁• auかんたん決済• お取り扱いクレジットカードは以下の通りです。 クレジットカード決済でご利用いただけるお支払い回数は1回払いのみです。 発送日につきましては、ご注文後当店より発信する【注文承諾メール】でご確認頂けます。 配送期間は最短翌日〜5日後程度となります。 【お届け日のご指定について】• お客様のご注文日より5日目以降で指定を行うことが可能です。 ご指定日のないご注文は最短の出荷日にて手配致します。 佐川急便の宅配便にてお送りいたしております。 【3,300円 税込 以上お買い上げで送料無料!】 (沖縄県ならびに一部離島は別途料金を適用)• 1度のご注文での場合に限ります。 注文が複数回に分かれた場合はそれぞれに送料が発生いたしますのでご了承下さい。 商品代引をご利用の際、代引き手数料330円(税込)がお客様ご負担となります。 3,300円(税込)未満の場合は、基本送料 440円(税込)となります。 沖縄県ならびに一部離島におきましては、送料1,320円(税込)になります。 法令に基づく場合又は通信販売業務を達成するため必要な範囲内で業務を委託する場合を除き、 お客様の個人情報を第三者へ提供することはございません。 個人情報は顧客情報管理責任者のもと組織的安全管理をおこなっています。 ただし、警察機関等により開示要請がありました場合を除きます。 クレジットカード番号や請求先住所、商品配送先住所の入力時には、 これらの情報が傍受・妨害されることを防ぐ目的でSSL(Secure Sockets Layer)技術を使用しております。 当店掲載の商品の画像につきましては、実際の商品と同じになるように撮影しておりますが、 お使いいただいているパソコンによって色合いが異なってしまう場合がございます。 あらかじめご了承下さい。 サイズ表記はメーカー発表及び、一般的に標準として公表されているサイズを記載しております。 商品によっては誤差が生じる場合がございます。 基準サイズ及び履き心地などには個人差がございますので、あくまでも目安としてご参照ください。 当店は実店舗と同一の在庫を共有しております。 その為、ご注文後に在庫切れが発生する場合がございます。 誠にご迷惑をお掛け致しますが、予めご了承の上当店をご利用頂けますようお願い申し上げます。 交換・返品をご希望される場合には下記の注意事項をご確認の上、 商品到着後8日以内に電話またはメールにて弊社までご連絡下さい。 商品到着後9日以降の交換・返品には、応じかねますのでご注意ください。 ギフトラッピングについては、すべて無料にて承っております。 メール不着が多発しております。 以下の項目をご確認下さい。 メールアドレス記入ミス• メーラーやウイルス駆除ソフトでのセキュリティー設定• ドメイン指定• 迷惑メール設定• ご連絡先がモバイルの場合、特にご確認お願いします。 ご契約しているメールサーバでのトラブル(フリーメールが特に多発しております。 )等も、 原因に考えられます。 万一、ご注文、お問い合わせ、メールをお送り頂いたにも関わらず、 当店より返信が届かない場合は、大変お手数をお掛け致しますが、 再度その旨をお伝えの上ご連絡下さいます様お願い致します。 メールが不着の場合でも、当店にご注文が反映されておりましたら、お荷物の配送をしております。 トラブル防止のため、必ずご連絡の取れるメールアドレスの記載をお願いいたします。

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