俺でいいのか レッスン。 坂本冬美、YouTubeデビュー舞台裏を告白&「俺でいいのか」追撃盤配信スタート

第55話 一週間限定マンツーマンレッスン 中編

俺でいいのか レッスン

これはオンラインレッスンを始めたい、日本舞踊教室の先生向けの記事です。 オンラインレッスンはメリットがたくさんあります。 教室に通えない人でも稽古できる(外出自粛・進学・就職・結婚・転勤など)• 移動時間が節約できる• 使うサービスによっては稽古の録画など便利な機能が使える などなど。 一方で、• オンラインレッスンを始めたいけど、どうしていいかわからない• 何か高い機器を買わなければいいけないんじゃないか• やってみたいけど勇気が出ない・・・ など悩んでいる教室の先生向けに 「これさえあれば、すぐにでもオンラインレッスンを始められる!」 という最低限の準備をご紹介します。 舞踊のオンラインレッスンは全国的に見ても、まだまだ始まったばかりの新しい取り組みです。 まずは、完璧に準備しようと思わずに、最低限の準備をして、小さくはじめてみるのが良いと思います。 さて、最初に結論ですが、オンラインレッスン始めるのに最低限必要なものはこれらになります。 ノートPCもしくはタブレット• Wifi(無線)インターネット環境• WEBコミュニケーションツール(Skype,ZOOMなど)• トライアンドエラーで良くしていこうという心構え さっそく見ていきましょう。 ノートPCもしくはタブレット オンラインレッスンは、教室とお弟子さんの家をインターネットで中継しながらお稽古することです。 インターネットにつながる機器が必要ですが、スマホだとちょっと画面が小さすぎます。 ですから、ある程度の画面サイズがあるノートPCか、タブレットが必要です。 疑問:デスクトップPCではオンラインレッスンはできない? デスクトップ型のPCでもオンラインレッスンはできます。 しかし、レッスンができる広い場所に移動することが難しいことと、ノートPCやタブレットにはたいてい、WEBカメラが内蔵されていますが、デスクトップPCにはカメラがついていないので、外付けのカメラを購入する必要があります。 ですので、ノートPCやタブレットのほうが便利です。 あればなおよし corei5以上のCPUがあるPC PCと言っても、いろんな性能があります。 動画の滑らかさや、画質の良さなどは、PCの性能によっても左右されます。 もし本格的にオンラインレッスンを続けていこう!となったら、「corei5以上のCPU」のPCを買いましょう。 ここで詳しくは解説しませんが、動画再生に充分な力を発揮するPCの性能だと思ってください。 機器の高さを調整するための器具 稽古風景をしっかりカメラに収めるためには、機器の高さを調整することが重要です。 稽古できる場所の広さにもよりますが、腰の高さから目の高さくらいまでの間に置くことになると思います。 意外とこれが難しいのです。 三脚と、三脚にPCやタブレットを固定するための器具などがありますので、稽古の質を高めるためにそういったものを準備すると、よりよいお稽古になると思います。 Wifi(無線)インターネット環境 オンラインレッスンにはインターネット環境が必要です。 ノートPCやタブレットを使う場合は、Wifi(無線)インターネット環境が必要になります。 有名なところだとNTTや、au光、NURO光、ケーブルテレビのインターネットなどです。 ワイモバイルやワイマックスといった、モバイルルーターでも無線でインターネットが使えます。 疑問:家にインターネットを引いてないけどできる? タブレットでインターネットはできるけど、家に固定回線のインターネットは引いていない、またモバイルルーターも契約していないという人もいると思います。 そんな場合でもオンラインレッスンはできます。 注意してほしいのは、タブレットで契約しているインターネットの「通信制限」。 一定以上インターネットを使うと、速度が遅くなってしまう可能性があります。 オンラインレッスンは動画を使い、通常のメールや検索よりもたくさん通信容量を使用します(筆者が以前1時間オンラインレッスンをしたときは1Gの容量を使用しました)。 レッスンを行う場合は、通信制限に注意して行いましょう。 そして本格的にオンラインレッスンを始めたいときには、家に光回線引くことをお勧めします。 あればなおよし 光回線のインターネット環境 オンラインレッスンではインターネットを通じて「動画」という大きな情報量をやりとりするので、インターネットの回線速度が重要です。 やはり一番いいのは光回線を引くことです。 速度も速いし、通信制限もありません。 初期段階ではまずあるものでテストする事が重要ですが、本格的にオンラインレッスンを継続する場合は光回線を引くことをお勧めします。 WEBコミュニケーションツール(Skype,ZOOMなど) オンラインレッスンでは動画での通話ができるサービス(アプリ)を使います。 SkypeやZOOMといったサービスを聞いたことがありますか?テレビ電話ができるもの、と思ってもらえればよいと思います。 LINEでもOKです。 どのサービスも無料で使えるので、始めるのに費用は一切かかりません。 ZOOM Skype LINE あればなおよし 外付けスピーカー・マイク PCやタブレットに内蔵のマイクやスピーカーで、画質や音質、音量が小さすぎる、など問題を感じた場合は、外付けのマイクやスピーカーを買う方法もあります(内蔵のもので問題なければ、わざわざ買う必要はありません)。 トライアンドエラーで良くしていこうという心構え オンラインレッスンを始めるにあたって、大切なことは、「トライアンドエラーで良くしていこう」という気持ちです。 慣れないサービスを使う、対面では簡単にできることが、オンラインだと難しい、機器やインターネットのトラブルでレッスンが止まってしまう、ということも起こりえます。 しかし、ほとんどの問題は解決できます(またそのようなトラブル・解決集の記事も公開していきます)。 苦手なら、得意な人に頼ろう もしあなたがPC操作や、新しいツールを使うことが得意ではなくても、お弟子さんの中にお一人くらい、そういったことに慣れている方はいませんか?または新しい取り組みに積極的に取り組んでくれそうな方がいませんか?そういう人に頼るのも、一つの手段です。 お弟子さんに頼るのは少し抵抗があるかもしれませんが、意外と師匠に頼られるのは嬉しいかもしれませんよ。 最初の協力者を見つけてオンラインレッスンのテストをする いきなり大々的にオンラインレッスン始めました!と宣伝するのは勇気がいりますし、本当に上手くいくかもわかりませんよね。 まずは最低限の機器・環境の準備が出来たら、最初にテストでオンラインレッスンをやってみましょう。 お弟子さんでもいいですし、家族でもいいと思います。 まずPCやタブレットを準備して、インターネットに接続して、アプリケーションを開いて、実際にお稽古してみる。 そのテストが重要です。 きっと、「あ、こういう風にカメラにうつるんだ」「こういうところが難しいね」「こうしたらいいんじゃない?」など、うまくいかないことも、改善のアイデアも両方たくさん出てくると思います。 それがとても重要です。 まとめ オンラインレッスンに最低限必要なものは、• ノートPCもしくはタブレット• Wifi(無線)インターネット環境• WEBコミュニケーションツール(Skype,ZOOMなど) でした。 また、始めるにあたっては、最初から完璧を目指すのではなく、 「トライアンドエラーで良くしていこう」というくらいで始めるのが良いと思います。 そしてまずは 協力者を見つけてテストするところから始めるのが良いと思います。 それでは、オンラインレッスンにぜひ、チャレンジしてみてください! 追記・オンラインレッスンで遠く離れた弟子と稽古を再開 私の知り合いの教室で、オンラインレッスンを導入した話です。 3年前に仕事の都合で長野に引っ越した弟子がいるお師匠さんがいます。 始めは数か月に一度、東京に来てお稽古をして、発表会にも出ていましたが、やはり距離も遠いし、だんだんと足が遠のいてきました。 そこへきて今年のコロナショックです。 お師匠さんがオンラインレッスンのアイデアを相談すると、真っ先に手を挙げたのがこの長野のお弟子さんでした。 久しぶりに画面越しに顔を合わせて会話をしてお稽古をして、お師匠さんは「やっぱり、顔を見て話せるのはいいね」とおっしゃいました。 オンラインレッスンは対面での稽古とまったく同じにはなりません。 しかし技術に進歩により、それに近いパフォーマンスは可能ですし、なにより教室の一体感が遠く離れた場所でも生まれていることにとても嬉しい想いでした。 , , ,• 俺の日本舞踊の管理人です。 日本舞踊を始めて6年、もっとたくさんの人に日本舞踊と出会ってほしい、そして深めていくきっかけを提供したい。 そういう想いで「俺の日本舞踊」を運営しています。 Twitterもやっていますので、フォローしていただけると喜びます! 関連する記事• 2020. 01 オンラインレッスンにおいて、「稽古をする場所」がひとつのネックになります。 前後左右に動き回れるだけの広さが必要だからです。 そして、ある程度広さが確保[…]• 2020. 22 2020年6月20日(土)、一般社団法人 インバウンド ビジネス協会主催の、インバウンドビジネスフェスタ2020に「オンライン日本舞踊」の紹介で参加し[…]• 2020. 01 ZOOMが流行ってるみたいだけど、どうやって使うんだろう? こういうサービスはなんか抵抗があるけどオンラインレッスンをするために使ってみたい。 この[…].

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第55話 一週間限定マンツーマンレッスン 中編

俺でいいのか レッスン

これはオンラインレッスンを始めたい、日本舞踊教室の先生向けの記事です。 オンラインレッスンはメリットがたくさんあります。 教室に通えない人でも稽古できる(外出自粛・進学・就職・結婚・転勤など)• 移動時間が節約できる• 使うサービスによっては稽古の録画など便利な機能が使える などなど。 一方で、• オンラインレッスンを始めたいけど、どうしていいかわからない• 何か高い機器を買わなければいいけないんじゃないか• やってみたいけど勇気が出ない・・・ など悩んでいる教室の先生向けに 「これさえあれば、すぐにでもオンラインレッスンを始められる!」 という最低限の準備をご紹介します。 舞踊のオンラインレッスンは全国的に見ても、まだまだ始まったばかりの新しい取り組みです。 まずは、完璧に準備しようと思わずに、最低限の準備をして、小さくはじめてみるのが良いと思います。 さて、最初に結論ですが、オンラインレッスン始めるのに最低限必要なものはこれらになります。 ノートPCもしくはタブレット• Wifi(無線)インターネット環境• WEBコミュニケーションツール(Skype,ZOOMなど)• トライアンドエラーで良くしていこうという心構え さっそく見ていきましょう。 ノートPCもしくはタブレット オンラインレッスンは、教室とお弟子さんの家をインターネットで中継しながらお稽古することです。 インターネットにつながる機器が必要ですが、スマホだとちょっと画面が小さすぎます。 ですから、ある程度の画面サイズがあるノートPCか、タブレットが必要です。 疑問:デスクトップPCではオンラインレッスンはできない? デスクトップ型のPCでもオンラインレッスンはできます。 しかし、レッスンができる広い場所に移動することが難しいことと、ノートPCやタブレットにはたいてい、WEBカメラが内蔵されていますが、デスクトップPCにはカメラがついていないので、外付けのカメラを購入する必要があります。 ですので、ノートPCやタブレットのほうが便利です。 あればなおよし corei5以上のCPUがあるPC PCと言っても、いろんな性能があります。 動画の滑らかさや、画質の良さなどは、PCの性能によっても左右されます。 もし本格的にオンラインレッスンを続けていこう!となったら、「corei5以上のCPU」のPCを買いましょう。 ここで詳しくは解説しませんが、動画再生に充分な力を発揮するPCの性能だと思ってください。 機器の高さを調整するための器具 稽古風景をしっかりカメラに収めるためには、機器の高さを調整することが重要です。 稽古できる場所の広さにもよりますが、腰の高さから目の高さくらいまでの間に置くことになると思います。 意外とこれが難しいのです。 三脚と、三脚にPCやタブレットを固定するための器具などがありますので、稽古の質を高めるためにそういったものを準備すると、よりよいお稽古になると思います。 Wifi(無線)インターネット環境 オンラインレッスンにはインターネット環境が必要です。 ノートPCやタブレットを使う場合は、Wifi(無線)インターネット環境が必要になります。 有名なところだとNTTや、au光、NURO光、ケーブルテレビのインターネットなどです。 ワイモバイルやワイマックスといった、モバイルルーターでも無線でインターネットが使えます。 疑問:家にインターネットを引いてないけどできる? タブレットでインターネットはできるけど、家に固定回線のインターネットは引いていない、またモバイルルーターも契約していないという人もいると思います。 そんな場合でもオンラインレッスンはできます。 注意してほしいのは、タブレットで契約しているインターネットの「通信制限」。 一定以上インターネットを使うと、速度が遅くなってしまう可能性があります。 オンラインレッスンは動画を使い、通常のメールや検索よりもたくさん通信容量を使用します(筆者が以前1時間オンラインレッスンをしたときは1Gの容量を使用しました)。 レッスンを行う場合は、通信制限に注意して行いましょう。 そして本格的にオンラインレッスンを始めたいときには、家に光回線引くことをお勧めします。 あればなおよし 光回線のインターネット環境 オンラインレッスンではインターネットを通じて「動画」という大きな情報量をやりとりするので、インターネットの回線速度が重要です。 やはり一番いいのは光回線を引くことです。 速度も速いし、通信制限もありません。 初期段階ではまずあるものでテストする事が重要ですが、本格的にオンラインレッスンを継続する場合は光回線を引くことをお勧めします。 WEBコミュニケーションツール(Skype,ZOOMなど) オンラインレッスンでは動画での通話ができるサービス(アプリ)を使います。 SkypeやZOOMといったサービスを聞いたことがありますか?テレビ電話ができるもの、と思ってもらえればよいと思います。 LINEでもOKです。 どのサービスも無料で使えるので、始めるのに費用は一切かかりません。 ZOOM Skype LINE あればなおよし 外付けスピーカー・マイク PCやタブレットに内蔵のマイクやスピーカーで、画質や音質、音量が小さすぎる、など問題を感じた場合は、外付けのマイクやスピーカーを買う方法もあります(内蔵のもので問題なければ、わざわざ買う必要はありません)。 トライアンドエラーで良くしていこうという心構え オンラインレッスンを始めるにあたって、大切なことは、「トライアンドエラーで良くしていこう」という気持ちです。 慣れないサービスを使う、対面では簡単にできることが、オンラインだと難しい、機器やインターネットのトラブルでレッスンが止まってしまう、ということも起こりえます。 しかし、ほとんどの問題は解決できます(またそのようなトラブル・解決集の記事も公開していきます)。 苦手なら、得意な人に頼ろう もしあなたがPC操作や、新しいツールを使うことが得意ではなくても、お弟子さんの中にお一人くらい、そういったことに慣れている方はいませんか?または新しい取り組みに積極的に取り組んでくれそうな方がいませんか?そういう人に頼るのも、一つの手段です。 お弟子さんに頼るのは少し抵抗があるかもしれませんが、意外と師匠に頼られるのは嬉しいかもしれませんよ。 最初の協力者を見つけてオンラインレッスンのテストをする いきなり大々的にオンラインレッスン始めました!と宣伝するのは勇気がいりますし、本当に上手くいくかもわかりませんよね。 まずは最低限の機器・環境の準備が出来たら、最初にテストでオンラインレッスンをやってみましょう。 お弟子さんでもいいですし、家族でもいいと思います。 まずPCやタブレットを準備して、インターネットに接続して、アプリケーションを開いて、実際にお稽古してみる。 そのテストが重要です。 きっと、「あ、こういう風にカメラにうつるんだ」「こういうところが難しいね」「こうしたらいいんじゃない?」など、うまくいかないことも、改善のアイデアも両方たくさん出てくると思います。 それがとても重要です。 まとめ オンラインレッスンに最低限必要なものは、• ノートPCもしくはタブレット• Wifi(無線)インターネット環境• WEBコミュニケーションツール(Skype,ZOOMなど) でした。 また、始めるにあたっては、最初から完璧を目指すのではなく、 「トライアンドエラーで良くしていこう」というくらいで始めるのが良いと思います。 そしてまずは 協力者を見つけてテストするところから始めるのが良いと思います。 それでは、オンラインレッスンにぜひ、チャレンジしてみてください! 追記・オンラインレッスンで遠く離れた弟子と稽古を再開 私の知り合いの教室で、オンラインレッスンを導入した話です。 3年前に仕事の都合で長野に引っ越した弟子がいるお師匠さんがいます。 始めは数か月に一度、東京に来てお稽古をして、発表会にも出ていましたが、やはり距離も遠いし、だんだんと足が遠のいてきました。 そこへきて今年のコロナショックです。 お師匠さんがオンラインレッスンのアイデアを相談すると、真っ先に手を挙げたのがこの長野のお弟子さんでした。 久しぶりに画面越しに顔を合わせて会話をしてお稽古をして、お師匠さんは「やっぱり、顔を見て話せるのはいいね」とおっしゃいました。 オンラインレッスンは対面での稽古とまったく同じにはなりません。 しかし技術に進歩により、それに近いパフォーマンスは可能ですし、なにより教室の一体感が遠く離れた場所でも生まれていることにとても嬉しい想いでした。 , , ,• 俺の日本舞踊の管理人です。 日本舞踊を始めて6年、もっとたくさんの人に日本舞踊と出会ってほしい、そして深めていくきっかけを提供したい。 そういう想いで「俺の日本舞踊」を運営しています。 Twitterもやっていますので、フォローしていただけると喜びます! 関連する記事• 2020. 01 オンラインレッスンにおいて、「稽古をする場所」がひとつのネックになります。 前後左右に動き回れるだけの広さが必要だからです。 そして、ある程度広さが確保[…]• 2020. 22 2020年6月20日(土)、一般社団法人 インバウンド ビジネス協会主催の、インバウンドビジネスフェスタ2020に「オンライン日本舞踊」の紹介で参加し[…]• 2020. 01 ZOOMが流行ってるみたいだけど、どうやって使うんだろう? こういうサービスはなんか抵抗があるけどオンラインレッスンをするために使ってみたい。 この[…].

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アコギレッスンとかは習った方がいいんですか?

俺でいいのか レッスン

「先輩、先輩、体育の授業、見てました?」 放課後、俺たちはいつものようにスーパーに寄って食材を買ってから、帰宅の途に就いた。 俺がスマホを弄りながら、歩いていると水川は俺の制服の袖を引っ張ってそう尋ねる。 「体育? 何の話だよ」 「三時間目の体育の授業です。 体育祭の女子のダンスの練習だったんです。 あのコスチューム可愛いと思いませんでした?」 「悪い、授業の内容があまりにも面白くて、気づかなかったよ。 悪かったな」 もちろん、覚えていないわけがない。 何せ、彼女は校舎内にいる全ての窓際席の男子が注目する中、俺に向かって体を使ってからかってきたのだから。 が、それを素直に認めるのは敗北を認めるような気がした。 俺がしらを切っていると、水川は不思議そうに首を傾げた。 「あれ? 先輩がこっちを見ていような気がしたんですが、見間違えだったんですかねえ……」 「きっとそうだよ。 俺は授業に集中してた」 「そうだったんですか。 しまった、小学生でも引っかからないようなトラップに引っかかってしまった……。 動揺を誤魔化すように前髪をいじる姿を見て、水川は可笑しそうにクスクス笑う。 「もう、先輩ったら素直じゃないですねぇ……」 そう言って水川が頬をつついてくる。 「先輩、私のダンスどうでしたか?」 「どうでしたって言われても、俺はダンスのことはよくわかんないし……」 「悪目立ちしてませんでしたか?」 ああしてたよ。 別の意味でな……。 「ま、まあ、特に気にならなかったから、大丈夫じゃないかな……」 と、素直に感想を述べると、水川はほっと胸を撫で下ろした。 俺の評価なんか聞いたところで何の参考にもならないような気はするが、少なくとも、俺は一年のダンスを見ていて水川の動きが特別、他の生徒に劣っているとは思わなかったのは事実だ。 「だけど、やっぱり個人的には不安なところも多いんですよね……。 なんだか周りの動きについていけていない気がします……」 まあ確かに水川が不安に思う気持ちもわからないではない。 団体行動で、一人だけ動きについていけないというのは、変に目立ってなかなか恥ずかしい。 特に女子となると、その心配も男子より大きいだろう。 その手提げ袋を、ぼーっと眺めていると彼女は袋から何かを取り出した。 そして、取り出された物を見た、俺は目を見開く。 「おい、お前、何するつもりだ」 「何って、ダンスの練習ですけど……」 水川が取り出したものはダンスの衣装だった。 「は? 今からやるのか?」 「練習しろって言ったのは先輩じゃないですか……」 と、不思議そうに首を傾げる水川。 「まあ、練習するのは百歩譲ってわからなくもない……けど、わざわざユニフォームを着る必要はないだろ」 そう言うと、水川は「ちっちっ!! 甘いですよ先輩」と人差し指を立てる。 「こういうのは雰囲気が大事なんです。 可愛いユニフォームを着れば、私のやる気は三倍増しになります」 「全然、言ってることがわからないけど……」 「とにかく、私はこれを着て練習がしたいんです」 と、何が何でもそのユニフォームを着て練習つもりらしい。 俺が呆然と彼女を眺めていると、水川はワイシャツのボタンをはずし始めるので俺は慌てて、彼女の腕を掴んだ。 「おいおい、何やってんだよ」 突然、着替えだす水川に思わず待ったをかける俺。 「ご、ごめんなさい。 そうでしたよね……」 俺の言葉に彼女はようやく、俺が目の前にいるという事実を理解したようで、ボタンから手を放すと、少し恥ずかしそうに頬を染めた。 「わかればいいんだよ」 「先輩は自分でボタンを外したい人でしたよね? はい、外してもいいですよ」 「いや、俺は目の前で着替えるなって言ってるんだよ」 「私たち兄妹なんだから別にいいじゃないですか。 それとも先輩は妹の着替えで興奮するいけないお兄ちゃんなんですか?」 「都合のいいときだけ妹設定持ち出してくるんじゃねえよ。 あと、お前は妹ってものを根本的に誤解してるからな」 やっぱり油断も隙もねえ……。 俺のツッコミに水川は少し不満げに唇を尖らせる。 「わかりましたよ……。 じゃあ、先輩、あっち向いててください」 「いや、自分の部屋で着替えればいいだろ……」 俺は水川に背中を向けると目を瞑る。 万が一にでも何かに反射して、彼女の身体が見えないための配慮だ。 目を瞑ってしばらくしていると、がさがさと服の擦れる音が背後から聞こえはじめる。 なんというか、想像力を触発する音だ。 極力、意識をしないでおこうと自分に言い聞かせては見るものの、その服の擦れる音についつい変な想像をしてしまう。 ぱたりとブラウスが床に落ちる音が聞こえて、今度はスカートのファスナーを下ろす音が聞こえて、思わず頬が火照る。 ダメだ……音の刺激が強すぎる。 またぱたりと今度はスカートが床に落ちたらしき音が聞こえる。 「先輩、もう大丈夫ですよ」 「嘘つけっ!! さっさとユニフォームに着替えろ」 「よく私が下着姿だってわかりましたね?」 「音がするから嫌でもわかるんだよ……」 「やっぱり下着姿だって気づいてたんだ……」 と、水川が言うので耳たぶまで赤くなる。 本当にこいつは隙あらば鎌をかけてきやがる……。 「いいから早く着替えろっ」 俺がやや強い口調でそう言うと、水川は「わかりましたよ……」と不貞腐れたように返事をして着替えを再開する。 またがそごそと彼女がユニフォームを身に着ける音が聞こえる。 が、不意にその音が止まり「あぁ~」と水川の声がした。 「こんなところにニキビができてる……」 いったいどこに出来てるんだ……。 見えていないせいで変に想像力がかきたてられる。 「先輩」 「なんだよ……」 「どこにニキビができたか知りたいですか?」 「どうでもいいよっ!! 」 「す、少しくらいは私の身体に興味持ってくださいよ……。 私、何だか少し寂しいです……」 「お前は兄に何を求めてるんだよ……」 ため息を吐いていると、再び、ガサゴソとユニフォームを着る音と、ファスナーを上げる音がして、音が止んだ。 「今度こそ、大丈夫です」 どうやら、本当に着替え終わったようだ。 振り返ると、そこにはチアリーダーのような色鮮やかなユニフォームを着た水川の姿があった。 水川は少し恥ずかしそうにスカートの裾を掴むと、小首を傾げる。 「ど、どうですか? 似合ってますか?」 「ま、まあ、悪くはない……と思うぞ……」 そりゃ似合うに決まっている。 何せ身に着けているのは、先輩殺しの小悪魔美少女なのだ。 鬼に金棒だよ。 水川はそこで手首に巻いていたヘアバンドを口に咥えると、後ろ髪をまとめ始める。 そして、ゴムを髪に通すと、体育の授業のときのようにポニーテール姿になった。 いつもと違う水川の姿に俺は思わず、恥ずかしくて目を逸らしてしまう。 再び、水川に視線を戻すと、彼女は両手にポンポンを掴んでいた。 彼女は何やら楽しそうにポンポンを揺らすと、俺のもとへと歩み寄ってくる。 「先輩っ!! うりうりっ!! 」 そう言って水川はポンポンを俺の頬に押し付けてくる。 「やめろ」 「やめませんよーだっ。 うりうりっ!! 」 と、完全に俺をからかうモードに入った水川が悪乗りを始める。 クスクスと楽しそうに笑いながら俺に何度もポンポンを押し付けてくる。 俺は逃げようと二、三歩後ずさりしようとした。 が、その時だった。 ツルッ!! と、靴下がフローリングに滑って俺は思わずバランスを崩した。 そして、俺に半分体重を預けていた水川もまたバランスを崩し前のめりになる。 俺はそのままドスンと床に尻もちを着いた。 そして水川もまたそんな伸し掛かるように倒れてくるが、俺は慌てて彼女の両肩を掴んですんでのところで止めた。 さすがにこれは水川も想定外だったようで頬を朱色に染めて目を見開いていた。 「ご、ごめんなさい。 ちょっとはしゃぎ過ぎました……」 小さくそう呟くと、恥ずかしそうに俺から顔を背けた。

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