西野 学内 カースト 最 下位 にし て 異 能 世界 最強 の 少年 な ろう。 テイルズ・オブ・西野(金髪ロリ文庫(ぶんころり))

テイルズ・オブ・西野(金髪ロリ文庫(ぶんころり))

西野 学内 カースト 最 下位 にし て 異 能 世界 最強 の 少年 な ろう

今回の目標 この手の人気投票企画には以下のような問題がありました。 期間中に発売されたのリストを作るのが大変• そのうえ「」の範囲が定まっていないので作品を網羅できない• しかし「リストに載っている作品にしか投票できない」と勘違いされやすい• 一冊単位での投票の場合、同じシリーズの複数の巻に票が分散する• アンケート実施日の直前に発売された作品を読む時間がない• アンケート実施までに読むのが間に合わなければ投票する機会は失われる• 投票者が少ないため熱心なファンを抱える作家が投票を呼びかけるだけで大きく順位が変動する• (前項と矛盾するようだが)投票者が多くなったことで単なる「売上順」になりがち 今回のアンケートではこれらの問題の解決を目指しました。 テーマはずばり「低コスト」。 まず「10作品必須」により、投票者数および「作家の呼びかけによる順位変動」を抑制し、2018年中に「読んだ」作品を対象とすることで、「作品リスト」を不要として、「読む時間がない」問題の解決も図りました。 さらに「あなたがそうだと思うものがであり、他人の同意は必要ありません」の一文を添えました。 有名な文句のもじりですが、つまりは「投票対象かどうかいちいち訊いてくるなよ」というわけです。 をコンスタントに読んでいて、読書記録をつけていて、年末には「今年のベスト10」とかを考えているような、そういうマニアならば作品リストなんかなくても投票できるはずだし、ちょっと不備があっても空気を読んで上手いこと投票してくれるだろうし、人数も少ないだろうから集計だって楽だろう、という目論見です。 今回の反省 投票期間が長かった。 自分が短気なのもありますけど、ぶっちゃけ三日間くらいでいいんじゃないかなと思いました。 「読んだ作品」を対象にしているので、元旦からでも気兼ねなく開催できるのはメリットです。 というわけで来年もやるとしたら正月三が日に決行ですね。 「再読」を考慮していなかった。 現状のレギュレーションだと「再読」すれば同じ作品に毎年投票できてしまいますが、それは本意ではないので、「年内に初読」という条件にしたほうがいいかなと思いました。 外伝やスピンオフの扱いを決めていなかった。 レギュレーションでは「シリーズ名で投票」としましたが、外伝やスピンオフは「別のシリーズ」とみなしました。 これも明記したほうがよかったですね。 今回の投票者は 66人、すなわち全体では 660票でした。 同じ作品に10票投じている人がひとりだけいたので除外しています。 最初に言ったはずだ…そういう行為は一切認めていないと…! 以上、前置きでした。 というわけで投票結果です。 2票 『29とJK』『』『』『』『アリソン』『いずれキミにくれてやる』『』『』『』『ウォーター&ビスケットのテーマ』『』『』『オミサワさんは次元がちがう』『きっと彼女は神様なんかじゃない』『クロス・コネクト』『クロハルメーズ』『卓球』『』『』『ソシャゲダンジョン』『たまらん!』『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?』『』『ひきこもり』『ヒマワリ:unUtopial World』『ぼくたちの青春は覇権を取れない。 』『』『 佐伯沙弥香について』『』『やりなおし英雄の教育日誌』『』『』『にもオタクにもなれない俺の青春』『リオランド』『悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました』『はチートに含まれますか?』『異』『のんびり農家』『語入門』『迷宮の最深部を目指そう』『薬局』『の破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』『俺もおまえもちょろすぎないか』『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』『海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと』『外れスキル【地図化】を手にした少年は最強パーとダンジョンに挑む』『虐殺スペック赤三月さんと低スペック九木野瀬くん』『救世主だった僕が三千年後の世界で土を掘る理由』『』『君は世界災厄の魔女、あるいはひとりぼっちの救世主』『君死にたもう流星群』『好きって言えない彼女じゃダメですか?』『公爵令嬢の嗜み』『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらってもいいですか?』『小市民シリーズ』『常敗将軍、また敗れる』『真・妹』『真の仲間じゃないと勇者のパーを追い出されたので、辺境ですることにしました』『精霊幻想記』『青春敗者ぼっち野郎、金髪尻軽ギャルのお気に入りになる』『絶対に働きたくないが惰眠をむさぼるまで』『絶対彼女作らせるガール!』『天冥の標』『』『叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士』『放課後は、喫茶でコーヒーを』『僕は君に爆弾を仕掛けたい。 おやすみ、ボクの世界』『オフィスハック』『お迎えに上がりました。 』『お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか』『お人好しがで一旗揚げますん』『お前ら、おひとり様の俺のこと好きすぎだろ。 』『お隣の魔法使い』『』『の邦』『キネマ探偵ミステリー』『キミは一人じゃないじゃん、と僕の中の一人が言った』『クセモノ紳士と偽物令嬢』『くま クマ 熊 ベアー』『』『』『』『』『このセカイで私だけが歌ってる』『この世界の平均寿命を頑張って伸ばします。 』『俺、になります!』『俺だけが死んでいる』『可愛い女の子に攻略されるのは好きですか?』『火の中の竜』『我が驍勇にふるえよ天地』『怪盗レッド』『』『』『』『貴方がわたしを好きになる自信はありませんが、わたしが貴方を好きになる自信はあります』『空とタマ』『』『』『空飛ぶ卵の右舷砲』『隅でいいです。 構わないでくださいよ。 』『君と僕との世界再変』『』『賢者の弟子を名乗る賢者』『幻獣調査員』『鋼鉄の犬』『ロリのヒモ!』『再召喚!』『最強職《》から初級職《運び屋》になったのに、なぜか勇者達から頼られてます』『最後にして最初のアイドル』『』『三千世界の英雄王』『四度目は嫌な死属性魔術師』『始まりの魔法使い』『市立高校シリーズ』『思春期なアダム』『指輪の選んだ婚約者』『死神を食べた少女』『』『時の竜と水の指環』『』『呪いの王女の幸せな結婚』『』『』『十三歳の誕生日、皇后になりました。 』『出会ってひと突きで絶頂除霊!』『巡ル結魂者』『女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を、百日間で徹底的に落とす百合のお話』『』『』『』『神アプリ曰く、私たち相思相愛らしいですよ?』『』『神域のス』『』『人生』『への転生、魔王の副官』『図書迷宮』『数字で救う! 弱』『世界の終わりの庭で』『星を墜とすボクに降る、の雨 』『星詠師の記憶』『星降』『正解するマド』『』『聖語の皇弟と魔剣の騎士姫』『』『』『青春失格男と、ビタースイートキャット。 』『絶深海の』『先生とそのお布団』『銭の力で、戦国の世を駆け抜ける。 』『』『多分僕が勇者だけど彼女が怖いから黙っていようと思う』『大国チートなら征服も楽勝ですよ?』『第三王子は発光ブツにつき、直視注意!』『奪う者 奪われる者』『淡海乃海』『地球最後のゾンビ』『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 』『』『夜伽の国の月光姫』『』『優雅な歌声が最高の復讐である』『勇者と魔王のバトルはリビングで』『勇者と勇者と勇者と勇者』『友人キャラは大変ですか?』『予言の経済学』『傭兵団の料理番』『幼い女神はかく語りき』『幼女さまとゼロ級守護者さま』『幼馴染みで悪魔な騎士は、私のことが大嫌い』『理想の娘なら世界最強でも可愛がってくれますか?』『のお気に入り』『シリーズ』『麗しのシャーロットに捧ぐ』『齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定』『恋愛至上都市の双騎士』『連射王』『』『狼は眠らない』『』『』『閻魔堂沙羅の推理奇譚』 ツイートでも書きましたが、上位三作品はまあ想定どおりというか、の協力者枠だなあという感じで。 『スカートのなかのひみつ。 』『公園で高校生たちが遊ぶだけ』の健闘のほうが目を惹きますね。 とはいえ60人以上が投票して、トップが10票そこそこというのは、なかなか票が分散したのではないでしょうか。 面白さの拮抗した作品がそれだけたくさんあるということですから、是非ともさまざまな作品に手を出してみてください。 kazenotori.

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【結果発表】マニアック・ライトノベル・オブ・ザ・イヤー2018

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Kindleで9月24日発売のコミックラノベ新刊情報です。 KADOKAWAよりコミックスとラノベ、両方新刊発売。 コミカライズ「 オーバーロード」12巻にスピンオフ「 オーバーロード 不死者のOh!」5巻、異世界転生コメディよりなファンタジー「 陰の実力者になりたくて!」2巻、FGOコミックス「 メイヴ・メイヴ・メイヴ! 青乃下作品集」「 喚びだせ! カルデアすきま劇場! 逢坂たま作品集」などが発売するほか、ラノベ「 西野 ~学内カースト最下位にして異能世界最強の少年~」6巻や「 アラフォー賢者の異世界生活日記」10巻、「 二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む」7巻、「 自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?」7巻なども発売です。 【グレート・ギヴリオン】との戦闘中、思いがけず四神と遭遇したゼロスとアド。 彼らは諸悪の根源である四神の殲滅を試みるものの、結果的に取り逃がしてしまう。 それでも当初の目的である魔物暴走の鎮圧は完了しており、アドはようやく妻であるユイとの再会を果たす……のだが、超が付くほど嫉妬深いユイは、アドの連れであるリサとシャクティを見た途端、敵意むき出し! 壮絶な修羅場へと発展するのだった。 一方、イストール魔法学院の成績優秀者で構成された調査団は、地下遺跡都市【イーサ・ランテ】の調査を開始していた。 その一員であるセレスティーナとキャロスティーは、護衛として調査団に同行していたアンズとエロムラが怪しい隠し扉を通過するのを偶然目撃する。 現代日本から異世界へ戻ることに成功した海人は、偶然にも魔王レティシアと再会する。 ただ、レティシアは海人のことを知らない様子で立ち去ってしまうのだった。 そんな中、妹の舞、親友の悠斗という新たな共犯者とともに異世界でレベルアップし、S級冒険者となった海人の前に、復讐対象者が現れる。 それは獣国の皇子レオンと、魔王レティシアの姉のリリアであった。 標的の一人である武闘家レオンを夜の森に誘い込み、対峙した際、海人は嗤い声をあげる! 「さぁっ、始めようかレオン! ここがお前の終着点ッ、どこにも行けない地獄の底だ!! 」拷問の最中で、絶体絶命の際に助けられた相手に裏切られる。 裏切り者を昏い闇の底に堕ちるまで必殺する、壮絶な異世界復讐ファンタジー第七弾! 僕、橋場恭也はしがないゲームディレクター。 会社が倒産し、企画もとん挫して実家に帰ってきたが、目が覚めたらなぜか十年前に……戻ることもなく、偶然が重なり大手ゲーム会社、サクシードソフトに拾われることに。 配属されたのは第13開発部。 そこは開発とは名ばかりで実際は社内の雑用を担うサポートのような部署だった。 クセの強い同僚だらけのそこで僕はとある没企画書を見つける。 「好き、だったんですけどね……。 彼は全世界の実力者が集められた《獣王遊戯祭》で、第四王女・ユーリエルと組んで戦うことになる。 現実世界を反映した遊戯が始まり、貧困に窮したユーリの運営区画は遊戯開始時点で圧倒的最下位、他勢力と二桁以上ものポイント差がついていた。 この先は、あんた次第だよ。 【電子特典! 書き下ろし短編付き】 決闘(ゲーム)で等級(ランク)を決める学園島(アカデミー)で、史上最速の学園島最強(偽)に成り上がった俺、篠原緋呂斗(しのはら・ひろと)。 姫路(ひめじ)らの力も借り、強敵・久我崎(くがさき)との死闘も切り抜けた。 英明学園の伝統イベント・区内選抜戦は、一週間で生徒総数9000人が連戦で最後の一人になるまで続く鬼サバイバル。 最強の座を盤石にするためにも戦略も立て準備は万全、のはずだった。

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カクヨム出張版:ある日のバーでの出来事(西野と常連客)

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午後八時を少しばかり回った頃合い。 六本木の繁華街、その外れに位置する雑居ビルの地下、二十数坪ばかりのスペースに設けられた手狭いバーでのこと。 同店のマスター兼バーテンであるマーキスは、カウンターに立ってグラスを磨いていた。 店内には彼以外に人の姿は見られない。 「…………」 開店から間もない時間帯、本日はまだ一人も客が訪れておらず、店内は静かなものである。 これといって仕事もない彼は、手持ち無沙汰にグラスを磨いたり、ボトルの配置を正したりと、暇な時間を過ごしていた。 するとしばらくして、店の入口に取り付けた鐘がカランコロンと鳴った。 「……相変わらず流行っていないな」 姿を現したのは制服姿の少年、西野である。 ぶっきらぼうな物言いと共に足を進めると、彼はマーキスの正面、カウンター席の中程に腰を落ち着けた。 相変わらずな仏頂面を近くに眺めて、バーテンはグラスを磨く手をそのままに言葉を返す。 「その方が落ち着けていいだろう」 「こんな店でも、常連客の一人くらいはいないのか?」 「常連客か……」 西野の何気ない呟きを受けて、マーキスは続く言葉に悩んだ。 するとこれと時を併せて、出入り口のドアが開かれた。 つい今し方に響いたものと同じ鐘の音が、店内に鳴り響く。 「いよぉ、今日も来たよ」 どうやら客のようである。 四十代も中頃ほどと思しきスーツ姿の男性だった。 彼は店内にマーキスの姿を見つけると、気軽に声を上げて店内を進んでいく。 そして、西野から二つほど席を離れて、奥まったカウンター席に腰を落ち着けた。 「さっそくで悪いけど、いつものを頼むよ」 「ああ」 その気さくな態度を眺めて、西野からマーキスに視線が向かう。 今まさに話題に上げていたような人物ではなかろうか、と。 これに対してバーテンは何を語ることもなく、粛々と酒を作り始めた。 どうやらその通りのようである。 一方で客の男は、フツメンの様子をチラリチラリと窺う。 制服姿の少年が珍しいのだろう。 本来であれば追い出されそうなものである。 やがて男は意を決した様子で、彼に声を掛けてきた。 「お兄ちゃん、こんなところでどうしたんだ? 学生さんだろう?」 「……ここのマスターとは知り合いだ。 気にしないでくれ」 「そうなのかい? あ、いや、娘と同じ学校の制服が気になったんだ」 「…………」 常連だなんだと軽口を叩いてみたものの、いざ実際にそれっぽい客が入ってくると、これはこれでやり難いものだと感じ始めた西野である。 男の口からは酒と食べ物の混じり合った匂いが感じられた。 既に一軒目である程度飲んでいるようである。 下手に絡まれても面倒なので、フツメンは黙って過ごすことにした。 やがて、マーキスの手により酒が出されると、男はこれをチビリチビリと舐めるように飲み始めた。 その口からは時折、バーテンに向けて言葉が溢れる。 話題は上司に対する愚痴であったり、家族に対する愚痴であったり。 それから杯を重ねること、気づけばいつの間にやら三杯目。 これを一息に煽った客の男が、思いつめた様子で呟いた。 「マーキスさん、俺、ヤバイんだよ……」 「……何がだ?」 「出会い系で知り合った女がヤクザの連れでさ。 脅されてるんだ」 「…………」 また面倒臭そうな話であった。 マーキスはグラスを磨きながら、何を言うでもなく黙って話を聞く。 男から続けられた言葉は、ありきたりな内容であった。 本人は真っ当な男女関係の末のアクシデントとして語ってみせるが、傍から聞いていれば美人局以外の何物でもなかった。 「それなら警察に行ったらどうだ?」 「警察に行ったら会社や家族にバラすって言われてるんだ。 嫁とは最近上手くいってないし、今のタイミングでこんな話をされたら、まず間違いなく離婚だ。 娘も多感な時期だし、そうなったら子供の将来まで滅茶苦茶になっちまう」 「…………」 そんなこと知ったことか、とはバーテンの素直な思いである。 しかし、語る男にとっては人生の一大事であった。 他に客の姿が見られないことも手伝い、繰り返し悲観に暮れた言葉が漏れる。 よほどのこと参っているのだろう。 放っておけば閉店まで、ずっと喋り続けそうな雰囲気が感じられた。 だからだろうか、ややあって西野がボソリと呟いた。 「どこの組の人間だ?」 「……え?」 「どこの組の人間に脅されているのかと訪ねたんだ」 「…………」 カウンターに片肘をついて、手にしたグラスを揺らしながら、イキり顔で語ってみせる。 もしも委員長が目の当たりにしたのなら、鳥肌を浮かべて非難の声を上げたことだろう。 だが、同所にはマーキスの他、酒に酔った客の男しかいない。 そして、それなりに飲んでいたことも手伝い、男は彼からの問い掛けを受けて、存外のこと素直に応えてみせた。 その口から近隣に所在する団体の名前が明らかとなる。 それは西野にとっても覚えのあるものであった。 「あそこか……」 するとこれまた格好つけて、彼は手にしたグラスを口元に運ぶ。 ゴクリと妙に大きく音を立てて、その喉を酒が下っていった。 傍から見たら学生のごっこ遊びにしか見えないから、これまたタチが悪い。 同じ一挙一動であっても、竹内君あたりが挑戦したのなら、多少は見られたものになったことだろう。 しかし、役者がフツメンでは残念極まりない出来栄えだ。 「……マーキスさん、あの」 「アンタの依頼、俺が受けてやってもいい」 それにも関わらず、西野は畳み掛けるように語り掛ける。 客の男は困惑を浮かべるばかり。 助けを求めるようにマーキスを見つめてみせる。 しかし、バーテンはこれに構うことなくグラスを磨いている。 そこで仕方がないとばかり、彼の意識はフツメンに戻った。 「い、依頼って何の話だい?」 「どうする? 報酬はここの支払いだ」 「君、まさかお酒を飲んで……」 「それでアンタの悩みの種をなくしてやる」 「…………」 普段であれば子供の世迷言など、相手にすることもなかっただろう。 だが、酔いが回っていたことも手伝い、男は気づけば素直に頷いていた。 色々な意味で浮き世離れした西野の言動を眺めて、或いは夢でも見ているのかと勘違いしたのかも知れない。 いずれにせよ同日、彼は西野の分の代金も併せて支払い帰っていった。 店の出入り口に取り付けられた鐘が、カランコロンと乾いた音を響かせる。 男は足元をふらつかせながら、頼りない足取りで帰路についた。 店内に残る二人は何を語るでもなく、その背中を店外に見送った。 それからしばらくして、マーキスが西野に向かい問い掛けた。 「アンタ、本気で受けるつもりか?」 「常連客は大切にするべきだろう」 「その割には面倒臭そうな顔をしていたように見えたが」 「気のせいだろう。 それに娘は同じ学校の生徒だという」 「……そうか」 素っ気なく呟いて、西野は男に奢られた酒をチビリと口にした。 マーキスはそれ以上何を語ることもなく、黙ってグラスを磨き始めた。 ---あとがき--- こちらのテキストは「このライトノベルがすごい! 2019[文庫部門]新作第6位」を記念して、普段は書籍の特典SSとしてお馴染みの「ある日のバーでの出来事」シリーズから、カクヨム出張版として書かせて頂きました。 全国の一部書店様の特典SSでは、このお話の裏話を書かせて頂いております。 mediafactory. 少々お待ち頂けますと幸いです。 ウェブ版から入られた方には、この機会に文庫版や電子書籍版にも興味を持って頂けたら嬉しく思います。 どうか何卒、よろしくお願い致します。

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