拝読させていただきます。 「ご高覧/御高覧(ごこうらん)」とは?意味と使い方を知る

間違えたビジネス敬語、恥ずかしい言い回しからの卒業(5) とても失礼な「資料をご拝読ください」

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拝読の意味は?拝見との違いも 拝読の意味は「読む」の謙譲語 読むことを、その筆者を敬っていう謙譲語。 引用元: goo国語辞書 拝読とは、簡単に言うと「読む」という意味です。 読むという意味の「読」に、謹んでという意味の「拝」を付けた言葉が、「拝読」となります。 「拝」という漢字は、それ単体でも手紙やメールなど文章の最後に見る事も多いのではないでしょうか。 この漢字は、相手に対して敬いの気持ちを表す際に使われます。 つまり「拝読」という言葉は、自分を下げて相手を立てるという謙譲語として使う言葉となります。 謙譲語であるこの言葉は、先輩や上司など目上の相手だけでなく、敬意を示したい相手全般に使用する事が出来ます。 また、これは謙譲語すべてにおいて言える事ですが、謙譲語は自分の動作をへりくだる事で相手を立てる言葉です。 ですので、主語はいつでも自分自身となります。 自分でない人が読んだ事に対して「拝読」を使うと相手に失礼になりますので、その点に注意して使うようにしましょう。 拝読は執筆者本人に対する敬意の言葉 「拝読」は自分がメールや手紙を読んだ事を伝えたい時に使う謙譲語ですが、あくまでその文章を作成した執筆者本人への敬意を表す言葉です。 何かを読んだ事を目上の人に伝える際にいつでも使ってしまいたくなるのですが、誰に対して敬意を示したいかを考えながら使用する必要があります。 例えば、上司からのメールを読んだ事を社長などの第三者に伝える際に「拝読」という謙譲語を使ったとしても、第三者に対する尊敬語とは成り得ません。 話し相手は第三者であったとしても、あくまで、メールを作成した上司に対して敬意を払っているという意味となります。 拝見の意味は「見る」の謙譲語 「拝読」と混同しやすい言葉として、「拝見」という言葉があります。 これは「見る」という言葉を謙譲語にしたもので、拝読のように自分を下げ相手を立てる言い方となります。 自分が何かを見た事を、執筆者や作者に伝える際に使用します。 この他にも、聞く事を意味する「拝聴」、借りる事を意味する「拝借」などという言葉も頻繁に耳にしますが、すべて謙譲語として使用出来る言葉です。 「拝見」は見る事を意味する言葉なので、メールなどを見た事をへりくだって伝えたい場合に自分を主語として使うといいでしょう。 拝読と拝見は「読むもの」か「見るもの」かで使い分けよう ここで気になるのが、「拝読」と「拝見」をどのように使い分けたらいいか、という事ではないでしょうか。 「拝読」も「拝見」も、目から情報を得たという意味では似ている言葉なので、使い方に悩んでしまうかと思います。 その場合は、単純に「読む」「見る」に置き換えて考えると答えが出てきます。 例えば、目にしたものが絵画や美術品であれば「拝見」が適切です。 小説や手紙など文章がメインのものは、「拝読」がふさわしいでしょう。 文だけでなくイラストやグラフィックなどが含まれたホームページのようなものは「拝見」が一般的です。 仕事において最も目にする事の多いメールは、少し複雑です。 メールは形としては文章のみなのですが、パソコンやスマホなどの電子媒体を通して見るという理由から、「拝見」を使用しても問題はないとされています。 画像添付されている時など、「拝見」の方がよりしっくりくるという場合もあります。 拝読の類語や敬語 拝読の類語:拝誦・閲読・書見 「拝読」の類語には、拝誦・閲読・書見といったものがあります。 すべて自分が何かを読む事を表す言葉ですが、少しずつ意味合いに違いがあります。 拝誦 はいしょう は、拝読と同じ謙譲語ですが、声にして読む、じっくり読むといったニュアンスが含まれています。 手紙や大事な文書に使用するのがいいでしょう。 閲読 えつどく は、書いている内容に関して調べながら読むという意味です。 謙譲語ではないので、同僚や部下に使用しても問題ありません。 書見 しょけん は更に限定され、書物を読む事を表します。 ビジネスにおいては、会社関係の本であったり、資格や勉強にまつわる本を読む際に使用する事が出来ます。 読むの尊敬語:読まれる・お読みになる 「読む」を尊敬語にすると、「読まれる」「お読みになる」といった言葉になります。 尊敬語とは、自分ではなく相手の動作に対して使用するものです。 相手が何かを読む時には、「拝読」ではなくこの言葉を使うのが適切です。 他にも「お書きになる」「お越しになる」など使用する機会は多いので、パターンとして抑えておくと便利です。 尚、「読まれる」も文法としては正しいのですが、受け身の言葉と捉えられる場合もあるので注意が必要です。 読む事をお願いする場合の尊敬語:お読みください 相手に読む事をお願いする場合は、「お読みください」といった尊敬語を使います。 「お〇〇ください」という言葉は、尊敬語として使用出来る言葉ですが、もっと丁寧な言葉を使いたいのであれば、最後に「ませ」を付けると柔らかい印象になります。 また、「お読みいただけると幸いです」とすれば、更に謙虚な印象になります。 また、同じく読む事をお願いする場合の尊敬語として、「ご一読ください」というものもあります。 これは、さらっと目を通してほしいという場合に適した言葉です。 紹介文のような、熟読する必要のないものを読んで欲しい時にはこちらを使ってもいいでしょう。 「拝読」はそれ単体で謙譲語として使える言葉なので、「させていただきます」を付ける事で二重敬語となってしまいます。 二重敬語は基本的に敬語としては認められず、言葉全体の印象としても少々くどさを感じてしまいかねません。 ただ、現在ビジネスシーンでは特に、この言葉は敬語として比較的頻繁に使われています。 「拝見させていただきます」も同様です。 なお、メールや手紙は文章として残るものでもあるので、文法的に正しい「拝読します」を使用するのが無難でしょう。 会議で資料を配りながら、「お手元の資料をご拝読ください」と言っている人は周りにいませんでしょうか。 一見丁寧な言い回しのようにも感じられますが、前述の通り「拝読」は自分を下げる謙譲語です。 自分ではない人が「読む」という事に対して「拝読」を使ってしまうと、その人を下げてしまうという大変失礼な事になります。 上司などの目上の立場の人に使うのはもちろん御法度ですが、同僚や部下だとしても失礼に当たりますので、読んでほしい時には前述の「お読みください」または「ご覧ください」を使用しましょう。 「拝読」は相手を立てる丁寧なフレーズですが、一方で、必要以上に大げさな印象になってしまう場合もあります。 例えば頻繁に送られてくる社内連絡のような内容に対して、その都度「拝読」を使うのは仰々しい印象です。 「拝読」を使う時は、特に重要な内容の文章や資料や、客先からの要望など、ここぞというシーンに絞るのがおすすめです。 シーンだけでなく、相手との関係性も重要です。 あまりに丁寧過ぎる言葉は時に相手の気分を害する場合がありますので、「読ませていただきました」と併用するとスマートです。 「拝読」は「読む」という動詞の謙譲語ですが、前述の類語「拝誦・閲読・書見」とともに覚えて使い分ける事で、より語彙力も豊かになります。 使い分けの基準は、謙譲語なのか尊敬語なのかももちろんですが、何を読むのかで分けるのがおすすめです。 上司からの指導文には「拝読」、客先からのお礼文には「拝誦」、企画案には「閲読」を使うなど、自分の中で使い方を決めておくといざという時に言葉がぱっと出てくるようになりますよ。 「拝読」という言葉を使うシーンは、何かを読んだという事実を執筆者に報告したい時が最も多いかと思います。 簡単に「読みました」としてももちろん問題はないのですが、「拝読」という言葉を選ぶだけで、相手に対する尊敬の念を伝える事が出来ます。 ビジネスシーンにおいては、上司の作成した資料などを読み、読み終わったという事を伝える場合などが挙げられます。 また、客先からメールや手紙をもらった時にも、「拝読」という言葉を選ぶ事で、謙虚な印象を与える事が出来ます。 また仕事以外でも、本を読んだ事を著者に伝える場合などに使用出来ます。 その他、目上の人やあまり親しくない相手から手紙やメールをもらった際に返事に書き添える事で、より丁寧で、控えめな文章にする事が出来ます。 メール例文:拝読しました 何かを読んだ事を伝えたいときは、「拝読しました」という言葉を使用しましょう。 」という文章を入れます。 ひとまず読んだ事の報告のみをしたい場合には、文の終わりに「まずは拝読のご連絡まで」と付け足しても構いません。 また、もらった企画書などに対しての意見を足したいならば、「頂いた企画書を拝読しましたが、変更をお願いしたいと存じます。 」となります。 これと同様に「~けれど」という意味で、「頂いた企画書を拝読したところ」といった使い方も可能です。 読んだという報告だけでなく、これから読むつもりだという未来形としても「拝読」は使用出来ます。 例えば、もらった資料にこれから目を通すという場合や、現在読んでいる最中だという進行形としても使う事が出来ます。 またビジネスシーン以外でも、読み終えていない本に関しての感想を、作者に伝えたいという場合にも使えます。 偶然作者に出会ったときなどに「いつも作品を拝読しています。 」のように、読むという行為が持続している場合の使い方としても適切です。 メール例文:拝読します 本や資料をこれから読む事を伝えたいときは、「拝読します」という言葉を使いましょう。 例えば取引先から資料が送られてきて、まずは資料到着の連絡をしたいという状況があります。 その際には、「資料をお送りいただきありがとうございました。 これから拝読しますので、少々お待ちいただけますでしょうか」となります。 また、読むという行為が現在進行中である場合は、「現在拝読しております」となります。 例えば、まだ読み終わっていない本に関しての質問を作者にメールで尋ねるなら、「現在拝読しております〇〇に関して質問がございます」となります。 仕事上でも、資料や企画書を読みたいと依頼する機会は多いのではないでしょうか。 そのようなお願いをする場合にも、「拝読」を使う事が可能です。 その他、尊敬している作家に新作を求める時や、読んだ事のない本を読んでみたいと依頼したい場合にも使えますね。 「読みたい」という言葉を使うよりも謙虚な印象になるので、希望やお願いも聞き入れやすくなるかもしれません。 メール例文:拝読したい 本や資料を読みたいと依頼するときは、「拝読したい」という言葉を使いましょう。 メールで完結に希望を伝えるならば、「一度作品を拝読したい所存です」などがあります。 また、「作成していただいた資料を拝読しても構いませんでしょうか」といった、もっと丁寧な言い回しも可能です。 その際、本や資料を送ってほしいという場合もあるかと思います。 こちらからの依頼なので、失礼のないようなメールを作りたいですよね。 「送ってください」に関するおすすめの敬語を以下の記事でご紹介していますので、合わせて参考にして下さいね。

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「拝見いたしました」は間違いか|正しい敬語表現と例文

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「読んでくれてありがとう」という表現は普段の生活の中でたくさん使うことがあります。 そのため、意味について理解することは難しいことではありませんし、このフレーズを使うことも難しいことではありません。 しかし「読んでくれてありがとう」を誰に使ったら良いのか、また、どのような敬語で言い換えたら良いのか理解するのは非常に難しいことと言えます。 でも「読んでくれてありがとう」をどのように敬語で言い換えることができるのか、理解することができていなければ、目上の人と話している時に失礼な言葉遣いをしてしまう可能性があります。 大人としての必要最低限の常識として敬語を理解する必要があるでしょう。 では「読んでくれてありがとう」はどのような敬語表現で言い換えることができるのでしょうか。 敬語の尊敬語で言い換える 「読んでくれてありがとう」という言葉を敬語の尊敬語で言い換えることができます。 「お読みになっていただきありがとうございます」というフレーズを作ることができるでしょう。 このフレーズも敬語なので、相手に対する敬意を示すことが可能になっています。 それに、この敬語が使われることによって、不快に感じる人はほとんどいないでしょう。 なぜなら「お読みになっていただきありがとうございます」というフレーズには、相手を見下したりする態度が含まれていないからです。 普段の生活でいつでも使うことのできる非常に便利なフレーズなので、この表現を忘れないようにしておきましょう。 必要であれば職場の上司と会話してる時にも、この敬語を言うことができます。 「読んでくれてありがとう」の敬語での使い方とは? 「読んでくれてありがとう」というフレーズを敬語で使うとしたら、どのような例文を作成することができるのでしょうか。 「読んでくれてありがとう」そういう言葉の意味について理解することができていたとしても、敬語の言い換え表現を例文を通して知らなければ、実際にこのフレーズを使うことは難しいと言えます。 では「読んでくれてありがとう」の敬語の言い換え方を詳しく紹介します。 敬語の他の種類で言い換える 「読んでくれてありがとう」という言葉を敬語の他の種類で言い換えることも可能です。 既に理解することができたように「お読みになっていただきありがとうございます」は敬語の中でも尊敬語になります。 読むという言葉を敬語の謙譲語に言い換えるのであれば「拝読」になります。 では「拝読してくださりありがとうございます」という文章を作成することができるのでしょうか。 「拝読してくださり」は間違い 結論から言いますと「拝読してくださりありがとうございます」というフレーズが間違えになってしまいます。 なぜ、そのように言うことができるのでしょうか。 なぜなら「拝読」という言葉は謙譲語にあたりますので、自分の身分を低いものとみなして、相手を見上げることによって敬意を示すことのできる敬語になります。 つまり、何が言いたいかと言いますと謙譲語である「拝読」は、自分を低くする自分自身の動作に対して使わなければならないということです。 そのため「拝読してくださり」のような仕方で敬語の文章を作ってしまうと、相手の身分を下げて自分に対して敬意を示すように要求していることになってしまいます。 そのような事態を避けるためにも「拝読」は自分自身の動作に対して使うことのできる敬語である、ということを忘れないようにしましょう。 「読んでくれてありがとう」の使い方とは? 「読んでくれてありがとう」という言葉の使い方について精通することができれば、やがて「読んでくれてありがとう」の敬語表現の使い方にも精通することができるに違いありません。 では「読んでくれてありがとう」をどのように使うことができるのか、まずは理解しましょう。 状況に合わせてどのように使うことができるのかしっかりと理解して、普段の会話の中でも、このフレーズを使うことができるようになりましょう。 友達に対して「読んでくれてありがとう」を使う 「読んでくれてありがとう」というフレーズはそもそも敬語ではありません。 そのため、このフレーズを使いたいのであれば、親しい友達に対してこのフレーズを使うことができるでしょう。 親しくない人に対して、敬語の表現ではない「読んでくれてありがとう」というフレーズを使うのであれば、相手は違和感を覚えることでしょうし、人間関係にヒビが入ってしまう可能性も少なくありません。 そのような問題に陥ることを避けるためにも、敬語ではない「読んでくれてありがとう」は友達だけに使うようにしてください。 メールでの使い方とは? 当然のことながら、敬語で会話することが求められているビジネスの場面において「読んでくれてありがとう」というフレーズを使うことはできません。 そのため「読んでくれてありがとう」をビジネスでも使うことができるように、敬語に変える必要が生じてきます。 どのような敬語の表現で言い換えることができるのでしょうか。 具体的な例文を紹介します。 「お目通し」を使うことも 「読んでくれてありがとう」という言葉を使う代わりに「お目通しいただきありがとうございます」と言う敬語の文章を作成することができます。 相手に伝えている意味はどちらの表現で行っても同じです。 そのため「読んでくれてありがとう」というフレーズを言いたくなった時には「お目通しいただきありがとうございます」という敬語で代用することができるでしょう。 堅苦しすぎるイメージを相手に伝えることもないフレーズになるので、非常に実用的な敬語ということができます。 「読んでくれてありがとう」を敬語表現するときの例文とは? 「最後までご高覧いただきましてありがとうございました」と言う敬語表現を使うことができるでしょう。 この敬語表現を使うことによって「最後まで読んでくれてありがとう」と全く同じ意味を伝えることができています。 しかし、相手に与える印象が違うことに気づくことができますか。 「最後までご高覧いただきましてありがとうございました」という文章では「読んで」の代わりに「ご高覧」と言うより深い敬意を示すことのできるフレーズが使われていることになります。 そのため、取引先の人に対して手紙を送った時にも、 この敬語表現を使うことによって、相手誰の意思の疎通を円滑に図ることができるようになります。 メール 「ご愛読いただきましてありがとうございます」というフレーズも「読んでくれてありがとう」を敬語表現に言い換えた文章になります。 「ご愛読」という言葉には「好んで読むこと」という意味があることが、国語辞書などを調べてみるとわかります。 そのため「ご愛読いただきましてありがとうございます」と言う敬語表現によって「好んで読んでくださりありがとうございます」というメッセージを伝えることが可能になります。 「読んでくれてありがとう」の別の敬語表現例とは? 「読んでくれてありがとう」を他の表現で言い換えることはできるのでしょうか。 場合によっては「お読みくださいましてありがとうございました」と言う敬語表現を使うこともできます。 非常にシンプルな表現と言えるのではないでしょうか。 この敬語表現であったとしても「読んでくれてありがとう」と全く同じ意味を伝えることになります。 しかし、前半の文章に「お読みくださいまして」という敬語表現が使われることによって、相手に対する敬意を示すことが可能になっています。 堅苦しい響きのするフレーズではないので、普段からコミュニケーションをよくわかっている上司に対して使うことができる敬語表現とも言えます。 固い表現を普段からお世話になっている上司に対して使うと「馴れ馴れしいな」と感じられてしまうことがあります。 程よい敬意が示すために「お読みくださいましてありがとうございました」が適切になります。 「読んでくれてありがとう」の敬語表現で細かい気遣いを示す 会社勤めしているのであれば、会社で一緒に働いている同僚や、取引先の人が資料を読んでくれた時にも感謝を示さなければなりません。 もちろん、感謝を示さなければいけないというルールがあるわけではありませんが、そのような細かい気遣いが大事なこととされています。 そのため、もし「読んでくれてありがとう」というメッセージを職場の同僚や目上の人に対して伝えたいのであれば、このフレーズの敬語表現に精通しておく必要があるでしょう。 この記事の中で取り上げた1つ1つの敬語表現を自分の会話の中で使うことができるようになれば、どんな立場の人と会話をしていたとしても、相手の人に対してふさわしい敬意を示すことができるようになるはずです。

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「拝見させていただく」は二重敬語!正しい敬語では何と言う?

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拝読の意味は?拝見との違いも 拝読の意味は「読む」の謙譲語 読むことを、その筆者を敬っていう謙譲語。 引用元: goo国語辞書 拝読とは、簡単に言うと「読む」という意味です。 読むという意味の「読」に、謹んでという意味の「拝」を付けた言葉が、「拝読」となります。 「拝」という漢字は、それ単体でも手紙やメールなど文章の最後に見る事も多いのではないでしょうか。 この漢字は、相手に対して敬いの気持ちを表す際に使われます。 つまり「拝読」という言葉は、自分を下げて相手を立てるという謙譲語として使う言葉となります。 謙譲語であるこの言葉は、先輩や上司など目上の相手だけでなく、敬意を示したい相手全般に使用する事が出来ます。 また、これは謙譲語すべてにおいて言える事ですが、謙譲語は自分の動作をへりくだる事で相手を立てる言葉です。 ですので、主語はいつでも自分自身となります。 自分でない人が読んだ事に対して「拝読」を使うと相手に失礼になりますので、その点に注意して使うようにしましょう。 拝読は執筆者本人に対する敬意の言葉 「拝読」は自分がメールや手紙を読んだ事を伝えたい時に使う謙譲語ですが、あくまでその文章を作成した執筆者本人への敬意を表す言葉です。 何かを読んだ事を目上の人に伝える際にいつでも使ってしまいたくなるのですが、誰に対して敬意を示したいかを考えながら使用する必要があります。 例えば、上司からのメールを読んだ事を社長などの第三者に伝える際に「拝読」という謙譲語を使ったとしても、第三者に対する尊敬語とは成り得ません。 話し相手は第三者であったとしても、あくまで、メールを作成した上司に対して敬意を払っているという意味となります。 拝見の意味は「見る」の謙譲語 「拝読」と混同しやすい言葉として、「拝見」という言葉があります。 これは「見る」という言葉を謙譲語にしたもので、拝読のように自分を下げ相手を立てる言い方となります。 自分が何かを見た事を、執筆者や作者に伝える際に使用します。 この他にも、聞く事を意味する「拝聴」、借りる事を意味する「拝借」などという言葉も頻繁に耳にしますが、すべて謙譲語として使用出来る言葉です。 「拝見」は見る事を意味する言葉なので、メールなどを見た事をへりくだって伝えたい場合に自分を主語として使うといいでしょう。 拝読と拝見は「読むもの」か「見るもの」かで使い分けよう ここで気になるのが、「拝読」と「拝見」をどのように使い分けたらいいか、という事ではないでしょうか。 「拝読」も「拝見」も、目から情報を得たという意味では似ている言葉なので、使い方に悩んでしまうかと思います。 その場合は、単純に「読む」「見る」に置き換えて考えると答えが出てきます。 例えば、目にしたものが絵画や美術品であれば「拝見」が適切です。 小説や手紙など文章がメインのものは、「拝読」がふさわしいでしょう。 文だけでなくイラストやグラフィックなどが含まれたホームページのようなものは「拝見」が一般的です。 仕事において最も目にする事の多いメールは、少し複雑です。 メールは形としては文章のみなのですが、パソコンやスマホなどの電子媒体を通して見るという理由から、「拝見」を使用しても問題はないとされています。 画像添付されている時など、「拝見」の方がよりしっくりくるという場合もあります。 拝読の類語や敬語 拝読の類語:拝誦・閲読・書見 「拝読」の類語には、拝誦・閲読・書見といったものがあります。 すべて自分が何かを読む事を表す言葉ですが、少しずつ意味合いに違いがあります。 拝誦 はいしょう は、拝読と同じ謙譲語ですが、声にして読む、じっくり読むといったニュアンスが含まれています。 手紙や大事な文書に使用するのがいいでしょう。 閲読 えつどく は、書いている内容に関して調べながら読むという意味です。 謙譲語ではないので、同僚や部下に使用しても問題ありません。 書見 しょけん は更に限定され、書物を読む事を表します。 ビジネスにおいては、会社関係の本であったり、資格や勉強にまつわる本を読む際に使用する事が出来ます。 読むの尊敬語:読まれる・お読みになる 「読む」を尊敬語にすると、「読まれる」「お読みになる」といった言葉になります。 尊敬語とは、自分ではなく相手の動作に対して使用するものです。 相手が何かを読む時には、「拝読」ではなくこの言葉を使うのが適切です。 他にも「お書きになる」「お越しになる」など使用する機会は多いので、パターンとして抑えておくと便利です。 尚、「読まれる」も文法としては正しいのですが、受け身の言葉と捉えられる場合もあるので注意が必要です。 読む事をお願いする場合の尊敬語:お読みください 相手に読む事をお願いする場合は、「お読みください」といった尊敬語を使います。 「お〇〇ください」という言葉は、尊敬語として使用出来る言葉ですが、もっと丁寧な言葉を使いたいのであれば、最後に「ませ」を付けると柔らかい印象になります。 また、「お読みいただけると幸いです」とすれば、更に謙虚な印象になります。 また、同じく読む事をお願いする場合の尊敬語として、「ご一読ください」というものもあります。 これは、さらっと目を通してほしいという場合に適した言葉です。 紹介文のような、熟読する必要のないものを読んで欲しい時にはこちらを使ってもいいでしょう。 「拝読」はそれ単体で謙譲語として使える言葉なので、「させていただきます」を付ける事で二重敬語となってしまいます。 二重敬語は基本的に敬語としては認められず、言葉全体の印象としても少々くどさを感じてしまいかねません。 ただ、現在ビジネスシーンでは特に、この言葉は敬語として比較的頻繁に使われています。 「拝見させていただきます」も同様です。 なお、メールや手紙は文章として残るものでもあるので、文法的に正しい「拝読します」を使用するのが無難でしょう。 会議で資料を配りながら、「お手元の資料をご拝読ください」と言っている人は周りにいませんでしょうか。 一見丁寧な言い回しのようにも感じられますが、前述の通り「拝読」は自分を下げる謙譲語です。 自分ではない人が「読む」という事に対して「拝読」を使ってしまうと、その人を下げてしまうという大変失礼な事になります。 上司などの目上の立場の人に使うのはもちろん御法度ですが、同僚や部下だとしても失礼に当たりますので、読んでほしい時には前述の「お読みください」または「ご覧ください」を使用しましょう。 「拝読」は相手を立てる丁寧なフレーズですが、一方で、必要以上に大げさな印象になってしまう場合もあります。 例えば頻繁に送られてくる社内連絡のような内容に対して、その都度「拝読」を使うのは仰々しい印象です。 「拝読」を使う時は、特に重要な内容の文章や資料や、客先からの要望など、ここぞというシーンに絞るのがおすすめです。 シーンだけでなく、相手との関係性も重要です。 あまりに丁寧過ぎる言葉は時に相手の気分を害する場合がありますので、「読ませていただきました」と併用するとスマートです。 「拝読」は「読む」という動詞の謙譲語ですが、前述の類語「拝誦・閲読・書見」とともに覚えて使い分ける事で、より語彙力も豊かになります。 使い分けの基準は、謙譲語なのか尊敬語なのかももちろんですが、何を読むのかで分けるのがおすすめです。 上司からの指導文には「拝読」、客先からのお礼文には「拝誦」、企画案には「閲読」を使うなど、自分の中で使い方を決めておくといざという時に言葉がぱっと出てくるようになりますよ。 「拝読」という言葉を使うシーンは、何かを読んだという事実を執筆者に報告したい時が最も多いかと思います。 簡単に「読みました」としてももちろん問題はないのですが、「拝読」という言葉を選ぶだけで、相手に対する尊敬の念を伝える事が出来ます。 ビジネスシーンにおいては、上司の作成した資料などを読み、読み終わったという事を伝える場合などが挙げられます。 また、客先からメールや手紙をもらった時にも、「拝読」という言葉を選ぶ事で、謙虚な印象を与える事が出来ます。 また仕事以外でも、本を読んだ事を著者に伝える場合などに使用出来ます。 その他、目上の人やあまり親しくない相手から手紙やメールをもらった際に返事に書き添える事で、より丁寧で、控えめな文章にする事が出来ます。 メール例文:拝読しました 何かを読んだ事を伝えたいときは、「拝読しました」という言葉を使用しましょう。 」という文章を入れます。 ひとまず読んだ事の報告のみをしたい場合には、文の終わりに「まずは拝読のご連絡まで」と付け足しても構いません。 また、もらった企画書などに対しての意見を足したいならば、「頂いた企画書を拝読しましたが、変更をお願いしたいと存じます。 」となります。 これと同様に「~けれど」という意味で、「頂いた企画書を拝読したところ」といった使い方も可能です。 読んだという報告だけでなく、これから読むつもりだという未来形としても「拝読」は使用出来ます。 例えば、もらった資料にこれから目を通すという場合や、現在読んでいる最中だという進行形としても使う事が出来ます。 またビジネスシーン以外でも、読み終えていない本に関しての感想を、作者に伝えたいという場合にも使えます。 偶然作者に出会ったときなどに「いつも作品を拝読しています。 」のように、読むという行為が持続している場合の使い方としても適切です。 メール例文:拝読します 本や資料をこれから読む事を伝えたいときは、「拝読します」という言葉を使いましょう。 例えば取引先から資料が送られてきて、まずは資料到着の連絡をしたいという状況があります。 その際には、「資料をお送りいただきありがとうございました。 これから拝読しますので、少々お待ちいただけますでしょうか」となります。 また、読むという行為が現在進行中である場合は、「現在拝読しております」となります。 例えば、まだ読み終わっていない本に関しての質問を作者にメールで尋ねるなら、「現在拝読しております〇〇に関して質問がございます」となります。 仕事上でも、資料や企画書を読みたいと依頼する機会は多いのではないでしょうか。 そのようなお願いをする場合にも、「拝読」を使う事が可能です。 その他、尊敬している作家に新作を求める時や、読んだ事のない本を読んでみたいと依頼したい場合にも使えますね。 「読みたい」という言葉を使うよりも謙虚な印象になるので、希望やお願いも聞き入れやすくなるかもしれません。 メール例文:拝読したい 本や資料を読みたいと依頼するときは、「拝読したい」という言葉を使いましょう。 メールで完結に希望を伝えるならば、「一度作品を拝読したい所存です」などがあります。 また、「作成していただいた資料を拝読しても構いませんでしょうか」といった、もっと丁寧な言い回しも可能です。 その際、本や資料を送ってほしいという場合もあるかと思います。 こちらからの依頼なので、失礼のないようなメールを作りたいですよね。 「送ってください」に関するおすすめの敬語を以下の記事でご紹介していますので、合わせて参考にして下さいね。

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