炭治郎 足元。 炭治郎の技、水の呼吸の全型を画像付で解説!│鬼滅の刃をねずこ推しが考察するブログ

鬼滅の刃183話のネタバレ&あらすじ!見事な刀投げで睨まれる炭治郎 | 8ラボ(はちらぼ)

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鬼滅本誌199話のネタバレ 炭治郎・伊黒・実弥が無惨を壁に抑え込み続け、ついに太陽が昇り始めてゆく。 太陽の存在に気づいた無惨は、その目をカッと見開き、絶望の表情を浮かべていた。 無惨は悟る。 今すぐ逃げださなければ、太陽の光で消滅してしまうと。 無惨は生き残るため、 再び衝撃波を放つ。 衝撃波で吹き飛ばされる実弥と伊黒。 炭治郎は左腕が吹き飛んでしまう。 しかし炭治郎は、左腕が吹き飛んでも決して右手の刀を離さない。 煉獄の言葉を思い出し、 片腕で赫刀を顕現しようと力の限り日輪刀を握りしめる。 炭治郎の握力は限界を迎えており、なかなか赫刀には至らない。 その時、誰かの左腕が炭治郎の日輪刀を強く握りしめた。 炭治郎を救いに駆けつけたのは、 片腕を失った冨岡義勇だった。 炭治郎の右手と義勇の左手に握られた日輪刀は、その刃を赤く染め始める。 無惨に刺さっている刀身は赫刀となり、無惨に灼けるような痛みを与えてゆく。 赫刀の痛みにより逃げ遅れた無惨。 ついに太陽の光が差し込み、無惨の体は消滅し始める。 ーーーーーーーーーーーーーーー 追い込まれた無惨は気づく。 体が小さな状態であれば、一瞬で太陽に灼き尽くされてしまうと。 肉体を守るために全身の肉を膨張させ、無惨は巨大化してゆく。 巨大化した無惨の姿は、 まるで赤ん坊のようだった。 炭治郎と義勇はその変貌に驚きを隠せない。 膨張の過程で、 炭治郎は無惨の肉の中に取り込まれ、義勇は吹き飛ばされてしまう。 柱のいない隙に、這うように日陰を目指す無惨。 無惨の逃亡は成功したかに見えたが、輝利哉と現場にいる隊士・隠たちが無惨の前に立ち塞がるのであった。 輝利哉は指示を出し、隊士たちは建物の上から本棚を落として無惨を妨害する。 隊士に続く形で、隠も車に乗って無惨に突撃する。 一瞬無惨の動きを止めるものの、すぐに車体を破壊されてしまう。 だが隠は諦めない。 車よりも遥かに重い電車を無惨に押しつけ、日陰への道を遮るのであった。 ーーーーーーーーーーーーーーー 電車での妨害はかなり有効であり、無惨を追い詰めつつあった。 太陽に灼かれて焦る無惨は、車と同じように車体を破壊しようと拳を振り上げる。 しかし、無惨の振り上げた腕が突如切断される。 実弥が再び復帰し、無惨の腕を断ち切ったのであった。 腕を切断されたため、無惨は車体を壊すことを諦め、車体を乗り越えようとし始める。 その時、 無惨の前に復帰したのは悲鳴嶼。 無惨の首に鎖を巻き付け、無惨を車体から引き離してゆく。 日陰から遠ざかり、窮地に陥る無惨。 ついには足元の土を掘り始め、地面に潜り太陽を回避しようとする。 地面に潜る無惨を食い止めるため、悲鳴嶼は隠たちと共に鎖を引き続け、冨岡・実弥・伊黒の3名は呼吸で無惨を攻撃してゆく。 しかし、隊士たちの体力は限界を迎えていた。 技に十分な威力はなく、無惨の動きを止めるには至らない。 諦めかけたその時、突如無惨の頭部から大量の血が吹き出し、無惨の動きを止める。 無惨に取り込まれていた 炭治郎が、体内から赫刀で致命傷を与えていたのだ。 ついに太陽の光が完全に昇り、無惨の体を灼き尽くしてゆく。 痛みに耐えきれない無惨は、叫び声を上げる。 無惨はこのまま消滅するのか…。 200話へと続く。 30日以内に解約すれば料金は一切かからない上に、U-NEXTで配信しているアニメも見放題なので、気軽に体験して無料で漫画を読んじゃいましょう。 キャラ 現在の状況 無惨の攻撃により右目は欠損して、顔の半分は鬼の細胞が残ったまま。 体力の限界で技が使えなくなったため、 実弥・伊黒と共に無惨を力づくで抑え込む。 戦いの中で13個目のヒノカミ神楽の発動条件に気付く。 姿の見えなくなる札を付けて無惨戦に参加していたが、無惨の全力攻撃を受けて1度瀕死に。 再び無惨に立ち向かったものの、片足は潰れ 無惨の反撃を受けてしまい生死不明に。 姿の見えなくなる札を付けて、無惨戦に合流していたが、無惨の全力攻撃を受けて1度瀕死に。 再び無惨に立ち向かったものの、 無惨の反撃を受けてしまい生死不明に。 無惨の全力攻撃を受けるが、かろうじて生存する。 両目を失明しているが、鏑丸と愈史郎の札によって視界を開き無惨と戦う。 無惨から攻撃を受け、1度戦線を離脱して治療を受ける。 炭治郎を救うため、日輪刀なしで無惨の腕を切断するが、 無惨の反撃を受けてしまい生死不明に。 赫刀を発動して無惨に対して善戦していたが、突如全力を出した無惨の攻撃により瀕死。 建物に叩きつけられ致命傷を負うも、かろうじて生存する。 異形へと姿を変え、柱全員を相手にして戦闘中。 だったが、珠世に盛られた薬により9,000年分以上老化、残り3つの薬で着々と弱体化していっている。 さらに、縁壱による古傷が浮かび上がり体力の限界を迎える。 禰豆子がついに到着か 禰豆子活躍の伏線が回収されていない 産屋敷輝哉の未来予知により、戦場へ行くことを許された禰豆子。 輝哉は禰豆子の活躍を未来から推測したのだと思いますが、無惨戦でその活躍はいまだに描かれていません。 ・爆血による同期組・柱たちの毒分解 ・爆血刀で無惨にとどめを刺す 禰豆子の活躍として考えられるのは上記2つ。 無惨を倒しても毒で全員死ぬ展開は考えにくいので、 毒分解は可能性が高いでしょう。 また、炭治郎の赫刀が198話で黒刀に戻っており、 縁壱に付けられた傷の伏線が回収されていないことから、「爆血刀」で再び無惨を攻撃する展開があり得ます。 禰豆子と無惨は襲撃以来遭遇していない 竈門家襲撃事件以来、 実は禰豆子と無惨は一度も会っていません。 浅草の時も無惨と対峙したのは炭治郎のみ。 人間に戻り全ての記憶を取り戻した禰豆子は、無惨に伝えたいことが沢山あると思います。 言葉をついに取り戻した禰豆子が、無惨に対して思いを吐露する展開があって欲しいです。 無惨は鬼なので最終的に塵となって消えるでょう。 そうなれば禰豆子の怒りはぶつけどころのないものになってしまいます。 禰豆子との遭遇なしに無惨の消滅はないと思います。 無惨戦は禰豆子が到着してからやっと決着へと向かってゆくのではないでしょうか。 無惨は爆血刀で最後を迎える? 夜明けを迎え、無惨が太陽を克服か 199話ではついに夜明けを迎えそうですが、無惨が太陽を克服しそうです。 理由は以下3つ。 禰豆子が到着せず消滅してしまうのは考えにくいですよね。 ・禰豆子がまだ到着していない ・死の淵による進化を見せていない ・義勇、悲鳴嶼、カナヲが復帰していない 太陽の克服方法としては、人間戻りの薬や禰豆子吸収など、様々な可能性が考えられます。 鬼殺隊が満身創痍のため、大幅な強化は無く太陽克服のみだと思いますが、伏線回収のため太陽を克服する可能性が高いのではないでしょうか。 義勇・悲鳴嶼・カナヲが復帰? 198話で甘露寺・伊黒・実弥の3人が復帰。 彼らに引き続き、戦線を離れていた義勇・悲鳴嶼・カナヲもついに到着するのではないかと思います。 戦線の隊士は全員満身創痍であり、 無惨が太陽を克服するのであれば、無惨の対抗馬として3人の復帰はほぼ確定でしょう。 特に義勇・悲鳴嶼はすでに無惨の元へ向かっているため、199話で復帰しそうです。 30日以内に解約すれば料金は一切かからない上に、U-NEXTで配信しているアニメも見放題なので、気軽に体験して無料で漫画を読んじゃいましょう。

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炭治郎の技(型)一覧【鬼滅の刃】!水の呼吸、ヒノカミ神楽の全型

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竈門禰豆子には自慢の兄がいる。 子供が6人もいる大家族の長男で、父が死んだ後は一家の大黒柱となり家族を支えてくれた。 父は身体が弱く何処か植物のように浮世離れしていたのに対し、兄は子供らしくなかった。 禰豆子は兄が泣いている所を見たことがなかった。 父が死んだ時でさえ気丈にふるまい、どんなに辛くとも泣き言一つ聞いた事がない。 以前辛くないかと尋ねた所、兄は優しく微笑んで頭を撫でながら告げた。 『俺は長男だからさ。 みんながいるから、俺は頑張れるんだ』 そんな兄の唯一の趣味が舞だった。 父から習った呼吸と舞を何度も何度も、それこそ体に染み付けて一夜明かすほど続けていた。 一度試しにその呼吸を行ったところ、すぐ苦しくなり続けられなかった。 こんな苦しいのに続けて大丈夫なのかと次男の竹雄が心配そうに聞けば、兄は恥ずかしそうに頬を掻きながら苦笑した。 『これは、父さんが代々受け継いできたものだから。 ……強くて優しい、お侍さんが残してくれた大切なものだからさ』 兄は近くにいても何処か遠い所にいる印象だった。 まるで知らない遠くの出来事を知っているようで、父から譲り受けた花札の耳飾りに触れながら、空を見上げる兄はそのまま飛んでいってしまいそうな雰囲気だった。 竈門禰豆子は兄が好きだ。 少し天然が入っていて、嘘を吐くのが大の苦手で、強くて優しい兄が大好きだ。 俺が戻らなかったら、逃げてその耳飾りと舞を継承していってくれ」 耳飾りを渡してくる兄が、遠い。 額に広がるのは、火傷の後を塗り潰すような痣。 今にも消えてしまいそうなその姿を見て、禰豆子は思う。 幸せが壊れる時、いつも血の匂いがした。 一つは自身の記憶。 物心着いた頃からの大切な記憶。 そしてもう一つは、とある侍の記憶。 強くて優しく、けれど大切なものを零してしまった悲しい記憶。 その事を父に相談すれば、父は記憶の遺伝だと言った。 記憶の出来事は現実の事。 だからこそ炭治郎は強さを求めた。 この世界に鬼はいる。 ならば鍛えなければならない、家族を守るために。 泣き言は言わなかった。 どんなに辛くとも、それ以上に悲しい事を知っているから。 例え肺が破裂しそうでも、記憶の大切な人を失った時の痛みと比べれば耐えられた。 記憶と父の教えから、世界が透き通るようになった。 特殊な呼吸で一日以上舞を続けられるようになった。 それでも、これほど努力を続けれも記憶の侍には届かなかった。 成果も出ずに時間だけが過ぎ去っていく。 父が死に、炭治郎が一家の大黒柱になろうとも完全な再現は困難だった。 「……ああ、そうか。 今日なのか」 目を覚ます。 窓から差し込む月明かりが時刻を告げる。 起き上がり、異常な熱さを訴える身体を無視して皆が眠る寝室から出る。 奇妙な感覚だった。 嘗てないほど落ち着いている。 全身の細胞がこの時を待ち続けていたかのように燃えている。 きっと、この熱は命の炎なのだろう。 「お、兄ちゃん? どうしたの、こんな時間に。 それに、その痣……」 物音に目が覚めてしまったのか、禰豆子が炭治郎の背後に立っていた。 炭治郎の異様な雰囲気に息を呑むと、普段とは違うように戸惑いを隠せなかった。 炭治郎は視線の先である額に手を当てる。 恐らく、ここに痣が浮かび上がっているのだろう。 そしてそれは、避けようにもない別れを意味していた。 「禰豆子」 炭治郎は名前を呼んだ。 大切な妹の名前を。 浮きだっていた身体に芯が入る。 何のために戦うのか、何のために力を求めたのか。 理由は今も昔も変わらない。 「この耳飾りを頼んだ。 俺が戻らなかったら、逃げてその耳飾りと舞を継承していってくれ」 父と同じように、耳に付けられていた耳飾りを外して禰豆子に渡す。 最悪の事態を想定して、かつて言われたことを繰り返した。 意識を失い倒れ掛かる禰豆子を炭治郎は受け止め、寝室に寝かせる。 「……最低なお兄ちゃんでごめんな、禰豆子。 みんな」 最後まで一緒に居られなくて、ごめんなさい。 親不孝な息子でごめんなさい。 薪を切る斧を手に、玄関の扉を開ける。 寒い夜に吐息は白く空へ昇り、満月が辺りを照らしていた。 今日は月が綺麗だ。 こんな月を最後に見れて良かった。 鬼からの報告で花札の耳飾りを付けた少年が出たと聞いた時には忌まわしい過去を思い出し不愉快の極みだったが、その少年が鬼狩りと関わりがないと分かり心から安堵した。 あのこの世の不条理のような存在がそう何度も現れるはずがないと分かっているが、それでも万が一の確率を潰すために無惨自ら出向いていた。 部下の鬼に頼むはずがない。 もし万が一逃げられでもして、鬼狩りと遭遇した場合、きっと無惨はその鬼を100回殺しても殺し足りなくなるだろう。 そのような例外を発生させないためにも、無惨自ら出向いていた。 今回やるべきことは簡単なはずだった。 花札の耳飾りを付けた少年を家族諸共皆殺しにして憂いを絶つ、ただそれだけのはずだった。 振り抜かれた刃が頭部を潰し、視界が遮られた瞬間に両の足が切り裂かれた。 すぐさま足が再生して、周囲一帯を管で薙ぎ払う。 触れようものなら細胞を殺す毒を流し込んで殺せる管だが、掠りもしない。 頭部が再生し、この元凶の姿が目に映る。 その姿は、町中にいるただの少年だった。 忌まわしき鬼狩りの服装でもなく、持っている得物は日輪刀でもないただの斧。 文字通りただの人間。 無惨にとって、その少年は何処までも歪だった。 これが鬼殺隊の一員ならば、まだ理解できた。 あの異常者達の一員ならば、障害になるのは理解できる。 これが花札の耳飾りを付けた少年だったならば、まだ納得できた。 あの侍と関係する者ならば、こうして殺せないことも納得できた。 だが違う。 この男は鬼殺隊でもなければ、花札の耳飾りの関係者でもない。 ただの人間相手に手こずっている。 それが無惨の怒りに更に火を付けた。 そう、更に火を付けたという事はそれだけではない。 無惨には目の前の少年がどうしようもなくあの忌まわしき男と姿が重なって見えた。 『何が楽しい?何が面白い?命を何だと思っているんだ』 幻聴が聞こえる。 あの忌まわしき顔が少年の背後に浮かぶ。 同じ位置に浮かんだ痣が、奴が現世に帰ってきたような錯覚を引き起こす。 それだけならばまだ無惨は冷静さを保てた。 所詮は他人似。 本当に追い込まれれば無惨は慢心を捨てて逃亡を選択できる男だった。 だが、その目だけは駄目だった。 憐れんでいた。 殺意が無ければ、敵意もない。 鬼殺隊のように鬼に何もまだ奪われていない少年にとって、鬼舞辻無惨は悲しい存在だった。 記憶の中に彼が行ってきた罪がある。 それでも、この鬼がここまで道を踏み外す前に止められたのではなかったかと、一人悲しんでいた。 そして、それを無惨は憤怒の中で感じ取っていた。 殺意ならば、あの異常者達と受け流せた。 恐怖ならば、その愚かさに鼻で笑っていた。 死の恐怖に怯えていた無様な自分を思い出させるその目だけは、無視することはできなかった。 嘗てない憎悪に共鳴するように肉体が更なる進化を遂げる。 肉体の至る所から口が生え、衝撃波を辺り一面撒き散らしながら少年に襲い掛かる。 日の出まで、あと一刻。 身体が重い、全身が焼けるように熱い、まるで水中にでもいるような息苦しさが抜けない。 どれだけ時間が過ぎただろうか。 今まで日没から夜明けまで舞を続けていても息切れ一つしなかったというのに、既に息は切れ犬のように舌を出しながら酸素を求めている。 死ぬかもしれないという攻撃を奇跡的に避けて、もう何度目だろうか。 舞とは違い、攻撃を躱しながら舞を続けるという精密作業は集中力を著しく削り、心身ともに疲労していた。 それでも、この男を逃がす訳にはいかない。 透き通る世界で見える筋肉一つ一つを決して見逃さず、行動の起こりを限りなく防ぐ。 回避と共に攻撃の隙を突くのは、竈門家に代々受け継がれてきた舞。 この円環をもって日輪となす。 故にヒノカミ神楽。 終わる事のない舞を繰り返しながら、衝撃波を躱し右腕を絶つ。 決して攻撃個所を一部に限定してはならない。 相手は鬼、一部を限定して硬化させるなど容易いこと。 そして同時に打ち合えば、簡単に脆く砕けるのは炭治郎の方だ。 故に、狙うは後の先。 相手を倒すのではなく、相手に何もさせたい戦い方。 そもそも最初から炭治郎は鬼を倒すつもりなどなかった。 鬼を倒す方法は2つある。 一つは日輪刀で首を切ること。 少年に目もくれず無惨が空を見上げれば、黒い空はほとんど白く塗り潰され、山と山の隙間から太陽が姿を現す直前だった。 周囲が戦闘の影響で樹々が軒並み斬り落とされていたため、大きく跳躍して近くの木の陰に隠れる。 斧を持つ腕は疲労で震え、肩で息をするほど疲労が溜まっているのが目に分かる。 至るところを木の破片や吹き飛ばした砂利で怪我を負い、血だらけとなっていた。 見るからに瀕死なのが理解できる。 それなのに、 「貴方が、家族みんなを襲わないというのなら、俺は貴方を追いません。 もう二度と、この山に近づかないで下さい」 何を、この男は言っている。 傲慢も慢心も恐怖も憎悪も、彼の中で無数に蠢く感情は全て塗り潰された。 この人間に、最大限の絶望を味合わせてやる。 無惨は微動だにしなかった。 だからこそ、少年は反応出来なかった。 今までとは違う、行動の起こりを隠す攻撃に。 少年の足元。 地面から突如突き出てきたのは細長い管。 威力を殺しただ相手に刺す事のみに特化したそれを、少年は限界の身体を酷使しそれでも間一髪で気づき斧で絶ち切った。 これが限界突破。 故に、次はない。 単純な話だ、無惨は隠すために地面から管を2本、時間差で攻撃しただけに過ぎない。 単純ゆえに予測が困難。 今までその肉体の性能のみで怪物の如く戦ってきた相手が突如人のように不意打ちを繰り出すなど、先入観から推測不可能である。 自らを完璧に近い生物と信じて疑わない無惨が傲慢さを捨ててでも見せた技。 「私を憐れんだ人間、貴様には相応しい末路を与えてやる」 管から流すのは細胞を殺す毒? 否、そんなものは生易しい。 「貴様も、憐れむ存在と同じになれ」 即ち、鬼へと。 血が流し込まれる。 並大抵の鬼ならば耐えきれない程の血液。 流し込まれた総量は十二鬼月に匹敵する。 管を抜けば、少年は膝を付いた。 血管が浮かび上がり、牙が生え細胞が変異していくのが感じる。 この鬼と化した少年が守りたがっていた家族を喰らい絶望する姿を見るのも悪くないが、それ以上に無惨にはこの少年が憐れんだ鬼と同様の死に様を晒す方が好ましかった。 「鳴女」 空間操作の血鬼術を持つ鬼の名前を呼び背後に無限城へと続くふすまを開かせて、その傍に立ちながら無惨は鬼と化した少年の末路を眺める。 無惨が立っているのは樹々によって日の光は遮られており、仮に朝日が昇っても少年が燃え尽きる様を見る程度の余裕があった。 日の照らす世界に、その存在など許さないように。 夜の住人である鬼の身体は、超再生も追い付かない速度で灰と化していく。 「ハ、ハハハハハハハッ! いいぞ、私を憐れむ者などこの世に一欠けらも許すものか!」 自分を脅かした存在の末路に無惨は耐えきれず哄笑する。 悲鳴と哄笑。 炎と灰。 あり得ない現実を前に、彼の保有する五つの脳の全てが思考停止する。 もう一つ、少年の絶叫が止んだのは何故か。 理由は単純。 声を上げる必要が無くなったから。 日に浴びようとも、その細胞は燃えて灰になることもなく、日の世界にその存在を認められていた。 鬼の弱点を克服した存在が、そこにいた。 「……見つ、けた」 無惨の身体が震える。 千年もの間待ち焦がれ続けてきた鬼の存在に、無惨は飛び出した。 肉体を変異させる。 全身の肉を分厚く盛り上がらせ、人の背丈の数倍はあろう赤子のような姿は肉の鎧そのもの。 短期間であれば太陽の下でも活動できるその姿で、無惨は膝を付く少年の身体に飛び掛かった。 「貴様を取り込めば、私も太陽を克服する事が出来るのだ!」 手を伸ばす、夢の体現へと。 彼の心にあるのは、これからの不安なき未来のみ。 もはや無惨の目には、未来しか見えていなかった。 苦しくて、辛くて、痛くて、生きている事さえ否定されているようだ。 炭治郎は内側の血と外側の太陽の光に全身を蝕まれていた。 頑張った。 本当はこんな痛い事したくなかった。 斧を薪ではなくて人に向けるなんて、本当は怖くて怖くて仕方なかったのだ。 それでも頑張って耐えて、耐えて耐えて耐えて。 自分ではなくなっていく恐怖と身体が灰になっていく恐怖にも我慢して。 プツリと、何かが切れてしまった。 ここまで耐えてきたのだ。 なら、もういいじゃないか。 もう、苦しい思いをしなくてもいいじゃないか。 その気がかりが、寸前の所で踏み留まらさせる。 限界だったはずの四肢に、ほんの一欠けらの力が宿る。 右目は禰豆子や皆の家族の姿。 左目は見たこともない、だけど知っている優しい女性の姿。 差し伸べられた手の平を、両の目でそれぞれ握り返す。 たとえ過去が変わろうとも、変わらない温もり。 覚えているはずだ、その幸福を。 自分のようにはなるなと、まだ何も失っていない者へ。 貴方はまだ、間に合うのだと。 眼前には赤ん坊の姿をした怪物が手を伸ばしてきている。 斧は手から零れ落ち、再度拾う時間も余裕ももはや残っていない。 動けるのは後一回だけだろう。 炭治郎は足の裏に力を込め、全力で蹴り出した。 次はない。 ここで全てを終わらせる為に。 巨大な肉の壁を削り切るには素手では足りない。 ならば、増やすしかない。 そしてその術を、炭治郎は理解していた。 その尾は一つ一つが鋭利な刃と化しており、炭治郎の想像通り変幻自在に蠢いている。 思う通りに動くのならば問題ない。 炭治郎はそれを無意識に動けるまで身体に染み付けてきたのだ。 ならば、十二同時に型を振るうなど、容易いことだ。 炭治郎は瞬時に1500個の肉片を斬ることなど出来ない。 だが、迫る肉体を肉片に絶ち切る事は出来た。 十二の尾がそれぞれ別の型を振るう。 それは即ち、ヒノカミ神楽拾弐ノ型全てを同時に放つという事。 (な、に? な、何が起こった!?) 無惨は気づけば、自身が少年を見上げている事に気づいた。 それと同時に声が出せなくなっていることも。 自身を見下ろす少年に憎悪が湧き咄嗟に右腕で叩き潰そうとするが、そこで腕が動かない事に気づいた。 否、腕だけではない。 見上げる瞳以外何一つ動かない。 そこで無惨はようやく辺りを見渡して漠然とした。 周囲一帯に広がる肉片の山。 それは即ち、自身が細切れに刻み込まれた事を差し示していた。 そして。 少年の周りに散らばっているということは。 太陽の当たる場所に無防備にいるという事だ。 無惨は咄嗟に散らばった肉片を再生させて影へ逃げ込もうとするが、 (馬鹿な、再生しない!?) 斬られた肉片の断面はまるで細胞が死滅してしまったように再生を始めず、次々と灰へと化していく。 それはまるで、耳飾りの剣士に斬られた時と同じようで。 ここに、無惨の結末は決まった。 もはや何に対して怒りを燃やしているのかすら分からない程の憤怒の激流。 最後の一撃だったのか、少年は佇んだまま気を失っていた。 ただそれに気付かないほど無惨は怒りを燃やし、日影で見えない少年の顔を睨み付けながら管から血を送った。 それは、少年が鬼に成り切れていないため完全な鬼にして殺すためだったのか。 或いは、自身が生きた証を少年に託したのかは定かではない。 ただ分かる事は一つだけ。 鬼舞辻無惨は灰と化すまでに、自身の血に匹敵する総量の血液を輸血し、少年はただ立ち続けた。 それだけが、この場の真実だった。 朝目覚めて兄の姿が見えなかった禰豆子は、途方もない不安感に襲われ兄の姿を求めて走った。 雪道に残る微かな足跡を頼りに駆ける。 走り出してどれほど経ったか。 樹々が切られ広がった広場に、炭治郎は佇んでいた。 炭治郎の周囲には雪と灰が舞い上がり、炭治郎の後ろ髪がなびく。 その姿に、何故か禰豆子は不安感を抱いてしまった。 いつも何処か遠い兄の姿。 それが、決定的な境界線を越えてしまったような漠然としたズレ。 『日本一慈しい鬼』退治だ。

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『鬼滅の刃』炭治郎が繰り出す“日の呼吸 十三の型”を全解説|Real Sound|リアルサウンド ブック

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2020年4月13日 月 発売号の週刊少年ジャンプに掲載予定の鬼滅の刃 きめつのやいば 本誌202話のネタバレ最新確定速報をお届けします。 では、無惨によって炭治郎が鬼になってしまいました。 人を食ってしまう前に太陽の光で炭治郎を焼き殺そうとする冨岡ですが、なんと炭治郎は日に当たっても焼けなかったのです。 伊之助は、以前炭治郎が語っていた「誰かが道を踏み外したら正しい道に戻してやろう」という言葉を思い出し、炭治郎に向かうことを決意。 しかし、優しかった炭治郎の笑顔を思い出し、攻撃することが出来ませんでした。 今回は「【鬼滅の刃 きめつのやいば ネタバレ最新話202話本誌確定速報】鬼化した炭治郎を救う新章スタート?」と題し紹介していきます。 202話となり話も転換点となっています。 これまでの話を読み返したいと思われる場合は、単行本を 電子書籍でお得に読みましょう。 鬼滅の刃の人気はさらに上がって最新刊19巻は 初版150万部を突破! 売り切れている店舗もあるようですね。 電子書籍でしたら 売り切れも気にせず、外に出ることなく すぐに 無料で読むことができます。 今すぐ読み直したいと思ったら下のリンク先で、おすすめのサイトを紹介していますのでチェックしてください。 鬼滅の刃202話ネタバレ KIMETSU NO YAIBA 201. ここからネタバレを含みますので注意してください。 禰豆子到着 伊之助に襲い掛かる炭治郎。 善逸や隠は伊之助が殺されると思ったようですが、なんと禰豆子が到着し、炭治郎を止めてくれたようです。 禰豆子は炭治郎の体を抱きしめ、家に帰ろうと優しく語り掛けました。 それでもなお、炭治郎はうなりながら攻撃をやめようとはしません。 伊之助や隠も炭治郎に飛びつき、炭治郎の攻撃の手を止めようとします。 そんな炭治郎の様子に伊之助は激怒。 妹である禰豆子にケガをさせるようなやつではなかったはずだ、前の優しかった炭治郎へ戻れと言いながら、炭治郎を殴り始めました。 そんな周囲が煩わしいのか、炭治郎は大きく叫んで当たりのを吹き飛ばします。 それでも禰豆子は炭治郎から離れず、炭治郎に攻撃をやめてくれるように懇願するのでした。 なぜ禰豆子を喰わないのか この状況を見た冨岡は、なぜ炭治郎が禰豆子を喰わないのか考えていました。 禰豆子は炭治郎の攻撃を受け、腕から大量の血を流しています。 禰豆子という血の滴る食い物が目の前にあるというのに、禰豆子を喰わない炭治郎。 さらに、先ほどの攻撃が逸れたことから炭治郎自身も抗っているのではないかと冨岡は考えていました。 炭治郎自身が自我を取り戻すことが出来ればどうにかなるものの、そんな奇跡が簡単に起きるはずもありません。 しのぶが残してくれた薬 その頃カナヲは炭治郎にしのぶから託された薬のことを考えていました。 この薬は、以前、禰豆子に使う薬が足りなかった時のためにとしのぶが藤の花から作った薬ですが、珠代が3つも薬を作ってくれたおかげで不要となっていました。 しのぶから託されたこの薬を炭治郎に使おうと考えたカナヲは、両目とも失明しなかったのはこの時のためだったのだと考えていました。 鬼になってすぐの今なら、炭治郎の攻撃をかわして近づくことが出来るはず。 そう考えたカナヲは、残された方の片目で彼岸朱眼を使うのでした。 鬼滅の刃202話ネタバレ考察 鬼滅の刃201 単純にもう悲しすぎた。 伊之助が刃を炭治郎に振らない、い や振れない所も泣けた。 炭治郎、鬼にならないで欲しかった 鬼舞辻無惨本当に恨む。 202話読むのが怖い……. 人を食べる前に太陽の光で焼き殺そうとする冨岡ですが、炭治郎は日の光でも焼けないようです。 伊之助は炭治郎の言葉を思い出し、自分で炭治郎を切ることを決意。 しかし、以前の優しい炭治郎の顔を思い出してしまい、切ることが出来ませんでした。 今後どうなるのでしょうか? 考えられる展開を紹介していきたいと思います。 現状誰が動ける? 悲鳴嶼さん…伊黒さん…甘露寺ちゃん…嘘でしょ? 柱ほぼ全滅?? ってか炭治郎?えっ?? 勝利の代償でかすぎん? ってか無惨ほんとに死んだ?? ほんとに?? 大抵安堵後の執念の復活あるから恐怖でしかないんだけど💦 ってか皆の生死後の大事な人との再会シーン毎回泣く😭 — ぺこ jirokun999 無惨戦の時にその場にいた柱は冨岡、伊黒、甘露寺、不死川、悲鳴嶼の5人です。 このうち悲鳴嶼はすでに亡くなってしまったような描写がありました。 伊黒と甘露寺は意識があり、お互いに会話をしていますが、その内容から長くは持たない様子。 不死川は死の淵から戻ってきたようですが、まだまだ油断はならない状況です。 唯一戦える柱は冨岡でしたが、これまでの戦いにより足元がふらつき、そこを伊之助に助けてもらっていました。 この状況から、戦える柱は誰一人いないと考えられます。 ちなみに無惨戦には伊之助、善逸、カナヲの3人も参加しています。 伊之助は炭治郎との約束を思い出し、自分が炭治郎を正しい道に戻してやらねば!と決意したようですが、やはり切ることが出来ませんでした。 善逸も動ける状態ではありますが、伊之助同様、炭治郎を切ることは出来ないでしょう。 カナヲが鬼化炭治郎に攻撃を仕掛ける? カナヲに関しては、片目を失明しているものの、体力的にはまだ戦えるはず。 にもかかわらず、無惨戦では活躍の場が少なかったのです。 最近は登場もしていなかったですよね? これは鬼化した炭治郎と戦う展開の伏線なのでしょうか? もし炭治郎と戦うことになっても、無惨のすべての血液を注がれた炭治郎は相当強いはず。 カナヲ一人で応戦できるはずはないので、炭治郎が逃げる展開が待っているかもしれません。 自我を失った炭治郎を救うのは? 現在無差別に人を襲っている炭治郎。 まだ禰豆子が鬼のままだったら、禰豆子の血液を与えることで炭治郎は自我を取り戻し、少量の血だけで生きていくことが出来ます。 また血鬼術の爆血でしたら、鬼の血を燃やすことができるので炭治郎の中に流れてしまった無惨の血を燃やして浄化することもできるかもしれません。 しかし、禰豆子は人間に戻ってしまいました。 もう禰豆子には鬼の力は残っていないのでしょうか? もし完璧に人間に戻ってしまったのなら、すぐそこまで来ているようですが、今来たところで禰豆子が出来ることは何もありません。 ましてや、人間に戻ってしまった禰豆子は他の隊員に守られ、足手まといになってしまう可能性が…。 今後炭治郎が鬼として順応し、自我を取り戻した場合、自分のしたことを思い返して強い罪悪感に苛まれるでしょう。 そんな炭治郎を人間に戻す新たな物語が始まるかもしれませんね。 201話では無差別に人を襲っていましたが、果たしてこれは炭治郎なのでしょうか? 無惨が炭治郎の体を乗っ取り、暴れまわっていると考えることもできますが、恐らく無惨自体はもう死んでしまったのでしょう。 その証拠に、無惨は炭治郎に血液を注ぐ直前、鬼の王となれと希望を託しています。 このことから、今暴れまわっているのは自我を失った炭治郎ということで間違いないでしょう。 炭治郎の姿をしているだけで、中身は全くの別物ということなのでしょうか? 炭治郎が今どのような状態なのかも、今後明らかになってくるかと思います。 炭治郎は正気に戻る? この時みたいに、鬼化した炭治郎が禰豆子襲撃しかけてボロ泣きしだしたら切ないな 無惨の細胞と必死に体内で戦っててほしい — ㅊㅊ 18hhhr 炭治郎はこのまま無惨の言ったように鬼の王となってしまうのでしょうか? 禰豆子は最初こそ炭治郎を襲いましたが、その後無意識で炭治郎を守りました。 そのことから炭治郎も禰豆子のことを想う気持ちが強かったことから、禰豆子が現れたら、人間を襲うことをやめるのではないでしょうか? その場合はこれから炭治郎と禰豆子の関係が入れ替わって炭治郎を人間に戻す旅に出ることになるかもしれませんね。 青い彼岸花に関してもまだ何もわかっていないのでその点も今後明らかになってくるのではないでしょうか? 202話への感想・予想ツイート 来週発売の「鬼滅の刃」201話を先読み。 鬼滅の今後の展開は炭治郎に無惨が寄生か炭治郎が鬼になって禰豆子が救うと予想する。 なので炭治郎が鬼化して今までの話が実は炭治郎が鬼になる前の長い回想だったってオチだと予想! 妹の禰豆子の鬼化を治したけど自分が鬼になっちゃったって悲しい話。 最後は炭治郎らしく自決かなぁ。 人を襲う前に炭治郎を殺さなければと考えた冨岡は、日の光で炭治郎を焼き殺すことを決意しますが、日の光でも焼けない炭治郎は無差別に人を襲いだしました。 最新話確定速報として202話のネタバレをお届けしました。 鬼化した炭治郎のもとに禰豆子が到着しました。 禰豆子に少しでも鬼の力が残っていればこの危機を脱することが出来るかもと思っていましたが、やはり完全に人間に戻ってしまったようです。 そんなとき、カナヲが登場。 しのぶから託された鬼を人間に戻す薬を使うときだと考え、残った片方の目で彼岸朱眼を使ってしまいました。 その後、炭治郎の中で何かが変わり始めたような描写がありましたが、果たして人間に戻ってくれるのでしょうか? 203話での展開が楽しみですね! 以上、「【鬼滅の刃 きめつのやいば ネタバレ最新話202話本誌確定速報】鬼化した炭治郎を救う新章スタート?」と題しお届けしました。

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