七段 読み方。 矢倉を制する者は棋界を制す――渡辺明棋聖(36)に藤井聡太七段(17)が挑む棋聖戦第4局は急戦矢倉に(松本博文)

羽生善治九段は6位 藤井聡太七段は93位 将棋界の席次はどのようにして決まるか(松本博文)

七段 読み方

将棋の棋士の席次(序列)は、最上位のタイトルホルダーから四段の新人まで、ルールに従って決められています。 この席次がどのように決まるかについては、やや複雑で難解なので、クイズ形式にしてみたいと思います。 次にあげる2人の棋士のうち、席次上位なのはどちらでしょう(かっこ内は年齢)。 (問1)佐々木勇気七段(24)-藤井聡太七段(16) (問2)羽生善治九段(48)-永瀬拓矢叡王(26) (問3)永瀬拓矢叡王(26)-斎藤慎太郎王座(26) (問4)渡辺明棋王・王将(35)-広瀬章人竜王(32) (問5)谷川浩司九段(57)-羽生善治九段(48) (問6)佐藤康光九段(49)-森内俊之九段(48) (問7)広瀬章人竜王(32)-豊島将之名人・王位・棋聖(29) 順に考えていきましょう。 同じ段位では席次は昇段順 (問1)佐々木勇気七段(24)-藤井聡太七段(16) 佐々木勇気七段は2010年10月、16歳で四段に昇段。 一方の藤井聡太七段は、2016年10月、14歳で四段に昇段。 いずれも次代の将棋界を担うであろう若手のホープです。 2017年、藤井四段(当時)のデビュー以来無敗の29連勝をストップさせたのは佐々木五段(当時)。 先輩の貫禄を見せたと報道されました。 七段に昇段したのは両者ともに2018年。 藤井七段が5月18日で、佐々木七段が11月16日でした。 同じ段位の場合には、その段位に先に昇段した方が席次上位となります。 そのため現時点では、 藤井七段が席次上位です。 将棋連盟ウェブページ「現役棋士一覧」の紹介では、「タイトル保持者」の項目は、現在のタイトル保持者5人と永世称号有資格者4人も含めて計9人。 以下、段位ごとに数えていくと、次の表の通りとなります。 現在、タイトルホルダーをのぞいた七段の人数は42人。 その中で藤井七段は35番目、佐々木七段は39番目です。 現役棋士167人全体の席次では、藤井七段は93位、佐々木七段は97位となります。 両者ともに、もしタイトルを獲得すれば、90人ぐらいを抜かしてジャンプアップすることになります。 ただし同段の場合は上座は棋士番号順 将棋会館でおこなわれる公式戦では、原則的に上位者が上座に着くことになっています。 ただし、ここもまた難しいところですが、席次は昇段順でも、現実の対局の際には、同段の場合には棋士番号順という運用がなされています。 こちらの方が棋士の自然な感覚に合っているようです。 現役タイトル保持者が席次上位 (問2)羽生善治九段(48)-永瀬拓矢叡王(26) 2019年6月4日。 東京・将棋会館において、羽生善治九段と永瀬拓矢叡王による王位戦リーグ白組プレーオフの対局がおこなわれました。 羽生九段にとっては、史上最多の公式戦通算1434勝目がかかった一局。 マスコミの注目度も高く、テレビのニュース映像でも伝えられました。 その際に、朝の上座の譲り合いの様子も取り上げられていました。 ただし、羽生九段は現代将棋界の第一人者。 現在は無冠ですが、七大タイトルの通算獲得数は通算99期。 しかもその永世称号をすべて保持しています。 年齢的には、羽生九段が二十歳以上も歳上です。 こうした際にはしばしば「上座の譲り合い」が起こります。 永瀬叡王は早めに対局室に入って、下座に着いている。 後で入室した羽生九段が、 「いやどうぞ、本当に、向こうに行って」 と言って上座を譲る。 永瀬叡王が席次通り上座に座ることで落ち着き、対局が始まる。 両者のケースは典型的でした。 両者の間だけではなく、朝の将棋会館では、日常的にそんなやり取りが見られます。 永瀬叡王と羽生九段の上座の譲り合いは、新聞では以下のようにおおむね、好意的に伝えられました。 「記録更新をかけた今回の勝負でも、羽生九段がタイトル保持者の永瀬拓矢叡王を上座へとうながす姿が印象的だった。 礼やしきたりを重んじるのも文化たるゆえんだろう」 出典:「毎日新聞」6月6日朝刊 「永瀬叡王との対局では、96年に史上初の全七冠同時制覇を遂げた『平成最強棋士』が、下座に着いていた叡王に上座を譲った」 出典:「静岡新聞」6月6日朝刊 「(羽生九段は)過去の実績に応じて、永世王将などの称号を名乗ることもできる。 しかし、タイトルを失ったら、現状の段位を肩書とすべきと考えた。 年下の叡王に上座を譲ったのは、そうした覚悟の表れだろう」 出典:「京都新聞」6月6日朝刊 「(羽生九段が)節目の試合ではタイトル保持者の対戦相手に上座を譲る一幕があった。 誠実な人柄も魅力の一つ」 出典:「愛媛新聞」6月7日朝刊 タイトルの保持者同士の席次 (問3)永瀬拓矢叡王(26)-斎藤慎太郎王座(26) タイトル保持者の席次は原則的に、タイトルの序列に従います。 将棋連盟ウェブページ「棋戦一覧」ではタイトルは序列順に並んでいます。 タイトルの序列は順に、竜王、名人、叡王、王位、王座、棋王、王将、棋聖。 叡王は序列3位、王座は序列5位ですので、 永瀬叡王が席次上位となります。 関東の永瀬叡王、関西の斎藤王座は、いずれも若手棋士の代表格です。 永瀬叡王は1992年生まれ。 斎藤王座は93年生まれ。 四段に昇段して棋士となったのは永瀬叡王が2009年10月で17歳の時。 一方、斎藤王座は2012年4月で18歳の時。 現在の段位は両者ともに七段です。 順位戦では斎藤王座が先行してB級1組にまで昇級し、今期から永瀬叡王が追いつきました。 現在進行中の王座戦本戦トーナメントでは、永瀬叡王がベスト8に進出しています。 もしかしたら、今期王座戦五番勝負は、斎藤王座-永瀬挑戦者という組み合わせになるかもしれません。 竜王、名人はタイトルの中でも別格 (問4)渡辺明棋王・王将(35)-広瀬章人竜王(32) 渡辺二冠は棋王(序列5位)と王将(序列6位)という2つのタイトルを同時に保持しています。 一方の広瀬章人竜王は、序列1位のタイトルを保持しています。 複数のタイトルを保持している場合は原則的に、1つのタイトル保持者よりも上位となります。 ただし竜王と名人は別格で、それらを持っている側が、複数タイトル保持者よりも上位となります。 よって 広瀬竜王の方が席次が上位です。 以下は仮定の問題です。 (問A)現在、棋聖戦五番勝負で豊島将之棋聖(名人・王位)と渡辺明挑戦者(棋王・王将)が対戦しています。 渡辺挑戦者がもし五番勝負を制すると、豊島二冠(名人・王位)、渡辺三冠(棋王・王将・棋聖)となります。 そうなった場合、席次上位はどちらでしょう? この場合も同様で、豊島名人の方が、渡辺三冠(仮)よりも席次上位です。 (問B)永瀬叡王が王座を奪取した場合、永瀬二冠(叡王・王座)と渡辺二冠(棋王・王将)では、どちらが席次上位となるでしょうか。 この場合は序列上位の叡王を保持している永瀬二冠(仮)の方が、席次が上となります。 ちなみに長く続けられている渡辺明現二冠のブログでは2008年、森内名人、渡辺竜王、羽生二冠、佐藤康光二冠の頃の席次の話が書かれています。 棋聖戦最終予選、対羽生二冠戦。 (渡辺明ブログ) 永世称号有資格者は資格取得順 (問5)谷川浩司九段(57)-羽生善治九段(48) 実績十二分ながら、現在は無冠の両者。 これは難問です。 谷川現九段は1983年、21歳の時に史上最年少で名人位に。 1997年には17世名人の資格も得ています。 タイトル通算は27期。 羽生現九段は1989年、20歳の時に竜王位に。 1995年に永世棋王となったのを皮切りに、永世称号資格も次々と手にして、2008年には永世名人、2017年には永世竜王に。 いわゆる「永世七冠」を達成しました。 タイトル通算は99期。 2009年5月23日。 王位戦リーグ白組5回戦で両者の対戦がありました。 先に対局室に入って下座に着いたのは、先輩の谷川現九段。 実は席次の通りでもありました。 永世称号資格者同士では、先に永世称号を得た方が席次上位となります。 羽生現九段は1995年、棋王連続5期で「永世棋王」に。 谷川現九段は1997年、名人通算5期で「永世名人」に。 よって規定では、 羽生現九段が席次上位となります。 (問6)佐藤康光九段(49)-森内俊之九段(48) 佐藤現九段は2006年、棋聖通算5期で「永世棋聖」に。 森内現九段は2007年、名人通算5期で「永世名人」に。 よって 佐藤康光九段が席次上位となります。 黄金世代のライバル同士。 年齢は佐藤現九段が1歳上。 四段に昇段して棋士となったのは、佐藤現九段が1987年3月25日。 森内現九段が同年5月13日。 棋士番号は佐藤182、森内183。 タイトル通算は佐藤13期、森内12期。 竜王と名人の席次 前述の通り、竜王と名人はタイトルの中でも別格とされています。 では、その保持者のどちらが席次1位でしょうか。 (問7)広瀬章人竜王(32)-豊島将之名人・王位・棋聖(29) これもまた難問でしょう。 広瀬章人竜王は現在32歳。 豊島名人より先に四段に昇段して棋士となり、棋士番号は255。 タイトル戦の序列1位である竜王戦で頂点に立ち、竜王のタイトルを保持しています。 豊島将之名人は現在は29歳で棋士番号は264。 王位、棋聖を併せ持ち三冠です。 どこがポイントになるかですが、この場合はタイトル保持数です。 竜王保持者と名人保持者、どちらかが複数のタイトルを持つ場合は、そちらが席次上位となります。 よって現在は 三冠である豊島名人が席次1位です。 (問C)仮定の問題です。 豊島名人が今後、棋聖と王位を失って、名人だけとなった場合、広瀬竜王とはどちらが席次上位となるでしょうか。 竜王と名人の保持者が、他にタイトルを持っていない場合には、先に棋士(四段)となり、棋士番号が小さい方である方が席次上位となります。 豊島名人と広瀬竜王の場合には、広瀬竜王が先に棋士となっています。 上記仮定(問C)の場合には、広瀬竜王が席次1位となります。 まとめ 以上を踏まえて、現在の席次上位は以下の通りとなっています。 将棋連盟のウェブページ「現役棋士一覧」では席次通りに棋士の名が並べられています。 ご確認ください。

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藤井聡太七段、誰の目にも明らかな師弟愛 渡した花束:朝日新聞デジタル

七段 読み方

井上九段と共に検討を行っていた佐藤義則九段は、「同じ戦型でも、1手違うだけで将棋はかなり変わりますが、それに対して藤井さんは正々堂々と受けて立つという雰囲気を出しています」としたうえで、「これから激しい攻め合いが予想されます。 今は渡辺さんのほうが明らかに攻め続けていますけど、ここで藤井さんが攻め合いに出るのか、もうしばらく受けるのか、作戦の岐路だと思います」と指摘していました。 今回もたぶん、残り時間をかなり少なくして戦うことになるんじゃないかと思います」と分析していました。 飯島栄治七段は、午後3時すぎまでの展開について「お互いに攻め手を繰り出していて、中盤の攻防が激しくなっています」としたうえで、「藤井さんは渡辺さんの駒を呼び込んで反撃に転じていて、かなり自分を追い詰めて、一か八かの勝負に出ている印象です。 その攻めがうまくヒットするかどうかが、このあとのポイントになると思います。 攻めのダメージが薄いと、渡辺さんのその後の反撃が厳しくなるので、渡辺さんに形勢が偏っていくんじゃないかと思います。 この先10手くらいが注目で、中盤の最も重要な局面にさしかかっている状況です」と話していました。 また、上村亘五段は「藤井七段の攻めに対して、渡辺棋聖が攻めを合わせるのかどうか、という状況ですね。 すでに攻め合いになる展開を迎えているので、長期戦にはなりづらいと思います。 今は勝負どころで、まだ形勢は見えないのでどちらが優勢とも分かりませんが、もう少しすると形勢がはっきり見えてくると思います」と話していました。 控え室では、藤井七段の師匠の杉本昌隆八段も勝負の行方を見守っています。 杉本八段は、午後4時すぎまでの局面について、「渡辺三冠が、藤井七段の得意な形にあえて誘導した気がします。 ここはかなり重要な局面で、渡辺三冠は藤井七段に攻めさせることで余らせて勝とうとしていますから、藤井七段は細い攻めをうまくつなぐことができるかどうかという勝負になっています」と見立てを話していました。 そのうえで、タイトルがかかる16日の勝負については、「もちろん、タイトルを取るという意味ではきょうで決めたいですね。 これを落として2勝2敗ではタイトルホルダーの渡辺さんが有利だと思いますので。 でも、『勝てばタイトル』というのは周りが思うことで、本人がそれを意識すると指し手がぶれてしまいます。 目の前の勝負で最善を尽くすことだけを考えるのがいちばんで、藤井七段はそれができるので、この先の局面も自分の読みを信じて戦ってほしいです」と話していました。 杉本八段と共に対局を見守っている藤井七段の姉弟子の室田伊緒女流二段は、藤井七段のタイトル挑戦について、「年々成長しているので、いつタイトルに挑戦できるかは時間の問題とは思っていましたが、一気にここまで来たなという感じですね。 さらに、ダブルタイトル戦で慣れない環境でもあるので想像以上に大変だろうと思いますけど、ふだんどおり自分の力を出して悔いのないように1局を終えてほしいです」とエールを贈っていました。 また、タイトル戦で見せている和服姿については、「昔、藤井七段が子どもの時の大会の決勝戦で和服を着ていて、あのイメージしかなかったんですが、今は大人びて和服もしっかり似合っていて、すっかり棋士の顔をしていますね。 言動もそうですけど、高校生だっていうことを忘れますよね」と笑顔で話していました。

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渡辺明棋聖が語る、藤井聡太七段の強さ「読みのスピードが突出している」(婦人公論.jp)

七段 読み方

井上九段と共に検討を行っていた佐藤義則九段は、「同じ戦型でも、1手違うだけで将棋はかなり変わりますが、それに対して藤井さんは正々堂々と受けて立つという雰囲気を出しています」としたうえで、「これから激しい攻め合いが予想されます。 今は渡辺さんのほうが明らかに攻め続けていますけど、ここで藤井さんが攻め合いに出るのか、もうしばらく受けるのか、作戦の岐路だと思います」と指摘していました。 今回もたぶん、残り時間をかなり少なくして戦うことになるんじゃないかと思います」と分析していました。 飯島栄治七段は、午後3時すぎまでの展開について「お互いに攻め手を繰り出していて、中盤の攻防が激しくなっています」としたうえで、「藤井さんは渡辺さんの駒を呼び込んで反撃に転じていて、かなり自分を追い詰めて、一か八かの勝負に出ている印象です。 その攻めがうまくヒットするかどうかが、このあとのポイントになると思います。 攻めのダメージが薄いと、渡辺さんのその後の反撃が厳しくなるので、渡辺さんに形勢が偏っていくんじゃないかと思います。 この先10手くらいが注目で、中盤の最も重要な局面にさしかかっている状況です」と話していました。 また、上村亘五段は「藤井七段の攻めに対して、渡辺棋聖が攻めを合わせるのかどうか、という状況ですね。 すでに攻め合いになる展開を迎えているので、長期戦にはなりづらいと思います。 今は勝負どころで、まだ形勢は見えないのでどちらが優勢とも分かりませんが、もう少しすると形勢がはっきり見えてくると思います」と話していました。 控え室では、藤井七段の師匠の杉本昌隆八段も勝負の行方を見守っています。 杉本八段は、午後4時すぎまでの局面について、「渡辺三冠が、藤井七段の得意な形にあえて誘導した気がします。 ここはかなり重要な局面で、渡辺三冠は藤井七段に攻めさせることで余らせて勝とうとしていますから、藤井七段は細い攻めをうまくつなぐことができるかどうかという勝負になっています」と見立てを話していました。 そのうえで、タイトルがかかる16日の勝負については、「もちろん、タイトルを取るという意味ではきょうで決めたいですね。 これを落として2勝2敗ではタイトルホルダーの渡辺さんが有利だと思いますので。 でも、『勝てばタイトル』というのは周りが思うことで、本人がそれを意識すると指し手がぶれてしまいます。 目の前の勝負で最善を尽くすことだけを考えるのがいちばんで、藤井七段はそれができるので、この先の局面も自分の読みを信じて戦ってほしいです」と話していました。 杉本八段と共に対局を見守っている藤井七段の姉弟子の室田伊緒女流二段は、藤井七段のタイトル挑戦について、「年々成長しているので、いつタイトルに挑戦できるかは時間の問題とは思っていましたが、一気にここまで来たなという感じですね。 さらに、ダブルタイトル戦で慣れない環境でもあるので想像以上に大変だろうと思いますけど、ふだんどおり自分の力を出して悔いのないように1局を終えてほしいです」とエールを贈っていました。 また、タイトル戦で見せている和服姿については、「昔、藤井七段が子どもの時の大会の決勝戦で和服を着ていて、あのイメージしかなかったんですが、今は大人びて和服もしっかり似合っていて、すっかり棋士の顔をしていますね。 言動もそうですけど、高校生だっていうことを忘れますよね」と笑顔で話していました。

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