スポンサーリンク 日商簿記2級テキストの選び方 テキストは中古本でもいい? メルカリやオークションでは中古本が安く出品されています。 テキストを購入する際、 中古本でも大丈夫か気になりますよね? 日商簿記2級は 2019年6月から出題範囲の改定が行われています。 中古本の場合は、 必ず改定後のテキストを選ぶようにしましょう。 中古本でも対応は可能ですが、個人的には 最新テキストを購入することを強くオススメします! 最近、出題範囲が変更になったことで 中古本では出題傾向なども把握しにくいところがあります。 ですから、できれば 最新テキストを使いベストの状態で一発合格を狙った方がいいというのが私の考えです。 テキストは質と量! 簿記2級では、新しく 工業簿記も加わり広範囲の学習が必要となってきます。 実務経験がない方は、初出の用語に苦戦する方もいるかもしれません。 適切な質と量のテキストを選ぶことで、独学で合格するための最短ルートとなります。 テキストを選ぶ時には、学習用にテキストと練習用に問題集と複数冊活用していくことがベストです。 どちらも合格が必須条件になりますので、試験範囲は網羅しないといけません。 商業簿記の学習が進まなくなったら、工業簿記に切り替えて気分転換をするくらいの気持ちで取り組むことが大切です。
次のこの記事の目次• 簿記1級のテキスト比較 日商簿記1級の市販テキストは、以下の3つの出版社が有名です。 出版社 シリーズ TAC出版 合格テキスト 簿記の教科書 スッキリわかる 大原簿記学校 スラスラできる ネットスクール サクッとうかる 結論から言うと、1級のテキストは、「TAC」のシリーズがおすすめです。 他の出版社は、一つのシリーズしか出版していませんが、TACだけは3つものシリーズを出版しており、内容も充実しているからです。 簿記1級のテキスト TACの3シリーズの比較 TACの簿記テキストには3シリーズ揃っています。 合格テキスト シリーズ• 簿記の教科書 シリーズ• スッキリわかる シリーズ それぞれ、特徴をご紹介します。 合格テキストの特徴 TACの専門学校のコースでは、「合格テキスト」を使用しています。 合格テキストは、 学校で先生が黒板を使って解説するのに適したテキストなので、独学だと内容が少しとっつきにくいかな。 と思います。 もちろん、合格する為に十分な内容・解説なのですが、「簿記の教科書」と「スッキリわかる」は、 独学の為のテキストなので、一人でも分かりやすいように随所に工夫がされている印象です。 簿記の教科書は、まるで学校で先生の講座を受講しているかのような構成になっているのが特徴です。 本の中で板書を多用し、 黒板で説明しているかのような形で書いていて分かりやすい。 おすすめです。 実際に、「簿記の教科書」作者の滝沢ななみさんは、 学校で教えているイメージで書いたとおっしゃっています。 スッキリわかるの特徴 スッキリわかるシリーズも、とても分かりやすいのですが、図が多いので情報量を圧迫してしまい、かえって仇になってしまっているように思います。 2~3級まででしたら、このスタイルでも十分な情報量だと思うのですが、1級はいかんせん、載せるべき情報が多すぎます。 しかし、本当に要点だけ上手くまとまっているので、「合格テキスト」と併用すると「スッキリわかる」がいかに要点を捉えているか分かると思います。 日商簿記1級の独学におすすめのテキストは「簿記の教科書」 独学におすすめのテキストは、 TAC「簿記の教科書」です。 A5サイズで、持ち運びしやすいのも嬉しいポイントですね。 私は大原に通学していたのですが、大原のテキストは大きくて持ち運びにくく、満員電車ではとても読めませんでした。 これは、TACの合格テキストも同じ事が言えると思います。 電車などの移動時間でも読みやすく、その上内容もとっても分かりやすいので、独学で取得を目指す方におすすめなテキストです。 Amazonはこちら 楽天市場はこちら TAC通販なら割引価格で買える 日商簿記1級はボリュームがとても大きいので、テキストと問題集を買い揃えるだけでも結構なお金がかかります。 上でご紹介した簿記の教科書シリーズは、商業簿記・会計学でテキスト3冊、問題集3冊。 工業簿記・原価計算でテキスト3冊、問題集3冊の計12冊にもなります。 ちなみに、他のシリーズでも、冊数は同じかまたはこれ以上になります。 他にも、「合格テキスト」や「スッキリわかる」のテキストと問題集のセットも、割引き価格で販売されています。 教科書、問題集、直前対策などを買い揃えると結局なかなかの金額になるので、 もし独学での取得を目指すなら最初から独学道場に申し込んじゃった方が良いかもしれませんね。 独学道場について、こちらの記事で詳しく解説しています。 関連: 日商簿記1級のテキスト選びは超重要 日商簿記1級検定は、科目が「商業簿記・会計学」「工業簿記・原価計算」の4つの科目に分けられており、テキストや問題集を一式揃えると20冊を超えることもあります。 数百ページを超えるボリュームなので、テキスト選びは勉強効率に直結します。 試験対策で最も重要と言っても過言ではありません。 テキストの違いは、勉強効率に直結する 各テキストで、微妙に言葉や表現が違いますが、難しい言葉を難しいまま解説するテキストも多い、と私は受験生時代に強く感じていました。 市販のテキストでは、滝沢ななみさんの「簿記の教科書」が最も分かりやすく丁寧に解説がされている印象を受けました。 合格する為には600~800時間、期間で言えば半年から1年もの長期間勉強するので、最も合格しやすいテキストを選んでください。 関連: TAC以外の日商簿記1級のテキストは? 簿記といえば大原とTACが二大専門学校として君臨しています。 そのうち、学校で使っている教材を 市販で販売しているのは、TACのみになります。 つまり、市販で売られているテキストに関しては、 TAC1強と言えます。 大原だと・・ 大原は、学校で使う教材を市販で販売はしていません。 市販用に作られた大原の「スラスラできるテキスト」もありますが、小さな書店だと置いていない場合が多く、あまり販売に力を入れていない印象です。 サクッとうかるだと・・ ネットスクール「サクッとうかる」シリーズも有名なテキストですよね。 こちらは、TACの「合格テキスト」と同じように、独学向けではないように感じました。 と、言うよりも、サクッとうかるというタイトルの割には、どうも内容が分かりにくく感じます。 個人的にはこのテキストでサクッと受かる自信ありません。 まとめ。 簿記1級のテキストはTACがおすすめ 日商簿記1級のテキストを市販で購入する場合、 『TAC』がおすすめです。 私は「スッキリわかる」で、電車移動の際は学習していました。 スッキリわかるは、要点を分かりやすく解説してくれているのでTACや大原の通常のテキストを持っている人のサブのテキストには非常におすすめ。 ちなみに、工・原は、テキストを読み込むよりも問題を解きながら覚えていくのが大事なので、商・会ほどテキストにこだわる必要はありません。 スッキリわかるのテキストをサブとして買ったものの、ほとんど見ませんでした。 工・原は電卓なしではあまり見ないので、持ち歩いて学習するのに向かないのと、滝沢ななみさんが書いているテキストはないので、いっそ「合格テキスト」でも良いかな。 とも思います。
次の印刷に使われるカラーの豊富さ 単色刷りよりも多色刷りの方が、視覚的に飽きにくく、記憶もしやすくなります。 人によってはカラーが多すぎると気が散る方がいらっしゃるので、好みに合う紙面かどうかを確かめましょう。 大きさ・サイズ 大きいサイズ(B5版)は、自宅での書き込み学習に最適で、学習の記録を残しやすいのがメリットです。 小さいサイズ(A5版)は、持ち運びに便利なので、移動中など隙間時間の学習がはかどります。 事業イメージ説明の分かりやすさ 簿記3級は「個人商店経理」の商業簿記を学ぶため、商取引が図解されているとお金の動きが分かりやすくなります。 初心者は商取引と会計処理(仕訳)がどのように結びつくのかを知ると、理解の進度が早くなります。 会計問題の実践的な解法 簿記は記帳に関する記述を学ぶことも必要です。 そのため、解き方の解説があると、試験や実務で役に立ちます。 問題の難易度・レベル 本番の試験レベルの問題で練習すると自分の実力が図れます。 しかし、会計初心者にいきなり本番レベルの問題は難しいので、例題から基本問題へとステップアップしながら勉強しましょう。 付属の問題集の有無 テキストとは別売りの問題集があると実力アップに役立ちます。 練習した問題数が多いほど、試験への合格率は高まりますので、余裕がある方は取り組みましょう。 会計基準や簿記試験の範囲は、時代に合わせて改定されることがあります。 そのため、最新の問題が多く掲載されている書籍を選びましょう。 最近では平成28年6月以降に開催された試験問題をできるだけ多く収録しているかどうか確認するのがポイントです。 また、簿記3級に合格するためには難問を解ける必要はなく、頻出傾向にある問題を得点することが肝要です。 そのため、試験に頻出する問題に印がついている問題集を選ぶといいでしょう。 関連書籍等の有無 テキストや問題集以外の補足書籍は、理解を深めるのに役立ちます。 しかし、全て買うと高額になる可能性があることや、やることが増えてしまうと達成感を得られない危険性もあります。 直前予想問題集は、本番よりも難易度が高く作問されている傾向があるので、試験勉強に余裕があり、より難問を解きたいという方にはおすすめです。 しかし、学習の基礎力が伴わない場合は購入する必要はないでしょう。 同じ系列の過去問題集の有無 同じ系列の過去問題集は、解説が勉強した解法と同じなので、理解しやすいのがメリットです。 過去問題集は直前期に繰り返し解きましょう。 一度解いて終了するのではなく、本番よりも短い時間で満点を取れるまで解き込む学習がおすすめです。 テキストのデジタル書籍版の有無 持ち運びに便利なのがデジタル書籍です。 紙版のテキストと同じ物を、デジタル版で購入すると移動中の隙間時間の学習がはかどります。 しかし、メモ書きができないことや、お金がかかるのが問題です。 無料動画解説の有無 プロの解法手順を見ることができるので、独学学習者はテキストと関連する解説動画をできるだけ見ましょう。 テキストと関連する動画の方が、テキストの解法と同じ手順で講義が進むので分かりやすいでしょう。 有料通信講座の有無 どうしても独学では理解できない場合は、資格の専門学校が提供する講座を受講するのもおすすめです。 有料通信講座を受講するときは、講義用のテキストもついているので、市販のテキストは必要ありません。
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