俺 の 恋人。 がんこおやじの俺の恋人(牡蠣みそ)の通販は?楽天・Amazon・ヤフーは?【青空レストラン】

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俺 の 恋人

「結婚するならさ、君みたいな子がいいよね」 「なに言ってんの? ふふ……酔ってる?」 目の前でご機嫌に酒を飲んでるのは俺の恋人。 歳もずっと上だし、何より俺と同じ男だ。 誰がどう見たって恋人同士には見えない。 「でもさ、どうしてこんな高そうな店? 何かあったの? お祝い?」 優吾 ゆうご さんとデートで食事するのは大体ファミレスか居酒屋。 優吾さんの仕事が早く終わった時に会いたいと連絡が入るのが殆どだ。 部活動はしてなかったけど学校の後バイトをやってた俺は、こういった急な呼び出しでちょいちょい当日欠勤するもんだからとうとうこの前クビになってしまった。 でもいいんだ…… 優吾さんは大人だから、デートの時は絶対に俺には支払わせないから。 頑張って金貯めてるけど、優吾さんと会ってる時に俺が金を払うことなんか一度も無かった。 またのんびりバイト先を探せばいい。 バイトなんかより、何よりも優吾さんと会う事の方が俺にとっては優先だった。 今いるのはホテルの高級そうなレストラン。 凄い場違いな気がしてさっきから正直落ち着かなかった。 何でこんなところで食事してんだ? 俺と優吾さんが出会ったのは約半年前だし、一周年記念とかじゃないよね? 俺も優吾さんも誕生日でもないし。 突然こんな場所で食事なんて、俺には何も心当たりはなかった。 「急に呼び出したと思ったら買い物したり、こんなホテルのレストランで食事……俺こういうの慣れてないから緊張するじゃん」 学校帰りにいつものように呼び出され、車で向かった先はデパートだった。 優吾さんがよく買うというブランドのショップで、そこで俺に似合う服があると言いながら、上から下まで一式買い揃えてくれたんだ。 そこですぐに着替えさせられ、そのままこのホテルに来たってわけ。 確かに汚ねえ学校の制服じゃ不釣り合いかもしれないけど…… 「 公敬 きみのり 君は素直だよね? そういうところ俺、大好きだよ。 君くらいの歳の子ってさ、強がったり見栄張ったりしがちじゃん? 決まって生意気なのに、公敬君は全然そんなんじゃないよね。 可愛いよ」 俺だって本当は強がりだし生意気だよ? でも好きな人の前だと素直になれるんだと思う。 可愛いなんて、友達とかに言われたら「ふざけんな」って絶対ムカつくし。 優吾さんは大人だから、俺の憧れだから、だから素直になれるんだと思う。 素直になれるから、甘えられる。 恥ずかしいけど、甘えるのも大好きなんだ。 早く二人っきりになりたいな。 綺麗な格好をして、こういう店で恋人と食事。 それだけで、なんだか自分が大人になった気がした。 時折優吾さんにジッと見つめられ、小さな声で「好きだよ……」なんて囁かれてみろ。 どんどんその気になってきちゃって、酒も飲んでないのに体が熱くなってくる。 目の前のこのいい男に相応しいのは自分だけだと錯覚する。 俺にとって目の前のこの人が全てだった。 愛されてる自信もあった。

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彼女と俺と恋人と。

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彼女と俺と恋人と。 』(かのじょとおれとこいびとと。 )は、より2012年12月14日に発売されたである。 略称は「 ととと」。 2014年10月31日には、『』との合同ファンディスク『 彼女と俺と、恋するリゾート』(かのじょとおれと、こいするリゾート)、および本作品・『恋する夏のラストリゾート』・ファンディスクをセットにした『 PULLTOP LATTE 彼女と恋する3ピースパック』が発売された。 概要 [ ] の姉妹ブランド・PULLTOP LATTEのブランドデビュー作。 PULLTOPよりも尖った、ターゲットを絞った作品企画として、PULLTOP LATTEの設立と表裏一体に制作が始まった。 主人公と彼女が「付き合い始めた後」を「同棲」というわかりやすい形で描き、さらに他のヒロインが絡む珍しい作品になっている。 合同ファンディスク『彼女と俺と、恋するリゾート』は内部で2作品のサイドに分かれており、本作品のサイドでは南国のリゾートを舞台に、本編のヒロインとのアフターストーリーやアナザーストーリーが展開する。 『彼女と俺と恋人と。 』初回特典として、松上すすきルートを追加する「お兄ちゃんじゃないとダメなのパッチ」が2013年2月28日までの期間限定でダウンロード配布された。 パッチの配布自体は終了しているが、『彼女と恋する3ピースパック』ではあらかじめパッチ適用済みとなっている。 ストーリー [ ] この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 を参考にして、 物語全体の流れが理解できるように(も含めて)、をしないよう ご自身の言葉で。 ( 2017年3月)() 本編 [ ] 松上遥人は平凡な大学1年生。 そろそろ春休みのある日、車に轢かれそうになった綾乃をかばい、代わりに怪我を負って入院してしまう。 綾乃は入院中の遥人を親身に世話し、退院後も遥人の下宿・陣富荘(じんぶそう)へ通うようになる。 やがて遥人の怪我は完治したが、もはや離れられなくなった綾乃は遥人の部屋へ押しかけ、晴れて恋人同士となった2人は同棲生活へ。 そして遥人の幼なじみ・優子、綾乃の親友・つくしや妹・小乃花なども交えて、ドタバタの毎日が始まる。 ファンディスク [ ] 遥人と綾乃が同棲を始めてから半年後の夏休み、綾乃の父のつての招待で、陣富荘のメンバーは南の島「ローズマリー・アイランド・リゾート」へ遊びに来る。 開放的な南国リゾートで、遥人とヒロイン達の新たな物語が展開する。 登場人物 [ ] 主人公 [ ] 松上 遥人(まつがみ はると) 大学1年生。 実家を離れて陣富荘で一人暮らし。 勉強も家事もそこそこ真面目で、管理人の千景にも信用されている。 嘘やお世辞が苦手で、飾らない優しい性格。 家族思いで、時々遊びに来る妹のすすきをかわいがっている。 交通事故から助けたのをきっかけに綾乃と同棲することになり、新しい生活にいろいろ戸惑っているが、献身的なお嬢様の綾乃に釣り合う人間になりたいと考えている。 交通事故に遭いそうな所を遥人に助けられ、それをきっかけに遥人の世話をするようになった。 県内でも有名なお嬢様学校・知徳学院をもうすぐ卒業予定。 おしとやかで責任感が強く、料理や家事は得意なものの、常識や考え方が少しずれている。 春休みに友達と卒業旅行へ行くはずだったが、両親に初めて嘘をついて陣富荘へ押しかけ、遥人と同棲生活を始めた。 「ハル兄」こと遥人とは幼なじみの腐れ縁。 明るくサバサバした性格で、部活(英語部)の後輩達に慕われている。 学院の特待生で、全国統一模試で上位一桁に入る成績。 これまでずっと妹扱いされ、遥人への想いを言い出せずにいたが、綾乃の同棲を機に、自分も遥人と一緒にいたいと思うようになる。 綾乃を溺愛していて、卒業旅行を途中で切り上げて陣富荘へやってきた。 男嫌いで、「あんたは綾乃にふさわしくない」と遥人に突っかかってくるが、地獄突きをしては手を突き指し、綾乃に叱られては慌てて謝るなど、ドジばかりが目立つ。 おっとりおだやかで優しく、遥人と綾乃の同棲も認めているが、酒が入ると艶めかしく積極的なお姉様に豹変してしまう。 (そして醒めると全く記憶が無い)。 陣富荘は古い洋館で、共同の玄関と廊下の先に内鍵の各部屋(1LDK)がある。 知徳学院のエスカレーター式の下部校へ通っている。 おしゃまで人懐っこい。 腹違いの姉妹だが綾乃を「理想の姉」と慕っている。 姉の後を尾行して陣富荘へ辿りつき、その後もよく遊びに来ては遥人や綾乃をからかって楽しんでいる。 実家・松上家に住んでおり、兄に会いたさによく陣富荘へ遊びに来る。 人見知りで、遥人にベタベタに甘えていて、トイレについてきてもらったり、夜もベッドで一緒に寝たりしている。 綾乃にも優しいお姉さんとして懐いている。 サブキャラクター [ ] 用瀬 簾(もちがせ すだれ) 声 - 陣富荘で遥人の隣の部屋に住む社会人。 外では仕事熱心だが家ではズボラで、酒好きでマイペース。 よく遥人の部屋へ押しかけて呑んでおり、人が集まるとすぐ宴会を開きたがる。 大人ぶって遥人やヒロイン達へ恋愛のアドバイスをしているが、実は一度も男性と付き合ったことが無い。 スタッフ [ ] 本編(スタッフ) [ ] (出典: )• ・ - 、• 統括 -• - 、• チーフ -• 製作 -• - ファンディスク(スタッフ) [ ] (出典: )• シナリオ - 樹原新、北川晴、相良中通、田中一郎• グラフィックチーフ - Rけん• サイト製作 - 床リンゴ•

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「彼女と俺と恋人と。」美萩野綾乃 ミニFD付き抱き枕カバー | PULLTOP LATTE

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[newpage] ドン、と背中に壁が当たる。 目の前には不敵に笑うトウリ、背後には壁。 そこでキバナはようやく逃げ場がないことを理解した。 「と、トウリ…」 随分と情けない声が出た。 しかしトウリはより一層笑みを深めて、その端整な顔をキバナの耳元に寄せる。 「これじゃもう逃げられないな。 ……覚悟しろよ、キバナ君?」 「ぁ…」 耳元で艶のある声で囁かれてぶわりと全身に熱を帯びた。 その声を聞いただけで力が抜けるようになってしまった体は立っていることすら出来ず、ずるずると壁を伝って下へ下がっていく。 「ひぅっ!」 「……誰が座っていいって言った?」 重力に逆らわず落ちていくキバナの股の間にトウリの膝が差し込まれ、キバナがくずおれるのを制止する。 同時に熱を帯びた急所を膝で刺激され、キバナはあられもない声を上げた。 けれどそこには確かに有無を言わせない気迫があり、キバナは気付いたらこくこくと頷いていた。 男のキバナに子宮などあるはずがない。 頭では理解しているつもりでも、キバナは下腹部がきゅんと疼いたことに気付かない振りなど出来そうになかった。 「…………」 えっ何これ。 …………何これ。 一度本を閉じて表紙を確認する。 つまりこの本は俺とキバナ君の恋愛模様を書いた小説というわけだ。 ……どういうことなの??? 今日はキバナ君の家にお泊まり。 キバナ君が風呂に入っている間、寝室で暇だからとベッドに無造作に置かれた本を開いてしまったのが間違いだった。 何なの?俺とキバナ君が付き合ってること世間にバレてるの??その上本まであるの?? 所謂二次創作というやつだろうか。 俺は見たことがないが、ユウリやキバナ君という有名人が身近にいるせいか彼らがそういった創作の対象になっていることは知っていた。 そういえば前にユウリがトウキバもっと増えろとかなんとか言っていた気がする。 言いたいことは沢山あったが、とりあえず何でキバナ君が自分の二次創作物を持ってんだ。 「うわーーーーーー!!?!?」 「うわーはこっちのセリフだよキバナ君」 風呂から上がったのだろう。 欠伸をしながら寝室に入ってきたキバナ君は、俺の手の中にある本を見つけると濡れた黒髪を振り乱してその本を俺から引ったくった。 「……読んじゃった?」 「少しね。 ……キバナ君ちょっとこっちおいで」 「ひえ」 顔を引きつらせてふるふると首を横に振るキバナ君。 俺から奪った本は大事そうに腕に抱え込んでいる。 もう一度俺はおいでと声をかけるが彼は動く様子がない。 ……仕方ない。 「……来いって言ってるだろ、キバナ君?」 「ふあっ」 素の態度というものを意識して出すのは少し気恥ずかしい。 けれど最近はこの口調がキバナ君を素直にさせるのに有効だということに気付いてしまった。 複雑である。 キバナ君は間の抜けた声を上げてかあっと頬を赤く染める。 うろうろと空色の瞳をさ迷わせて、それから期待に満ちた顔で俺を見る。 あと少しだな、と俺はもう一度彼の名を呼んだ。 「キバナ君」 「ぁ、う……」 ふらふらと覚束ない足取りでキバナ君は俺の隣に腰かける。 その瞬間を狙って、俺はキバナ君の抱えるその本を奪い取った。 同時にハッとキバナ君が我に返る。 「あーーー!オレさまの神本!!返せよ!!」 「本物が目の前にいるからいいでしょ」 「違うんだ…勿論本物のトウリが一番だけど、それはそれこれはこれなんだよ。 オレさまも最初は抵抗あったんだぜ?けど読んでみたらどれも神作で尊いっていうか?オレさまもトウリとこういうことしたいなっていう妄想が広がるっていうか?……とにかくオレさまの萌えを返してくれ」 「ユウリみたいなこと言い出したね??」 うるうると上目遣いで俺を見るキバナ君は可愛い、とても可愛い。 けれど言ってることはあまり可愛くないのがとても残念である。 「ていうかこの本の俺、ちょっと性格悪すぎじゃない?キバナ君こういうのがいいの?」 「普段のトウリとのギャップが最高なんだよ!つーか素のオマエはだいたいこんな感じだぜ?あれから意地悪なオマエとのえっちを想像するとこう…子宮のあたりがきゅんとくるっつーか…」 「君子宮ないだろ」 ないけどそういう感じなのだとキバナ君が力説してくる。 ごめんね全くわからない。 「……でも、トウリからしたら勝手にネタにされてるなんて気分悪いよな…オレさまトウリに嫌われるのはやだ…。 オレ、どうしたら…」 「ごめんそんな泣くほどとは思わなかった。 ああもう泣かないでキバナ君…!」 そのアイスブルーの瞳がとろとろと溶け出してしまうのではないかと思うほど瞳を潤ませるキバナ君。 どうしたんだよ情緒不安定かよ。 そもそも俺がそんなことで嫌いになるわけないだろ。 俺は今にも零れ落ちそうな彼の涙を指で掬って、安心させるように目元に一つキスを落とす。 自分たちのことを好き勝手書かれるのは確かに気分のいいものではないが、もう一人の当人であるキバナ君が喜んでいるのならいいじゃないか。 ……うん、俺は何も見なかったことにしよう。 そうしよう。 俺が手に持っていた本をキバナ君に返すと、キバナ君はそれを再び大事そうに抱えた。 ふにゃと笑うキバナ君が可愛いからもういいか。 「ごめんなトウリ。 オレさま朝慌てててさ、これ仕舞うのすっかり忘れてたんだ」 「いいよもう。 ……それよりそんな本どこで手に入れたの?」 キバナ君が甘えるように俺の肩に頭を乗せてくる。 可愛い恋人にそんな可愛いまねされたら俺の理性が危うい。 しかしキバナ君はと言えばすっかり本のことに夢中になっているらしく、俺が手を出さずに我慢していることなど到底気付いていないようだった。 「実はこの前の休みに変装してユウリと一緒に同人イベントに行ってさ。 そこでトウキバ本を買い漁ってきたんだ!」 「なんて???」 ちょっと情報量が多くて処理できない。 ガラルのトップジムリーダーとチャンピオンが揃って何やってんだ。 ていうか買い漁るほど俺たちの本があるのかよ。 なんで知られてるんだ。 漫画も小説もどれも最高でついつい夜更かししちまったんだよ、とキバナ君がふわふわと楽しそうに笑う。 「まあトウリは一般人で世間にはあまり知られてねぇからかサークルの数は少なかったけどな。 オレさまとのカプで多かったのはダンデとかネズとか」 「ちょっと待って聞き捨てならない」 突然出てきた友人たちの名に思わず顔をしかめた。 きょとんとするキバナ君を横目にスマホでダンデ キバナ、ネズ キバナ、と検索をかけると、それぞれ彼らの恋愛小説や絵がずらりと画面に表示される。 ……正直言ってこれは面白くない。 創作だとわかっていてもキバナ君と他人の恋物語をどうして楽しく読めようか。 「……トウリ?」 「…………何」 「嫉妬か?」 「…………まあ、うん」 素直に認めれば、ふふ、と嬉しそうに笑って俺に体を預けるキバナ君。 心配しなくてもオレさまはトウリ一筋だぜと頬にキスされる。 お返しにと弧を描くその唇にキスを落とした。 キバナ君ほどの有名人ともなれば、あれこれと好き勝手に邪推されるのは仕方のないことだろう。 わかってはいても気に入らないものは気に入らない。 「あー…もういっそ世間にキバナ君は俺のものだって宣言したい。 堂々といちゃついてキバナ君との仲を見せびらかしたい。 ……思いきって公表しちゃおうか」 俺がそう言うとキバナ君が驚いたように目を見開く。 そして遠慮がちに、いいのか…?と俺の顔を覗き込んだ。 「キバナ君がいいならだけどね。 ジムリーダーであるキバナ君にとって恋人という存在が足枷になるんじゃないかって思って今まで隠してきたわけだし」 「えっ」 「えっ?」 またしても驚いたように俺を見つめるキバナ君に、俺は違うのかと首を傾げる。 彼はしばらく何か言いたげに口をぱくぱくと動かした後、目を伏せて小さな声で言った。 「……トウリは一般人だろ?いくらデマとは言え恋愛方面であまりいい噂のないオレさまみたいなのと付き合ってるって知られたら迷惑だと思ってたんだ。 それにオレさまは男だし、だから…」 ガラル地方では同性婚も認められている。 しかしそれはまだまだマイノリティで。 キバナ君の言葉を聞いて俺たちはお互いに気を遣っていたのだと初めて知った。 つまり俺もキバナ君も、交際を隠してきたのは自分のためではなく相手のためだったのだ。 「そうなるとやっぱりいつかは発表したいよね。 俺、キバナ君と付き合って後悔したことないし、これからも絶対しないよ」 「っ、そうだな、オレさまも…」 けど、と俯くキバナ君はどこか不安そうだ。 まあキバナ君の人気と知名度を考えたら当然なのかもしれない。 相手が男だろうと女だろうとキバナ君が交際を発表したとき、きっと賛成の意見ばかりではないのは俺にもわかる。 それにキバナ君にはスポンサーとの関係もある。 「……うーん、やっぱり難しいかな。 俺としては全然いいんだけどね。 むしろキバナ君が変なのに付きまとわれないように牽制しておきたい」 「うう……オレさまもトウリはオレさまのものだって言いたい……」 その時小さく唸るキバナ君が何かを思い出したように、あっと声を上げた。 そしてクローゼットを開けて何かを探し始める。 しばらくしてこれだと嬉しそうに手に持っていたのは一冊の本だった。 「これはこの前のイベントで買ったトウキバ本のうちの一冊だ」 「うん??」 先程見てしまった同人誌の表紙はお洒落な文庫本のようだったが、これは違う。 俺とキバナ君とおぼしき二人の男が仲睦まじげに描かれている。 ……いや待ってそれが何?? どうして今の交際を公表するしないの会話からこの同人誌が出てきたのか全くもってわからない。 しかしキバナ君は楽しそうにこのページを見てくれとその本を開いた。 突然発表するのではなくこうしてみたらどうだろう、と。 「あー…なるほど…?」 [newpage] その日、朝から私のTLは瞬く間に更新されていった。 原因はガラルのトップジムリーダーキバナさんのとある投稿画像である。 ムーンストーンなのは偶然かもしれないけどこれはトウキバ妄想が捗る。 ありがとうありがとう… @**** 聞いてトウキバ民たち。 私、トウリさんと同じ会社なんだけどさ、今朝トウリさんも同じピアスしてたんだけど @**** は???死んだ @**** これは安らかな死 @**** トウキバは公式だった…??? @**** トウキバ私たちが見てる強めの幻覚じゃなかった。 現実だった 私はそっとポケッターを閉じてすぐさま電話をかけた。 勿論相手は渦中の人物の一人。 「唐突な推しカプの供給はやめてください!!死んでしまいます!!!!」 私の突然の電話にも関わらず、電話口の向こう、お兄ちゃんはいたずらが成功した子供のようにくつくつと笑っていた。

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