今年 の お盆 は いつ。 迎え盆と送り盆はいつ?方法は?お盆の過ごし方まとめ!

お盆期間2020年はいつ?北海道など地域の違いは?関東東京関西大阪

今年 の お盆 は いつ

そもそもお盆とは何? お盆は、先祖や亡くなった方が浄土(あの世)から戻ってくる期間、と言われています。 元は旧暦の7月13日から16日を指していましたが、明治6年以降の新暦採用により、8月13日から16日に行う地域が多くなっています。 お盆の期間は、 8月(もしくは7月)の13日から16日までの4日間で、お盆に入る13日を「盆の入り」「迎え盆」、お盆が終わる16日を「盆明け」「送り盆」と呼び、中日である14日、15日に法要や供養の儀式を行うのが一般的です。 お盆の由来や意味は? お盆は仏教行事と位置付けられていますが、日本では仏教が伝わる以前から存在していた古神道において、先祖供養やそれにまつわる神事が行われていたと言われています。 中でも、初春と初秋の満月の日には、先祖が地上へと戻ってくるのでそれを迎い入れおもてなしをする行事、というのが行われていました。 これには先祖供養の意味があるのは勿論、同時に収穫や豊穣をお祈りする農耕儀礼の意味もあり、この2つは神事の中でも特に重要視されていました。 この初春と初秋の行事は後に、それぞれお正月とお盆に変化したと言われています。 また、「お盆」という呼び方の由来については、の音写語と言われています。 盂蘭盆とはサンスクリット語で「逆さ吊り」という意味で、地獄のような苦しみに遭っている人を救うための法要を行うことを盂蘭盆会と言います。 この盂蘭盆会と、元からの先祖供養が結びついたのが現在私達が行っている「お盆」と言われています。 お盆の期間はいつのこと? お盆の期間は、一般的には8月13日~8月16日となります。 ここで一般的としたのは、中には上記の期間にお盆を行わない地域も存在するからです。 お盆は元々は7月15日に行われていましたが、明治5年の改暦の際に、旧暦(天保暦)から新暦(グレゴリオ暦)に変更となる際、ひと月遅らせて8月15日をお盆とする地域が多くなったのがその理由です。 なぜ、ひと月遅らせてお盆を行うようになったのかと言うと、旧暦は太陰太陽暦のため月の満ち欠けによって一年を決めているのに対し、新暦は太陽が地球を一周する日数を一年とする太陽暦です。 旧暦と新暦では日数にズレが生じてしまうため、旧暦のままでお盆を迎えるとちょうど農作業の忙しい時期と重なってしまうことから、お盆を遅らせる地域が多かったと言われています。 ちなみに、7月13~16日に行われるお盆は新盆、8月13~16日に行われるお盆は旧盆、または月遅れのお盆と呼ばれます。 お盆のお墓参りの時期はいつがいいの?お墓参りの作法は? お盆の期間は13日から16日までの4日間ありますが、お墓参りをするなら13日がよいと言われています。 その理由は、13日は盆の入り・迎え盆と言って、お盆の期間の初日だからです。 先祖はこの日に地上へと降りてくるわけですから、先祖を迎えに行くという意味で13日にお墓参りをするのがよいと考えられています。 勿論、13日が難しいようでしたら、他の日でも構わないのでお盆にはお墓参りをして先祖供養を行いましょう。 お墓まりでやってはいけないこと また、お墓参りの際にはやってはいけないこと、というのがあります。 1.墓石にお酒をかけることです。 故人や先祖がお酒が好きだったからという理由で、稀に墓石にお酒を掛ける方がいらっしゃいますが、墓石が汚れ傷みやすくなってしまいますし、衛生的ではないのでやめた方がよいでしょう。 2.線香やろうそくの火を口で吹き消すこと。 火は手で仰いで消すのがマナーです。 仏様に供える火を人間の口で吹き消すというのは穢れた行為になりますので注意して下さい。 3.お供えをした飲み物や食べ物をそのままにして帰ること。 夜間など、人気がなくなった頃にカラスや動物がやってきてお墓の周りを汚してしまいます。 お供えした物はその場で頂くか、必ず持ち帰るようにしましょう。 東京と地方ではお盆の日にちは違うの? テレビのニュースでは、お盆休みを8月の連休と伝えることが多いですが、実はお盆を8月に行う地方と7月に行う地方で分かれています。 7月にお盆を行う地方は、東京を始め横浜や東北の一部の地方などで、これは旧暦を今も重視した考えが元になっていると言われています。 一方の、8月にお盆を行う地方には2通りの考えがあり、旧暦の7月15日が新暦の8月20日前後だからというものと、新暦の7月15日頃が農作業の繁忙期と重なったため農業従事者が多い地方では一ヶ月遅れの「月遅れの盆」を行っていたから、というものです。 しかし、時代の流れと共に旧暦のお盆は廃れていきました。 理由としては、旧暦は毎年日付が変わるため予定が立てにくいからです。 このため、今も旧暦でお盆を行うのは沖縄や奄美諸島などの一部とされており、日本の約7割の地方が8月13日から16日をお盆としているそうです。 お盆に海に入るのがダメな理由 お盆は8月の半ばということもあり、まだまだ気温が高く暑い時期ですよね。 海に入って遊びたいという方も多いですが、「お盆に海に入ると幽霊に足を引っ張られて溺れてしまうからダメ」と親などから言われたことはありませんか? 幽霊が足を引っ張るというのは確証がないものの、お盆の時期に海に入ってはいけない理由は確かに存在します。 まず、1つ目は8月になると土用波と言って沖ではあまり目立たないものの、遠浅の海岸に近づくと突然高くうねる波が発生すること。 これは、遠くで発生している台風が原因と言われています。 8月は台風が発生しやすいですが、例え日本に上陸していなくても遠くにある台風が原因で、土用波が起こりやすくなっています。 そしてもう1つはクラゲが大量に発生するためです。 刺されるとアナフィラキシーショックを起こす恐れもあることから、この時期に海水浴を行うのは望ましくないと言われています。 迎え火と送り火は、お盆のいつやるの?意味は? 迎え火と送り火は、それぞれ「盆の入り」、「盆明け」に行います。 盆の入りは8月13日(地方によっては7月13日)、盆明けは8月16日(地方によっては7月16日)と決まっていますので、毎年必ずこの日に行います。 迎え火には先祖が迷わずに自宅に戻れるようにという意味があり、13日の夕方に行います。 迎え火は本来、お墓参りをした時のろうそくの火を提灯に移し、その提灯の火を移して焚いていたのですが、現在ではその形を取るのは難しいと言えます。 従って最近は、仏壇のろうそくから火を移す場合や、直接迎え火に火をつける場合が多いようです。 迎え火の材料はおがらや麦藁ですが、ホームセンターや仏具屋には迎え火セットが販売されており、素焼きの皿とおがらや薪が入っています。 また、送り火には先祖が帰り道に迷わずに戻ることができるようにという意味が込められています。 一般的には迎え火と同様に野火ですが、地方によっては灯篭に火を移し、それを川に流す風習があるところもあります。 こちらは灯篭流し、と呼ばれています。 新盆や初盆とは? 新盆・初盆とは、その年に亡くなった方が四十九日を過ぎ、初めて迎えるお盆のことを言います。 お盆の時期に四十九日が明けていない場合は、翌年のお盆に新盆・初盆を迎えることになります。 新盆・初盆は、通常のお盆よりも重要とされており、お寺の僧侶を自宅に呼んで読経を上げてもらうのが一般的です。 また、通常のお盆では身内や近しい親戚が集まる程度であっても、新盆・初盆の時には身内・親戚は勿論ですが友人や知人など故人にゆかりのある方を招いて法要を行います。 法要後には精進料理でおもてなしをし、その席に僧侶が同席するケースも多いようです。 なお、この時期の僧侶は大変忙しくなりますので、初盆・新盆を迎える場合は早めに予約をいれておくのがよいでしょう。 お盆の準備!盆提灯・盆棚・お供え物・法要などについて お盆には、仏壇とは別の棚に位牌やお供え物を置きますが、これを盆棚と言います。 盆棚は地方や宗派によって違いがあるためお住まいの地域やお寺に沿って用意するのがよいでしょう。 しかし、必ずしも「こうしなければならない」という決まりはないそうです。 最も大切なのは先祖を供養する気持ちです。 例えば、棚が用意出来なければ、テーブルや座卓などを代用しても構わないそうです。 一般的な盆棚の作り方は、盆棚の四隅に笹竹を立てその笹竹を縄で結んで結界を張ります。 その縄に盆花と呼ばれるほおづきやガマの穂を吊るし、キュウリで作った馬とナスで作った牛を置きます。 さらに、お供え物は「五供」と呼ばれ、香・明かり・花・水・食べ物を指します。 香は線香、明かりはろうそく、水は水、花と食べ物は旬の物や故人が好きだった物をそれぞれお供えします。 また、お盆の際に飾る提灯を盆提灯と言いますが、色や柄の入った物と白い物の2種類があり、新盆・初盆を迎える場合は白提灯を、2年目以降はカラフルな提灯を使います。 なぜ、お盆には「キュウリやナス」を馬や牛に見立てて飾るの? お盆になると、キュウリやナスにつまようじや割り箸を刺して、馬や牛に見立てた物が飾られていることがありますよね。 これは 精霊馬と呼ばれるもので、お盆飾りの一つです。 キュウリとナスそれぞれにきちんと意味があり、どちらも先祖が乗る乗り物となっているのですが、キュウリの馬は、「足の速い馬に乗って少しでも早く先祖がこちらへ来れるように」という願いが、逆に歩みの遅いナスの牛には、「景色を眺めながらゆっくりとあちらに戻れるように」、という願いが込められています。 なお、先祖の乗り物としてキュウリやナスを使ったのは、夏に旬を迎える野菜だからと言われています。 お盆に行う風習 お盆に行われる風習の一つに、盆踊りがあります。 については諸説ありますが、浄土教の一宗である時宗の開祖である一遍が、踊りながら念仏を唱えて念仏を広めたのが始まりとされる説や、先祖や故人の供養の一つとしてもてなしの気持ちで行われていたのが由来とされる説が有力となっています。 日本の夏の風物詩とも言える盆踊りは、今では地域の町内会が主催する小規模のものから、町の中小企業が協賛しているお祭り形式のもの、全国に名が知られ毎年多くの観光客がやってくる大規模なものまで実に様々にあります。 例えば、徳島県徳島市で開催される阿波踊りは、日本三大盆踊りの一つで、毎年100万人以上の観光客が見物に訪れます。 お盆とお彼岸の違い お盆の約一か月後に訪れる秋のお彼岸では「夏に墓参りをしたばかりなのに、どうしてまた墓参りをしなくてはいけないの?」と思う方も少なくありません。 しかし、お盆とお彼岸では墓参りの意味合いが異なります。 お彼岸はサンスクリット語のパーラミター(波羅蜜多)の漢訳「至彼岸」が由来となっていて、彼岸とは仏様の住む極楽浄土のことを言い、一方で私達が住む場所は此岸と言います。 修行僧は日々、悟りの境地に達するために厳しい修行を行っていますが、その悟りの境地こそが彼岸となります。 そして、彼岸は真西に、此岸は真東にあると考えられていることから、昼と夜の長さがほぼ同じになる春分、秋分の日は一年で最も彼岸と此岸が近くなるため、「六波羅蜜」という修行を行っていました。 これがいつしか、、をそれぞれ春のお彼岸、秋のお彼岸と呼び、極楽浄土に最も近づく日に墓参りをすることで、先祖供養だけではなく、自分自身も極楽浄土へと近づけると考えられるようになったと言われています。 まとめ 近年、このような日本の古くからの風習は失われつつあると言われています。 時代と共に進化をすることはとても大切ですが、一方で昔から伝わる伝統を後世にも伝承していく責務も今に生きる私達にはあるのだと思います。 それに何より、お盆の本来の意味をしっかりと知ることで、より先祖に対する感謝の気持ちが沸いてきますよね。 お盆の時期が日本各地で違う理由も知ることができ、調べてよかったと思います。 お盆の関連記事.

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2020年のお盆はいつですか?お盆期間は?

今年 の お盆 は いつ

目 次• 2020 年の旧盆はいつ? 旧暦でお盆を行う沖縄では、毎年 旧暦7月13日~7月15日までがお盆の日となっています。 沖縄のお盆は3日間を 1日目(ウンケー) 2日目(ナカビ、ナカヌヒ)、 3日目(ウークイ)と分けて行います。 2020年のお盆は 8月31日〜9月2日(月〜水)までとなっています。 今後の沖縄のお盆の予定 2021年 8月20日(金)~8月22日(日) 2022年 8月10日(水)~8月12日(金) 2023年 8月28日(月)~8月30日(水) 2024年 8月16日(金)~8月18日(日) 2025年 9月4日(木)~9月6日(土) 2026年 8月25日(火)~8月27日(木) 2027年 8月14日(土)~8月16日(月) 2028年 9月1日(金)~9月3日(日) 2029年 8月22日(水)~8月24日(金) 2030年 8月11日(日)~8月13日(火) 2. 準備 重箱料理のウサンミ(御三アジ)やお祝い用としてチュクンの四段のものを準備する。 お餅は、白餅赤餅で準備。 ウサンミ 仏教行事では肉類は少ない。 沖縄は、豚の三枚肉の煮物は定番だ。 何か一品と思うのであれば、素麺汁(ウンケージューシー)として役立つ。 ウークイの準備 ご先祖様へウハチを出し、ウサンデーの食事会が落ち着いた頃、始める。 沖縄で基本のことを準備する。 (1)ピラウコー お線香が6本ついたもの (2)ウチカビ 打ち紙とは、ご先祖様に送る天国のお金だ。 (3)ボール ウチカビを焚く金属ボールと火箸セットで販売されている。 ご先祖様をお見送りする ヒラウコーというお線香を拝することから始まる。 本数は、タヒラ、つまり2枚だ。 ウークイの文言 (1)今年も皆でご先祖様へおもてなしができました。 (2)本日はウークイの日 この三日間ありがとうございました。 お供え物をお召し上がりください。 お土産は、お持ち帰りください。 あの世でもどうぞお見守りください。 来年もまたお越しください。 ウチカビを焚く儀式 拝み終わったら、ウチカビを焚く儀式に入ります。 この時、ウチカビを焚き始める前にお供えしたウチハを準備して下さい。 (1)ウチカビを焚く 焚いた後お酒をかけるのが習わしです。 その後、金属ボールの中に、先程用意したウチハと供え花、お茶(ウチャトゥ)、ミンヌクをまとめ入れてください。 ミンヌクとは、チガリムン(餓鬼)を避けるために仏壇前に置いたサトウキビや野菜の切れ端です。 そのため、ボウルに入らずに門前にまく地域も多くなります。 ヒラウェーも添えてください。 この金属ボールを門前に持っていき、門の前でヒラウコーをタヒラに配してお見送り(ウークイ)します。 この時も文言を唱え、家族は拝んで終わります。 これはご先祖様をお墓から自宅に迎え入れる行事です。 門前でろうそくと沖縄独特のお線香をたきます。 これが実に幻想的な雰囲気を醸し出し、子供の頃はうっとりとしたものでした。 これをみると、「ああ、お盆が来たな」と感じました。 二日目はナカビといって、位牌を持たない家は、位牌のある家にお中元を渡して回ります。 なので沖縄のお盆前のスーパーはお中元が品薄になってしまうほどです。 中には10件近くを回らなければならない家もあるようです。 詳しい事情はよく分かりませんが、贈る方は大変だと同情してしまいます。 そして最終日にはウークイといって、ご先祖様を見送る日という事で親族が集まり盛大に行われます。 お供え物ウサミンも満を持して投入されます。 睡眠時間を削ってまで行われ、子供の頃はこのワイワイとした雰囲気がたまらなく好きでした。 具体的には仏間でウチカビをボールにたきます。 食事の後ウサミンから出したお茶、ヒラウコーなどをボールに入れます。 そして最後に門前でご先祖様にお別れの挨拶をしてお盆の行事を終えます。 ご先祖を敬う思いを特に大切にする沖縄県民の気質を十分に感じられる素晴らしい行事です。 お盆に踊られるエイサー エイサーとは沖縄県と奄美群島などで旧盆の時に行われる踊りのことです。 地域によっては3日間通して行われるところがあれば、ウークイの日のみに行われたりと様々です。 この旧盆に向けて1ヶ月以上前から毎晩のように練習を積み重ねてきた青年会の熱い演舞が披露されます。 地元の青年団などの方々が太鼓を叩きながら街を踊り練り歩く 「道ジュネー」が夜な夜な見られます。 道じゅねーでは、各地域の青年団の方とのエイサー合戦が見られることもあります。

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迎え盆と送り盆はいつ?方法は?お盆の過ごし方まとめ!

今年 の お盆 は いつ

【もくじ】 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 故人はいつ初盆を迎える? お盆は正式には「盂蘭盆(うらぼん)」と呼ばれ、年に一度、故人が家に戻ってくるとされています。 特に故人の死後、初めて迎えるお盆を「初盆(はつぼん・ういぼん)」や「新盆(にいぼん・あらぼん・しんぼん)」と呼び、より丁寧な供養が行われます。 四十九日以降の初めてのお盆期間に故人は初盆を迎える 故人の最後の追善供養である四十九日よりも前に、その年のお盆期間を迎える場合は、翌年が初盆になります。 つまり、 四十九日以降の初めてのお盆期間に、故人は初盆を迎えるということです。 お盆と四十九日目が重なる場合もあります。 お盆の期間は地域によって異なりますが、ここでは新暦の旧のお盆の始まり8月13日の場合でご説明します。 6月25日から6月28日の間に亡くなった場合、49日目がお盆と重なります。 四十九日の法要は亡くなった日から49日を越えない吉日に行えばよいので、お盆よりも前に法要はできるため問題ありません。 6月24日よりも前に亡くなった場合、49日目も四十九日の法要もお盆とは重なりませんが、遺族は法要を済ませてすぐに慌ただしく初盆を迎えることになります。 お盆と亡くなってからの49日目とが重なる場合、または四十九日とお盆までの期間が短くなってしまう場合は、初盆は翌年に行うか、初盆と四十九日の法要を一緒に行うかのどちらかです。 どちらが良いのかは、 地域や家によって異なるため、相談をして決めることをおすすめします。 お盆と四十九日の法要が重なることに対して悩むのには理由があります。 四十九日の法要は、故人が極楽浄土へ送る儀式とされており、お墓などへ納骨されます。 それに対してお盆は、故人をお墓などに迎えに行くことで極楽浄土より地上に戻ってくると考えられています。 そのため、納骨したことで一旦はお墓に入った故人をすぐに迎えることになり、疲れさせてしまうのではないかという考えもあるからです。 いつ東京はお盆を迎える?新のお盆と旧のお盆 お盆には初盆と混同されがちな「 7月盆」とも呼ばれる新のお盆と、「 8月盆」や「月遅れ盆」と呼ばれる旧のお盆の2種類があります。 明治時代に太陰暦から太陽暦に変更されたことがきっかけとなり生まれたとされています。 7月盆を主流とする地域は、東京都や神奈川県、北海道の一部や石川県金沢市、静岡県の一部など限られています。 現代でも、旧のお盆である8月盆が主流であるといえるでしょう。 改暦の布告からしてわずか23日後の施行であり、国民がその急な変化に戸惑ったことが理由の一つとされています。 また、農家にとって7月は農繁期で忙しいため、落ち着いてご先祖様をお迎えできないという気持ちも原因であると考えられています。 新暦の新のお盆は、2019年は7月13日(土)から7月16日(火)、2020年は7月13日(月)から7月16日(木)となっています。 新暦の旧のお盆は、2019年は、8月13日(火)から8月16日(金)、2020年は、8月13日(木)から8月16日(日)です。 地域によってはお盆の期間が4日間ではなく3日間のところもあります。 沖縄や関東北部、中国地方、四国地方、九州地方、南西諸島のように、新暦が導入される前の旧暦盆を守り続けている地域もあります。 旧暦盆の期間はその年によって変わるため、9月にずれ込むこともあります。 例えば、2019年の旧暦盆の地域でのお盆の期間は、8月13日(火)から8月15日(木)ですが、2020年は8月31日(月)から9月2日(水)です。 新盆の準備とスケジュール 初めて施主として迎える新盆は、これまでに経験がなければ知らないことも多いでしょう。 直前になって慌ててしまったり、いたらなかったりすることが出てくるかもしれません。 事前に、施主が新盆を迎えるにあたってしなければならない準備とスケジュールについて確認をし、安心してお盆期間を迎えましょう。 お寺への依頼 新盆では、菩提寺のお坊さんに家に来てもらい読経をしていただきます。 そのため、お寺に連絡をしてお坊さんの予定を聞く必要があります。 お盆の期間は、お坊さんは特に忙しい時期なので、余裕をもって1カ月前までにはお坊さんに連絡を入れることをおすすめします。 新盆の法要では、法要後には集まった方々と会食の席を設ける場合が多いため、お坊さんには読経のお願いと共に会食の案内もします。 お坊さんとの間で日取りを決めた後、お呼びする方への連絡をします。 連絡の際には会食の出欠を確認しておくとその後の準備がスムーズになるでしょう。 仏具・盆欄・お供えなど必要なものを用意 新盆で精霊をお迎えするために必要となるものを確認しましょう。 故人の精霊が迷わず帰って来られるように焚く迎え火と、迷わず帰れるように焚く送り火用の「おがら」があります。 「おがら」とは、皮を剥いた麻のことで、お盆の時期になるとスーパーやホームセンターで見かけるようになります。 地域によっては「おがら」以外に、松明やロウソク、藁を用いるところもあります。 盆提灯は、故人の精霊が迷わないための目印として、また安らかに成仏していただくための祈りを込めて飾ります。 新盆では、清浄無垢の白で故人の霊を迎えるという意味から、白木で作られた白紋天の提灯が一般的です。 盆提灯は親族から贈られる場合が多くなっています。 ご先祖さまを迎える舞台となる盆棚や精霊棚と呼ばれる棚は、地域や宗教によって特徴があります。 盆棚や精霊棚は仏壇とは別にお盆の期間に設ける特別な棚です。 一般的には12日の夕方または13日の朝に、仏壇を清めてから飾ります。 ただし、仏教の中でも浄土真宗では亡くなると浄土へ往生するという考えのため、追善供養を行いません。 そのため、追善供養にあたる盆棚や精霊棚は飾りません。 棚にはお位牌、精霊馬、水の子、盆花、お膳、果物、お供え菓子、香炉、リン、ロウソクなどを飾ります。 聞き馴染みのない精霊馬、水の子、盆花、お膳について詳しくご説明します。 お位牌は普段は仏壇に飾っているものを移動させ、精霊馬は割りばしや爪楊枝を使いナスで牛、キュウリで馬の人形を作ります。 由来は、「故人の精霊が馬にまたがり荷物を背負った牛を引き連れて帰ってくる」「帰ってくるときは足の速い馬に乗って少しでも早く帰ってきて、帰るときは足の遅い牛に乗ってゆっくりと帰って欲しいという願いが込められている」などさまざまです。 水の子は、すべての精霊に捧げるもので、蓮の葉の上にナスと人参、キュウリをさいころ切りにしてお米と混ぜたものに水気を含ませて盛り付けて飾ります。 たくさんのご先祖さまをお迎えするにあたり、すべての精霊に行き渡るように粒にしたものをお供えします。 盆花はキキョウやミソハギ、ヤマユリなど夏の季節の花です。 浄土宗や日蓮宗では、ほおずきを飾ります。 お膳は「霊供膳(りょうぐぜん)」といい、通常よりも小さなお膳で「御霊供膳(おりくぜん)」とも呼ばれます。 地上に帰ってきた故人の精霊も毎食一緒に食事をしているように振る舞い、お膳でおもてなしをするという意味が込められています。 お供えはお盆期間の間、毎食自分たちが食事を頂く前のタイミングでお供えします。 霊供膳のメニューは、不殺生の教えに沿い、肉や魚などの生き物の食材を使わない精進料理です。 料理のお膳の配置は飯椀と汁椀の位置はどの宗派でも同じです。 しかし、 高坏(たかつき)、平椀、壺椀は宗派によって配置が異なるため、注意が必要です。 お膳に乗せる飯椀には白米を大盛にして丸く形を整えてお供えします。 汁椀には、お味噌汁またはお吸い物を入れます。 出汁は動物性のかつおだしは使わずに、昆布を使います。 高坏にはお漬物を二切れ、平椀には昆布で出汁をとり煮込んだ3~4種類の食材の煮物を乗せます。 壺椀には、おひたしなどを小さな山になるように盛り付けます。 お墓の掃除を行う お墓の掃除を行う時期に決まりはありません。 お盆期間のお墓掃除は、13日に迎え火を焚く前までに済ませるようにしましょう。 新盆であれば、家族以外の人がお盆より前にお参りに来てくださるケースもあります。 そのため、 月の始めに掃除をして新盆に備えておくのもおすすめです。 お墓の掃除方法は、お墓の周りの落ち葉を拾い、雑草を除去します。 墓石は水を含ませたスポンジで洗います。 汚れがひどい場合は、石材用洗剤を使いましょう。 花筒や線香皿などの小物は、中身を綺麗に取り出し洗います。 最後に乾いたタオルで拭きあげます。 水気が残っているとコケが付きやすくなります。 盆入りの夕方に迎え火を焚く 盆入りとなる13日の夕方に迎え火を焚きます。 昔はお墓の前で迎え火を焚き、提灯の灯りで先導しながら家に帰るという風習がありました。 盆の法要 新盆の法要では、親戚や知人などが集まりお坊さんによる読経をしていただきます。 その後、会食を行うのが一般的な流れです。 盆の最終日に送り火を焚く 盆の最終日にあたる16日(地域によっては15日)に、送り火を焚きます。 浄土への道中の無事をお祈りしましょう。 迎え火のときと同じように、お見送りとしてお墓参りをする地域もあります。 新盆はいつ、何をするのか お墓参りや新盆のお宅の訪問、お供えや灯篭流し、白提灯など、新盆ではいつ、何をするのかをご紹介します。 いつ新盆のお墓参りをするか 新盆のお墓参りは、お盆の月の始めごろからが良いでしょう。 新盆を迎えるご家族がお墓掃除を行う時期がお盆の月に入ってからのことが多いため、月の始めごろから13日の午前中が適しています。 13日の夕方以降は、精霊が家に帰っていることになるのでお墓参りはしません。 新盆を迎えるご家族は、13日に「お迎えに行く」という意味でお墓参りに行き、帰ってから玄関先や庭先で迎え火を焚きます。 いつ新盆の訪問をするか 新盆の訪問は、お盆の月の始めごろから、訪問先のお宅の都合に合わせて伺いましょう。 新盆法要が行われる当日は、避けるようにします。 いつ新盆のお供えをするか 遠方やどうしても都合がつかないことから、新盆の法要に参加できずお供えを送りたい人もいることでしょう。 その際は、 法要の一週間前から前日の間に届くように、新盆のお供えを手配すると良いです。 いつ灯篭流しをするのか 死者の魂を弔い、火を灯した灯篭を川や海に流す灯篭流しは、地域によっては送り火の一種としてお盆の最終日に行われます。 いつ白提灯を飾るのか 盆提灯はお盆の月の初めから飾ります。 白提灯は13日に飾り、新盆が終わると処分します。 宗教による新盆の違い 宗教によって新盆の捉え方は異なります。 新盆参りに行く機会もあるかと思いますので、自分自身の宗教だけでなく、異なる宗教の新盆についても知っておきましょう。 真言宗・浄土宗などの仏教系の場合 真言宗と浄土宗では、新盆は故人を初めてお迎えする日であることから、例年のお盆よりも盛大な供養を行うのが一般的です。 これとは逆に、 浄土真宗では成仏した仏様は浄土ではなくこの世にいらっしゃるという考え方であるため、わざわざお盆の時期にお迎えする必要がないことから、 お盆に特別なことはおこないません。 神道の場合 仏教における初盆や新盆のことを神道では、「新盆祭」や「新御霊祭(あらみたままつり)」と呼びます。 神道では、お盆は先祖供養・祖先崇拝の行事の一つとされているため、祖霊舎を掃除したり、季節の果物やお酒を供えたりします。 仏教と同様に、迎え火や送り火も行います。 宗教以上に地域差も豊かな盆行事 宗教によっても盆行事はさまざまですが、地域差も豊かです。 8月16日に行われる京都五山の送り火は、夏の夜空を彩るお盆の精霊を送る伝統行事です。 東山に「大」の字が浮かびあがり、それに続いて松ケ崎に「妙」「法」、さらに西加賀に船形、大北山に左大文字、嵯峨に鳥居形が現れます。 これらは京都市登録無形民俗文化財とされています。 8月15日に行われる長崎の精霊流しでは、故人の霊を弔うために船を手づくりし、その船をひきながら街を練り歩き極楽浄土へと送り出す伝統行事です。 1~2メートルのものから何十メートルもあるものまで大小さまざまな船には、家紋や家名、町名が記され、船の飾りつけには故人の趣味などが反映されています。 7月13日から7月16日の間に行われる靖国神社のみたままつりは、昭和22年に戦没者の霊を慰める行事として始まりました。 3万個を超える提灯や雪洞(ぼんぼり)が参道に並び、大道芸や神輿振りなどが身まれます。 8月12日から15日の間に行われる徳島の阿波踊りは、日本最大規模の盆踊りといわれています。 江戸時代から続く歴史ある伝統芸能です。 踊り手が一斉に踊り歩きます。 お盆行事とその由来そもそもお盆とは? 盆行事は、さかのぼること飛鳥時代の606年、推古天皇が「推古天皇十四年七月十五日斎会」という行事を行ったことが始まりといわれています。 江戸時代以前までは貴族や武士、僧侶といった上流階級の人の行事でしたが、江戸時代からは庶民の間にも広まりました。 宗教や宗派、地域によって時期も違えば行事や風習も違いますが、お盆が先祖の霊を供養することが目的であることには変わりません。 お盆が終わった!使った後の白灯台やお供えはどうする? お盆が終われば後片付けをしなければなりません。 送り火をした後はお供え物を棚から下ろしましょう。 片付けのタイミングも宗派や地域によって異なります。 お供えしていたものは、基本的には無駄にすることなく食べましょう。 しかし、お盆の時期は夏であることから、傷んでいて食べられないこともあります。 昔であれば、川に流したり、土に埋めたりしていましたが、今は環境面から同じことはできません。 そのため、生ごみとして捨てるしかないものもあります。 その際は白い紙に包んで感謝の気持ちを示して処分しましょう。 白提灯は、昔はお焚き上げをしていました。 しかし、現在の住宅事情では難しいため、地域のゴミの分別方法に従って処分します。 または、菩提寺に相談してみるのもおすすめです。 まとめ 初盆や新盆を迎えるにあたり、何をすればいいか、また初盆を迎える時期や親族の初盆に向けてのスケジュールをご紹介しました。 宗教や地域によって新盆の準備の違いはあるものの、供養のためにもしっかりと準備をしておきましょう。 その他、新盆に関する記事を読みたい人はぜひこちらもご確認ください! 新盆・初盆に関するお問い合わせは「小さなお葬式」へ 新盆・初盆に関するご準備は事前に行うことが大切です。 いざという時困らないように、葬儀全般に関する疑問は、「小さなお葬式」へお問い合わせください。 24時間365日専門スタッフがお客様のサポートをさせていただきます。

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