ひとり ぼっ ちの 異 世界 攻略 な ろう。 無職転生 − 異世界行ったら本気だす

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ひとり ぼっ ちの 異 世界 攻略 な ろう

38 ID:WwI9Uzsy0 勇者「三人とも無事か?」 僧侶「ええと、寝ぼけてるのか記憶があいまいで」 勇者「世界中の教会を破壊されて、俺たちの復活の力も失われただろ。 満身創痍で魔王城に乗り込んで、それで……」 王様「おお勇者よ。 世界中の教会を破壊されたとは情けない」 魔法使い「王様!?申し訳ございません、目が覚めたらどういう訳かここに転送されていて……」 王様「おお魔法使いよ。 事態を把握できていないとは情けない」 僧侶「王様、一体どういうことでしょう?復活の力は魔王の手によって失われたはずでは……」 王様「おお僧侶よ。 失われてしまうとは情けない」 戦士「……むーう。 さっきからなんでござるか」 王様「おお戦士よ。 11 ID:WwI9Uzsy0 魔法使い「なになに!?今の音なに!?」 僧侶「魔法使いさん!後ろ!!」 魔法使い「誰こいつら……痛っああああああ!!?」 魔法使い「お尻叩かれたわ!!敵!?」 勇者「全身黒い衣装。 兵士か?」 ガチャ…… 姫「いいえ。 彼らは兵士ではありません。 『罰』そのものです」 魔法使い「姫様!?一体これはどういう……」 姫「参加者は絶対に笑ってはいけません。 07 ID:WwI9Uzsy0 姫「さっそくですが、あちらのボックスにお入りください。 衣装に着替えていただきます」 戦士「衣装?お言葉ですが姫殿、冒険は遊びではござらぬ。 装備を貧弱なものに変える訳にはいかぬ」 魔法使い「私も事態を把握できていません。 魔王城に到達してからの記憶が曖昧です。 どうしてこの城下町に転送されたのでしょう?」 僧侶「もしも私たちが復活したというのであれば、それもおかしな話です。 33 ID:WwI9Uzsy0 勇者「ご乱心ですかwww」 魔法使い「笑っちゃだめよww」 勇者「こ、こいつらまた……痛っ!!!?」 魔法使い「キャッ!!!」 戦士「なんという手際の良さ。 尻を叩く動きに一瞬の無駄もなかった」 僧侶「フー……危ないところでした。 55 ID:WwI9Uzsy0 姫「みなさま、お着替えは済みましたかね。 それでは魔法使いさんから出て来て頂けますか」 ……ガチャ 魔法使い「なによ、このピンクのフリフリドレス!絵本の魔法少女じゃないんだから。 すっごい恥ずかしいんだけど」 姫「それでは、僧侶さん。 95 ID:WwI9Uzsy0 僧侶「イタタタ!!!これ痛すぎます!!!今すぐ回復魔法を!!」 魔法使い「待って!気持ちはわかるけど、この先何が起きるかわからないし、魔力は温存しといた方がいいわ」 僧侶「……そうですね。 一理あります」 魔法使い「事態が把握できるまで様子を見ましょう」 僧侶「わかりました、笑わないように気をつけます。 笑いさえしなければいいんですものね」 魔法使い「そういうこと」 姫「それでは戦士さん。 89 ID:WwI9Uzsy0 戦士「…………」 デデーン 魔法使い 僧侶 アウトー 戦士「笑うでない!!」 魔法使い「まさかのバニースーツwww痛っ!!」 僧侶「屈強な肉体にピチピチに張り付いていますねwwwキャッ!!」 戦士「拙者はこれも羞恥に耐える鍛錬だと心得る!!己が精神を不動にさせてこそ戦士に足ると!!」 魔法使い「あんたが嫌々着てるのはわかってるから心配しないでよ。 42 ID:WwI9Uzsy0 姫「さて、それでは最後。 勇者様、お出になってください」 ……ガチャ 勇者「こんにちは」 デデーン 戦士 アウトー 戦士「全裸wwwwwwww……グハっ!!な、なかなかのダメージ……」 僧侶「神聖なお姿でお出でとは……」 魔法使い「勇者のバカ!!衣装を着忘れたの!?」 勇者「全部脱いで出てこいって指示が書かれてたんだ。 19 ID:WwI9Uzsy0 ガチャガチャ 勇者「あれ、おかしいな。 更衣室のドアが開かない」 姫「さて、着替えも終わったことですし、朝食に向かいましょう。 勇者様、心配はご無用です。 食堂は暖かいので風邪を引く心配はございませんよ」 勇者「それはよかった。 姫様、やっぱりお優しいんですね。 49 ID:WwI9Uzsy0 魔法使い「そうはいってもさぁ、このままだと勇者のこと、まともに直視もできないんだけど……」 戦士「うーむ、どうしたものか。 着替えは預けられてしまったようだ」 僧侶「あっ、妙案を思いつきました。 勇者様、これを」 勇者「ん?」 デデーン 戦士 僧侶 アウトー 戦士「お鍋の蓋で股間を隠すなwwwwぐおっ!!」 僧侶「でもこれですっぽり覆えますwwwwイタっ!!」 勇者「僧侶、やっぱり優しいな。 73 ID:WwI9Uzsy0 魔法使い「僧侶も楽しんでるんじゃないわよ!!」 僧侶「失礼ですね!!神に仕える者として、他人の辱めを嘲る真似はいたしません!」 魔法使い「どう見ても楽しんでるじゃない!」 僧侶「そういう魔法使いさんこそ、さっきから顔を覆った指の隙間から勇者様のことをチラチラみているんじゃないですか?」 魔法使い「は、はぁ!?何言ってんの!?バカじゃないの!?」 僧侶「バカ?それじゃあ、バカに回復魔法をかけられたくなかったら、やくそうでも使うといいですよ。 51 ID:WwI9Uzsy0 姫「さあ、着きましたよ。 こちらが食堂です」 デデーン 勇者 戦士 アウトー 勇者「男子トイレじゃねーかwww痛っ!!!」 戦士「姫様、ご冗談が過ぎますぞwwwwぐおっ!!」 魔法使い「なんて所に連れてきてるんですか!」 僧侶「不衛生極まりないですね……しかも生暖かい……」 姫「さぁ、みなさま。 15 ID:WwI9Uzsy0 戦士「何か事情があるのだろう。 仕方あるまい、それぞれ個室に入ってチェアに座り茶色の液状を食そう」 魔法使い「言い換えが絶望的に汚い」 僧侶「まぁ私も幼い頃は馬小屋で食事をしていたこともありますしね。 食事をいただけるだけでありがたいことです」 魔法使い「……しょうがないわね。 でも、個室のドア全部閉じてるわよね」 勇者「鍵はかかってないみたいだぞ」 ガチャ 王様「のわっ!!使用中じゃボケッ!!」 デデーン 勇者 アウトー 勇者「びっくりしたwww痛っ!!」 戦士「ノックもせずに入るからだ。 王も一般兵と同じ厠を使うのだな」 姫「いいえ。 02 ID:WwI9Uzsy0 姫「みなさま、席につきましたね?それではいただきましょう」 勇者「いただきまーす」 戦士「いただく」 僧侶「いただきます」 魔法使い「個室の仕切りでみんなの顔が見えない……」 戦士「早速ではあるが、状況を整理しておきたい。 39 ID:WwI9Uzsy0 姫「ごちそうさまでした。 さて、食後の運動も兼ねて屋上まであがりましょうか」 〜屋上〜 僧侶「うわぁ、いい天気ですね。 見晴らしもきれいです」 魔法使い「ここで食事をすればよかったのでは?」 王「それで、戦士殿が言いかけたこととは」 戦士「今後の魔王討伐にそなえて、状況を整理しておきたいのです。 魔王城に入った記憶はあるが、それ以降の出来事を忘却している。 どうしてもあれが夢の出来事とは思えん」 魔法使い「私も同じ。 62 ID:WwI9Uzsy0 魔法使い「どうしたの、勇者?」 勇者「…………そうだ。 ぼろぼろの身体で魔王城の上階にたどり着いたんだ。 そこには、四天王がいた」 王様「なんと!」 勇者「でも、魔王と対峙したのは俺ひとりだった」 魔法使い「私たちは、死んじゃったってこと?」 勇者「わからない。 ただ、あらゆる戦いにおいて、戦闘力に圧倒的な差があった。 34 ID:WwI9Uzsy0 勇者「それに魔王城までの道のりで道具や魔力が尽きたことも痛手だった。 17 ID:WwI9Uzsy0 戦士「勇者、さすがに無礼だぞ」 僧侶「無理なお願いですよ」 王様「そうじゃ。 いくら勇者殿といえど、国民の汗の結晶である100万Gをそのまま渡すことはできぬ」 姫「父上、そこをなんとかできないでしょうか。 13 ID:WwI9Uzsy0 王様「いやぁ、しかし、家臣や国民からの反発を招いて反旗を翻されかねん。 渡すにも皆が納得するような建前が必要じゃて」 僧侶「では、こういうのはどうでしょう。 国家からの要請として、100万Gのクエストを用意するのです。 私たちにしか達成できないような高難易度の内容にすれば、結果的に私たちが100万Gを受け取れることになります」 王様「そんな危険なクエストを請け負って大丈夫なのかね?」 戦士「俺たちも、この国の役に立ってお金が受け取れるなら気分がいいというもんです」 王様「……わかった。 家臣と協議し手配をしておこう。 後ほど、町の広場にある掲示板を見に行くと良い。 そこにクエストが記載される」 勇者「ありがたき幸せ。 必ずそのクエストをこなしてみせます。 94 ID:WwI9Uzsy0 〜広場〜 魔法使い「そろそろクエスト情報更新の時間ね」 僧侶「早速人だかりができていますね。 87 ID:WwI9Uzsy0 勇者「これで100万G手に入れれば魔王討伐の準備を整えられる!!あれ、でもその前に魔王を討伐する必要があるから……」 魔法使い「騙されてんじゃないわよ!!これならむしろもっと欲しいわ!!」 僧侶「他のクエストはどれも少額のものばかりですね。 資金調達はやはり難しいのでしょうか……」 町民「あんたたち、冒険者かい?」 僧侶「ええ、そうですけど」 町民「金にこまっているなら、隣町で行われる闘技場での大会に参加すればいい。 エントリー締め切りは今日までぎりぎり間に合うよ」 僧侶「それは決闘なのでしょうか?」 町民「毎年競技内容は当日まで明かされないんだよ。 2年前は綱引き、去年は演武の美しさを競い合う内容だった。 今年は芸を競い合うって噂だけど、詳しいことは知らねーな」 僧侶「なるほど。 気になりますね」 勇者「闘技場に行ってみるか。 おじさん、ありがとうな!」 町民「エントリー料も用意しとけよ。 46 ID:WwI9Uzsy0 勇者「ふぅー、なんとか締め切りに間に合った」 僧侶「エントリー料が思いのほか高かったですね。 人数を制限するためでしょうが、これで負けては元も子もないですね」 戦士「チーム戦と考えれば良い。 誰かひとりが勝てばいいのだ。 心配してもしょうがない」 魔法使い「そうね。 今日はもう遅いしご飯食べてさっさと寝ましょう。 10 ID:WwI9Uzsy0 〜大会当日〜 司会「さぁー!今年もやって参りました!!朧月夜の開闢トーナメント2020!!優勝は誰の手に!?」 デデーン 魔法使い アウトー 魔法使い「タイトル名が厨二くさいwwwwキャッ!」 司会「優勝者にはトロフィーと、賞金50万Gを授与します!!」 僧侶「魔王討伐の半額報酬が貰えますね」 勇者「トロフィーほしいなぁ」 司会「それでは、Aブロック第一回戦。 20 ID:WwI9Uzsy0 戦士「勇者、お互い戦い合うことになっても手加減は抜きだ。 94 ID:WwI9Uzsy0 僧侶「お題の意味がよくわからないのですが……」 魔法使い「『今のはメラゾーマではない、メラだ』」 魔法使い「勇者冒険譚の漫画が元ネタよ。 魔王が放った強大な炎が、メラゾーマという最上級呪文かと思ったら、実はメラという下級呪文だったっていうね。 メラにも関わらずメラゾーマに見えるほど、魔王が強力であることを描写したシーンのセリフよ」 僧侶「なるほどです。 娯楽系の知識にどうも疎くて」 魔法使い「どうなるかしらね。 34 ID:WwI9Uzsy0 司会「お〜お!勇者選手がボタンを押した!!」 『今のはメラゾーマではない』この後に魔王が放った一言は? 勇者「今のはメラゾーマではない。 17 ID:WwI9Uzsy0 魔法使い「戦士のやつったら、今はライバルでしょう!」 僧侶「……なるほど。 戦士さんはこれをチーム戦と考えているのです。 勇者さんが回答した時に自分も笑うことで、会場を盛り上げる作戦のようですね」 魔法使い「あら、戦士も頭が回るじゃない。 そうね、私たちの誰かが優勝すればいいのよね。 05 ID:WwI9Uzsy0 司会「商人選手がボタンを押したー!どうぞ!」 『今のはメラゾーマではない』この後に魔王が放った一言は? 商人「今のはメラゾーマではない。 私は巨乳が好きではない」 wwwww www wwwwww 魔法使い「会場が沸いてるわ!!」 僧侶「巧妙なジョークですね。 53 ID:WwI9Uzsy0 魔法使い「コラー!!戦士!!!笑ってる場合じゃないっての!!はやくあんたも回答しなさいよ!!!!」 戦士「はっ!!!い、いかぬ……俺としたことが」 ピンポン! 勇者「よし」 戦士「なぬ!?」 僧侶「勇者様が押しましたよ!」 『今のはメラゾーマではない』この後に魔王が放った一言は? 勇者「今のはメラゾーマではない。 57 ID:WwI9Uzsy0 ピンポン! 宿屋「よし」 僧侶「違う回答者が押しましたわ!」 『今のはメラゾーマではない』この後に魔王が放った一言は? 宿屋「今のはメラゾーマではない。 投げつけたフレイムだ」 wwwwww ww wwwww 魔法使い「魔物の名前を知ってる人は笑ってる印象ね。 敵もなかなかやるわ。 50 ID:WwI9Uzsy0 魔法使い「戦士!もうすぐタイムリミット来ちゃうよ!なんでもいいから答えて!!」 僧侶「そうです!!ここで会心の一撃を出しましょう!!」 戦士「そうはいっても、堅物の俺なんかでは……」 僧侶「自分ではいまいちだと思っていても、他者にとってはすごく価値があるということがあるのです!!」 魔法使い「見せてやりなさい!!あなたが脳筋だとしても、脳の筋肉まで鍛えてるんでしょうが!!」 戦士「……そうだ、俺は。 26 ID:WwI9Uzsy0 司会「回答をどうぞ!!」 『今のはメラゾーマではない』この後に魔王が放った一言は? 戦士「今のはメラゾーマではない。 94 ID:WwI9Uzsy0 ピンポン 勇者「…………」 司会「ここで、勇者選手がボタンを押したー!!」 『今のはメラゾーマではない』この後に魔王が放った一言は? 勇者「今のはメラゾーマではない。 91 ID:WwI9Uzsy0 勇者「少し目を離した隙に見失ってしまった。 俺が試合中に戦士の回答をフォローする回答もしたのになぁ」 魔法使い「あれがとどめを刺したんでしょ」 僧侶「こればかりは回復魔法でも癒せませんね」 魔法使い「ほうっておいて大丈夫なのかしら」 勇者「戦士は俺が探してくるよ。 それより次、二人ともBブロック出場だろ。 行ってきてくれ」 魔法使い「あーあ、会場で滑ったら嫌だな〜」 僧侶「私こそ不安ですよ。 昔から厳戒な教会で育ってきたのですから」 勇者「ベストを尽くすしかないよ。 二人なら大丈夫。 それじゃあまた後で!!」 魔法使い「仕方ないわね。 私たちもがんばろっか」 僧侶「はい……。 25 ID:WwI9Uzsy0 司会「Bブロックの選手は、魔法使い、僧侶、バニー、踊り子の4名です!」 踊り子「よろしくー」 バニー「テンションあがるなぁ」 魔法使い「あれ、参加者全員が女性ね」 僧侶「わわ……人がこんなに……うぅ……」 魔法使い「大喜利どころじゃなさそうね」 司会「Bブロックのお題を発表します!!」 司会「『魔王との決戦前夜。 06 ID:3fHmNG6P0 魔法使い「(あなたを、っていうのがミソよね。 つまり、勇者が女性に対して何かを言うシチュエーションってことね。 このロマンチックな背景で、アホなことでも言えば笑いにできそうだけど……)」 ピンポン! 踊り子「よーし」 魔法使い「(はやい!)」 司会「踊り子選手がボタンを押した!!どうぞ!!」 『魔王との決戦前夜。 勇者があなたを呼び出して告げた一言とは?』 踊り子「いまさら道間違えたって、みんなにどう伝えればいいと思う?」 www ww wwww 魔法使い「(ウケてる。 やはりコツコツヒットを打つしかないのかしら)」 僧侶「…………」 魔法使い「(僧侶ったら緊張のあまりか目を閉じてるわ。 どうしたものか……ん?)」 魔法使い「(審査員席、女性も何人か混じってる。 91 ID:3fHmNG6P0 ピンポン! バニー「できた〜」 司会「バニー選手!回答をどうぞ!」 『魔王との決戦前夜。 勇者があなたを呼び出して告げた一言とは?』 バニー「魔王の正体がうちの親父らしいんだけど、どう驚けば喜んでくれるかなぁ?」 www www www 魔法使い「(ややウケね。 91 ID:3fHmNG6P0 司会「魔法使い選手!!回答をどうぞ!」 『魔王との決戦前夜。 勇者があなたを呼び出して言った一言とは?』 魔法使い「魔王が今日まで生きててよかった。 68 ID:3fHmNG6P0 僧侶「…………」 魔法使い「(僧侶!?緊張のあまり手が滑ったの!?)」 司会「おおっと、僧侶選手がボタンを押した!!どうぞ!!」 魔王との決戦前夜。 勇者があなたを呼び出して言った一言とは? 僧侶「ああ〜〜wwなんか決戦前の男って生き物は、ムラムラするんだなぁこれがwwwwwちらwwwww」 wwwwwwww wwwww wwwwwww デデーン 僧侶 アウトー 僧侶「ちらちらwwwwイタっ!!!」 魔法使い「(えっ、最低……)」 魔法使い「(というか女性審査員も爆笑してる。 企画者の意図とか関係ないのね。 66 ID:3fHmNG6P0 魔法使い「(でも、僧侶のやつ、相当無理して言ったはず。 元が戒律の厳しい教会育ち。 一票取るために心を削って言ったに過ぎないわきっと。 普段あんなこと言う子じゃないもの)」 ピンポン 司会「魔法使い選手、ボタンを押した!!」 魔法使い「(私が試合で勝つから、あなたは無理しなくていいのよ)」 『魔王との決戦前夜。 勇者があなたを呼び出して言った一言とは?』 魔法使い「魔王のセリフを少し借りるよ。 俺の世界を君に半分あげる。 02 ID:3fHmNG6P0 司会「僧侶選手、回答どうぞ!」 『魔王との決戦前夜。 勇者があなたを呼び出して言った一言とは?』 僧侶「魔王のセリフを少し借りるよ。 僕の遺伝子を半分君にあげる。 だから君の遺伝子も半分、僕とシェアしないかい?」ニタァ…… wwwwwwwww wwwww wwwwwwww 魔法使い「(ひどい。 聴衆の民度が低過ぎる。 08 ID:3fHmNG6P0 司会「魔法使い選手、どうぞ!」 『魔王との決戦前夜。 勇者があなたを呼び出して言った一言とは?』 魔法使い「この戦いが終わったら結婚する。 そんなフラグより誓いを立てたい。 恥ずかしかったー。 02 ID:3fHmNG6P0 司会「僧侶選手、回答をどうぞ!」 『魔王との決戦前夜。 13 ID:3fHmNG6P0 ピンポン! 司会「魔法使い選手、どうぞ!」 『魔王との決戦前夜。 勇者があなたを呼び出して言った一言とは?』 魔法使い「この冒険を通して覚えた呪文がある。 だめだ。 完全に会場が下ネタの余韻を引きずってる)」 ピンポン! 司会「僧侶選手、どうぞ!」 『魔王との決戦前夜。 16 ID:3fHmNG6P0 魔法使い「(飲まれる……私のロマンチックが飲まれる……)」 ピンポン! 司会「僧侶選手2連続!どうぞ!」 『魔王との決戦前夜。 勇者があなたを呼び出して言った一言とは?』 僧侶「もう絶対全滅するって確信した瞬間おっぱい揉む!!!絶対揉む!!俺は勇者様だぞ!!」 wwwwwwwww wwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwww ピンポン! 司会「僧侶選手3連続!どうぞ!」 『魔王との決戦前夜。 勇者があなたを呼び出して言った一言とは?』 僧侶「明日の全滅に備えて懺悔しておきたい。 今まで寝顔見ながら白魔法を放っていました。 ごめん。 本当ごめん。 67 ID:3fHmNG6P0 勇者「わりぃ、戦士をずっと探してた」 僧侶「見つかりましたか?」 勇者「打倒勇者って言いながら、木の前でブンブン剣を振り回してたよ。 身の危険を感じて逃げてきた」 僧侶「元気そうでよかったです」 勇者「結果はどうだった?」 僧侶「私が勝ちました」 勇者「おお、よかった!!ところで、魔法使いはどこに?」 僧侶「魔法使いさんは、人間界を浄化するってつぶやきながら魔王城の方角に歩いて行かれました」 勇者「なんでみんな人間の敵になるんだよ。 勇者一行の半分が魔王の味方になってるよ」 僧侶「人混みの中を歩いて行ったのですぐ見失ってしまって。 心配なのでちょっと探してきます。 あっ、でも次の試合は勇者様の出番……」 勇者「俺のことは心配すんなって。 魔法使いのこと頼んだぞ。 決勝で会おうな」 僧侶「かしこまりました。 ご笑運お祈りしています」 勇者「なんだそりゃ。 54 ID:3fHmNG6P0 僧侶「やっぱりここにいました」 魔法使い「……ぐす……なによ……」 僧侶「落ち込んだ時はいつも本屋に行かれますものね。 それも、難解な呪術書を読みに。 私だったらやさしい絵本でも読みたくなるところですが」 魔法使い「勝者が敗者を慰めにきたってわけ。 放っておいてよ。 01 ID:3fHmNG6P0 魔法使い「笑いに来たんでしょ」 僧侶「お尻を叩かれなかったとしても、笑いませんよ。 心配だから来たのです。 ちなみに今はどんなタイトルの本を……」 【縊殺呪文】 僧侶「あっ、用ができたので故郷に帰ります。 さようなら」 魔法使い「待ちなさいって。 次の試合もあるんでしょ」 僧侶「漢字は読めないけど生命の危機くらいは読み取れます……」 魔法使い「残虐系の呪文はあまり覚えてないの。 痛みを与える工程が無駄だし、魔力も余計に消費するからね。 77 ID:3fHmNG6P0 魔法使い「悔しいって思った時さ、新しい自分にならなくちゃって思うんだ」 魔法使い「こんな自分じゃダメだって。 自分に厳しくしようと、普段なら読みたくない難解な書物に取り組むの。 でも、いざ取り組みはじめたら、大して時間も経たないうちに退屈になってきちゃって中断しちゃう」 魔法使い「私の悔しさなんてこの程度なんだなって自分を客観的に見れて、そこで感情が収まるの。 なんでも器用にこなすあなたにはわからないでしょーけど」 僧侶「…………」 魔法使い「さ、いきましょ。 不貞腐れてわるかったわ。 70 ID:3fHmNG6P0 僧侶「確かに、幼い頃から特別な教育を受けることもなく、教会にある書物を読んで私は呪文を自然に体得していきました。 とりわけ回復魔法に関しては、周囲の大人を上回るくらいに」 僧侶「賢者であったと聞く両親の血を確実に継いでいると自覚していました。 教会の特別選抜に選ばれ、支援を受けて王国のアカデミーに入ることもできました。 でも、その後に挫折したんです」 僧侶「人間関係で色々と揉めて、つらい日々が続きました。 最初はトップだった成績もみるみる下がってしまいました。 結局私は、教会にも無断でこっそりアカデミーから逃げ出してしまったんです」 魔法使い「……早く実践に出たくて抜け出したとばかりに」 僧侶「劣等感と中途半端なプライドを引きずって一人で旅して、瀕死になっていた私を、救ってくれたのがあなたたち3人でした」 僧侶「それぞれ実力がありながら、私の力を頼ってくれたこと、本当に嬉しかったんですよ。 49 ID:3fHmNG6P0 僧侶「さて、勇者様の応援に行きましょう。 それと、せっかく買うならこっちの本にしましょうよ」 魔法使い「ちょ、ちょっと!!恋愛の心理学なんて今は関係ないでしょ!!呪文の要素のない学問なんて怪しいものだわ!!」 僧侶「あらそうですか。 54 ID:3fHmNG6P0 戦士「今人気絶頂の『笑わせ師』が出場していた。 03 ID:3fHmNG6P0 ざわざわ… 司会「決勝戦についてですが、もうしばらくお待ちください……」 ざわざわ… 戦士「いつまで待たせる気だ。 すぐに開催すればいいではないか」 魔法使い「段取りが狂った影響かしら。 93 ID:3fHmNG6P0 司会「……大変お待たせいたしました。 決勝戦は僧侶選手と笑わせ師の一騎打ちの予定でした。 32 ID:3fHmNG6P0 僧侶「怖かった……」 戦士「何も僧侶にブーイングを浴びせることはなかろう。 悪いのは勝負を棄権した奴だ」 魔法使い「ねえ勇者、笑わせ師と戦ったんでしょ?どういう奴だったの?」 勇者「……リズムネタで回答していた。 回答の内容に関わらず、ずっと爆笑の嵐だった。 俺もそこそこうまいことを言ったつもりだけど、勝てなかった」 魔法使い「なるほど。 ブームのリズムネタほどウケるものはないからね。 会場にいる小さな子まで巻き込めるのが強いわ」 戦士「なんだか、ずるい気もするな。 言葉でつくる笑いこそ王道の笑いではないのか」 僧侶「私は娯楽には疎いですが、リズムネタは好きですよ。 34 ID:3fHmNG6P0 戦士「何はともあれ、僧侶が優勝してよかった。 賞金50万Gだ!」 勇者「トロフィーも金ピカでかっこいいな。 決闘状態では、武術と魔術による攻撃、及びアイテムによる回復が不可能になります。 笑った場合は、非常に重い罰がくだると言われています」 魔法使い「笑いのみで敵と戦いたい場合に使用するのね」 勇者「……自分の実力を上回る敵に使えるな。 84 ID:3fHmNG6P0 姫「みなさまが大会に出場したと聞いて、駆けつけた甲斐がありました」 勇者「このためにわざわざ?」 姫「他にも朗報があります。 学園都市のアカデミーの推薦状を1パーティー分入手したのです。 とても貴重なものなので、従者を連れて私が直々に渡しに来ました。 47 ID:3fHmNG6P0 僧侶「学園都市のアカデミーの推薦状、本当に私達がいただいてもいいのですか?」 姫「ええ。 短期コースですが、クラスに入学できます」 魔法使い「姫様には申し訳ないけど、私も地方のアカデミーには通ってたわ。 今更また通うことに意味があるのかどうか……」 戦士「拙者は通ったことはないが、授業をのんびり受けている余裕はないと思うぞ」 僧侶「学園都市のアカデミーは特別ですよ。 全国からトップクラスの能力や知識を持つ生徒しか入学できません。 あるいは、資産家か、由緒ある家系か、王国や教会からの推薦状でもない限り。 15 ID:3fHmNG6P0 僧侶「アカデミーに通わなくとも、形式だけでも生徒になる価値はあります。 学区内のお店で装備を整えることができるので。 32 ID:3fHmNG6P0 〜数日後〜 勇者「魔法使い、ちゃんと姫様からもらった推薦状持ってるか?」 魔法使い「持ってるわよ。 あんたが失くすのが不安だからって私に預けたんじゃない」 戦士「景色がすっかり変わってきたな。 ここが学園都市か?」 僧侶「まだ郊外ですね」 魔法使い「僧侶、よかったの?違うアカデミーとはいえ、行くことに対して抵抗とか……」 僧侶「もう過去のことですから。 それに、皆さんと一緒に学生時代を過ごしていたら楽しかっただろうなって、時々想像するんです。 その夢が叶いそうなのが嬉しくって」 勇者「僧侶は純粋だな」 僧侶「えへへ、それほどでも」 魔法使い「(……えげつない下ネタを連発した子と同一人物には思えない。 66 ID:3fHmNG6P0 戦士「地面が気色の悪い色になってきたな」 僧侶「ここらの道路は舗装されているんです。 馬車の代わりに、動力による乗り物も通っているんですよ。 資材を運ぶのに重宝されていて」 魔法使い「なにそれ?」 僧侶「『トラック』って言うんです。 13 ID:3fHmNG6P0 魔法使い「勇者!!どこ!?どこなの!!?どこにいったのよ!!!」 戦士「魔法使い、落ち着け!!錯乱していては解決できる問題も解決できんぞ!!」 魔法使い「だ、だって私のせいで!!私を救うために、あのでかい乗り物に吹き飛ばされて……」 僧侶「……おかしいです。 勇者様の姿が見えないこともそうですが。 61 ID:3fHmNG6P0 戦士「駄目だ。 いくら探しても肉片の一つも見つからない」 僧侶「見つからなくていいんですよ」 魔法使い「……徹夜で探そうよ。 見つかるまでずっと……」 戦士「しかし、現場は散々見たぞ」 僧侶「手がかりが全くない今、勇者様を探そうとする行動は無意味です。 20 ID:3fHmNG6P0 魔法使い「ふざけないで!!そんなの納得できるわけないでしょ!!私はここで勇者を探し続けるわ!!」 戦士「いや、僧侶の言う通りだ。 それに、この学園都市に何か秘密があるのなら、学区内で活動しているうちに勇者が消えた手がかりが見つかるかもしれない」 魔法使い「推薦状は私が預かってる!どうしてもアカデミーに行くというなら、私を置いてあなたたちだけで入学してちょうだい!!」 僧侶「嫌です。 3人で行きます」 魔法使い「だったら招待状を力づくで奪うことね!!私も手加減しないから!!」 僧侶「……戦士さん、ちょっと来てください。 06 ID:3fHmNG6P0 魔法使い「……あいつら何やってるのかしら」 魔法使い「放っておけばいいわ。 69 ID:3fHmNG6P0 僧侶「うう、冷えてきましたね。 79 ID:3fHmNG6P0 魔法使い「最後のツッコミはないわ……痛っ!!!!」 僧侶「戦士、今よ!!」 シュパ! 戦士「推薦状は預かった。 86 ID:3fHmNG6P0 〜アカデミー〜 僧侶「戦士さん、おはようございます」 戦士「おお、僧侶。 俺らは隣の席みたいだぞ」 僧侶「それはよかったです。 あっ、魔法使いさん。 おはようございます」 魔法使い「……おはよ」 僧侶「おはようございます。 みなさんとクラスメートになる夢が叶いそうです」 魔法使い「……叶いそう?」 僧侶「勇者さんが揃ったら叶います。 06 ID:3fHmNG6P0 「あー!!もう!!最悪!!」 生徒A「げっ、アクアのやつ、朝から不機嫌だぜ!」 生徒B「何があったかは知らんが、巻き込まれないようにしとこうぜ」 アクア「……あんたたち、何か言った?」 生徒A・B「い、いえ!!何も!!」 アクア「私に喧嘩売るつもりなら、いつでも買ってあげ……」 コツ コツ 先生「どうされましたか。 ミス・アクア・デ・ルシャルイローズ・シャンメリゼ」 アクア「……何でもないわ」 先生「そうですか。 11 ID:3fHmNG6P0 戦士「あの女子生徒、なんだか異彩を放っているな」 僧侶「なんでしょう……表現するなら……」 魔法使い「澄み渡るようなブルーに染まった髪。 西洋のお人形さんの様な顔立ちで、唇はほんのりとした桃色。 04 ID:3fHmNG6P0 先生「みなさん、はじめまして。 私がこのクラスの担任です。 よろしくお願いします」 生徒A「先生!!毎日顔をあわせてんだから知ってるよ!!」 先生「長期コースのみなさんはいつも顔をあわせていますが、短期コースの生徒さんが新しくお仲間になります。 短い期間の参加とはなりますが、既に働かれている社会人の方もいらっしゃるので、ぜひ交流を深めてくださいね」 戦士「俺たちのことだな」 僧侶「し、しばらくよろしくお願いします……」 魔法使い「ふんっ」 生徒A「へー、あの二人の女、ツラは極上じゃん」 生徒B「短期コースだし能力はしれてるな。 どうせコネだよ。 91 ID:3fHmNG6P0 先生「さて、もうひとりご紹介です、本日から長期コースのお仲間になる、転校生の方がいらっしゃいます」 ガヤガヤ…… 生徒A「こんな時期に長期コースに編入なんて珍しいよな」 生徒B「噂で聞いたんだけど、入学前テストでレベル1だったって噂だぜ」 生徒C「はぁ!?レベル1!?こりゃあ、初日で逃げ出すな」 生徒A「ギルドにも入ってたけど、すぐ追い出されたらしいぞ」 生徒B「落ちこぼれ決定だな。 52 ID:3fHmNG6P0 「はじめまして。 49 ID:3fHmNG6P0 先生「1時間目はガイダンスですが、2時間目からは魔法訓練を行います。 みなさん、新入生にわからないことがあったらお手伝いを……」 生徒A「しつもんしつもーん!勇者くんのスキルって何なんですかー?」 先生「えーと……」 勇者「スキルは『地面に落ちているゴミが気になる』です。 66 ID:3fHmNG6P0 僧侶「まさかの勇者様との再会ですね。 ただ、私達のことをまったく気にかけてくれませんが」 戦士「瓜二つの別人じゃないか?」 魔法使い「……そんなことないよ。 戦士があげたミサンガも、私があげた道具袋も持ってる。 間違いないよ」 僧侶「事故のショックで記憶を失っているのかもしれません。 無意識のルーティンで物を身に着けることもありますし」 戦士「しばらく様子を見たほうがよさそうだ」 僧侶「そうですね。 47 ID:3fHmNG6P0 〜2時間目 魔法訓練〜 魔法使い「ガイダンス後はいきなり魔法訓練なんて、なかなか厳しいアカデミーね」 僧侶「新学期が始まる前に、基本的な座学は自習していることが前提となっているんです。 49 ID:3fHmNG6P0 戦士「仲がよさそうだ。 俺たちがいなくても成立するような寂しさを感じる」 僧侶「なんだかあの子、魔法使いさんに似てますね……ってあれ、魔法使いさんは?」 戦士「向かって行ったようだぞ」 僧侶「様子を見ましょうと行ったのに……」 魔法使い「ちょっと、馬鹿勇者!!今まで何やってたのよ!!」 勇者「ぼ、僕?」 魔法使い「本当に心配したんだから……さっきから私たちのこと無視するし。 何かあったなら、ちゃんと言ってよ!!」 アクア「どういうこと?あんた他の女の子にもちょっかい出してるわけ!?」 勇者「誤解だよ!!」 魔法使い「何が誤解なのよ!!」 勇者「君たちのこと、知らないよ!!!」 魔法使い「…………そう。 74 ID:3fHmNG6P0 先生「はい、それじゃあ次の生徒。 魔法使いさん、こちらに来てください」 魔法使い「……はい」 先生「あの人形に向かって、得意な攻撃呪文をぶつけてください。 00 ID:3fHmNG6P0 魔法使い「どういうことよ……私たちのこと、忘れちゃったっていうの?」 魔法使い「……なんでそんなことになったのよ。 なんでこんな目に遭うのよ!!」 ゴゴゴゴゴゴゴ!!!! 魔法使い「『爆炎弾!!!!!』」 先生「……ほぉ」 生徒A「すげぇ!!人形が遥かまで吹き飛んだぞ!!」 生徒B「なんて威力だ!!もしかして、レベル5の実力があるんじゃないか?」 先生「それでは次の生徒。 12 ID:3fHmNG6P0 アクア「ふん、こんなもんよ」 生徒A「おわ〜すげー!!!」 生徒B「相変わらず恐ろしい水流だな!!さすが学園都市最強のレベル5!!」 先生「今年は面白い生徒が多そうですね……。 では、次。 47 ID:3fHmNG6P0 先生「どうされましたか?」 勇者「いや、地面に何かゴミが埋まってて。 つまづいたら危ないので取ってもいいですか?」 生徒A「あいつ、洗練された一角獣の伝説を知らないのか?」 生徒B「学園創立以来、訓練場の地中に埋まっているという謎の武器。 16 ID:3fHmNG6P0 「う、うそだろ!?」 「あれが洗練された一角獣!!手のひらに収まるくらいのサイズだ!!」 「シルバーの輝きだな。 しかも四角い形」 先生「これは……勇者さん。 その武器を使って、あの的を攻撃してみてください」 勇者「攻撃つったって、一体どうしたら」 『起動してください』 勇者「だれだ、今の声」 『私の名はヒップ。 側面についているボタンを長押ししてください』 勇者「ええと、これか。 20 ID:3fHmNG6P0 生徒A「今年の新人はやばいぞ!!」 生徒B「俺たちとは桁違いだ!!」 先生「次は戦士さん。 94 ID:3fHmNG6P0 〜昼休み〜 魔法使い「勇者に何が起きたかわかったわ」 僧侶「一体何が?」 魔法使い「あいつは今、ナロウ系主人公になっているの」 僧侶「?????」 魔法使い「narrow(ナロウ)って異国語知ってる?」 僧侶「ええと、狭い、という意味だったかと」 戦士「ナロウ系主人公とはなんなのだ?」 魔法使い「私は冒険譚とかよく読んでたからわかるんだけど。 ファンタジー世界に転生した無双系主人公をそう呼ぶの。 趣味を同じくする者同士の距離感を縮めることから、ナロウって言葉で表現しているんだけど」 僧侶「なるほど。 勇者さんはどういうわけか記憶を失い、ナロウ系主人公としてこの世界に再登場しているわけですね。 ところで、そういう冒険譚は面白いのでしょうか」 魔法使い「私も昔はよく読んでたわ。 57 ID:3fHmNG6P0 僧侶「まぁまぁ、本題に戻りましょ。 勇者様の記憶はどうすれば戻せるのでしょうか?」 魔法使い「そんなの簡単よ。 33 ID:3fHmNG6P0 〜入学1週間後〜 勇者「おいおい、ドラゴったら。 先日は一夜を共にしていただきありがとうございました。 古代に失われたはずの伝説のスキル『地表看破』により罠を全て見破った姿、とてもかっこよかったです。 55 ID:3fHmNG6P0 僧侶「数日様子を見ている間に勇者様がドラゴンみたいな魔物に懐かれています。 髪の毛も銀髪になっていますし、ヒロインらしき人物も一気に増えています」 戦士「くそ、勇者の奴。 常に女に囲まれているか、トラブルとの遭遇続きで話しかける隙さえない。 登場人物も増えすぎて覚えきれん……。 女子に囲まれても全然うれしくなさそうなのは格好つけてるだけなのか?」 魔法使い「それが主人公属性なのよ」 僧侶「地表看破だなんて初めて聞きましたけど。 02 ID:3fHmNG6P0 勇者「目立ちたくないのに余計なことしちまった。 これから異界の十字架(エルシュアレンス・サウザンドクロス)を手に入れて聖騎士の魔窟(ホーリートワイライト・カーズ)を攻略した後、腐海の大時計(クロノ・デュ・マザー)を巨神の大振り(ギガンティック・ウォー・オブ・ウォー)しないといけないってのに……」 デデーン 僧侶 アウトー 僧侶「ダメです、一語も解読できませんwwwキャッ!」 戦士「魔王討伐より凄そうなのは気のせいか?」 魔法使い「ナロウ系主人公としての適正が高すぎる……。 76 ID:3fHmNG6P0 〜昼休み〜 魔法使い「あのさ、勇者……くん」 勇者「ええと、魔法使いさんだっけ?」 魔法使い「うん。 珍しく一人だね」 勇者「そうだね。 57 ID:3fHmNG6P0 魔法使い「記憶を失ってるって、本当?」 勇者「そうなんだよね。 幼い頃の記憶とか、冒険してた記憶とかあるんだけどさ」 魔法使い「…………」 勇者「何のために頑張っていたのか。 誰と一緒に頑張っていたのか。 肝心なピースが欠けている気がしてさ。 剣術も魔術も、今の俺は何も使えないんだけど、体にその痕跡は残っているような」 魔法使い「……そうなんだ」 勇者「君は僕のことを何か知っているのか?」 魔法使い「どうかな……。 64 ID:3fHmNG6P0 魔法使い「いつも1番前で歩く人はさ。 罠を警戒して地面を見る癖が刷り込まれているから、猫背になりがちになっちゃうよね。 それを知らない2番目に歩いている人は、シャキっと歩きなさいよなんて偉そうに注意するんだ。 なのに笑顔で、気をつけるなんて返事されてさ」 勇者「それは君のお仲間の話かな。 戦士くんとか?」 魔法使い「さあ、どうだろ」 勇者「僕は僕のことをちっともわからないよ」 魔法使い「それは、記憶のある私だってそうだよ。 自分自身のことなんてちっともわからない」 魔法使い「でもさ。 誰かを想うとき、その人が自分にとってどんな存在かは、はっきりとわかるんだ。 その人が記憶を失ったとしても、私にとってのその人は変わらないんだ」 勇者「……魔法使いさん?」 魔法使い「あれだけきれいな女の子たちに囲まれて。 87 ID:3fHmNG6P0 僧侶「余計なことは考えず、勇者さんの目を覚ましましょう!!魔王討伐の旅を再開させましょう!!」 魔法使い「でも、勇者って入学してから一度も笑ってないのよ。 普通の人なら喜ぶようなことがあっても、ヤレヤレ、って肩をすくめるだけだし」 僧侶「勇者さんのツボに特化した、絶対に笑うジョークを数日かけて開発しました。 これさえ仕掛ければ確実に笑います」 魔法使い「本当に?」 僧侶「王様の前で復活した後、勇者さんが笑った時を思い返したんです。 トイレの大に関係するネタに弱いようでした」 僧侶「明日、食材調合の授業があります。 48 ID:3fHmNG6P0 僧侶「魔法使いさん、ジョークというものが通じないんですから。 私の発想が天才過ぎるのでしょうか」 僧侶「それにしても戦士さんは一体どこに……」 シュバ! シュバ! 僧侶「おや、先ほどの訓練場から空を切るような音が聞こえます」 シュバ! シュバ! 僧侶「戦士さんの姿が見えます!素振りをしている様子ですね。 もう昼休みも終わってしまいますし、教室でゆっくりするとしましょう」 眼鏡っ娘「…………」 ペラ… 僧侶「(読書してますね。 この人は大人しいんですよね)」 僧侶「あの」 眼鏡っ娘「は、はい!」ビクッ! 僧侶「いつも凄いですよね。 授業中、誰も答えられないような地学や植物学の問題に回答されていて。 文芸や歴史にも詳しいみたいですし」 眼鏡っ娘「はわわ……え、えっと。 たまたま本で読んだ知識が出ることが多くて……」 僧侶「昔からずっと学術のエリートだったんですか?」 眼鏡っ娘「エリートだなんてとんでもない!!昔の話ですけど、初等部のお受験で失敗したこともあります。 武芸が特に全然だめで……。 ただ、両親が学者だったので、勉強を続けることでなんとか綱渡りしてきた感じで……」 僧侶「学問に強いだけで羨ましいですよ。 私はそっちの知識はけっこう穴があって」 眼鏡っ娘「いえいえ、ただのガリ勉です」 僧侶「そんな謙遜なさらずに。 実は、私も同じ本を持っているんです。 今日中に記憶を呼び覚ませられないと、短期コースの私たちはそのまま卒業で離れ離れです」 戦士「しかし勇者の取り巻きが多すぎて、笑わせる隙なぞなかったぞ。 上級生に8人、下級生に14人も勇者の追っかけが増えた。 えーと名前はリリィにキュレンヌ、艶波音葉、マリアンヌ、風白麗香、ジョン、シュクランゼルにサマーセットに……もう覚えきれんわ!!!」 僧侶「このまま勇者様が戻らなかったらどうしましょう」 魔法使い「その時は、私たちだけで魔王討伐に行きましょう」 僧侶「無理ですよ!!相手は四天王に魔王、強敵が5体もいるんですよ!」 魔法使い「笑いの決闘なら勝てるかもしれないわ。 人数が不安なら他に仲間でも加えればいいじゃない。 それも無理なら故郷に帰りましょう」 僧侶「思ってもないことを口にしないでください!!」 戦士「喧嘩はやめだ。 そこで、特別に校外訓練を行います」 先生「『迷いの森』にて、月のキノコを採ってきてください。 昼間に生えているものは珍しいですから、一本でも見つけたら成績に大幅に加点しますよ」 先生「チーム編成は1チーム4人までとします。 ルール違反者はその場で退学としますからね。 回復は私にお任せを」 眼鏡っ娘「わ、わたしもいきます!魔法植物の知識があるので、探索に力を貸せるかと……」 アクア「え、えっと私は……別にあんたと行きたいってわけじゃないけどさ。 ほ、他の二人の女の子にあんたが変なことしないか監視するからついてく!!」 勇者「それはよかった。 みんな、やっぱりお優しいんだね。 成立している雰囲気を出しているぞ。 アクアだのドラゴだの、よくわからん名前の世界観が定着してきているぞ」 魔法使い「いいわよ。 私達3人で行きましょう」 僧侶「こっそり後をつけるのですか?」 魔法使い「はたから見たら7人編成になっちゃうわ。 監視員もいるだろうし、そしたら即刻退学よ」 戦士「それなら勇者も退学させられて結果オーライなのでは?」 魔法使い「他の女の子3人も退学になっちゃうわ。 僧侶もそれは望まないわよね」 僧侶「……ええ。 いきなり学校の世界から放り出されるほど、大変な思いをさせたくありません」 魔法使い「運命に委ねるしかないのよ。 ねえ、まだなの?」 眼鏡っ娘「……おかしいです。 方位の魔法が正しく機能していません。 以前何度か訪れたのですが、こんなことは初めてで」 巫女「最初の方は他のチームの気配も遠くに感じたのに、今は感じないです」 勇者「不穏だな。 この男か。 魔王様が言っていた勇者っつー奴は」 アクア「な、何この怪物……」 ヤマタノオロチ「こいつをぶっ殺せば、人間の娘をたんまり貰えるんだな……ジュルリ……」 眼鏡っ娘「や、やまたのおろち……」 巫女「伝説の魔物が、なぜこんなところに!?」 ヤマタノオロチ「おおっと、極上の女もいるじゃねえか!持って帰れねえのが残念だ!!代わりにここでたっぷりかわいがってやるよ!!」 アクア「むかつく野郎ね。 それにしても地形の隆起が激しい森だな。 俺でも体力を持っていかれる」 僧侶「アカデミーにしてはハードな課題ですよね。 でも、背後にまわる隙もなくて……」 戦士「勇者のスマートホーンの必殺技、フラッシュライトはどうした。 あの最強技なら粉微塵にできるのでは?」 アクア「充電が切れたから使えなくなったって……」 魔法使い「(充電が切れた?ナロウアイテムならそんなことありえない…)」 僧侶「状況は大旨把握しました。 これからみなさんに回復呪文と保護呪文を施しますので、じっとしていてください。 あとは私たちに任せてください」 アクア「無茶よ!!あんな化け物、どうやって……」 僧侶「困った時こそ、笑い事で済ませるんです。 だがもう遅い。 わしの仲間も迎えに来た」 ブロロロロ…… 勇者「あれは、トラック……」 ガチャ… 先生「どうも、お待たせしました。 ヤマタノオロチくん、そいつごと一緒に、荷台の中に乗り込んでください」 勇者「先生!?」 ヤマタノオロチ「魔王様の命令とはいえ、またあんなところに押し込められるのか。 しかも勇者の奴なんかと」 先生「ご安心を。 そいつは勇者であるときの記憶を失っています。 偽チート武器のスマートホーンを与えていたので、この期間ろくに武術も魔術も磨いていない。 戦闘力はほぼ皆無です」 先生「異世界を渡り歩いては、何度もトラックで才気を秘めた若者を吹き飛ばしてきたこの私ですが。 まさか同じ世界に転生する者がいようとは。 よほどこの世界への執着が強いらしい。 まぁ運良く記憶を消せたのでよしとしましょう」 勇者「嘘だ……何かの間違いだ……」 先生「魔王様も心配性だ。 アカデミーの推薦状をこいつの故郷の王国に送り、私の縄張りであるこの学園都市に誘い込むとは。 迷いの森の深部から魔王城へのルートを繋げる作業も今朝やっと終わりましたよ。 さて、勇者の身柄を魔王様へ献上しに……」 魔法使い「話は全て聞かせてもらったわ」 先生「……おや。 悪い生徒が隠れていたようですね。 あなたに良いニュースと悪いニュースがあるの」 ヤマタノオロチ「ああ?」 魔法使い「まずは良いニュースから。 そろそろあんたの正体を明かしてもらえるかしら。 魔王の手下の魔物さん」 先生「クククク……半分不正解だ。 私は魔物ではなく人間だ」 先生「そして、半分は正解だ。 魔王討伐のために苦難に満ちた冒険を続けるより、ここで楽しい学園生活を過ごした方があなたは幸せなんじゃないかって」 魔法使い「でも同じ様な選択肢は、記憶を失う前のあなたにだってあったはず。 それでも尚、私達と命がけの冒険をすることをあなたは続けた」 魔法使い「私だったらどう思うか考えたの。 あなたの幸せを願っているから別れるなんて言われるよりも。 蟻も這いずり回ってる。 小石も転がってる。 奴は巧妙に正体を隠しておった。 見破れなかったのはわしの責任じゃて……」 勇者「魔物が化けているならともかく、奴は人間でした。 正体を見破るのは困難だったでしょう」 アクア「まさか、あんたが魔王討伐の旅に出ている勇者だったなんて。 ごめんなさい。 無礼を働いてしまったわ」 眼鏡っ娘「魔王城の付近まで到達したという噂を聞いていたので。 まさかこのアカデミーに入学しているとは夢にも思いませんでした……」 勇者「気にしなくていいって」 巫女「本当に、ここでお別れなのですか?」 ドラゴ「ドラドラ……」 校長「そうじゃ。 いつ閉じるかわかりません。 それらの過程を飛ばして魔王城に直接乗り込めるチャンスなんてきっともう訪れない」 戦士「残念だが、ここでお別れだ」 校長「しかたあるまい。 道具と装備は、この学園にある限りで最上級のものをわたそう。 ちょうど4名分あるはずだ。 数日前からこっそりと長期コースのメンバーで用意していて」 魔法使い「私達ひとりひとりに?」 眼鏡っ娘「もちろんです。 これでバッチシだ」 眼鏡っ娘「残念ですが、お別れですね。 短い間ですが、一緒のクラスで学ぶことができて楽しかったです」 僧侶「私こそ。 大変なこともあったけど、楽しい学園生活でした」 巫女「皆様、お気をつけて。 無事魔王を倒したら、今度は教師としてぜひこの学校にいらしてください」 戦士「剣術でよければ俺が授けよう」 アクア「……ちょっと、あんた!!」 勇者「は、はい」 アクア「この子泣かしたらぶっとばすからね!!」 魔法使い「えっ、私!?」 勇者「もちろんみんなのこと守るけど?」 アクア「はぁー……鈍感なんだから。 あなたも大変ね」 魔法使い「何のことよ!」 アクア「みんな、気をつけてね。 無理しないでね」 勇者「ああ。 孵化するんだ」 僧侶「孵化?」 勇者「魔王の間には卵がある。 それが魔王の前で孵化してしまうと、取り返しがつかないことになる。 そして孵化するのは、今夜だ」 戦士「時間がないということか」 勇者「だから前回も、一人ずつ四天王と戦ったんだ。 俺が卵にはやく到達できるようにするために。 そして俺が魔王と一対一で対峙したんだ」 勇者「でも、勝てなかった。 勇者はまだ捕らえられぬのか。 運命を狂わすあいつこそ、俺の目の前で確実に仕留めておきたい」 「予定では既に到着しているはずなのですが……。 ヤマタノオロチも送り込んだので間違いはないはずです……」 魔王「油断するな。 あやつは未知の可能性を秘めている。 囲い込んで倒してしまえ」 「それが……」 ブロロロロロロロ!!!!!!! 勇者「覇王色の覇気!!!」 ドガガガガ!!!! ギャアアアアアア!!!!!!! 僧侶「勇者様が運転するトラックが、魔物の群れを蹴散らしていく!!」 勇者「このまま最上階まで一気に階段をのぼるぞ!!!」 魔法使い「敵が蜘蛛の子を散らすように逃げていくわね……」 戦士「大扉の前にたどり着いたぞ。 強敵の気配が中からする」 魔法使い「トラックから降りるわよ。 こいつは俺が食い止める。 言葉にせずとも漢同士だ。 今度彼女の親父さんに会いに行くってのに、こんなところで怪我しちゃいらんねーっつーの」 武道家「おい、そこのお前」 下級魔物「ひぃ!!四天王様!!」 武道家「俺らは今から笑いで勝負を決する。 だから大喜利のお題を出せ」 下級魔物「今人間界でも魔界でも流行のやつですかね」 武道家「何でもよい」 下級魔物「それじゃあ……」 『お前に娘はやらん!!』と怒鳴っていた彼女の父親が結婚を認めてくれた。 どうして? 下級魔物「(このお題は、父親が手のひらを返すところがポイント)」 下級魔物「(無難な回答例としては)」 『石油王、と書かれた名刺を渡した』 『御社の株式を過半数保有していると告げた』 下級魔物「(でもこれだとありきたりだから、意外性の要素を強めるのがコツ)」 『私も女なんです、と言ったところ百合好きの父親が認めてくれた』 『お父さん。 では、回答をどうぞ」 『お前に娘はやらん!!』と怒鳴っていた彼女の父親が結婚を認めてくれた。 どうして? 戦士「彼氏の、一生懸命で熱い思いに心を打たれたから」 下級魔物「…………」 下級魔物「(最悪です。 ひねりも何もない。 糞オブ糞回答で……)」 武道家「ぶほほほほほほwwww心打たれたんかーいwwwwwwww」 デデーン 武道家 タイキック 下級魔物「(え、なんで笑った?)」 武道家「しまった…………来る!!!!」 バチーーーーン!!!! 武道家「ぐおおおおおっ!!!!!!?」 戦士「さすがは四天王。 はい」 下級魔物「武道家様!どうぞ!」 『お前に娘はやらん!!』と怒鳴っていた彼女の父親が結婚を認めてくれた。 どうして? 武道家「父殿は、本当に娘をやらない気などなかったのだろう。 学園都市で身につけた最新装備がなければ、消し飛んでいるところだった。 立っているのがやっとだ……」 戦士「次はこちらからいくぞ!!」 武道家「俺だって!!」 『彼氏が絶対に結婚したいと、懇願し続けたから』 デデーン… 『恋のキューピッドの妖精の力で、まず父親が彼氏に恋をして、彼氏が娘と結婚したいという要求に対して彼氏を想うあまりに承諾したから』 デデーン… 『宇宙人がやってきて、結婚を認めたくなるビームをかけたから。 ビームの速度はトビウオと同じくらい』 デデーン… 『実は娘が地底人であることに気づいた父親は、怒りを買ってはいけないと渋々結婚を認めることになった。 地底は意外にも涼しく、累進課税制度が整っている』 デデーン… 『彼氏がひいおばあちゃんちの実家にある暖炉をもってきたところ、和やかムードになったから』 デデーン… 『逃走中の銀行強盗が部屋に入ってきて、それをやっつけた彼氏に漢としての強さを見出したから。 呪文で近道できないかしら」 僧侶「魔王城内では移動に関する呪文は全部かき消されてしまいます」 勇者「……今なんか、後方から凄い音がしなかったか」 僧侶「戦士さんが戦っているのでしょう。 魔王の企てを止めたあとに、急いで戦士さんを助けに行きましょう」 勇者「ああ……。 戦略的に考えたの。 魔王城の入り口から弱い順番で敵が配置されているでしょ。 きっとこの次の広間で待つ四天王の方が強い」 魔法使い「私よりも天才なあなたこそ強敵に充てがうべきよ。 切り札を雑魚相手に使うことほどもったいないことはない。 家に帰ってドラゴンRPGやりたいのに、こんなところで怪我しちゃいらんねーっつーの」 賢者「おい、そこのお前」 中級魔物「ひぃ!!四天王様!!」 賢者「私らは今から笑いで勝負を決する。 だから大喜利のお題を出せ」 中級魔物「それじゃあ、今RPGにはまってることだし……」 中級魔物「私がみなさんに『新しい仲間が加わったんだって?』と尋ねるので、誰が加わったか答えてください。 次に私が『それはよかったねぇ』と言うので、そこでまた一言答えてください」 賢者「通なお題が出た」 魔法使い「座布団が出てきそうな雰囲気ね……」 賢者「どんなルールでもあなたに勝つわよ。 新しい仲間が加わったんだって?」 賢者「恋人のいない僧侶が加わったんです」 中級魔物「それはよかったねぇ」 賢者「クリスマスは他宗派のやることだって言ってました」 魔法使い「……ふん、仲間の悪口で笑うほど性悪じゃないわ。 新しい仲間が加わったんだって?」 賢者「僧侶が加わったんです」 中級魔物「それはよかったねぇ」 魔法使い「はい。 本当に、心の底からよかったです」 中級魔物「……?」 賢者「はぁ?全く笑いどころがないんだけど」 魔法使い「あんたの汚い言葉で汚れた、お耳直しよ」 賢者「遊んでる暇なんてないと思うけど。 新しい仲間が加わったんだって?」 賢者「魔法使いが加わったんです」 中級魔物「それはよかったねぇ」 賢者「30過ぎの童貞でした」 デデーン 魔法使い タイキックー 魔法使い「私の悪口で来るかと思ったら……」 バチーーーーン!!!! 魔法使い「きゃああああああっ!!?」 魔法使い「な、なにこの痛み……今までの比じゃない……。 魔王の座までもうすぐでしょうか」 勇者「……ふたりとも無事かな。 魔法使いの相手も強そうだったし」 僧侶「きっと大丈夫です。 仲間想いのあの子なら、誰もが笑顔になるようなやさしい冗談を思いついてくれます」 勇者「そうだな……。 朧月夜の開闢トーナメント2020で、俺を敗北させた相手だ。 僧侶と決勝戦で戦うはずだった」 勇者「こいつは危険だ!!こいつのリズムネタは……」 僧侶「ここで誰が戦うべきか、考えるまでもありません」 ポチッ 笑わせ師「君が僕の相手か。 人を笑わせる点に関してはそれなりに自信があるのですが……。 だからあなたが上に行かなければいけないのです」 勇者「弱点ってなんだ?ええと、自爆が多いとか?」 僧侶「それも時々ありますが、内緒です。 決闘に集中したいので、はやく上に行ってください。 私のお手製ですから」 勇者「……いつもありがとな。 ところで、お前の弱点ってのはなんだ?」 僧侶「笑ってからのお楽しみですよ」 笑わせ師「ふーん、まあいい。 さっさと決闘を始めよう」 僧侶「その前に、一つお尋ねしたいことがあります。 お題を決めたい」 僧侶「……リズムネタなら引き受けませんよ」 笑わせ師「いや、リズムネタ以外でやるつもりだ。 ここまで来た君が、僕のリズムネタで笑うとは思えない。 あれは人を笑わせるものじゃない。 ろくに景色も見えやしない。 困ったな、『新卒の採用面接』で忙しいというのに。 新卒の採用面接を受けに来たものです」 僧侶「わ、私もです!!城の中で迷ってしまって……果てしなく歩いていたらここに着いていて」 上級魔物「なるほど。 人間が四天王になってから人間枠の採用もできたからね。 でも残念ながら今日は緊急事態が起きて中止になったんだよ」 笑わせ師「それじゃあ面接は受けられないんですか?」 上級魔物「そうだね、残念ながら」 笑わせ師「でもどうしても、憧れの御社に入りたいんです。 入社希望の手紙をいくつも送っていました!」 僧侶「パスポートの関係で、再びいつここに来れるのかわからないんです。 これだけ熱意のある人間の面接を拒んだことが後でしれたら、人間四天王からの評価が下がる可能性がある)」 上級魔物「(こいつらは形だけでも面接して、採用にしておいた方が私の評価のためには良さそうだ)」 上級魔物「……わかった!君たちの熱意に負けたよ。 自己紹介からお願いします」 笑わせ師「笑わせ師と申します。 どうぞよろしくお願いいたします」 僧侶「僧侶と申します。 どうぞよろしくお願いいたします」 上級魔物「順番に質問していきますね。 まず、笑わせ師さん。 もういい。 では公平性を期するために、次は僧侶さんからお尋ねします。 今まで一番力を入れてきたことは何ですか?」 僧侶「セクハラですか!!!!!?」 デデーン 笑わせ師 タイキックー 笑わせ師「過敏過ぎるwwww」 笑わせ師「しまった……」 バチーーーーン!!!! 笑わせ師「(ぎぃいいいいいいいやぁあああああああ!!!!!!)」 上級魔物「せ、セクハラなんて誤解だ!!ええと、君!!力を入れてきたことを答えて!!」 笑わせ師「いてて……今、一番力を入れています……」 上級魔物「面接に対してかね?そういう変化球の回答は印象がよくないよ。 私は笑わせ師として、地方の飲食店でアルバイトをしていました。 そのお店では月に1度ほどショーを開催するのですが、最初に踊り子が、次に笑わせ師が出場する順番となっています」 笑わせ師「ある日の夜のショーで、僕が新しいネタに挑戦したところ、全くウケずに白けてしまったんです。 一人宿屋に戻って落ち込んでいると、ノックの音が聞こえました。 ドアを開けると踊り子さんが立っていました。 年上の女性で、ベテランの方です。 僕のことを心配して来てくれたんだと思いました」 笑わせ師「暖かい飲み物をつくってくれて、飲んでいるうちにふと涙が出てしまいました。 すると、彼女が僕にそっと口づけをして、ベッドに押し倒したんです。 さぁ、次の質問に行きましょう」 僧侶「はい……」 上級魔物「では僧侶さん。 あなたを物に例えるとなんですか?」 僧侶「油圧シリンダです。 クロームメッキと青銅系鋳物を使用してロッドの損傷を防止しているかの如く耐久性に自信があります。 では、次の質問です。 次のネタで倒せる……)」 上級魔物「他に質問はございませんか?笑わせ師さんは?」 笑わせ師「(笑いで、素人に負けてたまるか。 この女は下ネタに弱い。 一人漫才、ショートコント。 ブレイクこそしなかったけど、それなりにウケていた)」 笑わせ師「(でも、俺のネタで大勢のひとたちが笑ってくれたのが、リズムネタだった。 こどもまであんなにゲラゲラわらったのが嬉しくて、それでリズムネタをやるようになったんだ)」 笑わせ師「(俺はあの時、ある種のプライドを捨てたんだ。 俺が求める笑いをやるんじゃない。 人が求める笑いをやろうと)」 笑わせ師「(いつの間にか、それが俺のプライドになっていた)」 笑わせ師「……はい。 そうだよな。 大人はこんなの……)」 僧侶「うふふふwww」 デデーン 僧侶 タイキックー 笑わせ師「うっ……くそ……なんでだよ!!」 笑わせ師「お前ならこれくらい我慢できただろ!!無理して笑ってんじゃねえ!!」 僧侶「私の弱点は、愛想笑いが大好きなところです」 笑わせ師「ふざけんな!!」 僧侶「ネタそのものにではなく。 ついに、魔王の間にたどり着いた」 勇者「奥に輝いている球体が見える。 そうだ、俺は勇者じゃない……」 魔王「私は魔王だ。 そうだな、実力ではお前らは私らには決して勝てないのだからな。 一周目がそうであったように」 勇者「一周目!?お前は記憶が残っているんだな!」 魔王「世界中の教会を破壊し、貴様ら勇者の復活の力を奪ったつもりだった。 だがここで、イレギュラーが発生した」 勇者「イレギュラー?」 魔王「不死鳥だよ。 これがその卵だ。 俺がとどめをさす瞬間、貴様はこの不死鳥の卵に触れた。 そのせいで、パーティーメンバーもろとも復活できたのだろう」 勇者「なるほど。 でも、笑ったら尻を叩かれるというルールは何故?」 魔王「この世には、使うとランダムに何かが起きるという呪文がある。 この卵の保護呪文にそれがかけられており、その効果が貴様らに付与されたのだろう。 だから私も迂闊にこの卵に手を出せなかったのだが……」 勇者「王様と姫様たちがおかしなテンションで笑わせてきたのも、その影響か……」 魔王「まもなく卵も孵化する。 孵化した日の翌日には、保護呪文の影響は消滅する。 そのくだらない笑いのルールとおさらばできるぞ。 不死鳥は最初に見た顔を自分の親だと認識する。 だから、貴様にこの部屋にいてもらっては困るのだ」 魔王「俺は不死鳥を手なづけ、この世界で最強の存在として君臨するのだからな!!」 バタン! 勇者「扉が閉じた!?」 魔王「並の魔物では開けられぬ仕組みだ。 よそ者に戦いを邪魔されたくないのでな。 下ネタでも何でも使ってこい」 魔王「ふん。 魔族の王たる俺が、下ネタなぞ使って笑いを取るか」 勇者「何?」 魔王「いいか勇者。 昔、とある笑わせ師が言っていた。 笑いは悲しみと表裏一体なのだと」 魔王「緊張と緩和。 意外性と納得感。 相反する要素を組み合わせる、魔力を使わぬ魔術なのだ」 魔王「お笑いの真理を応用すれば、どんなくだらないギャグでさえも、高尚なジョークへと昇華できる」 勇者「なんだと……」 魔王「では、試そう勇者。 下ネタなんて笑うに決まってんじゃないか……魔王のくせにずるいぞ……」 魔王「フリがきれいだっただろう。 ゲスなメンバーとともに旅してきた運命を呪うんだな」 勇者「……ゲスなメンバー?お前、今俺の仲間を侮辱したのか?」 魔王「そのとおりであろう。 相手のペースを完全に飲み込む技。 本来であれば貴様など瞬殺しておるというのに。 だがボロボロではないか」 勇者「……くそ……」 ピキピキ… 魔王「卵にヒビが入った。 もう間もなくだな」 魔王「万が一にも孵化の瞬間に貴様の顔を見られら台無しだ。 でも俺には、俺を支えてくれるたくさんの仲間がいるんだ」 魔王「くだらない!!お仲間との冒険中に起きた愉快なエピソードでも話す気か?」 ガサ… 魔王「いまさら道具袋から何を取り出すつもりだ?」 勇者「これは……アカデミーのみんなから貰った寄せ書きだ」 魔王「ふん、俺の使えぬ四天王が教師をやっていたところか」 勇者「記憶を失っていたし、短い間だったけれど……俺をあたたかく迎えてくれる人たちがたくさんいたんだ」 魔王「くだらん。 自分がそばにいなくても体力と魔力を回復できるようにって、寝る時間を削っては仲間のためにつくってくれていたんだ」 魔王「決闘モードでは道具による回復はできん。 魔王をついに倒した」 勇者「……ふっ。 王様、姫様」 王様「よくぞ無事じゃった!!」 姫「申し訳ございません……アカデミーの招待状が、魔王側の策略だったとは……」 魔法使い「結果オーライですよ。 魔王の野望も打ち砕けましたし」 姫「勇者様の肩に乗っているかわいらしい鳥は?」 戦士「新しい仲間だ。 やはり記述されていますね」 姫「皆さんが笑った回数を発表します!」 魔法使い「ええ!?」 姫「4位からの発表です。 戦士さん。 笑った回数10回!」 戦士「全然笑ってないな。 まぁ笑わせ役に徹していたからな」 魔法使い「…………」 姫「3位は、勇者様。 笑った回数17回」 魔法使い「あんたそんなに笑ってたっけ?」 勇者「魔王が強敵でな……」 姫「2位は僧侶さん。 22回」 僧侶「……ということは」 姫「1位、魔法使いさん。 しばらくはゆっくり休まれてください」 僧侶「そうですね。 賞金で得た50万Gもありますし、魔王討伐による100万Gも加えて贅沢三昧することにします」 王様「ええと……ちょっと急用を思い出した!!」 姫「お父様、約束は約束ですよ」 王様「そしたら経費削減で、お主の部屋も個室の便所になるが?」 姫「ええと……ちょっと急用を思い出しました!!」 アハハハ!!! デデーン 全員 アウトー 〜fin〜 コメント一覧 19• 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします• 2020年04月29日 06:55• 頑張って1P読んだけど… もしかしたらこの後で面白くなるのかな?• 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします• 2020年04月29日 11:49• 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします• 2020年04月29日 07:27• テンポが悪い このネタは見切り発車で始めると痛い目を見るんだよ 出直してきな• 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします• 2020年04月29日 08:10• 何 故 飛 ば し た• 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします• 2020年04月29日 11:13• 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします• 2020年04月29日 11:15• 頑張って最後まで読んだけど…色々と展開を混ぜすぎだYO! 魔法学園も不死鳥も本筋から離れるだけでまず不要。 もっとシンプルに『笑ってはいけない魔王城』くらいに絞ってよかったと思うんだが。 お笑いネタ部分は文字ベースで面白くするのがそもそも難しいので微妙クオリティでもしゃーない。 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします• 2020年04月29日 12:16• いやそこを何とか出来ないならそもそもこのネタでやる意味ないだろ• 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします• 2020年04月29日 21:03• わりと好き• 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします• 2020年04月29日 23:02• 序盤はまだ評価できる その後の大喜利に逃げて謎の学園編が始まってお笑い一本勝負で締める流れは無茶苦茶だよ• 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします• 2020年04月30日 01:33• 耐えられん• 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします• 2020年04月30日 23:27• 俺メッチャ面白かったけど、みんな酷評だな• 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします• 2020年05月01日 07:36• 見た目のインパクトや会話のテンポ・リアクションがある映像作品をそのまま文章にしようとしてる時点でもう無理だよね 文章じゃその辺絶対に出せないんだから まあ、それを差し引いたとしても絶望的につまらないけど• 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします• 2020年05月01日 20:42• 正直めちゃくちゃ面白かった 笑いの沸点が低いかもしれん…• 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします• 2020年05月02日 06:52• 序盤が完全に笑ってはいけないだから想像出来て面白かった それ以降はまあ…ね• 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします• 2020年05月02日 21:20• 文章でやるのは無理がありすぎ 薄めたカルピス• 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします• 2020年05月02日 22:53• ドラドラ~• 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします• 2020年05月02日 22:56• 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします• 2020年05月11日 06:09• 序盤は面白かったが中盤からは「圧迫面接ですか!?」しか笑えなかったかな…………• 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします• 2020年05月11日 06:13• まぁ、こんなまとめサイトの片隅で文句言ってる様な底辺が言えたことじゃないんだけどね.

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絶対に笑ってはいけない勇者一行|エレファント速報:SSまとめブログ

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あの原作小説を良くぞ描いた!(笑)いやー普通の漫画家さんなら断るぞ。 さてこの本(1巻)についての感想を、主役のもつ雰囲気を表すのにはこのパターンで行くのが一番良いのかなと思います。 コメディー調で時々シリアス、原作の導入部でまだまだ1速で派手なシーンを描くわけにいかない。 という縛られた状況で最大限の成果を出していると思います。 これからのファンタジー地獄を思うと漫画家さんが過労で倒れないことを願うばかりです。 (小説で傾国の美女とか書くのは良いが、それを描く方の身に成れ、しかも20数人)背景とか小物までしっかり描くタイプなのでその苦労たるや・・・ 応援してあげてください。 買って漫画家さんを応援してあげてください。 そして2巻3巻以降が本来の実力を発揮する場になると思うのでぜひお付き合いをお願いできればと思います。 そして長い原作小説を思うと今のうちのどれだけ伏線を仕込めるか!そして回収出来るまで出版元が耐えれるか楽しみです。 w ある日教室を魔方陣が包み込み クラスメイト全員!異世界へ・・・そして ポツ~ンと転移先の森でたたずむ主人公の彼 題名にも入ってた『ぼっち』から始まる物語です このマンガ家さんは 上手いマンガ家さんなのでしょう 前半はよくあるパターンのスキルレベル上げの日々 そして後半クラスメイトと遭遇した所から 作風が がらりと変わります! まぁ~クラスメイトが 出てくる!出てくる! こういうマンガはダメになることが多いです・・・しかし! 前半の後半も『めちゃ!面白い』です この原作をしっかりとマンガにしている所は『さすが』です このマンガは本に挟まってるチラシで知りました マンガのページが数ページ載っているバージョン!です それだけ出版社が『力』を入れている ということなのでしょう 読んでみて面白そうだったので購入! 結果・当たりとなった訳です! 作画はしっかりとしていて安定の作画です 異世界モノとしては新しい感覚を感じる作品でした 内容も読みやすかったです みなさんも読んでみてはいかがですか クラスメート全員が転生するためひとりぼっち要素は他のなろうと比較しても遥かにないです。 また、本来は明かされて然るべきな「目立つクラスメートの情報」が意図的に伏せられており それが漫画3巻まで開示されません。 転生後の情報が出てこないのは仕方ないとしても、転生前に主人公が所持している人物情報を その人物を視認しても読者に開示しない、それが取るに足らない情報であれば構わないのですが 主人公はその非開示状態の情報を元に行動を始めます。 そのため行動理念がわからない読者は主人公に感情移入が出来ず本来盛り上がる場面に至っても 遠くから情景を眺めている状態になります。 3巻終盤のすべてが終わったタイミングで公開されるのですがそのときには一悶着は解決しており これが続けて読めるWEB小説や1冊にまとめられた小説であればまだ良いのですが、漫画の場合 3巻分を読む労力と買う金銭的負担両方を強いるため、ファンタジー系異世界転生コミカライズが いくらでもある今のご時世、コミックとの相性が悪いこの作品を好意的に評価はしづらいなと 感じ、作者様には申し訳ないのですがこの評価とさせていただきたく思います。

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無職転生 − 異世界行ったら本気だす

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