法斑静火 局長。 『PSYCHO

PSYCHO

法斑静火 局長

宮野真守(以下、宮野) TVシリーズ『PP3』は1話1時間という枠だからこそできる硬派な刑事ものという印象がありました。 僕は法斑静火を演じるのにあたり、(塩谷直義)監督のお話を伺いながらお芝居していたのですが、「彼がなぜこんな行動をするのか」「彼が何を目指しているのか」の答えを聞くたびに驚きがありました。 この『PP3』にはいろいろな伏線が張りめぐらされているんですが、その細かい作り込みに監督の愛情を感じるんですよね。 監督はこの作品で、どれだけやりたいことがあるんだろうと。 その膨大な設定や巧みな構成がこの作品の最大の魅力だと思います。 宮野 彼が何をやろうとしているのか、それが表向きにはわからない。 その謎めいたところが、静火のひとつの魅力だと思うんです。 ただ、その謎めいた静火を、僕は謎のまま演じてはいけないなと思って、収録のたびに監督に情報をどんどん更新してもらって、静火の中にある信念や正義感を貫き通すということを念頭に置いていました。 その信念や正義感が劇中に表に出てくることはほとんどないのですが、静火が抱いている想いを考えながら、声を出していきました。 宮野 実は『PP3FI』で一度だけ、彼が穏やかに語り掛けるシーンがあるんです。 今までの彼とは違う語り口で。 あのシーンで、彼の精神性や目的に対する思いが垣間見えるんです。 あのシーンは、静火が初めて表に出した感情なんです。 きっと、そのシーンを見ると、彼がより不思議に見えると思います。 宮野 今回の魅力のひとつは、この2人(灼と炯)のキャラクター性だと思います。 新しいバディのかたちと、新しい能力にシリーズのファンのみなさんも驚いただろうし、事件の捜査の在り方や人の描かれ方が広がっていくことで、物語が面白くうねりを見せていく。 バディの関係性も変わっていくし、それぞれの成長物語も描かれるところが、とても面白いです。 あのときの炯にはどんな印象がありましたか? 宮野 炯はすごく実直だし、正義感も強いうえに、弱点(妻の舞子・マイヤ・ストロンスカヤ)がはっきりしている。 静火から見ると、ある意味で扱いやすい相手だったんでしょうね。 同時に、静火の狡猾な一面が垣間見えたんじゃないかと思います。 〈ビフロスト〉という場をどのように捉えていましたか? 宮野 〈ビフロスト〉で会話をしたときはシビれましたね。 ふたり(代銀と裁園寺)には負けられないなと。 ふたりを演じるのは大先輩(中博史/代銀遙熙 役、田中敦子/裁園寺莢子 役)の方々で、役者としては胸をかりますが、静火としては相対している心持ちでした。 緊張感を抱きながらも、言葉を交わさせていただきました。 宮野さんには〈シビュラシステム〉が管理する社会に対して、どんな思いがありましたか。 宮野 〈シビュラシステム〉は正しい、正しいんです、けど……それで良いのか? そういう「けど」が付いてしまう気持ちになるところが、この作品の面白いところだと思います。 犯罪面に関しては(潜在犯を取り締まることで)犯罪者が少なくなるわけで、もしかしたら治安が良くなるのかもしれない。 職業の適性を判断してくれるというのも人生の早道なのかもしれない。 でも、正しいことや早道することだけが面白いことかというと、そうでもないと思うんです。 僕はいろいろな経験をさせてもらってきたからこそ、今それが肥やしになる仕事をさせてもらっている。 どんな人生でも、遠回りやいろいろな経験を積むことが、より豊かな生き方につながっていくことだと思うんです。 たとえば、職業であっても、僕は自分で適性を見つけていくことのほうが好きですね。 だからこそ「〈シビュラシステム〉と人間」という題材は面白いなと思います。 システムだけに頼りきりになると、間違いがあっても気づかないし、間違った正義を信じてしまうかもしれない。 だから、システムには人間がいる。 そのテーマが、この『PP3FI』でも描かれています。 宮野 これまで静火を見てきてくれた方は「なかなかしゃべらないキャラクターだな」と思っていたかもしれません。 きっとラスボスだろうと思っていた人も多いと思います。 第8話の炯に対する態度とか、いかにも怪しいですからね(笑)。 でも、『PP3FI』をご覧になると、静火がまぎれもなくメインキャラであったことがわかると思います。 僕も『PP3FI』のストーリーを知って、安心しました。 ぜひ、ご覧いただき、その展開を楽しんでください。 『PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR』 2020年7月15日発売 Blu-ray:9,800円(税別) DVD:8,800円(税別) (C)サイコパス製作委員会•

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サイコパス4期の放送予定はいつで劇場版映画続編は?3期最終回で全て謎や伏線は回収される?

法斑静火 局長

Contents• 劇場版 PSYCHO-PASSサイコパス3 『FIRST INSPECTOR』ネタバレ・考察 今回の最新作『PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR』は、劇場での2週間限定の公開と同時に、AmazonPrimeでも編集版が配信されるという異例の公開となりました。 劇場版、AmazonPrime共に観たところ、内容は同じですが、劇場版ではエンドロールの後にエピソードがありました。 その辺りも含めてお話していきます。 劇場版 PSYCHO-PASSサイコパス3 『FIRST INSPECTOR』あらすじ TVアニメシリーズ第3期を見た方はお分かりでしょうが、ストーリーはTVシリーズの続編です。 アニメ3期では、社会復帰した六合塚弥生(くにづか やよい)が、インスペクターである梓澤廣一 あずさわ こういち に襲撃され、公安局ビルへの入館パスを奪われたところで終わりましたね。 梓澤廣一は、入館証を用い公安局に潜入。 ネットワークを掌握し公安局ビルを封鎖し、監視官や執行官たちの通信を断線する。 さらに、パスファインダーたちを活用し、閉じ込められた監視官や執行官たち、東京都知事の小宮カリナをも襲撃し始めた。 その頃、炯・ミハイル・イグナトフはビフロストのコングレスマンからの通信があり、公安局内で密かに動く。 一方の慎導灼は梓澤に囚われてしまう。 危機に陥った灼や炯、そして公安局は最悪のテロにどう立ち向かう…? 劇場版 PSYCHO-PASSサイコパス3 『FIRST INSPECTOR』見所 占拠された公安局で繰り広げられる、激しいゲリラ戦が見所!! サイコパス版『ダイ・ハード』と言っても過言ではない臨場感が圧巻です。 塩谷監督も意識したとコメントしていました。 占拠された公安局の超高層タワー、屋上やコンピュータ室での銃撃戦、ゲリラ戦など、劇場版にしたのも納得な迫力でした。 3期アニメでダレたという人には、『ダイ・ハード』的な映像もあまり良い印象で無さそうですが、私は『ダイ・ハード』の構造を模すだけではなく、サイコパス世界の躍進的な成長を見ることができたと思います!!劇場では椅子が揺れて、まるで4Dのような体感でした!! 劇場版 PSYCHO-PASSサイコパス3 『FIRST INSPECTOR』ネタバレ ここでは作品時系列ごとにポイントを絞って、ネタバレをしていきたいと思います。 初っ端から梓澤廣一のヘルメットから目が離せない! 物語はアニメのラスト、梓澤廣一が引き起こした六合塚弥生の事故シーンから始まる。 とにかくこれだけは言いたい!!初っ端から梓澤廣一のヘルメットが何たる奇抜さ!!オールオレンジにスター付きですwあなたそんなキャラだった?と思えるようなファンキーさにぜひ注目して頂きたいですwww 「通報はしてある。 あとは君次第だ。 頑張りたまえ・・・」そう残して、梓澤廣一は事故現場を原付でw去ります。 コングレスマン代銀遙煕から、炯・ミハイル・イグナトフの元に電話が・・・ 自宅で舞子と食事中に電話が鳴ります。 「乗るべき船を間違えないよう忠告したくてね・・・」代銀は炯の謎の死を遂げた兄の情報をダシに、また、妻の舞子をいつでも施設に戻せると脅し、警告します。 炯は音声から飛行機のエンジン音を掴み発着場を割り出し、有明空港に向かう。 舞子に「あっちゃんには?」と言われても、「ガセかもしれない」と、そのまま一人で向かいます。 幼なじみで互いに精神的ザイルパートナーである慎導灼、二人は今、仲違い中でしたね・・・ その頃ビフロストでは・・・ コングレンスマン代銀は、炯への電話を終えると、席に戻りリレーション再開。 「ここのシステム開発を担った法斑一族の継承者と一対一とは、胸が高鳴るよ・・・」と代銀。 「ゲームスタートだ!」の梓澤の一言から始まる、公安局絶体絶命の窮地! ファンキーなヘルメットを被ったまま、梓澤は公安局ビルへ向かい六合塚のパスを使い、すんなり潜入成功。 小型の虫のようなロボットを大量に局中に拡散させます。 この時、執行官たち、廿六木天馬と雛河翔は食堂でご飯を、如月真緒は入江一途に呼び出され、2人でバルコニーに。 都知事の小宮カリナは公安局に訪れ、唐之杜志恩と共に居ました。 そして、霜月美佳は六合塚の事故を聞きつけると同時に、公安局ビルの異変に気づきます。 公安局ビルの回線が遮断された上に、建物そのものがシャッターにより完全封鎖。 通信機も電話も一切機能せず、内部と外部との通信も遮断、監視官や執行官同士の通信もできません。 内部の非常シャッターも降り、一つ一つの扉を手動でシステム解除しないと開かず、それを出来る人間も限られる。 なんと、完全なるシステム管理が仇となったシステムテロ!これは絶体絶命のピンチ!! 「では、ゲームスタートだ!」 梓澤は収容されていた小畑を連れ出し、留置されていた潜在犯達も解放。 「君たちは自由だ」武器と刑事のリストを渡し、捜査官を人質にとり廃棄区画へ脱出しようと煽るのでした。 局内にはパスファインダーも潜入し、鉢合わせた局員が次々と殺されます。 そして、梓澤が局内へ通信を始めます。 「現在このビルは完全封鎖され、陸の孤島と化しました。 低層エリアには有毒ガスが充満し、職員数百人が閉じ込められている。 おまけに留置所を飛び出した潜在犯は自由を求め皆戦う気満々だ。 彼らを捕まえようにも、1係は監視官不在、2係は壊滅、3係は外出中でビルには入れない。 局長さんは海外の傭兵に捕まり、1係の慎導監視官もどこかに閉じ込められている。 皆様が無事に解放される方法が一つだけありますよ。 30分以内に小宮都知事が会議室に戻り、辞任宣言を収録する。 」 目的は小宮カリナのようです。 見ているだけで鳥肌が立つ、絶体絶命のピンチです。 その頃、炯は・・・ 有明空港に到着した炯にはじめに接触したのは、外務省行の須郷徹平。 炯の通信と行動は外務省の監視対象だったのです。 炯が抗議している最中、激しい銃撃が降り注ぎます。 パスファインダーに待ち伏せされていたのです。 2人は協力し、激しい襲撃を何とか凌ぎます。 そこに外務省のヘリが到着。 宜野座の遠隔射撃で難を逃れます。 須郷は負傷し車で搬送、炯は外務省のヘリで同行、移動中に公安局の異変を感知し、ヘリは公安局へ向かいます。 慎導灼と梓澤廣一の対面! 灼は1係の部屋で呑気に寝ていたため、すんなり梓澤に囚われました。 椅子に縛られ目隠しされた灼ですが、梓澤と初めて向き合い会話します。 梓澤の企みと計画、そして、人格を知る・・・「シビュラ的な選択をしているか知りたいだけだ。 」と話す梓澤。 そして、梓澤は灼に共通点が多いと言います。 その一つに灼の父の存在があると。 「あの人は人を狂わす。 」梓澤は人をゲームのコマにするやり方は灼の父から教わったのだと話します。 灼は梓澤のメンタルトレースをしますが、灼の父を知る梓澤には、メンタルトレースの存在も知られています。 大して情報を得られぬまま、梓澤はその場を立ち去ります。 椅子に縛り付けられたまま放置された灼は、何とか脱出できないかと試みます。 窮地打開の救世主!唐之杜志恩のお手柄! 1係のメンバーは、各々の場所で潜在犯に襲撃されるも何とか制圧し、廿六木・雛河と霜月が合流。 サーバールームが占拠されたと確信し、ドミネーター保管庫へ向かいます。 如月と入江はバルコニーから中に入れずに屋上へ。 志恩は小宮カリナと共に敵から逃げつつ廃品回収室に向かい、廃品の中から小型のダンゴムシを即席改造し、1係の通信手段を取り戻します。 このダンゴムシくんの活躍は素晴らしいです!!大量の敵メカに襲撃されても一体で懸命に戦います!! そして、志恩は小宮カリナと共に灼の居場所を突き止め救出。 3人は奪われたシステムのコントロールを取り戻そうとサーバールームへ向かいます。 公安局へ到着した外務省のヘリの目の前には、局長が・・・ 局長はパスファインダーに捕らえられ、屋上から自ら身を投げました。 その姿を通信で局内の1係に見せる梓澤。 小宮カリナの動揺とサイコパス汚染を狙ったのでしょう。 そして、パスファインダーはヘリを狙って激しい銃撃戦が始まります。 ヘリにいる炯は、屋上にいる如月と入江を見つけ、ヘリから拳銃を投げサポート。 拳銃を受け取った如月と入江は何とか猛攻撃を阻止します。 そして、ヘリから降りた炯と狡噛は、如月と入江と合流し局内へ、宜野座はヘリを操縦しその場を離れます。 局内で炯と灼が通信し、サーバールームで合流する約束をします。 やっと2人の会話が見れました。 サーバールーム前では、パスファインダーとロボットが待ち構える・・・ 炯と灼のチームが合流しました。 パスファインダーは狡噛が引き受けます。 如月と入江はロボットと戦闘。 何とかその場を逃げ切った炯・小宮・志恩はサーバールームへ。 灼は地下駐車場に囚われた小宮カリナの秘書を助けに向かいます。 霜月チームはドミネーター保管庫に到着するも・・・ 保管庫はすでに敵の手により破壊、潜在犯とロボットに待ち伏せされていました。 しかし霜月は、隠されていた試験的に作られ、お蔵入りとなったショットガン型ドミネーターの試作モデルを取り出し応戦します! これが、何とも厳つくカッコいい!!熱がたまると時間を置かないと次が打てないのが難点ですが。。。 打ってみたい!! サーバールームでシステム奪還!! サーバールームへ向かう炯・小宮・志恩の元に、ドローンを使って外からドミネーターが届きました。 宜野座の活躍です。 そして、小宮・志恩はサーバールームへ入ることに成功します。 しかし梓澤はここにも罠を仕込んでいました。 3分以内にシステムを掌握できなければ、毒ガスがサーバールームに散布される。 志恩は一つしかないガスマスクを小宮に装備させ、命がけでシステムを奪い返します。 サイコパスが改善しつつある志恩。 しかし、「自由」が待っていることに怖さを抱いていたのだとか。 これを乗り越えることで何かが変われるかもしれないと・・・懸命にシステムを奪還しようと動く。 無事にシステムはの大半は取り返したものの、志恩は毒を吸い重体。 志恩さん!!あなたは今作のMVPです!!!!!! その後、霜月チームがサーバールームへ到着。 雛河が志恩の作業を引き継ぎ、サーバールームで残りのシステムを制圧しに取り掛かります。 炯は小宮カリナを護衛しつつ一番安全だと思われる局長室へ向かいます。 低層エリアで毒ガスが毒ガスでないと気付いちゃった灼 地下駐車場へ向かった灼は、待ち構えるロボットと対峙しギリギリで勝利。 小宮カリナの秘書オアニーを救出します。 そこで、灼は梓澤の思考を理解する。 取り戻したシステムで梓澤に聞かれないよう1係に通信をします。 「館内に充満しているガスはブラフです。 梓澤は人が選択を間違えたら死ぬよう仕向ける。 だけど、死なせるつもりはないんだ。 」 灼は低層エリアでガスマスクを外して見せる。 本当に毒ガスではなかった〜〜〜!!梓澤の真理を掴みつつある灼。 局長室にたどり着いた炯と小宮、しかしその行動は梓澤に知られていて・・・ 局長室に到着した炯と小宮。 しかし梓澤がこちらの動きを把握して通信をしてきました。 パスファインダーを局長室へ向かわせたと知り、情報が早すぎると炯は発信機を疑います。 灼が都知事にプレゼントしたという口紅、実は灼はそんなこと知らず、梓澤が仕向けた発信機だったのです。 炯はその発信機を逆手に取り、小宮の居場所を翻弄させパスファインダーを巧みに撃退します。 そして、マカリナにパスファインダーをトレースしてもらい、パスファインダーの声で都知事を殺したと梓澤に報告させました。 慎導灼が梓澤廣一のメンタルトレースで父を見つける 灼は、梓澤のメンタルトレースの中で、謎の死を遂げた父を見つけました。 灼は、記憶の中から失くしていた過去を思い出します。 「孤独を選んではいけない。 必ず誰かに命綱を握ってもらいなさい。 」幼い頃、父に言われた言葉。 母を亡くした時、死に立ち会ったにも関わらず、灼の色相には変化が無かったこと。 自身が免罪体質者であったこと。 父は免罪体質者である灼がシビュラに見つかることを恐れ、灼を守るためにコングレンスマンを頼ったこと。 父が自分にシビュラシステムの正体を教えていたこと。 父と共に、シビュラシステムの前に立っていたこと・・・ 「お前は、あれになる資格がある。 ただし人ではなくなり、父さんとはもう暮らせない。 どうか、一人の人間として、慎導灼として生きてくれ。 」父の言葉は、まるで未来の灼がメンタルトレースで自分を見つけることを分かっていたかのように、灼に語りかけていました。 そして、父は灼を守るために、灼の記憶を消しビフロストに加担したのでした。 灼は、潜りすぎた。 自力では戻れなくなっていく灼・・・ 灼を救ったのは、命綱を握ってくれた炯でした。 「梓澤のゲームの終わらせ方が、分かったよ。 」炯に告げます。 リレーションの真意は「マカリナ」と突き止める法斑 その頃、ビフロストでは法斑が代銀の狙いを理解しました。 それは、小宮都知事が当選すること、そして死ぬこと。 それが必要だった。 シビュラシステムは、小宮カリナとマカリナを2人と認識した。 そしてマカリナにも選挙権を与えた。 それが進化するシビュラシステムに対抗するための構想だと話す代銀。 法斑は代銀も人工知能を使っていることを知っていた。 さらに、炯と繋がり連絡を取っていた法斑は小宮カリナの死は嘘偽りだと知っていて・・・ 外務省は梓澤との取引に乗り、梓澤を逃そうとする・・・ 灼は狡噛に、外務省行動課課長である花城フレデリカからの梓澤確保の指示を受けても、動かないでくれと懇願する。 しかしその交渉は決裂し、狡噛は花城の指示で梓澤の元へ向かう。 そこへ炯が到着し、狡噛を足止めします。 炯がゲリラで鍛え抜いた狡噛に敵うはずもなく、フルボッコにされます。 しかし、ボコボコにされても灼への時間は稼ぐ、相棒としての責務を果たします。 ビフロストでは、リレーション終了・・・ コングレンスマン代銀は小宮カリナの生存を知り破綻、ビフロストの鉄槌を受け消滅しました。 「ビフロストの破壊、そのためなら自分の命すらどうでも良かった。 」最後に代銀に告げた法斑。 唯一のコングレンスマンとなった法斑に、システムは新たなコングレンスマンを指名するか問います。 「シビュラシステムを指名します。 」という法斑。 シビュラシステムとビフロストシステムの初対面です。 「ようやく会えましたね。 併設型自動デバック診断修復サブシステム、通称ラウンドロビン。 あなたに感謝します。 」シビュラシステムは告げ、そして、ラウンドロビンはシビュラにより消滅しました・・・ 消滅したビフロストを前に、今回の働きによりシビュラは法斑にあることを提案する。 それを受け入れる代わりに、法斑は慎導灼を迎えにいくこと、もう一つ、収容中の常守朱の解放を申し出たのです。 法斑静火・・・あなたは何者ですか?! ついに梓澤廣一が局外へ!慎導灼と梓澤廣一がシビュラシステムの面前で対峙! 灼は梓澤に望みを叶えると誘い、一緒に逃亡の車に乗ります。 車内での会話で全てが明らかに・・・ ビフロストとは もともとシビュラシステム運用初期にデバックを行う極秘システムだったのを、出資者が己の利益のために運用を継続していた。 永遠の富を増やし続けるために、「ゲーム」が必要であったこと。 シビュラが人工知能に選挙権を与える、そこにシビュラの盲点が生まれる、そこが今回のゲームの狙いであった。 シビュラシステムとは 人間の脳機能を拡張し、人が人を超え、神の領域に踏み込んだテクノロジー。 この狂ったカオス理論の世界にようやく生まれた公正なジャッジ。 その価値は計り知れない。 梓澤の本当の目的はシビュラシステムの一部になること。 シビュラシステムの面前に立つ2人、シビュラの一員となりたいと申告する梓澤に「不可能」と告げるシビュラシステム。 免罪体質者は生まれつき罪人であり聖人である存在だと。 シビュラは梓澤の処分を決める。 ドミネーターの形状は処分に姿を変えます。 しかし、その審判を拒む灼。 こんなのシビュラのやり方ではない、梓澤の犯罪係数を計測してくれと。 「シビュラが俺に死ねと言ったんだ!!」梓澤は早く処分しろと灼に叫ぶ。 「死んでいい人間などいない!俺は沢山の人間に共感してきた。 正義のために罪を犯す人、他人の為に死ぬ人、シビュラシステムには罪人もいるだろう!!」灼はシビュラに訴える。 そして「罪を償う権利を奪うな!!俺はドミネーターが嫌いだ、でも一つだけ気に入ってる、それは引き金がついてることだ。 打つことの責任は、ドミネーターを握る人間にまだ委ねられている、そうじゃないのか!シビュラシステム!!」シビュラに問う。 灼の訴えをシビュラは考え、受け入れました。 ドミネーターはノン・リーサル : パラライザーに。 殴り合いの末に、灼は梓澤を処分せず、逮捕するのでした。 そして、霜月が灼を迎えに来ました。 法斑静火が公安局局長に就任 一件落着して、公安局に戻った霜月に告げられた驚愕の人事。 法斑静火が公安局局長に就任となりました。 さらに、法斑は収監中の常守朱を、霜月の執行官として任命したのです。 劇場版 PSYCHO-PASSサイコパス3 『FIRST INSPECTOR』考察 プライム編集版ではありませんでしたが、劇場版ではエンディングの後、常守朱が公安局に戻ってきたシーンがあります。 そして、局長室で新局長・慎導灼・炯ミハイル・イグナトフの前で、灼の父の事件、炯の兄の事件、自分が逮捕された事件について、常守朱自身が「お話します。 」というシーンで終わっています。 ラストのシーンから、次のシーズンはアニメ2期とアニメ3期の、間の過去が舞台になるのではないかと思っています。 1期2期の凄惨な事件を目の前にしてもサイコパスが汚染されることのなかった常守朱が、なぜ逮捕されたのか。 常守朱のサイコパスを濁らせるほどの何かがあったのか。 この謎が全く明かされていないので、次の長い長い伏線になっているのかなと思いますが、3期全体でも秘密にされていた伏線・・・次こそは回収して欲しいです!! そして、「不自由で自由、本当の人生とは、そういうものかと・・・」と言った法斑静火の正体が気になります。 劇場版 PSYCHO-PASSサイコパス3 『FIRST INSPECTOR』テーマ 今回のテーマは「罪を償う機会」と「自由」を描いたところではないかと思いました。 潜在犯ながらも社会復帰を果たした六合塚弥生の存在、「罪を償う権利を奪うな!」と叫び抵抗するクライマックスシーン、 犯罪者であっても贖罪の機会をという灼の意志は、灼の刑事としての志であり、同時に『サイコパス3』全体のテーマでもあったのではないかと思います。 1期の敵である槙島聖護は「システムの破壊」を求め死ぬ 2期の敵である鹿矛囲桐斗は「システムの改善」を要求し処分される 3期の敵である梓澤廣一は「システムの一因になる」ことを希望し罪を償い生きる システム側に入る資格があるにも関わらず、灼はシステムに抗議する。 そして、「引き金を引く権利は人にある」と言いシステムを【運用】する道を選びます。 神とも言われるシステムを目の前に、迎え入れるでもなく、従うでもなく、運用するという道は、1期で常守朱が示した道でもあります。 つまり『サイコパス3』は1期で放たれた指標が巡り巡って戻ってきた作品である、と言えるのかもしれません。 この素晴らしい循環こそが『サイコパス』という作品の普遍的なテーマかなと思います。

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『サイコパス3 FIRST INSPECTOR』を徹底考察!ビフロストから常守の謎まで!

法斑静火 局長

東宝系の対象映画館にて2週間限定ロードショーです。 今回はAmazonプライムビデオにも同日公開ということで、私はこちらで見ました! まぁ情勢が情勢なので・・・あと近くの映画館上映してなかった・・・ 前中後の編集版ですが内容はもちろん同じ。 「最高だった」 今回の映画、その内容のはじまりにして主軸は、First Inspectorである梓澤廣一が公安局をジャックするところです。 あの虫機械だけで占拠されるというのもどうかと思うぞセキュリティーw そんなこんなでどんどん建物に入っていき、まず最初に小畑ちゃんを救出。 梓澤は灼を拉致。 篤志さんの息子にやはり興味というか復讐目的なのか。 執念深い。 公安局はパニック状態です。 一係は各々二、三人でまとまっている状態。 二係は全滅。 三係は外で勤務中。 なお厳戒態勢のため中に入れない状況。 梓澤の要求は都知事の辞任宣言を撮影すること。 霜月課長は要求を飲んだふりをしますが見破られます。 タイムリミットは30分。 いや社会人なら5分前行動だと言います。 梓澤との会話に自身の父親の名が出てきたことに動揺していました。 その後、椅子に縛られたまま放置されます 笑 合流した課長、廿六木さん、雛河さんはドミネーターの確保に動きます。 保管庫はタワー内の20階にあります。 監視の目をくぐり抜けながらたどり着きますが、そこは梓澤。 先読みしていました。 ドミネーターは壊され使える状態じゃありません。 しかしさらに上をいった課長。 見えない部分にマルチ型ドミネータープロトタイプがありました。 形はショットガンのような感じ 霜月課長が考案した一回で複数の人間の犯罪係数を計り、執行できると言う優れもの。 しかしその有能性故、シビュラシステムの一部である局長によって使用自体をストップされていたとのこと。 緊急事態なら使っちゃえ! 廿六木さんがぶっぱなしますが、有能なぶん、悪い点もあるようです。 一回撃つたびに冷却時間が必要なようです。 汎用化は難しそう。 一方の灼は、なんとか状況を伝えるために,カリナからもらった香水を割ります。 割れたガラスで紐を切るのかと思ったけど違いました。 どうやら香水の成分を換気扇で吸わせて、志恩さんに気づいてもらおうとしたんですね。 何階にいるか突きとめた志恩さんとカリナはすぐに向かいます。 志恩さんのダンゴムシがGPSの位置を攪乱していましたがそのトリックを梓澤に気づかれ、彼女たちのもとにピースブレイカーを送ります。 ここからは一気にまとめて。 一言で言うと、梓澤との決着は付きました。 完全勝利です。 あれだけ自信ありげな様子でしたが、公安局組がドミネーターを取り返してから追い上げました。 そして梓澤と灼が対面したのは一期からご無沙汰?嫌ちょくちょく出てきてるな・・・シビュラシステム本体。 脳みその海 私命名。 梓澤もここに来るまで正体を知らなかったようですね。 どうやら梓澤が今まで人に選択をさせることによってシビュラ的なのか試してみたかったから。 つまり梓澤本人はシビュラに心酔してるも同然なんでしょう。 シビュラ=神と思っているのかも。 こうなると槇島聖護とは正反対。 槇島さんは免罪体質だからとシビュラを良いように使う気はありませんでしたね。 むしろ、「少しは彼女たちの仕組みを疑いなよ」的なスタンスだと感じていました。 その考えからの犯罪が狡噛さんを焦らせていったし、朱ちゃんもシビュラシステムに疑いを持つようになりました。 そんな槇島さんに対して、梓澤はその正体を知って、こんな言葉を口にします。 「オレを加えてくれ」と。 梓澤はシビュラの一員になりたかったのです。 シビュラシステムとして人を公平に裁ける人間だと。 自分はクリアカラーだし、色相が悪化しない相応しい人間だと言い放ちます。 しかし、皆さんすでにご存じですが、シビュラシステムに加われるのは、いわゆる「免罪体質者」だけです。 現在のその数は約200。 複数の脳がドミネーターや監視カメラの色相チェックを通して、市民の犯罪係数・色相悪化を並列処理しています。 なぜ、免罪体質者が適しているのか。 簡単に言えば「彼らは常人には理解できない考え・嗜好を持っているから」です。 今まで藤間幸三郎や槇島聖護、そして今回のシリーズで慎導灼も考えられます。 そして、三期のopから、父・慎導篤志も考えられます。 梓澤の言葉を聞きながら、シビュラシステムは単純且つ明快に返答します。 「あなたは免罪体質者ではない。 ただ人に二者択一させてその様子を楽しんでいるだけだ」と。 そして、このとき、梓澤の背後にいた灼に改めて、シビュラへの勧誘をします。 ここで彼の免罪体質は二重確定されました。 一度目は三期テレビシリーズ内で、雛河さんが第一確認者ですね。 そして映画内では、灼の免罪体質をさらに裏付ける回想シーンが入りました。 母親は病気のため安楽死を選択しましたが、そのとき色相が一時的にでも悪化するのが普通なのに子供の頃から彼は曇りがなかった。 それに気づいた当時の医師は篤志さんに話します。 その時点で篤志さんは将来シビュラに取り込まれるかもしれないと恐れているように見えます。 そして彼が相談した相手。 なんだか見覚えがあるようなないような・・・ コングレスマンに相談するということはやはり篤志さんはコングレスマンも目指していたんですね。 しかし今の代銀や西園寺のように権力を求めているようには見えませんが。 映画では篤志さんの過去があまりはっきり描写されていないように感じました。 厚生省職員で梓澤と面識があり、幼少期に灼、烔、舞子さんを対面させているのも彼でしょう。 そして彼自身もメンタルトレースが出来るようですから、メンタリストでしょう。 シビュラから拒否された梓澤は、反対に勧誘されたし灼の胸倉を掴み、殴ります。 せっかくの灼のイケメンが、なんともはれぼったい・・・ そして最後にはドミネーターで執行されます。 しかしここでシビュラシステムは一期の時のように犯罪係数に合わないあえて一つ上のエリミネーターを起動します。 その判断に灼は反抗します。 この様子は朱ちゃんとそっくりです。 朱ちゃんや灼はその色相が曇りにくいのに加え、シビュラシステムという枷に囚われず、自分の中で判断できる力と精神を持っています。 この時代多くの人、公安局の職員ですら、システムに従い、その存在を絶対としています。 そんな中で彼女たちは唯一疑うことができる人種です。 私たちが今生きている今世紀から約100年経っている世界で、何かに判断をゆだねることが当たり前となってしまっている市民の中で、考えることができる彼女たちの姿勢は、現在グローバル化に染まり、スマートフォンなどのネット環境下でも情報などをしっかり制御、判断するためにも私たちに求められていることなのかもしれません。 このPSYCHO-PASSの世界で問われていることは、そういう自分自身の考えを表に出していくことも含まれているのかもしれません。 エンドロールでは、霜月課長が、局長と共に灼の場所へと合流します。 帰りの運転は灼が申し出ました。 この様子から彼の中でも何かふっきれた部分があるのかも。 父親の車以外でも眠れるようになるかもしれませんね。 そして三期の後半から喧嘩も同然だった、幼馴染み新人監視官二人は、烔の家で舞子さんを加えて食事を囲むシーンが。 仲直りできてよかった。 そして舞子さんの視力も順調に回復に向かっているようです。 そして一期から劇場版と気になって仕方がない人がきっと大量にいたであろう、この二人のこと。 建物から出てきた朱ちゃんを待っていたのは狡噛さん・・・! 車にもたれて待ってるなんてイケメン・・・!! そして桜と映る朱ちゃん。 新人の頃とはまた違った、芯のある女性らしさを感じました。 あとやっぱりかわいい。 三期では朱ちゃんの拘置場に狡噛さんが会いに来てましたね。 海外にいたときのことをいつか聞かせてくださいと語っていました。 あのあと、ゆっくり話せてるといいですね。 そして、謎のままだったのがもう一人のあのイケメン。 そう、「法斑静火」。 とある方の考察動画では、灼、烔に加えて「火」が名前に入っている人物だからとスルトの炎として味方説出てましたね。 映画内では代々ビフロストに関係している一族が法斑一族だと言われていましたが・・・ うーんよくわからない。 しかし、色相が不安定な舞子さんを退院させたりとそれなりの権力をかましてますからね。 不思議です。 映画の最後で、まさかの局長交代。 誰かって、この謎イケメンです。 そのときのみなさんのリアクションは霜月課長が代表してくださいました 笑 あの顔っwwww そして霜月課長の補佐として法定執行官身分で朱ちゃんが復活。 おめでたい。 長々とまとまりのない文章ですみません。 一通りみて今回の映画で回収しきれていないのではないかと思われる事項は以下の点です。 もしノベライズしたら補填できる点もあるかと思います。 それも楽しみにしておきましょう。 こんなすばらしい作品を映画館のスクリーンで観れなかったことが一番残念でなりません。 こんな時期じゃなきゃ、入場特典ゲット出来たのに・・・・・・ 他の記事にて今回の映画の主題歌である【Synthetic Sympathy】の歌詞解釈を考えたのもupする予定です。 よろしければお願いします。

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