国 破れ て 山河 あり。 サンガリアの社名の由来は「国破れて山河あり」

サンガリアの社名の由来は「国破れて山河あり」

国 破れ て 山河 あり

こんにちは、とるてです。 いつもご覧いただきありがとうございます。 今日はある言葉を紹介しながら、考察していきたいと思います。 その言葉とは 国破れて山河在りです。 みなさんどこかで目や耳にしたことがあるのではないでしょうか?• 国破れて山河在り 私がこの言葉を強く意識したのは数年前です。 それまでに出会ったことはあったと思いますが、意識していなかったこともあり、心には引っかかっていませんでした。 よく間違いとしてあるのは、• 夢破れて山河在り• 国敗れて山河在り ですね。 これらは間違いです。 この言葉の出自は、誰もが聞いたことがあるであろう中国の詩人、 杜甫です。 李白と並び称され、 詩聖と呼ばれています。 この言葉が出てくる全文としては、次の詩になります。 國破れて 山河在り• 城春にして 草木深し• 時に感じて 花にも涙を濺ぎ• 別れを恨んで 鳥にも心を驚かす• 峰火 三月に連なり• 家書 萬金に抵る• 白頭掻いて 更に短かし• 渾べて簪に 勝えざらんと欲す 訳はこのようになるようですね。 国都(の長安は)は破壊されてしまったが、山や川は(昔と変わることなく)存在している。 (荒れはてたこの)町にも(いつもと同じように)春がやってきて、草や木は深くおい茂っている。 (この乱れた、いたましい)時世に心を痛め悲しんで、(いつもの春ならば楽しむはずの)花を眺めて涙をこぼし、 (家族と)はなればなれになっていることをうらめしく嘆いては、(楽しいはずの)鳥の声にはっと胸をつかれる。 (いくさの)のろしは幾月もの間ずっと続いてうちあげられて(戦乱はいつ終わるとも知れず)、 家族からの手紙は万金に価するほど貴重なものに思われる。 (悲しみのあまり)しらが頭をかきむしると、(髪の毛は心労のために)ますます短くなっていて、 冠をとめるかんざしをさすことがまったくできなくなろうとしている。 この詩を読んで、みなさんはどのように感じるでしょうか?捉え方は人それぞれかもしれませんが、私は ハッとさせられました。 当時はうつで苦しんでいたこともあり、心が安らぐような言葉を探したり、理不尽な世の中を憂いていました。 私の解釈 出会っていたかもしれないであろう学生時代には何の不安も無かったため、恐らく自分の中で引っかからずにスルーしていたのでしょう。 ところが厭世観が強くなっていたうつ期には、これが刺さりました。 特に前半部分ですが、 戦乱の世の中で国が滅んでしまっても、自然である山や川は変わらずに存在している。 私の解釈は、現在と置き換えて次のように捉えていました。 こんなにも昔から、世の中を憂いている人はいるんだ。 いつの時代も戦争は無くならない。 戦争は人の欲や権力を持っている人によって引き起こされる。 なんて愚かなことだろう。 自然はただただそこに存在しているのに。 破壊しているのに環境破壊だ、自然災害だ、なんて叫んでいるのはその人間。 人間は愚かすぎる。 他の生物からしたら、一番の天敵でいらない存在ではないだろうか? 人間の欲 現在は日本で内戦は起こっていませんが、世界では戦争が絶えません。 戦争ではなくとも、世の中いろんな争いが起こっています。 それらは異常で過剰な欲によって引き起こされています。 欲をザっと挙げるだけでもこんな感じです。 三大欲求 食欲 性欲 睡眠欲• 五大欲求 食欲 性欲 睡眠欲 自己顕示欲・自己実現欲求• 五欲 財欲,色欲,食欲,名誉欲,睡眠欲• 七欲 食欲、金銭欲、物欲、色欲、権力欲、名誉欲、睡眠欲 しかし生きていく為に必須であろう三大欲求を除くと、金銭欲や名誉欲というものは、いき過ぎると争いを生んでしまいます。 お金も名誉も死んだらおしまい。 そんなにがっついてお金を貯めようと、名誉を得ようと、墓場まで持って行けません。 昔からそう、頑張って頑張って自分を蔑ろにして生きたところで、得られるのは過剰なお金であったり、名誉であったり、権力であったり、異性であったり。 でも 自然は何でも受け入れてくれる。 どんな人、生物だろうと 平等に。 世の中根本的には変わらないし、変えることも不可能に近い。 それならば達観しよう。 自然と共存したい。 あるがままを受け入れ、少欲知足の精神で、自分を労わる。 欲は必要だ!と声高に言う人もいるけれど、確かに最低限は必要だろうし、それが人間らしさかもしれない。 それでも欲はキリがなく、過剰にはいらない。 自分自身が充実して、納得できればそれでいい。 そのような考え方のほうへシフトさせていきたい。 私はこのような考え方に至りました。 うつの調子が良くなった今でも、この時の思いはそのままです。 少し冷めた目で現実を見ていますが、それはそれで楽です。 うつになる前のほうが幸せだっただろうけど、もう戻れないんだから、そんなことを考えても仕方がないです。 松尾芭蕉 ちなみにあの 松尾芭蕉も、この杜甫の詩を引用しています。 芭蕉は杜甫を尊敬、崇拝していたようですね。 あの有名な、奥の細道の一節に出てきます。 三代の栄耀一睡のうちにして大門の跡は一里こなたにあり。 秀衡が跡は田野になりて、金鶏山のみ形を残す。 まづ高館にのぼれば北上川南部より流るる大河なり。 衣川は和泉が城をめぐりて、高館の下にて大河に落ち入る。 泰衡らが旧跡は、衣が関を隔てて、南部口を固め、夷を防ぐと見えたり。 さても義臣すぐってこの城にこもり、功名一時のくさむらとなる。 「 国破れて山河あり、城春にして草青みたり」と、 笠うち敷きて、時の移るまで涙を落としはべりぬ。 夏草や兵(つはもの)どもが夢の跡 卯の花に兼房見ゆる白毛(しらが)かな 曽良 芭蕉といえば、 夏草や兵どもが夢の跡のほうが有名ですね。 世の中はいつになっても根本的なところは変わらないんだな、と思わされました。 やはり歴史は繰り返す、ですね。 さいごに 世の中にはいろんな人がいていろんな考え方があります。 十人十色とも言いますし、それは否定しません。 しかし過剰な欲、人に迷惑をかける行為はいかがなものでしょうか?それよりも周囲の人や自然に感謝の気持ちを持って生きてみませんか? 因果応報とも言います。 感謝の気持ちや優しい気持ちを謙虚に持ち、自然に畏怖の念を持って接すると、生きることが楽になっていきます。 最後までご覧いただきありがとうございました。

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国破れて山河あり、城春にして草木深し

国 破れ て 山河 あり

「格言・故事成語」講座( 3 ) 漢詩由来の格言・故事成語 (その2) 国破れて山河あり 春望 杜甫 国破山河在 城春草木深 感時花濺涙 恨別鳥驚心 烽火連三月 家書抵万金 白頭掻更短 渾欲不勝簪 国破れて山河在り 城春にして草木深し 時に感じては花にも涙を濺 (そそ) ぎ 別れを恨んでは鳥にも心を驚かす 烽火 (ほうか)三月 (さんげつ)に連なり 家書万金に抵 (あた)る 白頭掻けば更に短く 渾 (す)べて簪 (しん)に勝 (た)へざらんと欲す 国都 (の長安は)は 破壊されてしまったが、山や川は (昔と変わることなく)存在している。 (荒れはてたこの)町にも (いつもと同じように)春がやってきて、草や木は深くおい茂っている。 (この乱れた、いたましい)時世に心を痛め悲しんで、 (いつもの春ならば楽しむはずの)花を眺めて涙をこぼし、 (家族と)はなればなれになっていることをうらめしく嘆いては、 (楽しいはずの)鳥の声にはっと胸をつかれる。 (いくさの)のろしは幾月もの間ずっと続いてうちあげられて (戦乱はいつ終わるとも知れず)、 家族からの手紙は万金に価するほど貴重なものに思われる。 (悲しみのあまり)しらが頭をかきむしると、 (髪の毛は心労のために)ますます短くなっていて、 冠をとめるかんざしをさすことがまったくできなくなろうとしている。 (『漢詩』・中道館) 芭蕉は『奥の細道』の中でこの詩の一説を引用して、次のように書いています。 三代の栄耀一睡のうちにして大門の跡は一里こなたにあり。 秀衡が跡は田野になりて、金鶏山のみ形を残す。 まづ高館にのぼれば北上川南部より流るる大河なり。 衣川は和泉が城をめぐりて、高館の下にて大河に落ち入る。 泰衡らが旧跡は、衣が関を隔てて、南部口を固め、夷を防ぐと見えたり。 さても義臣すぐってこの城にこもり、功名一時のくさむらとなる。 「 国破れて山河あり、城春にして草青みたり」と、 笠うち敷きて、時の移るまで涙を落としはべりぬ。 夏草や兵 (つはもの)どもが夢の跡 卯の花に兼房見ゆる白毛 (しらが)かな 曽良.

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国破れて山河あり、城春にして草木深し

国 破れ て 山河 あり

こんにちは。 歌ではありませんが、「国破れて山河在り」というと、やはり中国の杜甫の漢詩「春望」だと思いますが。 一応、原文と書き下し文と訳文を書いておきます。 歌ではありませんが、ご参考までに。 (原文) 「春望」杜甫 國破山河在 城春草木深 感時花濺涙 恨別鳥驚心 烽火連三月 家書抵萬金 白頭掻更短 渾欲不勝簪 (書き下し文) 「春望」杜甫 国破れて山河在り 城春にして草木(そうもく)深し 時に感じては花にも涙を濺(そそ)ぎ 別れを恨んで(または、恨みては)鳥にも心を驚かす 烽火(ほうか)三月(さんげつ)に連なり 家書(かしょ)万金に抵(あた)る 白頭(はくとう)を掻(か)けば更に短く 渾(すべ)て簪(しん)に勝(た)えざらんと欲す 国家(唐の国都当時は長安)は崩壊してしまったが、山や河は変わらず、 城内(長安)では春が訪れ草木が青く茂っている。 時世(戦乱の時期)の悲しみを感じては花を見ても涙がこぼれおち、 家族との別れをうらめしく思っては鳥の鳴き声にすら心を痛ませる。 幾月が経ってものろし火(安禄山の乱による戦火)は消えることはなく、 家族からの手紙は万金にも値する。 (心が痛んで)白い頭を掻けば掻くほど髪の毛が抜け落ち、 まったくかんざしを挿せそうにもないほどだ。 A ベストアンサー これは、唐時代の李白と並ぶ有名な詩人「杜甫」の作品で「春望」と言います。 参考URLは、開いて驚いたのですが、中国語での発音のWAVEらしいファイルがあって、歌を読んでいます。 nifty. htm これは、唐時代の李白と並ぶ有名な詩人「杜甫」の作品で「春望」と言います。 参考URLは、開いて驚いたのですが、中国語での発音のWAVEらしいファイルがあって、歌を読んでいます。 春 望 国 破 山 河 在 国破れて 山河在り 城 春 草 木 深 城春にして 草木深し 感 時 花 濺 泪 時に感じては 花にも涙を濺ぎ 恨 別 鳥 驚 心 別れを恨んでは 鳥にも心を驚かす 烽 火 連 三 月 峰火 三月に連なり 家 書 抵...

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