大腸 憩室 炎 原因。 大腸憩室炎・自ら経験した総合内科医が伝える原因、治療、予防策7つの知識

大腸憩室炎はもう勘弁だけどよかったこともある

大腸 憩室 炎 原因

腹膜炎• 腹腔炎• イレウス(腸閉塞)• 他臓器癒着• 膀胱炎(特に女性は腹腔内に膀胱があるので要注意です) などの合併症を起こす危険性があります。 これらの合併症は、外側にせり出した大腸の一部が 腸の他の部位や 腸付近にある他の臓器あるいは 腹膜などと 癒着を起こすことで、強い炎症反応を示すようになるのが原因として発病します。 自覚症状としては以上のようなものがありますが、検査によって他の値に異常が出ていないかも検査します。 白血球数の増加(炎症が起こると白血球の数が増えます)• CRP値(炎症反応)の上昇• 赤血球数異常(病態により大腸に接続している血管付近で溶血や凝固が起こるため、赤血球の数に異常が生じます)• 血沈異常(血液が試験溶液の中で沈殿する速度を測る検査です。 赤血球に異常があると沈殿する速度がまちまちになります) また、一度形成された憩室は回復することなく ずっとそのままの状態になると考えられています。 かつては悪化するとポリープやがんへのリスクになりうると考えられていました。 しかし腫瘍化 (しゅようか)するポリープやがんとは逆に、腸壁内部がへこんで外側にせり出していくので、 現在ではその可能性については否定的な見方が多いようです。 では続いて 「大腸憩室炎の原因」について説明しましょう。 スポンサーリンク 大腸憩室炎の原因とは!? 大腸憩室炎は こまかな原因などが未だに不明の病気です。 しかし、 慢性便秘が原因となるケースが多いと考えられています。 これは、便が長期間腸内にとどまることで、水分がほとんど抜けて硬くなることで、 腸壁が圧迫されて憩室が形成されるという流れで起こるとされています。 他にも考えられる原因としては 1.高齢化 高齢化する中で基礎代謝が落ち、腸壁の代謝が悪くなると、何らかの原因(こちらも便秘が多いとされています)で憩室が形成されると考えられています。 2.食事の欧米化 脂肪分の多い食事は消化器に負担をかけるため、腸の働きが鈍り慢性便秘を起こしやすく、憩室ができやすくなると考えられています。 3.悪玉菌の影響 上記の原因に加え、炎症が起こる原因としてやはり慢性便秘などが原因となって腸内で悪玉菌が増え、憩室内部で異常増殖を起こし炎症を引き起こすと考えられています。 などが原因として考えられています。 ではつづいて 「大腸憩室炎の治療」について説明しましょう。 スポンサーリンク 大腸憩室炎の治療とは!? 治療法については、まず憩室と炎症の存在を確認するために• 注腸検査:大腸にバリウムを流してレントゲンを撮る検査• 大腸ファイバー などの画像診断が行われます。 画像診断は、憩室炎とよく似た症状に• ポリープ• 虫垂炎• 虚血性腸炎(血流障害が原因で腸に炎症が起こる病気)• 急性腸炎(ウィルス性が最も多いと言われています) などがあるため、 これらの病気との識別のためにも非常に重要視されています。 特に注意しなければならないのは ポリープや がんですが、腫瘍が腸の内側に向かって成長してくるポリープやがんとは 真逆の症状なので、見た目で判断することが可能です。 ただし、発熱や急性腹症(急にお腹が痛くなること)を起こしている場合は、炎症が強いと判断されるため、これらの画像診断を行うことはできません。 その理由は バリウムや内視鏡が腸壁に与える刺激が強すぎるからです。 そのような場合には• 腹部エコー(超音波検査)• 腹部CT などによって診断されます。 これらの検査によって憩室の存在以外にも• 炎症の度合い• 膿瘍の存在(膿が溜まって腫瘍のように膨らんでいる状態)• フリーエアー(憩室が破れそこから腹腔内に空気が漏れて臓器を圧迫している状態)• 癒着の存在 なども確認されます。 したがって、憩室炎における画像診断は その後の治療方針を決める上でもとても重要な検査であると言えます。 この検査の結果、憩室炎の存在が確認された場合には、重症度によって• 「保存的治療」• 「外科手術」 のどちらかが選ばれます。 スポンサーリンク 保存的治療とは? 憩室炎だけの場合は、よほど状態が悪くなければ「保存的治療」が治療の第一選択肢となります。 この場合の「保存的治療」とは以下の2つの治療が柱となります。 薬物治療 整腸剤と消炎鎮痛剤やステロイド、(病原菌が原因の場合は)抗菌薬などが処方されます。 下痢や出血の状態が酷い場合には脱水を予防をするために補液による点滴治療や止血剤の投与も行われます。 絶食 腸管の働きを沈静化させるための安静が目的です。 外科手術とは? 外科手術は、• 合併症を起こしている場合• 炎症が広範囲に及ぶ場合 に行われます。 この時行われる手術は症状によりけりですが、一般的に以下のような内容です。 腸管ドレナージ 腸にたまった膿や腹水を排出するために、ドレーンチューブを設置します。 イレウス手術 イレウス(腸閉塞)を合併している場合に行われます。 腸管切除 炎症が広範囲または憩室や膿瘍が多発的に発生している場合に、腸の一部を切除します。 人工肛門の造設術 膿瘍がひどく排便が困難になっている場合に行われます。 腹腔鏡手術 内視鏡による手術です。 他の開腹手術に比べると侵襲(麻酔や広範囲切開によるダメージ)は少ないですが、実施できる医療機関はまだ少ない最新の手術法です。 腹腔鏡手術は「保存的治療では効果の出ない中程度の病状」に対しては有効ですが、重症例に対しては従来の開腹手術が行われます。 以上が 大腸憩室炎の治療と手術についてです。 続いては、 「大腸憩室炎と食事」について説明しましょう。 スポンサーリンク 大腸憩室炎の時は食事に気をつけよう! 憩室の主な原因は上記の通り• 脂肪分を極力避ける(白身魚、ささみなどが良いとされています)• 味付けは淡白にする• 歯ごたえのあるものは柔らかく煮る• 刺激物は避ける(調味料やスパイスは最小限にする)• 生野菜は避けて温野菜にする、もしくは潰してスープにしたりペーストにして食べるなどの工夫をする• 揚げ物はNG• よく噛んでゆっくり時間をかけて食べる• 一回の食事量を減らし回数を多くする• 善玉菌の多いメニューを取り入れる• 糖質は減らすか腸で消化されないオリゴ糖などを適量にする(摂りすぎは下痢の原因となります)• 禁煙(ニコチンやタールの害によって血流障害を起こし腸の働きを鈍らせます)• 禁酒(二日酔いの症状に吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などがあることからもわかるようにアルコールは消化器にとって良いことはありません) などが挙げられます。 では最後に 「憩室炎の再発はあるの?」というテーマを説明しましょう。 スポンサーリンク 大腸憩室炎は再発するの? 憩室炎の再発リスクは非常に高いとされています。 他の部位にも出来やすいですし、手術して憩室ができた部位そのものを切除しないかぎり、 一度できた憩室は元どおりにはならないからです。 したがって一度憩室炎を発症した場合には上記のように低残渣、低カロリーな食事内容には特に気をつける必要がありますが、それ以外にも• 適度な運動習慣を身につける(便秘予防になります)• ストレスケアを心がける(胃や腸の機能はストレスの影響を受けやすいからです)• 睡眠はたっぷりと取る(睡眠不足は自律神経の働きを乱し、便秘や下痢をおこしやすくなります) などの生活習慣の見直しを心がけましょう。 これらを実践することでエイジングケアにもなり、憩室炎の原因である老化防止にもつながります。

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40代から気を付けたい大腸憩室炎症起こすと手術も|医療ニュース トピックス|時事メディカル

大腸 憩室 炎 原因

大腸壁に5~10㎜の袋状のへこみ(憩室=けいしつ)ができた状態です。 通常は1㎝程度のものがほとんどですが、大きなものでは開口部が2㎝を超えることもあります。 通常は無症状ですが、憩室部の血管が破けて出血する大腸憩室出血や、憩室内に細菌が感染して起こる大腸憩室炎といった急性疾患の合併につながることがあります。 発生部位によって左側型、右側型、両側型に分類されます。 日本では右側型、S状結腸に起こりやすいといわれていますが、加齢に伴い左側結腸に憩室ができる割合が増加し、さらに近年では高齢者で両側に形成されるケースが増加しています。 大腸憩室症 大腸憩室の形成部位 <症状> 多くの場合は無症状で、大腸内視鏡検査時などに偶然発見されることがほとんどです。 大腸憩室出血を合併する場合は痛みを伴わない血便を呈し、大腸憩室炎を合併する場合は腹痛および憩室部位に限局した圧痛、発熱、吐き気、嘔吐、、腫瘤(しゅりゅう)形成などの症状が現れます。 してを起こすとやのおそれがあるため、緊急処置を要します。 <原因> 憩室は先天性または後天性の原因で腸管内圧が上昇することで形成されます。 後天性の主な原因に、食物繊維の摂取量の不足があげられています。 合併症である大腸憩室出血は、憩室内の血管が脆くなり破綻することで起こります。 大腸憩室炎は腸管内圧の上昇によって腸粘膜が破綻し、細菌感染を起こすことで発症します。 <検査> 1. 合併症を伴わない憩室 合併症を伴わない憩室は腹部CT検査および直腸造影検査で憩室の様子が確認できます。 腹部CT検査: 腸管から外側に突出する2㎜~2㎝程度の嚢状の構造物がみられます。 その内部には空気、便の塊、造影剤がみられます。 注腸造影検査: 腸管から嚢状の突出像がみられます。 大腸憩室出血 血便が主な症状の患者さんでは問診や身体所見などを基に、緊急の処置が必要かどうか判断されます。 処置が必要な場合、出血している部位を調べるために腹部CT検査や大腸内視鏡検査が行われます。 内視鏡検査でも出血部位が確認できない場合は出血シンチグラフィーという検査が行われることがあります。 問診: 出血に伴って起こった症状(腹痛、下痢、潜血便)の有無、出血をもたらしやすいNSAIDs(=非ステロイド性抗炎症剤)を含むアスピリンや抗血小板薬の使用歴を確認します。 腹部造影CT検査: 血液中に注入した造影剤が漏出する箇所を観察し、出血部位を確認します。 大腸内視鏡検査: 出血部位および出血の様子を確認し、可能であればそのままクリップなどで止血します。 大腸憩室炎 急性の腹痛および発熱を伴う患者さんでは、炎症の強さを問診や血液検査で調べます。 また、緊急処置が必要かどうかを調べるために腹部超音波検査や腹部CT検査、注腸造影検査で・の有無などを調べます。 炎症が治まった後、炎症の原因が大腸がんなどの疾患であるかどうかを調べるために大腸内視鏡検査が行われます。 血液検査: 憩室炎である場合、CRP陽性などの炎症反応が認められます。 腹部超音波検査: 肥厚した腸管、憩室周囲の炎症がみられます。 腹部CT検査: 大腸壁に突出する憩室および憩室周辺の炎症部位や・穿孔・・膿瘍の有無を確認します。 注腸造影検査: 造影剤を用いて憩室の位置や病変の範囲、膿瘍・狭窄・瘻孔の有無、腸管の交通性を確認します。 炎症が強くなると腸壁が硬く、のこぎりの歯のような陰影や毛羽立ち像などがみられ、個々の憩室の描出が不十分になります。 大腸内視鏡検査: 炎症が治まった後、大腸がんや虚血性大腸炎などの除外診断を目的に行われます。 <治療> 1. 合併症を伴わない憩室 合併症を伴わない憩室では、特に治療は行われません。 高食物繊維食を摂取することで便秘の解消を心がけます。 大腸憩室出血 多くはによって自然に止血するのを待ちます。 出血量が多かったり、出血が持続したりする場合は内視鏡的止血術が試みられます。 内視鏡的止血術が不向きまたは不成功の場合、動脈塞栓術が行われます。 内視鏡的止血術および動脈塞栓術が不成功の場合、大腸切除術が行われます。 保存的治療: 絶食を行い、腸管安静により、自然に止血するのを待ちます。 NSAIDsおよびアスピリンの服用は、大腸憩室出血および止血後の再出血のリスクになることが知られているので、それらの薬の服用は中止します。 内視鏡的止血術: 内視鏡を用いて止血クリップなどで出血点または憩室の開口部を塞ぐなどして止血します。 動脈塞栓術: カテーテルで金属のコイルなどを出血部位に送り、栓をして止血します。 大腸切除術: 開腹して出血源の憩室がある大腸を切除します。 大腸憩室炎 発熱や腹膜炎症状を伴わない憩室炎には抗菌薬の服用や流動食による保存的治療が行われます。 膿瘍を伴うものの腹膜炎が限局的な場合や、抗菌薬投与で改善しない場合、経皮的ドレナージが行われます。 経皮的ドレナージが不向きまたは不成功の場合、大腸切除術が行われます。 保存的治療: 急性期には、絶食、補液、抗菌薬の静脈投与などが行われます。 経皮的ドレナージ: 超音波ガイド下で、膿を排出させるためのドレーンを体内に入れます。 大腸切除術: 開腹して憩室炎の箇所を切除します。

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憩室炎について

大腸 憩室 炎 原因

下腹部の痛み、発熱、これが、盲腸の痛みかと思ったら、実は大腸憩室炎だった……こんなこともあります 憩室とは、腸管の内壁の一部が外側に向かって袋状にとびだしたもの。 内視鏡でみると、くぼみのようになっています。 憩室の数はさまざまで、頻度は年齢とともに増加しますが、大腸検査を行うと10人に1人くらいの頻度で見つかります。 大腸憩室が複数存在する場合、「大腸憩室症(だいちょうけいしつしょう)」と呼びます。 大腸は右下腹部より始まり上行結腸、横行結腸、下行結腸と腹部外周を1回りし、S状結腸、直腸、肛門で終わります。 欧米の大腸憩室は、S状・下行結腸に多い左側大腸型で、多発例が多いといわれていますが、日本では上行結腸、盲腸に多い右側大腸型で、欧米に比べ多発例は少ないといわれていました。 しかし現在は、食事の欧米化、加齢とともに、左側型、多発型が増加する傾向にあります。 大腸憩室炎とは 大腸憩室の合併症として炎症が起きたものを、「大腸憩室炎(だいちょうけいしつえん)」といいます。 20~50歳では右側大腸の憩室炎が多く、高齢者ではS状結腸における憩室炎が多くなります。 大腸憩室症・大腸憩室炎の原因 大腸憩室症は以前は欧米人に多く、日本人にはあまりみられませんでしたが、最近は増加しています。 特に都市部の人に多く、食事の欧米化、とりわけ食物線維の摂取量の減少と密接な関係にあると考えられています。 日本人の場合、憩室は盲腸や上行結腸など、大腸の右側に多くできやすく、欧米人では大腸の左側に多いという傾向がありましたが、食事の欧米化や高齢化に伴い、日本でも大腸左側の憩室が増えています。 憩室には、腸壁そのものがとび出す「真性憩室」と、腸壁の筋層のすきまから腸粘膜がとび出す「仮性憩室」の2種類ありますが、大腸憩室症の場合にはほとんどが後者の仮性憩室。 腸管の内圧の上昇に伴い、大腸壁の筋肉層の弱い部分(たとえば血管など)が腸壁を貫き、筋層が弱くなっている部分から粘膜が脱出して憩室が生じると考えられています。 では、どうして大腸の内圧が上昇するのか。 ここに、食生活が関わってきます。 食生活の欧米化により肉食が増え、食物線維の摂取量が減少したため、便秘や腸管のれん縮が強くなり、結果として内圧が上昇すると考えられています。 もうひとつ、憩室が出来る原因として、加齢による腸管壁の脆弱化があげられます。 老化によって腸管の膜も弱くなるということですね。 大腸憩室症・大腸憩室炎の症状……強い腹痛・下痢・血便など 多くは無症状ですが、時に下痢、軟便、便秘などの便通異常、腹部膨満感、腹痛などの腸運動異常に基づく症状、つまり「過敏性腸症候群」に似た症状が起こります。 過敏性腸症候群については、「」や「」をご参照ください。 合併症として大腸憩室炎が発症すると、その部位に限局した強い腹痛が生じます。 また下痢、発熱、血便などを伴うこともあります。 憩室炎は、憩室内に便がたまって起こるとされていますが、進行すると腸に穴があく穿孔、穿孔性腹膜炎、狭窄による腸閉塞などを生じることがあります。 時に右側の上行結腸に起きた憩室炎の場合は、急性虫垂炎に似た症状のこともあり、実際、憩室炎と虫垂炎の判断がつかないまま、手術することもあります。 手術までいかないとしても、普段、クリニックで診療していると、腹痛の患者さんを見る機会も多いわけですが、時に熱が出て、ちょっとお腹を触ると、とても痛がり、脂汗をかいているような方に出会います。 で、痛みの場所が右下腹部であったりすれば、これは虫垂炎だろうと考えて、CTなどの検査が出来て、手術の設備が整った病院に紹介するわけです。 このようなときも、CT検査をしたところ、憩室炎と判明して手術をしないで、点滴、抗生剤投与で改善したということも、何度かありました。 これまで大腸内視鏡検査や注腸検査で大腸に憩室があるといわれた方は、上記のような症状を起こす可能性もあるので、腹痛や下血で病院を受診した際には、大腸憩室があると、さらにわかればどこの部位にあったかを医師に伝えるよにしてください。 大腸憩室症・大腸憩室炎の検査・診断法 多くの場合は検査で偶然発見されます。 注腸検査、大腸内視鏡検査、胃バリウム検査後の造影剤遺残などにより偶然発見されることが多く、発見頻度は10%前後で加齢とともに増加します。 憩室炎を起こしているときは、腹部CT検査や超音波検査で憩室の存在や憩室炎を診断できることもありますが、下部消化管の検査は治療によって症状がなくなってから、注腸造影検査や大腸内視鏡検査を行って診断を確定します。 大腸憩室症・大腸憩室炎の治療法 大腸憩室症は放置して特に問題となる病気ではありません。 たとえ憩室がたくさんできていても、症状がなければ治療は必要ありません。 合併症である憩室炎を起こした場合でも、通常は安静、抗生剤投与などの内科的治療で改善します。 また、大腸憩室からの出血も、多くは間欠的な出血で7~8 割が自然に止血します。 もし出血量が多い場合や、出血をくり返す場合には、大腸内視鏡による止血処置を行うこともあります。 また穿孔、腹膜炎、狭窄などを起こした場合や大出血で止血困難な場合は外科的治療が必要となります。 大腸憩室症・大腸憩室炎の予防法・再発予防法 大腸憩室症があっても、日常生活の特別な制限はありません。 ただ、比較的線維分の多い食事の摂取を心がけるとともに、便秘をしないよう便通のコントロールを行うことも大切です。 また、残念ながら、憩室炎の発生を予防する方法はありません。 ただ重症化しないための予防策はあります。 お腹が痛くなったらすぐに、炎症が軽いうちに、食事を止めて水分だけにして、早めに抗生物質を飲むことです。 ただし、これももともと大腸憩室があると分かっているときにできる対応ですので、予防のためにも一度は注腸検査もしくは大腸内視鏡検査をしておくほうがいいかもしれませんね。 大腸憩室症・大腸憩室炎と大腸がんの関係 なお、心配される方も多いのですが、大腸憩室が癌化することはありません。 しかし大腸憩室がある方は、大腸ポリープ、大腸癌が多いとは言われています。 これは、どちらの病気も大腸憩室の原因と共通する、線維不足が原因のひとつとなって起きるからです。 日ごろから食生活を工夫するなどして、腸の健康を守っていきましょう。

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