スピン 報道 と は。 あんまりスピン報道用の事件ばかり起こすと、戦後日本の統治体が、陸軍満州亡霊と李王家によって列島民を食い物にしている国家だって子供にもバレちゃうよ。

失われた電子スピンの情報が、実は保存されていたことを発見

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国会空転与党暴走を霞ませるためのスピン報道 2018年4月26日 植草一秀の『知られざる真実』 マスメディアが連休を控えて人心の誘導を図っている疑いが濃厚である。 現時点の最大の問題は、政権の失態とこれに対峙する野党勢力との闘いである。 森友、加計問題が一段と深刻化している。 そこに追い打ちをかけたのが財務省前事務次官福田淳一氏のセクハラ問題である。 音源データの内容まで公開されて、事実を否定しようがない状況下で福田氏は事実を認めず、麻生財務相は被害者を攻撃する暴挙に打って出ている。 野党の麻生財務相辞任要求は適正である。 他方、加計疑惑では安倍首相が2015年4月時点で加計学園の獣医学部新設意向を認識していた疑いがさらに強まっている。 柳瀬唯夫元首相秘書官が2015年4月2日に首相官邸で加計学園関係者と面会したことを裏付ける証拠が次々と明るみに出た。 野党が柳瀬唯夫氏の証人喚問を求めていることも適正である。 これに対して安倍政権与党は野党の適正な要求に対してゼロ回答を示したまま、野党が審議に応じないなかで国会を空回ししている。 空前絶後の横暴な国会運営である。 メディアは本来、最重要の緊迫した国政の現況を市民に伝える責務を負っているが、これを十分に報じない。 メディアが提供する情報空間を独占しているのはアイドルグループメンバーの不祥事である。 2月の事案がこのタイミングで公開された。 典型的なスピン報道である。 これまでもメディアは、重要な政治問題が浮上する、あるいは、国政選挙が近づくと、有名人の麻薬事案を取り上げてきた。 政治権力がタイミングを計って、メディア空間を占拠する素材を公開しているのだと考えられる。 最重要問題である国会空転と与党の暴走を報道せずに、芸能ネタで情報空間を占拠させる。 ゴールデンウィークに突入すれば市民は政治問題に対する関心を薄めるとの浅知恵に基づいて、メディアに指示して情報をコントロールしているのだと考えられる。 近年の特徴は、市民がインターネット空間から情報を得る比率が高くなっていることである。 その際に強い影響力を有するのが大手のポータルサイトである。 グーグルやヤフーなどの大手ポータルサイトがニュースサイトで提供するトップニュースの構成と配置によって、情報空間における各ニュースの位置付けがコントロールされる。 国会空転、政権不祥事、与党暴走の情報をトップニュースとして繰り返し報道し続ければ、問題は確実に拡大する。 しかし、これらの重大ニュースをトップニュースから外して、別の話題で占拠させ続ければ、問題は縮小することになる。 福田前次官の問題も、メディアの取り扱いの大きさによって、情報空間における位置付けが激変するのである。 柳瀬元秘書官の証人喚問と麻生太郎財務相の辞任問題をトップニュースで報じ続ければ、問題は確実に拡大し続けるのだ。 インターネット上の大手ポータルサイトも大資本そのものであり、大資本のための政治を実行している安倍政権にとっては、こうしたインターネット上の大資本を含めて、大半のマスメディアが支配可能な事業者である。 安倍政権はメディアに指令することを通じて、情報空間に流布される情報を強くコントロールしているのだと考えられる。 次から次へと噴出するスキャンダル、不祥事に対して、安倍政権は真摯な対応を示していない。 「膿を出し切る」と口では言いながら、何もせずに、暴走を続けている。 本来、社会の木鐸として、政治権力の腐敗、暴走を糾弾する役割を担っているはずのメディアが、権力の御用機関と化して、権力のための情報操作に加担している状況が、日本政治の転落を加速させているのである。 まさに、何から何まで 真っ暗闇よという現実が広がっている。 ここで重要になるのが主権者の意識と行動だ。 メディアの情報操作を見抜いて、メディアの情報誘導、情報操作に流されない鑑識眼を持って、毅然と行動しなければならない。 安倍政権と対峙する野党は、ここで屈してはならない。 与党が真摯な姿勢を示さずに暴走するなら、その暴走を主権者国民にしっかりと見てもらう努力を続けるべきだ。 暴走しているのは与党であるから、野党議員は街に出て、主権者に直接、与党の横暴を訴えるべきである。 主権者多数が野党の毅然とした行動を肯定し、容認する。 麻生財務相辞任、柳瀬唯夫氏証人喚問を獲得するまで野党は引くべきでない。 「野党議員は街に出て、主権者に直接、与党の横暴を訴えるべき」とする植草さんの言、至言。 最早国会は、言論の府ではない。 嘘と隠蔽と横暴。 議会に期待される機能のほとんどを果たすことができないほどの存在に堕落した。 国会は重要な機関。 だから、その正常化に向け最大限力を尽くすことはもちろん大切だ。 しかし、今の与党の対応でそれを見込むことはとてもできない。 だとしたら、時間はかかるかもしれないが、野党は国会での活動を一時停止してでも、国民に訴え、国民を味方につけたうえで、正常化の道を探っていくしかない。 そこで懸念されるのは、与党の意を受けた国会空洞化に対するメディアの野党責任追及報道だ。 審議拒否が長引けば長引くほど、その追及姿勢は高まっていくだろうし、 それらは想定以上になるおそれもある。 だが、そんなことにひるんではいけない。 非は明らかに与党にある。 野党はそんなマスゴミのキャンペーンたじろぐことなく、全力で主張を展開し、それを押し返し、国民を理解を得なければならない。 今は普通のときではない。 正常な価値観が破壊されつつある非常時だ。 そんなときに非難をおそれ、正常な時に求められる解決法を模索することに意味はない。 野党に求められるのは、そうした現状認識、ある意味の歴史観だ。 そしてそれを基礎とした覚悟だ。 話すべき相手は与党の諸君ではない、国民だ。 その国民を向け、国会を出て「街」で、そして全力で真摯に主張を展開し、働きかけを倦むことなく続けていくことができれば、国民は野党の対応に理解を示し、やがて支持してくれるだろう。 今、この国を立て直す方法はこれしかない。 そうした試みが失敗に終われば・・・、この国を立て直す機会はさらに遠のくことになるだろう。

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国会空転与党暴走を霞ませるためのスピン報道(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ

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こんにちは。 あほな事件ばかり起こすなよ。 安倍政権。 今は小学校にも刺股(さすまた)を常備している時代なのに、刃物を持った犯人をなんで警備の人間が取り逃がすの?わざと逃がして、事件をまたまた作ったんでしょ。 そして、年金問題の破綻が見込まれるとの答申が金融庁の審議会から出ても、それを受け取るとか、間違いとかの議論の前に、なんで、与野党の国会議員は、国家予算の全面的な見直しを言わないの? 山本太郎にしても、消費税のことだけ? 戦前の皇国ファンタジーを、そのまま、国家の指導原理にしようとして来たのが日本会議で、それが熱烈支持する、清話会=安倍様の日本。 これが、自称「愛国」陣営で、右翼。 ファンタジーのままで、リアリティーのガチの対立のある中で、外交を進めよとするのだからな~。 幼いったらありゃしない。 一方、戦後にできた「平和憲法」を金科玉条にして、平和と、権利を主張する、自称「地球市民」の左翼。 アメリカの反戦派や中国・ロシアの平和学会と安全保障の具体策は話している? 両方とも、列島にある「国家の形・権能」を、根本から考え直すことをしない。 これは本来、政治を語る時の基本問題。 その上で、富の創出、その分配に関する、基本理念がある。 日本列島の日本国という統治体で、特別会計や関税収入、国有地払い下げ・民有地買い上げ、列島の土地・財産の活用に関して、すでにある枠の中での増減の次元は適不適の話はしても、すべてをゼロからやりなおす、という、そもそも論が話されない。 野党にしても、一旦できた国家ピラミッドのなかで、国家マネーに対する「ぶら下がり方法」の変更の話ばかり。 もう、続かないのは分かっているのに、根本を見ないのだ。 統治機能を事務的に支える官僚たちにしても、もう投げやりになっていますね。 その理由はやはり、昭和天皇ヒロヒトが、列島民をどう扱っていたか、その真実を知っているからではないか。 彼らは今また、列島民を食い物にするだけでなく、個々の人間が死んでいっても、あるいは、カネにならないと言って土地を放棄しても危機意識がないのでしょう。 そこには、半島や大陸から、別途、人間を補えばそれでいい、と考えているのでしょうね、きっと。 で、さらに、今、NHKなど大手メディアの人間、そして大企業の経営陣と安定株主。 ここに安倍さまの支持者たちがたくさんいて、彼らは、今、手にしている待遇を変えたくないから、とにかく現実を見ない。 列島には死にそうな人間がいても、他人ごと。 引きこもり対策には乗り出したけど、根本原因は考えない。 とんでもない世の中だ。 平成時代、多くの事件は宗主国アメリカがらみと半島出身者が引き起こしてきた。 で、今の為政者たちには、どうも半島系の人間の視線で、列島を宝の山とみて、そこから奪うばかりで、本来の列島民を潰しに来ているのではないか? こんなことは書きたくなかったが、今の政官財が、安倍を通して国家権力を恣意的に使う裏に、列島民に対する殺意が見えてしまう。 戦前、1910年の日韓併合以来、大日本帝国の一員だった半島の人たち。 1945年の日本の敗戦と同時に、列島に多くの人間が入ってきた。 彼らは列島には故郷がなかった。 その数は朝鮮戦争でさらに増えた。 江戸時代までに日本列島に入った人間は幕藩体制の中で、それぞれ落ち着いた地方で自分の暮らしを確立し、200年の時間の中で先住者の社会に溶け込み、重要な「日本文化」の構成者にもなっていた。 しかし、明治になって帝国憲法ができ、日清戦争のあと、半島にいた李氏朝鮮の民には、大きな踏み絵が用意された。 それが、明治政府が創り出した皇国ファンタジーを、事実として認めるかどうかだった。 認めれば、皇民となって、列島の人間と同じく、生活が大幅に改善された。 ただし、その場合、その心の中を、明治政府が用意した世界観・国家観で埋め尽くさなければならなかった。 半島には高句麗・百済・新羅時代の遺跡も遺物も伝承も残っていたが、日本書紀の物語を真実だとして強制され、それを一旦受け入れると、半島(朝鮮総督府の管轄)での自分の地位を高める手段として使い続けた。 併合前の李氏朝鮮は、大陸に清ができてから極端な儒教主義になり、自由な発想での殖産興業が起こらず、王朝内で政争を繰り返し、国家が持つ富の国内での取り合いばかりになった。 如何に、人を喜ばすか?どんな製品にすれば、喜ばれるか?という発想もなく、儒教原理に合うか合わないかばかりを気にするから、人間の想像力が劣化する。 その上、外にいる強者をつねに気にして、どちらに着けば、自分の半島内での支配権が強まるか、こればかりを考えた。 1910年に併合されてからは、日本発の皇国ファンタジーが、半島での自分の支配権、利権確保の道具になった。 それしか知らない。 知ってはいけなかったのだ。 半島民は戦後、朝鮮戦争でさらに大量に列島に流れ込んで、権力の周辺と都市での闇市・芸能と公務員に、職を確保したが、基本は、戦後の米国支配下の枠組みの中で、国家権力が吸い上げた富を、如何に自分に回すか、これが、最も手っ取り早い富裕への道だった。 日韓併合後に列島に来て、生活を始めた人たちは、江戸の文化を生み出す側として、しっかりした体験をしていないので、心豊かな、新規の富・心に響く製品を産む、産業力がどうやって出てくるか解らない。 過酷な生活環境に長く居れば、何かを産むのではなく、「奪う事」が主になってしまう。 だから、一日も早く、社会の上位者になることを目指す。 政治家でも宗教者でも。 そうなれば、支配下の人間を、言葉で騙し、その汗の成果を、自分に回させることができる。 どうも、安倍サマ自身も含め、その周りにはこんな人間ばかりだったのではないか? さて、トランプとイラン。 どうなる? アメリカの無人飛行隊が撃墜された、と。 でも、私は、全く心配しない。 トランプが、何を求めているか?それは、戦争ではないからだ。 トランプの最大の特徴は、世評を恐れないこと。 世の中からどう見られようと、結果をつかんだら、勝ち。 狙った「果実」を得るために、皆を平気で欺いても、最後にはそれを得る、という、信念。 その後ろに今、NSAのデジタルアーミーが着いている。 表の世界でも、アメリカの司法を握った。 ただ、まだ、国務省CIAや、同盟国には戦争屋がいる。 彼らを欺ぎ炙り出しながらも、潰していく。 昨日、平壌の金正恩のところに習近平が訪問した。 表向き、中朝ロ VS 日米 の構造だけど、本当の対立はそれではない。 これまでの対立を創り出してきた、影の力(存在・画策の元)を消すために、共通の敵を再確認だ。 そこに、香港で、「逃亡犯条例」改正を巡って、連日大規模なデモで200万人。 今日、撤回をとなった。 アジアの国家の強権力行使に、変化が出るかな。 香港は、大陸でうまいことやってマネーを稼いだ人間の逃避地だった。 ここには、マネーだけの人間もいるし、他に、反北京政府(共産党)の人間、反習近平政権の人間、大陸にいろいろと広がる幇(パン)組織の人間もいる。 あのデモをさらに強硬に抑え込んだ時の北京政府の国際政治上のマイナスは、「一帯一路」に対する不信感を世界中にもたらしてしまうとの判断なのでしょう。 中国に関して私が注目しているのは、国務委員になった、共産党きっての米国通の楊潔チではなく、習近平が呼び寄せた劉鶴。 中国外交部の既存の外交ルートとは別に、トランプとのダイレクトルートを習がもったということ。 まあ、米中ともに、ブロックチェーンの構築に向けて、個々の問題を「見える化」しながらもめ事を種を消す手法で着々だ。 きわめて、現実的なリアリティーでの実績のためのプロセスだ。 これが私の見方。 こうした周りの実情を知らないのが、安倍様のニッポン、官僚・大企業優遇のニッポンです。 権力者の「アホ隠し」に、次から次にヘンテコ事件を起こす。 わざとやっていることが、もう小学生でも分かりだしたよ。 とにかく、列島の統治体制そのものの全面組み換えを考た方がいい。 あの、イカヅチさんの息子の金井利之さんは今、自治体学会の理事長になっています。 日本を、自治の現場から改革しようとの試みなのでしょう。 注目したい。 12月14日に「東京」で開催した新井信介講演会『皆神塾(東京)』のDVDをキャンペーン価格で好評販売中です!! <テーマ>:『行き過ぎた「予定調和」がもたらした悲劇を消せ!! NHK東京直下地震を特集。 キリスト教と、国家神道。 秦河勝とリニアの行方。 白山の泰澄 川勝知事と王毅外相 最大の犠牲者は、「自分の幸福を、マネーで、社会階層の中に見つけようとしたこと」 金融ワンワールドは、列島民がマネーを単なる道具と自覚するまで、「演出」をつづける マネーでの金融破綻は起こさない。 「持てる者」の意識をとことん変えさせる どうなるソフトバンク? 要注意日は?2月11日。 その前に、衆議院選挙はあるか? 地震は? 販売価格は、通常価格6000円のところを、2020年1月末までにご購入の方は、キャンペーン価格の「4000円」(瓊音倶楽部会の方は、「2000円」)でご提供します。 尚、恐縮ですが、別途送料380円を頂戴します。 (注)10月からは消費増税となりましたが、DVDの価格はそのままで、従来と同じ「4000円」で販売させて頂きます。 ただ、送料については「380円」に変更させて頂きました。 全編で、2時間41分(161分)です。 《ご注文やお問い合わせは、担当の室伏までご連絡ください。 home. jp 弊社HPの「瓊音ショップ」でもご購入いただけます。 次のリンク先の「瓊音ショップ」でもご購入いただけます。 》 何のために、私たちはこの世に存在するのか? この問いは、6000年前に文明が始まった時から続いています。 瓊音倶楽部では、この問いに対して、人体(機能)と心(魂)からなる「人間」を見つめます。 人類は、文明を生み出しましたが、それによって生きている人間の喜びが、つぶされては意味がありません。 どんなに喜び、生きるのか?私たちは、皆さんと一緒になって考えていきます。 注 「瓊音」とは、全てのイノチのヒビキのことです。 『皆神塾』:文明アナリスト・新井信介を中心に、隔月で開催する勉強会です。 時事問題から、歴史、経済、宗教等々様々な分野の問題を解き明かしていきます。 注 『皆神塾』は隔月で開催しており、講演内容はDVDに収録して販売しております。 詳細については「」をご覧ください。 『瓊音倶楽部』:会員制(有料)で、毎月1回情報誌をお届けしています。 「皆神塾」や「ブログ」などでは、お伝えできないようなオフレコ情を含めて、「明確で強いメッセージ」を会員限定でお届けしています。 また、月次でレポートをお届けするだけではなく、様々な特典がございます。 詳細については、以下の「瓊音倶楽部のご案内」(PDFファイル)をご覧ください。 「皆神塾」「瓊音倶楽部」についてご興味のある方、ご不明な点がございましたら、下記問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。 月別アーカイブ•

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あんまりスピン報道用の事件ばかり起こすと、戦後日本の統治体が、陸軍満州亡霊と李王家によって列島民を食い物にしている国家だって子供にもバレちゃうよ。

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失われた電子スピンの情報が、実は保存されていたことを発見 -電子スピンを情報単位とするスピントロニクスデバイスの実用化へ前進- ポイント• スピン軌道相互作用の影響や電子が不純物と衝突しても電子スピンの情報は保存される• 「隠れた保存量」から電子スピンの情報を取り出す「スピン軌道エコー」現象も発見• デバイスの電力化、小型化、高速化などの応用に道を開く 要旨 理化学研究所(野依良治理事長)と東京大学(濱田純一総長)は、下で消失すると考えられていた電子の情報が、実は消失したのではなく、単に見かけの形が変わっただけで失われていないことを理論的に導き出し、コンピューターを使って数値的に証明しました。 電子スピンの情報を利用したデバイスの実現に向け大きな前進となります。 これは理研基幹研究所(玉尾晧平所長)強相関量子科学研究グループ強相関理論研究チームの杉本直之特別研究員と永長直人チームリーダー(東京大学大学院工学系研究科教授)により、最先端開発支援プログラム(FIRST)課題名「強相関量子科学」(中心研究者:十倉好紀)の事業の一環として得られた成果です。 金属や半導体などの固体中の電子は、マイナスの電荷を帯びてスピンしています。 電子スピンの状態は、アップスピン状態(右向き回転)とダウンスピン状態(左向き回転)の2通りの重ね合わせで表現され、この2種類を情報として利用するスピントロニクス技術が盛んに研究されています。 しかし、スピン軌道相互作用や、固体中の不純物と電子の衝突などによりスピンの向き(スピン情報)は消失してしまうため、この消失がスピントロニクスデバイスの実用化の妨げであると考えられていました。 研究チームは、スピン軌道相互作用を「複数種の磁場」として表現することで理論的に手計算し、消失したと考えられていた電子スピンの情報は、実は「隠れた」として保存されている可能性を見いだしました。 さらに、スピン軌道相互作用をコンピューター上で再現し、この新概念を実証することに成功しました。 また、「隠れた保存量」は、スピン軌道相互作用を弱くすると緩やかに元のスピンに戻り、電子スピンの情報を復元できることも理論的、数値的に証明し、この現象を「スピン軌道エコー」と名付けました。 この発見は、電子スピンを電場で制御する「電場駆動スピントロニクス」技術に基づく次世代デバイス設計について、従来の指針を根底から覆すものとなります。 スピントロニクスデバイス実用化の課題解決につながるため、従来のエレクトロニクスの限界を超えた新デバイスの開発が期待できます。 本研究成果は、米国の科学雑誌『 Science』(6月15日号)に掲載されます。 なお、本研究成果の主たる部分は、総合科学技術会議により制度設計された最先端研究開発支援プログラム(FIRST)により、日本学術振興会を通して助成され実施されたものです。 また一部は、科学技術振興機構 国際科学技術共同研究推進事業(戦略的国際共同研究プログラム) 研究領域「ナノエレクトロニクス」 研究課題名「トポロジカルエレクトロニクス」の委託事業として行われました。 背景 半導体エレクトロニクスは、に従いながら発展してきました。 この進歩は集積回路の微細化によって実現されていますが、10年~20年後には、集積回路上のトランジスタは、原子のサイズにまで到達すると予想され、それが半導体エレクトロニクスの限界点だと考えられています。 そこで、従来の半導体技術と異なる原理に基づいたデバイスを開発し性能を向上させることが、技術革新の1つの流れになっています。 例えば、電子のスピンは、アップスピン状態(右向き回転)とダウンスピン状態(左向き回転)の2通り存在し、この向きを情報として利用するスピントロニクス技術が注目されています。 近年、この技術を用いることでハードディスクドライブの記録密度は飛躍的に向上しました。 またスピン軌道相互作用により、電場を使って電子のを作る方法「電場駆動スピントロニクス」が発見され、応用に向けた研究が盛んに行われています。 しかし、スピン軌道相互作用そのものの影響や、固体中の不純物と電子との衝突により、電子スピンの向きは容易に変わってしまいます。 すると、それぞれのスピンはバラバラな方向を向いて互いに打ち消し合ってしまうので、固体全体ではその平均値が0になり、スピン情報は消失していると考えられていました。 そのため、電子スピンの寿命を延ばすことやできるだけ大きなスピンを作ることなどが、電場駆動スピントロニクスの実用化に向けた課題でした。 研究手法と成果 研究チームは、消失したとされる電子スピンの情報は、「実は失われたように見えているだけで、どこかにあるのではないか」と推測しました。 そこで、と呼ばれる複数種の磁場の概念を用いてスピン軌道相互作用を表現し、手計算で理論的に解析したところ、消失したと考えられていた電子スピンの情報は、「隠れた保存量」として保存されている可能性を見いだしました。 次に、このSU 2 ゲージ場を導入したスピン軌道相互作用をコンピューター上で再現し、スピン軌道相互作用の強さと電子スピンの情報を詳細に調べたところ、相互作用の強さにかかわらず、初めにあったスピン情報(スピンの向き)は「隠れた保存量」として保存されていることを確認しました。 さらに、この「隠れた保存量」が持つ特徴について、理論的に調べました。 その結果、「隠れた保存量」に移動した情報は、スピン軌道相互作用が無くなると元のスピンに戻ること、また「隠れた保存量」は、スピン軌道相互作用の変化に対して変化しにくいことが分かりました。 さらに、固体中の不純物と電子が衝突しても、スピン軌道相互作用を緩やかに弱くすると、失われた情報は、元の電子スピンに緩やかに復元することを明らかにしました。 研究チームは、この電子スピンの情報が復元する現象を「スピン軌道エコー」と名付け、系などの2次元のn型半導体を表す模型()をコンピューター上に再現し、数値シミュレーションでも確認しました。 今後の期待 今回発見した「隠れた保存量」は、スピン軌道相互作用の影響や不純物と電子が衝突しても、電子スピンの情報が失われないことを保証しています。 また、「スピン軌道エコー」は、隠れた保存量からスピン情報を戻すことができることを示しています。 今まで電子スピンは簡単に向きを変え、全体で打ち消し合って消失すると考えられていたスピン情報が、姿を変えて生き残っていたことは、電場駆動スピントロニクスのデバイス設計の指針を根底からくつがえす発見です。 スピントロニクスデバイスの性能は、電子スピンやスピン流を効率よく作り、それをどのくらい長い距離まで運ぶことができるかで決まります。 大きなスピン軌道相互作用を使うことで巨大なスピン流が作れることは既に分かっているので、スピン軌道相互作用が強く働く半導体と弱い半導体をスムースに接合することで電子の感じるスピン軌道相互作用をゆっくり小さくし、その時生じるエコー現象を使うことで、大きなスピン流を効率よく長い距離まで運べると考えられます。 さらに電子の電荷にスピンの情報が加わるとより多くの情報を担うため、デバイスの省電力化につながり、小型化、高速化にも道を開くことになります。 本研究結果は、スピントロニクスデバイスに新たな設計指針を与え、従来のエレクトロニクスの限界を超えた新デバイスの実用化に貢献します。 原論文情報• Sugimoto and N. スピン軌道相互作用 電荷を帯びた電子の軌道運動が生み出す「磁場」とスピン運動が生み出す「磁気モーメント(磁気の方向性)」の相互作用のこと。 電子は、電荷のほかにスピンという物理量を持つ。 スピン運動は磁場に応答して磁気モーメント(磁気の方向性)を作る。 一方、電荷を持つ電子が原子核の周りを軌道運動することで軌道電流が生じ、磁場ができる。 電子の磁気モーメントは、軌道運動の生み出す磁場と互いに力をおよぼし合う。 これをスピン軌道相互作用と呼ぶ。 スピン 粒子の持つ量子力学的な内部自由度 粒子を区別する性質 の1つ。 しばしば、粒子の自転として解釈される。 磁性の根源でもある。 電子のスピンは、その向きによってアップスピン状態(右向き回転)とダウンスピン状態(左向き回転)の重ね合わせとして2通りに表現される。 スピントロ二クス 固体中の電子が持つ電荷とスピンの両方を使った電子工学技術のこと。 通常のエレクトロニクスは電子の電荷しか使っていないため、電荷の移動によって生じる電子の散乱の影響で、エネルギーの消費が大きい。 保存量 時間が経過しても変わらない量。 エネルギーや粒子数が典型例。 ただし、外部とやり取りがあると、保存量であっても時間変化してしまう。 ムーアの法則 世界最大の半導体メーカーIntel社の創設者の一人であるGordon Moore博士が1965年に経験則として提唱した「半導体の集積密度は18~24ヶ月で倍増する」という法則• スピン流 固体中に流れる電子のスピンの流れ。 アップスピンの電子の作る電流とダウンスピンの電子の作る電流の差として定義される。 SU 2 ゲージ場 磁場は、U 1 ゲージ場と呼ばれる光の粒の集まりが作る、渦である。 SU 2 ゲージ場はこの概念を拡張したもので、複数種の光の粒の集まりをいう。 SU 2 ゲージ場の作る磁場 渦のこと も複数種存在する。 簡単のために、本文中ではゲージ場と磁場を同一視し、単に複数種の磁場と表現した。 GaAs(ガリウム-ヒ素) ガリウムのヒ化物。 半導体素子の材料として多用されている。 ラシュバ-ドレッセルハウス模型 ラシュバ型スピン軌道相互作用とドレッセルハウス型スピン軌道相互作用の働く物質中の電子を記述する模型。 ラシュバ型スピン軌道相互作用は物体の構造的な反転対称性の破れがあるときに生じる。 一方ドレッセルハウス型スピン軌道相互作用は結晶格子の反転対称性の破れが起源である。 前者の典型例はMOS 金属酸化物半導体 構造における2次元半導体であり、後者の典型例は閃亜鉛鉱型半導体である。 反転対称性の破れとは、空間反転操作を行った物体と元の物体が区別できるとき、反転対称性が破れているという。 ここで、空間反転操作とは、右左・前奥・上下をすべてひっくり返すこと。

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